京極夏彦 Part.89
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
次スレは>>970。無理な場合は即申告のこと
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●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://www.kwai.org/
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京極夏彦 Part.88
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※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。 >>261
普通に現役だよ
ゆうきまさみの漫画で取り上げられたのは当時俺も読んだけど
今考えると高校の後輩の書いた小説だったんだよな
さりげなく宣伝してくれるいい先輩 >>261
月刊スピリッツで伊勢早雲(北条五代の祖)の漫画書いてる
その事で来月の歴史秘話ヒストリアに出演するとか
あと究極超人あ〜るの新刊も出た >>251
>この定義だと、思想によるマインドコントロールや、世論操作、情報工作も、
>呪いの性質に近いかもね!
呪いとマインドコントロール、世論操作、情報工作の違いは、
呪いは相手が不幸になることを目的としているのに対して、
マインドコントロール、世論操作、情報工作は、
自分たちが利益を得ることが目的で、
相手が不幸になろうが、幸福になろうが、どちらでもいい。
…と、ここまで書いて、平安時代の陰陽師は、
実はマインドコントロール、世論操作、情報工作のプロのことじゃなかろうか、と思った。
有名な安倍晴明は、藤原氏に雇われた情報工作のプロ、とか。 続巷説の死神読んでて気になったけど誰か谺って漢字の謎表現解説できる人いる?
「谺」に「こだま」ってルビ振って次の行の同じところに谺の牙の形が微妙に違う読み方の分からない字が出てくる
そんな表現が3回出てきたけどわからなくて気になる >>267
今確認したら2ヶ所だったかも
文庫版の605と676ページ 文庫版だけの誤植だね。単行本とノベルスで確認したら
力谺せ→力任せ。死谺こたァねェ→死ぬこたァねェ。なので >>269
おおありがとう
やっぱりただの誤植か
そういえば「意外に」が「以外に」になってる不細工な処も在ったし誤植が残って仕舞ッてるンだねぇ >みなさんはどういう契機で京極作品を読み始めたんですか?
自分は書店で「やたら推薦文が書いてあるノベルス群だなあ」と注目してしまった。
水木しげるの推薦文が書いてある「狂骨の夢」を最初に手に取ったよ。
金の帯がしてある、ちょっと高いやつね。
慣れない文体に片頭痛を起こしつつ、帝都物語の片鱗があって、ゲゲゲの鬼太郎のアレについ
てのシリーズなんだなあと。そうやって読書生活してきました。 金帯は塗仏くらいまで出てある程度ブームになってた時期だな
狂骨も最初は白地の帯だったし、絡新婦まではそんな感じだった
絡新婦までのノベルス版は裏表紙に推薦文しかないんだよね
普通ならあらすじが書いてある場所にないから、それも衝撃だったな
でも帝都物語はともかく水木テイストはそんなにねーだろ
同じ画図百鬼夜行の妖怪を扱ってるだけ
鬼太郎は味方=柳田國男の妖怪、敵=画図百鬼夜行の妖怪って図式だけど
京極作品で妖怪は敵として現れるわけじゃない >>274
妖怪の中で画図百鬼夜行で扱われたものにこだわってるのは水木の系譜と言っていいんでないの というか273は水木テイストなんて別に言ってないんでないか はいはい、「アレ」=妖怪ね。
べつにテイストどうこう言ってるわけではありません。 >>274
>絡新婦までのノベルス版は裏表紙に推薦文しかないんだよね
>普通ならあらすじが書いてある場所にないから、それも衝撃だったな
「姑獲鳥」が発売された時はどんな話かも分からないから、気になったけど買おうかどうかだいぶ迷ったな
当時の自分にとってハズレだったら痛い値段だったし
たまたま図書券を貰ったんでやっと手を出せた 京極堂シリーズの新刊、いつ出るの?
「鵺の碑」だっけ
まだ書き終わらないのか 京極堂シリーズの新作を何か書いてくれるとしたら、
どんなストーリーがいいと思う?
俺は、鷹羽学園高等部に関口と中禅寺が臨時講師として赴任したら、
学園内で連続殺人事件が起こるストーリーね。 そんなん小説で書かれても
マンガなら読むわ、マンガ向けだろそれ 漫画向けの原作でもいいよw
理事長役は榎木津で。
何か不祥事起こしたので、
罰として理事長の椅子に座らされている、とか。 榎木津「僕だけ罰ゲームなんて、納得いかん! あいつらも道連れだ」
↓
なぜか、関口と中禅寺が、学園に臨時講師として行くハメに… 鵺の碑の次は東北の事件ですか
先生、ちゃんと書いてくださいよ >>289
『東北の事件』ってのは、上レスの流れとは関係なくて
河童の二回目で言及されてた鵺の次の事件のことなんす そういや、鉄鼠のマンガの最終巻出てたよ
次作も書くって
塗仏かな? >>294
鷹羽女学院というのは、柚木加菜子や楠本頼子が通っていた私立学校ね。 >>295
あっそうなんだ。女学院女学園の名前って結構変わった名前つくよね。 >>292
塗仏だと思うけど、はっきりアナウンスされてないのがなんかちょっと嫌な予感
塗仏だといいなぁ 塗仏は「支度」のあの状況の入り組み方を雑誌連載で根気よくやれるだろうか? ぶっちゃけ塗仏は相当端折っても全然問題ない
特に支度は短編集としてはアイデアもオチも弱すぎる
しょうけらが角大師、塗仏が三星堆の仮面とかって与太話は面白い
ただ本筋にはほとんど関係ないからな
中国からの文化伝来を百鬼夜行に見立てたいのは分かるけど
キャラやストーリーより妖怪の解釈の比重が肥大化してる
挙げ句八仙まで出してるのさすがにはしゃぎすぎだわ
まあ悪魔くんオマージュでもあるんだろうけど
ミステリの枠組みで伝奇やってるからディテールを制御しきれてない >鉄鼠のマンガの最終巻
まだ読んでないが前より持ち直してるといいな…
絡新婦のラストの駆け足といい出だしはいいのに段々手抜きじみてくるのは何故なんだぜ
魍魎や狂骨や姑獲鳥の漫画化は最後まで決めてお見事だったのに不思議だし残念だ いや、絡新婦は雑誌廃刊の煽りをもろに受けて、まきで終わらせるように言われたからだと思うよ
鉄鼠やらせる気あったんなら、次の雑誌で継続連載させてあげれば良かったのにとは思うけど コミック怪(角川書店)
↓
怪(角川書店)/月刊Asuka(角川書店)
↓
マガジンSPECIAL(講談社)
↓
少年マガジンエッジ(講談社)
掲載誌がよく変わるように思ってたけど
転職成功事例っぽいかも。 そういや、鉄鼠の小説読んでた時、坊主の名前覚えきれなかったのと、犯人やっぱこいつかーと、仏教知識多過ぎじゃね?みたいな色んな感想の結果忘れてたようなんだが、マンガ読んで思った
犯人の動機弱くない?というかすげー理不尽だよね、動機は嫉妬になるのかな?
これ以上書くとネタバレになるから避けるけど >動機は嫉妬
犯人以外の特に俗世の人間にとっては理不尽そのものだが動機としてはけっして弱くないと思った
他の全てを尻目に百年近くの生涯をかけてただひたすら追い求めた大悟
それを犯人から見れば新参の若造どもが次々手に入れていく
犯人は指をくわえて見てるしかないって相当にきついんじゃないの
真面目な人柄で本気で修行に励んだ者ほど辛いだろう
特に彼の場合は禅宗の中でも希少な既に滅んだはずの宗派の生き残りで
大悟できないまま死んだら個人だけでなく一派としてのむなしさにも繋がるわけだし 自分の空想では動機は嫉妬だけではない
犯人の前で僧侶が悟ったら殺される。というのは明慧寺の教義上のルールでもあったはず
つまり貫主としての灌頂という側面があると思う。北宗漸悟禅に悟後はない、悟ったら終わり
返本還源と入鄽垂手を処分したのと同じ動機だったのではないかと思う
嫉妬オンリーなら今川を殺さなかったのは変だ。僧籍になかったからに違いない
京極堂もそう思ったから、犯人に悟りをどう解釈しているのか質問したんじゃないかなぁ >>309
>自分の空想では動機は嫉妬だけではない
>犯人の前で僧侶が悟ったら殺される、
>というのは明慧寺の教義上のルールでもあったはず
そっちのほうが、動機として納得できるけど、
では、明慧寺というか、影の貫主の属していた宗派では、
なぜそんな教義上のルールになっているのか?
悟りを開いた人を殺したのでは、悟りを次の世代に伝えられなくなる、
と思うのだが。 >嫉妬オンリーなら今川を殺さなかったのは変だ。
>僧籍になかったからに違いない
今川の場合は、悟ったような気分になっただけで、
本当の悟りじゃないからだろうw 漫画版「鉄鼠」買ってきた
次回作予告では「京極堂シリーズ」であるかすら不明
少年誌での連載に合いそうな原作だと「ルーガルー」とか?
まさかの完全新作オリジナル? >>308
個人的意見だと、殺人に駆られるまで嫉妬したなら、燃える大日如来見て大悟しないまま死んで欲しかった
寺燃やしたあいつが、燃やした時に大悟して、嫉妬に狂い一緒に死んだ方が納得出来た
ただ寺燃やしたあいつが悟り開くわけ無いから無理なのは分かってるけど >>311
それで納得できるならそれでいいんじゃない
>>310
悟りの伝承は禅の目的ではないし、そもそも禅に目的はないって京極堂もいってる
なので悟りの伝承=嗣法である必要はまったくないと思う
犯人は常信に哲童を託す際に「正法でお導きくだされ。生きる禅を――」っていってる
これはつまり自分の禅は死ぬ禅だという意味だと思うんだ >>307
>犯人の動機弱くない?というかすげー理不尽だよね、動機は嫉妬になるのかな?
百鬼夜行シリーズでは、犯人の動機なんてみんな理不尽で理解不能なんですが… というか嫉妬なんて感情は殺人事件の動機にかなり収まりがよすぎて戸惑ったぐらいやんな
それまでが抱けよ!とか箱入り娘欲しい!とか殺しても生き返るのナンデ!?とかだったからさー 次は徳島を舞台にした憑き物落としをやってほしいね。
ちなみに、ワイは徳島市在住。 >>317
確かに今までがおかしかったのか
塗仏何て色々あり過ぎるし、傷も◯の概念ありませんでしたとかだもんな
弱いというか、普通だったのか 小説だと彼岸行きの動機もすんなり受け入れられるんだけど
漫画だとページの制限で描写があっさりしてしまうから
どうしても物足りなさと終盤の駆け足感があるな 巷説なら四国に行ってるし、豆狸も出た
差別化もあるから百鬼夜行はたぶん本州すら出ないんじゃないか
京極の好きな必殺シリーズがそういう構造なんだよな
中村主水の出るシリーズは主に江戸やせいぜい関東の話
主水の出ないシリーズは旅物で全国を回るものが多い
江戸怪談で刑部狸や佐賀の化け猫騒動とか読みたかったけど
寿命的にもう無理だろうね、あの体型で長生きできるわけないし ネタ…だよね、その長生きできないっていうの連呼するの
私は嫌よ、そういうの毎回聞くの
長生きして欲しい 予告されてた牡丹灯篭や里見八犬伝あたりも気になるとこ >>325
牡丹灯籠は骸骨フェチのなんちゃらなんだっけ? 真のファンなら巻末の参考文献も読むべきだと血気盛んな時期がありました
画図百鬼夜行と憑霊信仰論は読んだけど他の文献は入手するのを途中で諦めた >>326
自己解決。
お蔵の可能性に同意…
0400 名無しのオプ (ワッチョイ 8dd2-weOF [110.132.186.15]) 2018/01/20 14:54:58
>>390
>牡丹灯籠は骨フェチの同性愛者の話を書く
遅レスだがそんなこと言ってたのかw
原作の跡形もないが
いまだとそのネタの方が無理っぽいな…
なんにせよこのままお蔵入りの可能性高いね >>323
徳島県、剣山に眠るソロモンの秘宝、契約の箱!!!
で、一騒動起こる話をやってほしいんだわw >>313
寺燃やしたあいつは、禅を学びに来たのではなく、
明慧寺というお寺そのものが欲しくてやってきたのだから、
修行をあんまり真面目にやってないでしょう。
だから榎木津は「中身が空っぽ」と表現した。 絡新婦の理の三人の娼婦の一人は茜だったんだろうけど、茂浦に少し滞在してたのって無理がない?
あの辺の人が見かけたら織作茜に気付いちゃうんじゃない?
あと茜の父親は明かされてないよね? >>310
自己解決しますた。
>では、明慧寺というか、影の貫主の属していた宗派では、
>なぜそんな教義上のルールになっているのか?
宗派の分裂を防ぐためでしょう。
悟りを開いた坊主が二人いれば、明慧寺が二つに分裂する可能性が出てくる。
だから、悟りを開いた坊主が二人いれば、一方を撲殺し、
明慧寺には、悟りを開いた坊主が常に一人しかいないようにして、宗派の分裂を防ぐ。
これは、明慧寺が空海によって開基された伝統ある寺院でありながら、
今までまったく知られてなかった理由にもなっている。
明慧寺の中で行われていることは、外部の人間から見れば「殺人」だからね。
それから、犯人の仁秀さんに、悟りを開いた人間を殺すことに、
葛藤がまったくない理由にもなっている。
(彼は元々こういう世界に住んでいたので、抵抗感がまったくない ヒェツ) いろいろ考えてみると、明慧寺はもともと、
真言立川流よりも、はるかにヤバイ集団だったのだな、と思う。 魍魎の匣の
犯人の少女の動機は「魔が差したから」ですやん・・・ 円のようにカリスマブレイクしてくれるならともかくさ
ああも超然と「嫉妬なり」と言われてもああそうだったのとすんなり飲み込めないよね 本当はもっと殺された人いるんだろうな
かつての明慧寺 で最後の一人になっちゃったと >>333
何が自己解決だw妄想に妄想重ねて勝手に納得してるだけじゃねえか
大体、悟ったからって即分派に繋がるわけがないだろ
まず前提がおかしいわ
まあ作中の説明だけじゃ納得しがたいのは分かるな
犯人は普通に立派な人物だから、嫉妬に狂うってリアリティが全然ない
筆力や禅の蘊蓄で「そういう世界なんだ」って何となく誤魔化されるけど >>309
これは犯人の動機というより、中禅寺が想定した犯人の動機って言われた方がしっくりくる
でも明慧寺のルールじゃなくて、犯人の個人的なルールかな
今川を殺さなかったのは確かに謎。悟りが偽物って意見もあるけど
それをなぜ犯人が見切れたのか?って疑問と
そもそも今川の悟りは偽物なのか?って疑問が残る 雫は、物騒なもん海に捨てるんじゃない!というのが感想だった。 >そもそも今川の悟りは偽物なのか?って疑問が残る
本物だったら、骨董屋やめて坊主になると思う。 >>340
海洋汚染ダメ絶対!は比較的最近広まった概念だからね
檻は逆だと思ってる
普通なら立派な人物のはずがその一点に関してだけ箍が外れて狂う
それが宗教の世界のヤバさであのラストも悪に強きは善にもという諺を思い出させた
同時にあの寺が何重にも結界で仕切られた一般常識と一線を画す場であり
犯人も鈴も根っからあの異界の住人だった
それが寺と共に消えたあの結末に繋がったと思った
他の僧たちと違って放火したあの僧共々犯人らもまた現実の世界では生きる術も道もなかった
だからああなるしかなかった必然と呼べる結末だった お前の言う比較的最近てここ百年とかそういうレベル? なんか最近長文自己語りが目や鼻につくんだけど、>>301の「はしゃぎすぎ」っていうレスにスゲーつわもの感を感じる
ちょっと語って欲しい 長文自己語りは前からやぞ
前スレでは長文野郎とか言われて少しだけ揉めてたりしたからね
5chとしては可愛いレベルの揉め方だったけど あんなもん揉め事ですらない
短文煽りしか出来ないバカの独り善がりだろ
長文なんて論旨纏められない奴が多いんだから突っ込みどころも多い
そこを突かないで表面的な部分でしか攻撃出来ない奴の方がアホ
そもそも京極読んでるのに何でそんなに長文に過敏に反応するかね
5chに毒されすぎなんじゃねーの 作家京極夏彦の長文…面白い
便所の落書き長文…つまらない ほらな、可愛いレベルの揉め方としか言ってないのに
>>348
のこの反応、恐いだろ 昔の2chは煽り荒らしがたくさんいたからスルー能力ある大人も多かったけど、今はみんな子供っぽくなった 鉄鼠の漫画読んで、土間に置かれた了稔の死体が托雄に見付からなかったっての妙に納得した
あれじゃ背負子に隠れて見えませんやん 病室のど真ん中に死体が放置されていたにもかかわらず、誰も気がつかなかった!!
よりもはるかにマシ。 なにそのクソ設定
謎の超技術で人間を不死にしたり謎の超催眠術で操り人形にしたりする方がはるかにマシ >誰も気がつかなかった!!
榎木津や使用人の爺やは気づいたろ でも自分も目の前の机にあるリモコンをないないって探してたことあるからわかる >>358
心理的盲目ってブラウン神父の「見えない人」が有名だけど
基本一瞬、一時的な現象だから
実際にはすぐ「見えてる人」になっちゃうんだよね
あと全員が同時にそうなる事はまずないので、その差分で錯覚が解ける つきものおとしでお金もらってたか?
神社みたいなのがあるみたいだけどそのお賽銭か? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています