【生ける屍の】山口雅也【遠吠え】
『死の相続』という黄金時代に書かれたミステリを借りてきたんだけど、
目次見たら、章のタイトルの一つが「ゾンビ!」だった
もしかしたら、元祖ゾンビミステリーはこの作品かもしれない
読み終わったら、またレスする 読んだけど、ネタバレになるといけないので詳細は書かないことにする 自分はパンクロックな主人公書いてるくせに
似た設定の新人賞作家に噛みつくのか 俺もシジンソウは盗作だと思うよ
先行作品へのリスペクトがない
特殊設定ミステリのハシリともいうべき『生ける屍の死』を知らないなんてミステリファンとしてもありえないことだ
なによりもフリーメイソンにとってゾンビというシンボルはキリスト教徒イスラム教徒への愚弄だからね
「復活信仰」を馬鹿にしているんだよ
そこが気に入らない
まあもちろん著者はフリーメイソンではなく、たまたま「表紙が左目になっているだけ」、「偶然の一致」だとは思うけどねえ >>58
それ、くそ面白えな。
冷静な筆致でそこまで容赦なく一人の作家(ミステリ界ではわりと大家)の人間的な評価をさげられるのが。 奇想天外の本棚、期待してるんだけど大丈夫かなあ(特に『吸血鬼ヴァーニー』)。
版元が原書房から国書に変更されたのもたぶん山口の人間性に問題があったんだね。 山口って元々おかしな人だったの?
年とっておかしくなったの? 菊地成孔が"権威主義で気が狂った山口雅也"とかボロクソに書いているので、あっちの業界でもなんかやらかしたんかと思ったら別の山口雅也ってのがいるんだね。 >>58
さいしょに買ったこのミスの第一位が「ミステリーズ」だった自分には、
いろいろちょっと悲しいな。 生ける屍の死、長すぎてダレるのよな
ページ数半分くらいでいいわ 最後の書き込みが5ヶ月近く前のスレなんて誰も見てないだろうけど、
吐き出したいから一応書くわ。
奇想天外の本棚の第一回配本の、
九人の偽聖者の密室読んだけどかなり微妙だった。
国書刊行会の叢書って面白いの多いし(ちょっと前のベル・エポック怪人叢書のジゴマとかドーキーアーカイヴとか)今回も期待してたんだけど第一回がこれかぁ……って感じ。
本編の前に山口雅也がクドい上に原書房への恨み節含めた序文書いてて不安になったけど、その不安が的中してしまった。
原書房と何があったのか知らんけど、普通にチョイスが微妙で売上が上がらなかったから打ち切られたのでは……?と思ってしまう。 >>71
へえ、こういうのが出てたんだ。
ググったけど、アマゾンのレビューで厳しいことが書いてあるな。 >>58
>一方で、容疑者X問題[1]を蒸し返した作家もいて、
>話はますますややこしくなっていきました。
連投ごめん、改めてこのブログ読み返してみたけど、蒸し返したのって誰? >>58
山口雅也ですら、授賞式当日になってもその年の鮎川賞受賞作を読んでないのか。
本格系のミステリー作家ならたいてい読んでるものと思ったが。 >>58
山口雅也が、『屍人荘の殺人』の内容知って激怒したとき(2017年10月)、
もうすでに『本ミス2018』(2017年12月発売)のアンケート原稿はすでに提出済みだったのかな。
遊井かなめ氏は「『奇想天外アンソロジー』について」を寄稿してる(135頁)し、
投票でも、山口雅也『落語魅捨理全集 坊主の愉しみ』を1位にしている(53頁)。
山口氏も「ミステリ作家新作近況会」に寄稿している(134頁)。 連投。
『本ミス2019』(2018年12月発売)だと、遊井氏は投票欄で、
「私にとって平成三十年は『生ける屍の死』の復刊を実現させた年であり、
本格ミステリに嫌気がさした年でもある」(52頁)と、意味深なコメントしてるな。
この年はまだ、山口氏も寄稿している(98・136頁)。 『屍人荘の殺人』は、『生ける屍の死』と比較にならない
もちろん後者のほうが圧倒的に上だ
本の売れ行きとは関係ない
カルトに媚び売って売れるような本は無価値 >>71
>第一回がこれかぁ……って感じ。
普通は叢書の第一弾にはトップクラスの小説をぶち込むだろうから、
この叢書の先がちょっと不安になるなあ。 >>71 >>78 九人の偽聖者って扶桑社ミステリーからも翻訳出版されてるよね?
まさか二重契約? >>79
『密室の魔術師 ナイン・タイムズ・ナインの呪い』 (海外文庫) 文庫 – 2022/9/28
アントニイ・バウチャー (著), H・H・ホームズ (著), 高橋 泰邦 (翻訳)
これか。解説が乱歩と都築道夫らしいし、過去に雑誌掲載されてたのを、
改訳したって感じなのかな? てか、ホームズってバウチャーの別名義だっけ? >高橋 泰邦(たかはし やすくに、1925年5月31日 - 2015年2月12日)
>日本の翻訳家、小説家。
ウィキによると翻訳者はもうお亡くなりだから、やはり過去の物を再刊するといった感じか。
こっちは文庫で1300円くらいだけど、さてどうするか。 >>80 そう、何故かバウチャーは時々殺人犯の名前H.H.ホームズをペンネームに使っていた。犯罪者の名前を使うあたり阿部サダヲの源流みたいな人だな。 >>83
阿部サダヲも、芸名付けたときはまさか将来自分が大河ドラマで準主演を張るとは、
思ってもみなかっただろうなあ。
>>79
出版がかぶったのは偶然だろうけど、出鼻をくじかれた奇想天外側からするとダメージだな。 >>79
出版が被ったのって、本当に偶然なのか?? >>58
『屍人荘の殺人』は、『生ける屍の死』と全然違うだろ。
なんで山口雅也はこんなに怒ってるんだ?? >>86
事実上のデビュー作が最高傑作、というのが関係してるのかもしれませんが、
遊井さんの記事を読んでいてちょっと悲しくなりましたね・・ 山口雅也は、1年目がピークだった西武清原みたいなもんだからなあ 事実上のデビュー作がいつまでもその作家の「最高傑作」と言われるのは、
その作家にとって辛いだろうなあ。 >>91
何について?
そういや「奇想天外の本棚」シリーズ、第一弾は投票対象作品だよね?
一票くらい入ってたのかな。 人間、ここまで愚かになるんだね…
売れなくなるって辛いよな、売れている若手が妬ましくてたまらないのもわかるが。 >>93
デビュー作の原稿渡したのに塩漬けにされた云々
創元に原稿渡したのに梨の礫みたいな話は他でも聞いたことあるしまあ気の毒ではある >>95
ありがとう。
塩漬け自体は気の毒だけど、今になってこの時期に蒸し返したってことは、
やっぱり屍人荘の件で創元社に……って邪推してしまうな。 >>96
補足しておくと、「最初の印税の使い道は?」って設問への回答だからデビュー当時の話が出てくるのは当然の流れだったよ
公の場でああまでハッキリ悪態ついちゃうのは大人気ないと思うけどね >>97
重ねてありがとう。
いずれにせよ大ベテランのそういう振る舞いは、ちょっと残念だね。 >>97
同じこのミスの青崎有吾(TS社デビュー)の初印税のエピソード読むと、
おいおいこの会社大丈夫か……という気にはなる。 たしかに俺も気になった
ミステリファンとして好きな会社なんだけどね 中井英夫全集の版権を取り下げられたし、山前譲はこことは一切仕事はしないと明言している 愛川晶も北森鴻も、エッセイや文庫本のあとがきか何かで不満を言ってた記憶があるな。
まあ、20年以上前のTS社と今の体制とじゃ、編集者も顔ぶれ違うんだろうけど。 まぁなんにせよ恨み話の続きはまた来年書くとか言ってるのはどうなのかと 落ち葉拾いの叢書企画とか立ち上げるのはご本人の自由だけど、
昔のファンとしては、実作者として新作の本格ミステリの傑作書いてほしい・・ あれは見えてる地雷
あんなもの古参マニアでも買わない。山口の勘違いが暴走した典型みたいなラインナップ
原があきらめたのは当然で国書とも数年後にケンカ別れすると予言しとく 自分もクリエイティブ(と言えなくもない)仕事をしているが、
やはり年を取って才能の枯渇をひしひしと感じて、
ボランテイアっぽい余業の企画のほうを熱心にやってるわw >>93 >>105
一票(3位)だけ入ってた。
投票者いわく、「三位は期待の新叢書第一弾。トリッキーなセレクションが並んでいるので、
来年の『このミス』に旋風を巻き起こすかも。」、だとさ。 将来的な叢書全体の評価はともかく。
第一弾『九人の偽聖者の密室』単体だと低評価になるのは仕方がないかもなあ。 >>110
2008年度版で、チャンドラー『ロング・グッドバイ』の村上春樹改訳版が投票されてた。
21位以下だが、40ポイントの投票点獲得。 注目度が高いとはいえない高価なシリーズなのに
最初にバウチャーの駄作を出して文庫と被る最悪の出だし
打ち切りまでに高評価作品を一つ出せるかどうかだろうなあ >>111
それだけ投票者が少なかったということ自体、作品に対する投票ではなくノーベル文学賞に何度もノミネートされた作家による改訳という意味で珍重されただけだろう
実際クリスティ、クイーン、カーなどの新訳に投票した人はいないわけでしょう >106 名無しのオプ sage ▼ 2022/12/09(金) 22:38:23.56 ID:RAJT1U0m [1回目]
>三門くんちーす
>113 名無しのオプ sage ▼ New! 2022/12/11(日) 14:46:06.33 ID:tvJPTA7j [1回目]
>三門くんちーっす
私怨妄想厨が棲み着いてんのな ほぼ山口せんせの本は読んでると思うが、面白かったと言えるのは『奇遇』が最後か。
てかこれ、20年前の小説なのか・・・ 旧訳はいつでも出せるからね
これに関しては山口が責められる根拠はない
>>112はキチガイ >>119
ここ20年、小説の方でヒット作がないのは作家として痛いね
最後に年間ランキング入りしたのって何だろう 『生ける屍の死』を世に出しただけでもお釣りがくるから、
あとはどれだけ駄作でもOK。ほかにも佳作がいくつかあるし。 山口雅也を一発屋扱いはさすがに無理あるだろ
初期このミスで唯一上位にランクインしてた本格作家なのに >>124
「佳作がいくつかある」とあるように、さすがに一発屋扱いはしてないよw
でもまあ21世紀以降はちょっとアレというのが正直なところ。 『屍人荘』に対する過剰反応は、山口せんせの実作者としての焦りみたいなものも感じられて、
正直寂しかったな。鼻で笑ってそれ以上の作品を書いてほしかった。 「奇想天外の本棚」シリーズ。
まあ何というか、料理で言うと珍味・ゲテモノ風のラインナップではあるけど、
美味しい(面白い)かというとちょっとなあ。
マニアやコレクターだったら買い揃えることで満足するんだろうけど。
出版社、採算ダイジョウブなんかな? >>127
国書は奇想天外以外の叢書も似たようなもんだから
今時ジゴマ出して売れると思うか? >>128
それでも1冊2500-3000円くらいに価格抑えているから、コレクターは買うだろう。
何部くらいくらい売れれば採算とれるかは知らんけど。 >>129
じゃあ奇想天外本棚も採算取れてることになるな
自分で疑問呈しておいて自己完結してるじゃん いや、コレクターだけ買っても採算とれんだろう。
ある程度一般読者も買わないと。
だから、どれぐらい発行してどれくらい売れてるのか知りたいってこと。 >>132 >>133
レスありがとう。
うーん、5000部かあ。まあ、ミステリ界的には価値あるお仕事だけど、
出版社としては商業的にトントンって感じなのかな。 2000部くらいしか売れない可能性もあるし、出版社としてはきつそう 何の根拠もない数字を信じて「きつそう」ってそうとうおめでたいな 新年だけに べつに山口雅也に限らず、老齢になっても傑作ミステリを出せる作家は稀 島田荘司とか小森健太朗みたく変な陰謀論にハマってQ化してないとこは偉い 昔も今も、作者としても編者としても、マニアックが売りの著者だと思うんだけど。
奇想天外の本棚だってそもそも一般向けは狙ってないだろうし。 その認識は正しいが商業ラインを甘く見すぎてる
可能性もなにもあんなの良くて1000部レベルだよ。妄想ではなく長崎出版等のケースから容易に推測できる
一冊なまだしも2000円台の叢書で出し続けるなんて国書でも無理。原書房が切ったのはあたりまえ
編者はまた何十冊もタイトルを並べてるが国書とのケンカ別れは時間の問題でしかない
つまらない私怨認定をするやつが現れるかもだがそういうのはいらない
出し続けてほしいがケンカ別れの未来しか見えないんだよ >>141
1000部じゃとうていペイしないだろうし、出版社もよく引き受けたもんだ。
「三冊は出す。それ以降は売れ行きを見てから」みたいな口約束だと、また揉めるかもね。 >>142
自己レス。いまググったら4冊目がもうすぐ出るんだね。 真面目な話、こういうのはマニアが買うから金は回るだろと言ってる人のうち
リアルマネーで叢書を買い支えてる人がどれほどいるかは怪しいんじゃないかな
ミステリ板に来るような人でも傍観者が大半だろう。リアルマネーが投下されないと現場は回らない
叢書なので「おれはちゃんと1冊買ったぞ」では足りないからね
想像だが世界探偵小説全集ぐらい動けばなんとか…というイメージなのかも
でも奇想天外の本棚が当時のあれほど売れるとは思えない。あの頃買ってたけど今は買ってないという人も多いでしょう じゃないかな
だろう
想像だが
イメージなのかも
ハイハイ
最近国書を知ったガキか >>146
君みたいな阿呆に絡まれないように言葉を選んでるだけだろ
国書で5000なんてあるわけない
せいぜい2000前後だろうよ、と書くと「だろうw」と反応しそう 言葉選ぶ以前に何の根拠のない妄想を垂れ流すならチラ裏にしとけって話だな お見合い冴子のようなライトな作品の方が好きな自分は多分少数派。