有栖川有栖37
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舞台、台風で最終日中止になっちゃったよ!残念!
昨日は有栖川先生も来てたそうな。 >>293
>シングルヒットのレベルかなあ。
辛いな。個人的には、当たりそのものはツーベースヒット級だが、
相手の好守とこちらが目測誤ったせいで、1塁どまりという印象。 シングルヒットだとしても、たいていの打者は3回に1度も打てないんだから……
ホームランは長距離打者でも10打席に1度 俺なんか、ホームランが「打てる」だけでも大したもんだと思うよ
二塁打でも「おー」だし、信者というと言葉が悪いが、熱烈なファンになったら「空振りを見るのも面白い」なんだろう 大物でも作家人生でホームラン5本が限界説とかあるしな 歴史に残るような特大のホームランを生涯1本打てるのと(満塁サヨナラなんとかかんとかみたいな……)
毎打席毎打席バントや何やらでそこそこチームに貢献する結果出すのと
作家的にはどちらがいいんだろうか
ちょっと46番目を読み直してみようかな
>>303
>熱烈なファンになったら「空振りを見るのも面白い」
ああなんかそういう感覚で見てる作家思い当たる節あるわ…… 有名な話だがヴァンダインは6ダースが限界って言ってるしな 有栖川先生は典型的なアベレージヒッターという印象。
毎年3割打つが、タイトルは獲れない、みたいな。 オールタイムベストに入る代表作は
やはり「双頭の悪魔」なのかな >>309
仮に作家シリーズを書かずに学生シリーズだけで終わったとしたら、「常にフルスイングのホームランバッター」って言われてたと思う
どっちかといえば若い頃は速球投手だったのが年をとって変化球投手に移行した感じ じゃあ有栖川先生の優れているところは長年本格ミステリを書き続けていることだと思うので
鉄人金本ということにしよう >>310
有栖川ベストってなかなか難しいね
学生アリスのどれかになるのかなって思うが >>315
いわゆるベスト本だと、双頭の悪魔が一番人気かな。
好きなミステリみたいなくくりだと、孤島パズルも強いみたいだけど。
短編縛りだと、スイス時計が圧倒的かな。 2012年の東西ミステリーベスト100では
22位 双頭の悪魔
95位 孤島パズル 何かのオールタイムベスト企画の座談会で、
有栖川はこういう時「これ」という突出した小説(『双頭』)があるから強いが、
マイクル・コナリーはアベレージは高いが突出したのがないのでランクインしづらいとか比較されてたな。
突出したのはないが打率は高いってのは、個人的には法月の方だと思うが。 コナリーはボッシュ物に限らず刊行順に全部読んでるが、正直押し並べて有栖川より質は高いと感じる
ハイクォリティ同士の高い次元での争いだけども >>315
有栖川はベストが選びやすい作家で、世評からすると『双頭の悪魔』一択だろう
>>321
それをやるとホームランバッターと呼ばれるだろうが、欠場が多くなるのが嫌なんじゃないか
シーズンが終わりかけているのに野球のたとえが続いてしまうが
有栖川はアベレージヒッターだが、『双頭』という伝説のホームランも打ってるわな 煮詰めた結果よくわからん方向に行ってクオリティが落ちるのはままあることだし 今の質で今のペースで書き続けてくれたら
自分は大満足 江神シリーズはとことん見直してるらしいからなあ
煮詰めたらクオリティ落ちるとかとんでもないいわけ 短編最高作と言われるスイス時計にも穴があるのは残念でならん インド倶楽部読み終わった
p168下段で一カ所、佐分利が佐利になってたの発見
たまたまこの本読む前に黒い家の映画版見たから、警察連れずに動く大学准教授にちょっとハラハラしたw
ぼく地球サークルみたいなアレな人たちなのにみんな好感持てる人物描写だったから
もう少し違うストーリーで読みたかった気もする(臥龍亭みたいな環境とか) 法月は規定打数に達していないからなあ。
有栖川は「双頭」、綾辻は「時計館」、歌野は「葉桜」、安孫子は「殺戮」っていう本塁打があるが、法月は「生首」だろうけど個人的にはエンタイトルツーベースくらいだな。短篇のほうが好き。
有栖川は火村モノの長篇での代表作は何かで票が割れそうだな。
ランキングで1位とった、「朱色」だろうか? 「鍵の掛かった男」を推したいが変化球だから好き嫌いあるだろうな
>規定打席
そこな
長いこと大きな怪我もなくアベレージヒッターで居続けてくれるのはありがたいことだ 自分も火村シリーズでは鍵男が一番好き
火村がアリスに「よく頑張った」みたいに言うとこでキュンとくる
BL趣味はないけど
幽霊刑事も好きだけど、シリーズ化できないとこが残念だな 好きな話はいくつも有るが、火村シリーズは46番目のインパクトが強い
全部ひっくり返るカタルシスというか、解けた瞬間脊髄に電気が走る感覚というか
解を読んでいる時のあの感覚は忘れられん
異論は認める 俺は火村シリーズ・ノンシリーズも好きなんだが、江神シリーズばっかり評価する人の気持ちもわかるんだ
『孤島パズル』→『双頭の悪魔』のシリーズ内連続ホームランのインパクトが大きかったから
ぐっと間が空いたが、『女王国の城』もスタンド・インしているしな 暗い宿が好きな自分は長編だと鍵の掛かった男がいちばんだな 江神の短編の奴が一番好きだな。
本当に面白いと思った。 『女王国』は、中盤までは展開がえらく鈍重だった記憶が。
江神シリーズの間が空いてたせいもあって、
有栖川どうしちゃったんだ?、衰えたか?とマジで心配になった。 マジックミラーは
トリックも凄いし小説としての展開もあるワードの使い方もいい
ラストシーンのインパクトもある
個人的には代表作を2〜3作挙げていいなら入れたい
>>335は何? マジックミラーはリアルタイムで読みたかった
後から読むと犯人の目星が付いてしまうから
トリックは先生史上一番と言っていいほど素晴らしい 有栖川有栖の何がすごいって、コンスタントに標準作〜良作出し続けてるとこだな。 >>336
文庫本だと上巻でまったく殺人が起こらないのってちょっとねぇ
こっちはクローズドサークルでの連続殺人ものを期待して読んでたから上巻はやや肩透かしだった 「マジックミラー」推しが多くて、すごく嬉しい
あれは「新本格でスタンドのここに放り込んだ作家はいない」という一角に打ち込まれた鮮烈なホームランだった マジックミラー評判いいのね
ノンシリーズだしええかと思ってたが買ってくるわ マジックミラーは片桐出てくるけど火村シリーズと同一世界なのかパラレル設定なのか マジックミラー読んでるはずだけど全く思い出せねーw 始まり方とかすごい地味だよなw
赤毛の少女(マリア?)が出て来るのは学生シリーズっぽい、
でもなんとか探偵社は作家シリーズに出て来たやつ
って指摘があった >>348
{「マジックミラー」の探偵社が作家シリーズに出てきていた?
出てきてないと思うぞ >>349
砕けた叫びっていう短編に出て来るらしい
でもその話はアンソロジーの「血文字パズル」「赤に捧げる殺意」にしか収録されてない >>350
「マジすか?」と、その本をペラペラ見たら、出てきてたあ!
失礼しました
これは盲点だった! 『マジックミラー』って、空知っていう登場人物が出てくる奴だよね?
北海道の人間ならだれもが言ったことのある、
「おーい、あれが空知川か?」
「そら、ちがわあ」
を思い出す。 作家/学生シリーズとはあんまり言わないような気がするし(作家編/学生編だよね)
シリーズって言ったらまあ国名シリーズ単独なんじゃないかな >>355
ふと思ったが学生アリスの短編で国名番外編とか1つくらいあったら面白いかも… 他社の本の部数を足してはいないだろうから
国名プラス「46番目」の部数ではないかと インド倶楽部俺も読了した、結構壮大な話だったな
動機がどうもしっくりこない気もするけど…あとカレーが食べたくなったw インド倶楽部読了
なんか今回文章が頭に入って来ないっていうか
いつも途中で止められなくて一気に読んじゃうのになかなか乗り切れなくて時間かかってしまった
全般的に火村シリーズは短編の方が好きかも >>361
刊行順に読みたいようでしたら>>5のリストをどぞ >>354
Wikipediaに綾辻の館シリーズは400万部とあるから
オーダー的には国名シリーズでそんなもんだろうか
Wikipediaでソースのない数字だけど >>365
これペルシャ猫の帯だよな
見事に騙されたわ
ムカついたと同時にこれが一番のトリックだと思って妥協できた気がせんでもない 何かの本編中にその台詞というか地の文にもあったよねそれ ペルシャ猫だっけか
メフィストぶん投げた記憶しか残ってないわw ――買いなさい。損はさせないから。
「大損」だったので、帯の文句はウソではなかった・・
と、友人が言っていた。
そのおさがりを貰った自分はじゅうぶん楽しめた。タダで読んだせいかもしれんが。 >>371
数年前の本ミスイベントで乾くるみちゃんのご著書にサイン頂いたけど、ふくよかで魅力的なおじさまでしたよ
歌野氏はなんかのインタビュー映像で見ただけだが、かなりガリなヲタクっぽい方ですよね
もし本当なら、とってもお似合いのご夫婦だと思います 乾くるみは男だろ...
釣りに引っ掛かったかな 知ってて書いたとしか思えんわ 定期的にネタになるけど
ペルシャ猫結構好きなんだよ
>>369
前にも言ったがやっぱり掲載誌を間違ったんだあれは ペルシャ猫のロジックは完璧
面白いかどうかは読む人しだいだが そんなに完璧だったっけ?
今手元にないけど結構早めに飛びついたなあって記憶がある モロッコ水晶好きだわ
多分一生覚えてる
それぐらい衝撃を受けた たぶん火村モノの短篇だと思うが、
「雨天決行」と、屋根裏の散歩者の「太」の真相は、ニヤニヤした。
事件そのものは全く覚えていないが…… 短編では「山崎さん」のネタが1番驚いた ミステリーというより知識ネタだろうけど >>381
>屋根裏の散歩者の「太」
あの頃はまだ花も恥じらうお年頃だったので「ちょっともう!やめてよ!」ってなったわw あの漢字は寝る時の姿勢か?とは最初考えたけど「太」が矛盾するなと思って
考えから除外したのを覚えてる あれは素晴らしすぎた。短編ではスイス時計とロシア紅茶とモロッコ水晶の次に印象に残ってる。 雨天決行と完璧な遺書が好きなんで、短編集の中では英国庭園の謎が一番好き 気のせいかもしれんけど女王国今読んでてカフカの城って小説に作品内で触れてる
多分過去作含め3回くらいこの作品に触れてると記憶してる
好きなのかな?読んでみよかな 有栖川有栖は、好きな作家にカフカを挙げていた気がする
インタビューか何かで 学生アリスしか読んだことないんだけど、他の作品にもマリアみたいなヒロインって出る? 学生処女作で有栖を振った女の子殺されてたりしたら最高だよね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています