アガサ・クリスティ31
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前スレ
アガサ・クリスティ30 [無断転載禁止]©2ch.net
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1477811209/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:----: EXT was configured フランクフルトは当時は、クリスティの60冊目って触れ込みじゃなかったっけっか? 全集もののウリとして
話題作、傑作、最新作(日本初翻訳とか含む)でまとめた
だったりするのかな >>105の3作って、早川が翻訳権独占した作品を集めたんじゃないか?
スタイルズ荘、ゴルフ場、アクロイド、オリエント、ABC辺りはすでに他社から刊行されていたはず。
「雲をつかむ死」や「メソポタミヤの殺人」、「邪悪の家」も同様。
早川が翻訳権独占したのは「ひらいたトランプ」以降だよね。 >>124
それは本国での発表年じゃないの?
本邦では「フランクフルトへの乗客」は
世界ミステリ全集(1972)初訳出みたいだよ。
ポケミスでは1975年に出てる。 130だけど、ソースは某ケーキの名前のファンサイトな。 >>129
独占する前だってハヤカワは出していたよ。スタイルズ荘は1950年代にポケミスで出てるし。 二階堂禿人いわく、
クリスティの「予告殺人」はクイーンの「ニッポン樫鳥の謎」の、
逆にクイーンの「災厄の町」はクリスティの「邪悪の家」の
それぞれ改良版だそうだ
どっちも相手の先行作を意識してやっていると禿人は言ってる 音楽のベスト盤だと、全部持ってるファンにも
買わせんかなと、新曲を数曲入れたりする
あの感覚でフランクフルトとか入れたとか 早川は、人気シリーズを途中でポケミスからハードカバーにしたりしてたら、
本邦初訳の近作入れたのは、そういう営業上の理由なんだろうね。 選者が純粋にフランクフルトへの乗客を名作だ代表作だと感じた、って意見は全く出ないね。 >>134「予告殺人」と「ニッポン樫鳥の謎」が似てるとこってある?
「災厄の町」と「邪悪の家」の類似性は分かるが そういえば創元推理文庫のクリスティ作品ってまだ絶版になってない?
新潮文庫はもうないよな?
18年後に創元推理文庫から全作品が刊行されるのだろうか? >>140
新たに翻訳しないと行けなくなるから出さないんじゃない?創元から全作品なんて、、、 高校のときに図書館の棚にずらりと並ぶ創元推理文庫を見たときから創元が好き
ハヤカワにはあまり縁がないのです 五匹の子豚、快適にすらすら読み進められたけど
被害者とその妻の本音を察すると大体真相がわかるなと思った >>54
映像化されたトミーとタペンス物ではこれが一番好き。衣装やセットも時代考証がしっかりしていて、ガン見してた。 著作権が切れたときはせめて「そして誰もいなくなった」だけでもどこかで新訳出さないかな。
今の早川版の翻訳は酷すぎる。 アクロイド殺しはクリスティ文庫より創元のほうが最後の訳は好き
ネタバレになるんで文章を書き込んで比較はできないけど ま、ここの住人はほとんどの皆さん読了だとは思うけどね >>146
ハヤカワ版は以前の訳もひどかったでしょ ハヤカワは古い訳も混在しているのがね
「あんた」「あなた」とか、使い分けが気になることがある 訳自体は創元の方がはるかに古いんだけどな。
「エドワード・ロビンソンは男でござる」っていつの時代かと思ってしまう。 >>152
いやいや、意味を強調する時にわざと昔の言葉を使う事は昭和では珍しくなかったよ。 忠臣蔵に有名なシーンがあるんだよね。天野屋利兵衛は男でござると。 >>146>>149
クリスティ文庫に変わった当初は、問題箇所訂正した清水訳だったんじゃなかったっけか? 「エドワードロビンソンは男なのだ」の「なのだ」で強調を表してるんだろうけど
「エドワードロビンソンは男でござる」は実にうまい訳だと思うけどなあ 仮名手本でも今ではカット、映画、テレビの忠臣蔵も知らんだろうしな >>156
それ!わかる人がまだいて嬉しい。実に粋なタイトルだと思う。 >>157
忠臣蔵を知らないと四谷怪談もなんのこっちゃだろうな
「〜は男でござる」はいわゆる常套句で、いつの時代かとかではないんだが、まあ仕方がないか 自分は「男でござる」というと森の石松思い出す。
訳としては良いと思うけど、古く感じるんだよね。
新潮文庫の「あっぱれ、男」ってのもちょっと違うなと思った。 古くてもいいんじゃない
元々旧い時代の小説なんだから 321 名無しのオプ (ワッチョイ 738a-Dnia [222.150.224.251])[sage] 2018/08/08(水) 18:59:25.15 ID:ntzt+q5c0
書斎さんはいいました、そして誰も…にポアロが出るとw >>163
ポアロ登場版をつくると面白そう
ポアロをマープル版にしたり逆も、の改作もいいか
著作権切待ちになるが 「山根明は男でござる。告発してる奴は篦棒でござる」 アガサ・クリスティは芥川龍之介と同世代
そのうち現代語訳「地獄変」なんかが出るかもしれんけど 地獄変は現代語だろ
古文体の地獄変なんてあるのか? 地獄變の文体は現代の若い人たちには難しいからね
現代語訳が出てきたとしても驚かないかも
あの方の御思召は、決してそのやうに御自分ばかり、榮耀榮華をなさらうと申すの
ではございません。それよりはもつと下々の事まで御考へになる、云はば天下と共に
樂しむとでも申しさうな、大腹中の御器量がございました。
それでございますから、二條大宮の百鬼夜行に御遇ひになつても、格別御障りが
なかつたのでございませう。又陸奧の鹽竈の景色を寫したので名高いあの東三條の
河原院に、夜な/\現はれると云ふ噂のあつた融の左大臣の靈でさへ、大殿樣の
お叱りを受けては、姿を消したのに相違ございますまい。
<現代語訳>
あの方のお考えは、決してそのようにご自分ばかり、贅沢で華やかな暮しをなさろうと
申すのではございません。それよりはもっと下々のことまでお考えになる、いわば
世間とともに楽しむとでもいえそうな、腹の据わった度量の大きさがございました。
それでございますから、二条大宮の百鬼夜行に出くわされても、とくに驚かされることが
なかったのでございましょう。また陸奥の塩竃の景色を模したので名高いあの東三条の
河原院に、夜な夜な現われるという噂のあった、融(とおる)の左大臣の霊でさえ、帝の
お叱りを受けたため、姿を消したに違いありません。 今、kindleで無料で読める「地獄変」は、「塩竈の景色を写した」になってるな
しもか「しほがま」とルビ付き
それで十分じゃね? ハハハ 新仮名が流れていくwwwwと献呈された本を近所の川に投げ捨てて喜んだのは
日夏耿之介だったか、蒲原有明だったか、薄田きゅうきんだったか まあホームズの延原訳のようにベーカー街221Bが221乙と訳されるよりはましだろうけど。
今やもうその訳も読めなくなったけど。 最初に読んだ頃の訳でイメージが出来てるから、それより古いのでも新しいのでも違和感ある。
でも同じ話の読み直しの時に別の訳で読むと新鮮ってのもある。
自分は前のハヤカワミステリの訳に馴染んでる。 中村ヨシミだったと思うが、大正生まれの翻訳家の訳で、
「的を得る」というのが何度も出てきた。
言葉の乱れは昔からなのね、と思った。 「的を得る」というのを見るといつも
丸い的をかかえて逃げる兎を、弓矢持った蛙が追っかけてく鳥獣戯画バージョンが目に浮かぶ
なぜだかわからん クリスティー文庫もハヤカワ文庫当時のままだったり
新訳になってたりバラバラなんだな。
何か基準があるのかな? >>175
「的を得る」は誤用ではない
誤用だと広めた張本人の三省堂国語辞典は、自らの間違いを認めて訂正・謝罪している
三省堂の影響は大きく、誤用説がなかなか消えない 最近の辞書は、ようやく 「敷居が高い」 の意味に 「高級すぎて入りにくい」 や
「難しすぎて入門しにくい」 の項目も加えるようになってきた
これだけ広く使われている用法を、辞書が誤用あつかいし認めないというのは、
逆に世間を混乱させ、無駄な争いの種をまくことになり、かえって迷惑
(この5ちゃんでも、何度「敷居が高い」の用法をめぐりスレが荒れたことか...)
いまや、JAXAのイプシロンロケットでも、「イプシロンで宇宙への敷居を下げる」
という目標を掲げるほど、新しい用法は一般的になってきている
もちろん、べつに日本人は不義理や面目ないことをして、いままで宇宙には行き
にくかった、というわけではない
いままで高価で困難だったミッションを、より安価にやさしくしようという意味だ
イプシロンで宇宙への敷居を下げる
http://www.rocket.jaxa.jp/supports/project/epsilon_morita.html 言葉なんてどんどん変わっていくものなのに誤用とかレッテルはるのがそもそもおかしいんだよ
明治江戸含め昔の人からすれば今の日本語なんて日本語じゃないって言うだろうよ まあ、バリバリ現代小説はそれでもいいが
クリスティぐらいの時代の訳文は保守的であってほしいね
その方が若い人だって旧い時代の雰囲気をより楽しめるだろうし そういえばホームズ、ルパンあたりと比べるとポワロものの
(日本での)コミカライズってなんで少ないんだろう?
そもそもクリスティ作品の漫画自体が知名度のわりには
意外と少ない気がする
ポワロはもちろんマープルやトミタペあたりもレディコミあたりで
コミカライズしてそうで意外としてない
とはいえいくつかはあるから
(榛野なな恵のチムニーズ館とか、星野泰視のABC翻案とか)
クリスティ財団がコミカライズを禁じてるわけでも無さそうだし ポワロがイケメンじゃない
マープルが美少女じゃない クリスティの作品は遺族がしっかり著作権管理しているから、日本の漫画雑誌が
コミック化の権利を取得するのは、ハードルが高くて難しいんじゃないかな クリスティー財団はわりと寛容だよ。 >>183 も書いている通り。最近は新しい映像化も積極的だし。 それでも、ルパンやホームズみたいにタダなわけじゃない ポワロもマープルも老人だからな。
コミックには向かないんだろ。 コミカライズするなら若返らせてもいいと思うんだよな。 哲也を描いてた漫画家星野泰視がABC殺人事件を漫画化してるな
舞台を日本にして人物もほとんど日本人に変えてるが >>191
美青年ポアロ「僕は、探偵業は引退してカボチャ栽培で余生を送るただの隠居ですよ」 >>193
「ポワロ」な時点で、美青年で目がキラキラしてても、ハゲて卵型な頭のキャラしか
想像できないw オリキャラロリっ娘大活躍で、ポアロ側にもマープル側にもしゃしゃり出てたアニメシリーズがあったなあ マープルの甥の娘がポワロの助手になってるってやつか
話は普通に面白かったような >>194
スーシェの印象は強いね
原作では別に禿げてる描写はないが そりゃまああれ読めば禿げてるかどうかわかるからな
禿げてりゃそもそもメル欄なんて必要ない >>196
> マープルの甥の娘がポワロの助手になってるってやつか
渡辺直美でひらめいた >>198
禿と書いてないのにハゲだと思われてるのは「卵型」からの連想ではないかというのをどっかで見た
メル欄のそれはどの作品に出てくる? マープルの姪のあのアニメは犯人のキャラが謎解きシーンの前に
怪しげな表情や行動をしたりとか、犯人を隠す気がまったく無い回が何度もあった
クリスティからフーダニット要素無くすとか、ふざけんなとしか思えなかったな
でもあの連城三紀彦が生前、このアニメが大好きだったらしくて(田中芳樹の証言)
それは驚いた >>201
毎回見てたわけじゃないけど、オリヴァはガチョウだったよね?それと声優が普通の俳優使ってて「エンドハウスの怪事件」のニックが伊東美咲だったりひどかったって聞いた。 >>190
前、ここにいたコテハン野郎だよ。そいつもポワロハゲ説を主張してたような。
>>200
198じゃないけどカーテンの事じゃね? 例のアニメはポワロが帽子取った時はどうだったかな?
もう忘れたw 初歩的な質問なんですが…
オリエント急行の犯人はもし計画通りに進んでカレー駅に着いた後はどうするつもりだったんだろう?
トリックの性質的に犯人の前歴が判明したら芋づるで全貌が分かる訳だし、動機を隠しきることが不可能だと思うんで >>207
ポアロが挙げた第一の答えがあるから大丈夫じゃない? >>207
犯人の前歴が分かっても、犯人がその関係者だったってのに誰も気付かないんじゃないの。
だからそのまままた元の生活に戻ると思うが。 >>203
その時点ではヒゲもつけヒゲになってるしなあ >>208>>209
第一の解答忘れてました!ありがとうございます
ラチェットの正体が捜査当局にわかった場合、身元を探られては不味くまた追跡が容易な人物について話したいのですがここはネタバレ禁止でしたか? >>211
ミステリ板は基本的にネタバレ禁止だからネタバレになることはメール欄に書いたりするよ。
メ欄とかは有名だしそうかもだけど、逆に高貴過ぎてね。 ありがとうございます!
メ欄の人物はハンカチとパスポートの件から下界に降りたらすぐに足が付きそうだと思うんですが アガサ女史があと10年長生きしていたら、
なぜか行き当たりばったりでなんとなく解決してしまうという「オリヴァ夫人の事件簿」シリーズを書いたと思う >>221
どの辺が酷いの?
さっき原書 Murder Is Easy を購入したので、酷いという訳文を示してくれたら
こちらも原文をアップするので、訳文を原文と比較することができるよ 訳自体が間違っているって風でもないんだけど
語りから人物のセリフに至るまで訳が固いと言うか翻訳サイトに掛けた文を繋いでいって「○○は△△だった。○○は△△だった。私はこう思った。○○は□□だと。」の連続になってて機械同士で話している感じ
もう少しキャラクターごとに言葉遣いを変えたり日常会話っぽくしてほしかったな 原文にはないものを日本語読者のために付け加えるべきか否か ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています