京極夏彦 Part.89
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>>323
徳島県、剣山に眠るソロモンの秘宝、契約の箱!!!
で、一騒動起こる話をやってほしいんだわw >>313
寺燃やしたあいつは、禅を学びに来たのではなく、
明慧寺というお寺そのものが欲しくてやってきたのだから、
修行をあんまり真面目にやってないでしょう。
だから榎木津は「中身が空っぽ」と表現した。 絡新婦の理の三人の娼婦の一人は茜だったんだろうけど、茂浦に少し滞在してたのって無理がない?
あの辺の人が見かけたら織作茜に気付いちゃうんじゃない?
あと茜の父親は明かされてないよね? >>310
自己解決しますた。
>では、明慧寺というか、影の貫主の属していた宗派では、
>なぜそんな教義上のルールになっているのか?
宗派の分裂を防ぐためでしょう。
悟りを開いた坊主が二人いれば、明慧寺が二つに分裂する可能性が出てくる。
だから、悟りを開いた坊主が二人いれば、一方を撲殺し、
明慧寺には、悟りを開いた坊主が常に一人しかいないようにして、宗派の分裂を防ぐ。
これは、明慧寺が空海によって開基された伝統ある寺院でありながら、
今までまったく知られてなかった理由にもなっている。
明慧寺の中で行われていることは、外部の人間から見れば「殺人」だからね。
それから、犯人の仁秀さんに、悟りを開いた人間を殺すことに、
葛藤がまったくない理由にもなっている。
(彼は元々こういう世界に住んでいたので、抵抗感がまったくない ヒェツ) いろいろ考えてみると、明慧寺はもともと、
真言立川流よりも、はるかにヤバイ集団だったのだな、と思う。 魍魎の匣の
犯人の少女の動機は「魔が差したから」ですやん・・・ 円のようにカリスマブレイクしてくれるならともかくさ
ああも超然と「嫉妬なり」と言われてもああそうだったのとすんなり飲み込めないよね 本当はもっと殺された人いるんだろうな
かつての明慧寺 で最後の一人になっちゃったと >>333
何が自己解決だw妄想に妄想重ねて勝手に納得してるだけじゃねえか
大体、悟ったからって即分派に繋がるわけがないだろ
まず前提がおかしいわ
まあ作中の説明だけじゃ納得しがたいのは分かるな
犯人は普通に立派な人物だから、嫉妬に狂うってリアリティが全然ない
筆力や禅の蘊蓄で「そういう世界なんだ」って何となく誤魔化されるけど >>309
これは犯人の動機というより、中禅寺が想定した犯人の動機って言われた方がしっくりくる
でも明慧寺のルールじゃなくて、犯人の個人的なルールかな
今川を殺さなかったのは確かに謎。悟りが偽物って意見もあるけど
それをなぜ犯人が見切れたのか?って疑問と
そもそも今川の悟りは偽物なのか?って疑問が残る 雫は、物騒なもん海に捨てるんじゃない!というのが感想だった。 >そもそも今川の悟りは偽物なのか?って疑問が残る
本物だったら、骨董屋やめて坊主になると思う。 >>340
海洋汚染ダメ絶対!は比較的最近広まった概念だからね
檻は逆だと思ってる
普通なら立派な人物のはずがその一点に関してだけ箍が外れて狂う
それが宗教の世界のヤバさであのラストも悪に強きは善にもという諺を思い出させた
同時にあの寺が何重にも結界で仕切られた一般常識と一線を画す場であり
犯人も鈴も根っからあの異界の住人だった
それが寺と共に消えたあの結末に繋がったと思った
他の僧たちと違って放火したあの僧共々犯人らもまた現実の世界では生きる術も道もなかった
だからああなるしかなかった必然と呼べる結末だった お前の言う比較的最近てここ百年とかそういうレベル? なんか最近長文自己語りが目や鼻につくんだけど、>>301の「はしゃぎすぎ」っていうレスにスゲーつわもの感を感じる
ちょっと語って欲しい 長文自己語りは前からやぞ
前スレでは長文野郎とか言われて少しだけ揉めてたりしたからね
5chとしては可愛いレベルの揉め方だったけど あんなもん揉め事ですらない
短文煽りしか出来ないバカの独り善がりだろ
長文なんて論旨纏められない奴が多いんだから突っ込みどころも多い
そこを突かないで表面的な部分でしか攻撃出来ない奴の方がアホ
そもそも京極読んでるのに何でそんなに長文に過敏に反応するかね
5chに毒されすぎなんじゃねーの 作家京極夏彦の長文…面白い
便所の落書き長文…つまらない ほらな、可愛いレベルの揉め方としか言ってないのに
>>348
のこの反応、恐いだろ 昔の2chは煽り荒らしがたくさんいたからスルー能力ある大人も多かったけど、今はみんな子供っぽくなった 鉄鼠の漫画読んで、土間に置かれた了稔の死体が托雄に見付からなかったっての妙に納得した
あれじゃ背負子に隠れて見えませんやん 病室のど真ん中に死体が放置されていたにもかかわらず、誰も気がつかなかった!!
よりもはるかにマシ。 なにそのクソ設定
謎の超技術で人間を不死にしたり謎の超催眠術で操り人形にしたりする方がはるかにマシ >誰も気がつかなかった!!
榎木津や使用人の爺やは気づいたろ でも自分も目の前の机にあるリモコンをないないって探してたことあるからわかる >>358
心理的盲目ってブラウン神父の「見えない人」が有名だけど
基本一瞬、一時的な現象だから
実際にはすぐ「見えてる人」になっちゃうんだよね
あと全員が同時にそうなる事はまずないので、その差分で錯覚が解ける つきものおとしでお金もらってたか?
神社みたいなのがあるみたいだけどそのお賽銭か? ・古本屋
・憑き物落とし
・神主
いろいろやってるけど鍋を焦がしてトントンぐらい 関口くんの生活のほうが心配だわ
雪絵さんも働いてるんだっけ? まあ、別に物欲はなさそうだから、貧乏でも気にしてないんじゃないの?
神社とかうっぱらえば、そうとうの資産にはなるだろうけど、現金は持ってないと思うよ
京極堂がほしがるのは本ぐらいなもんだろうし、それは商売道具を勝手に読んでるだけだから、マイナスにはなってないんだろ >>364
たしか邪魅のあたりでパートに出始めたって書いてたような >>364
実はあの時代は作家の原稿料が高いんだよ
コンスタントに書いてれば印税じゃなく原稿料だけで家が建つ
関口は量産作家ではないけどカストリ誌の収入含めたら充分だと思う
雪絵が働きに出てるのは子供いなくて暇だからじゃないか
当時は近所の目も厳しいしな そういえばうしおそうじもちょっと絵がかける程度でかなりの原稿料もらって
マンガが引っ張りだこだって言ってたから出版関係は景気がよかったのかもなあ 中善寺は織作家や由良邸の貴重そうな蔵書の買い取りを任されてたりしてたから、
本屋としての収入は結構ありそう 関君の収入についての問題は
定期的に廃人期間があることだよな >>179
鵺が京極版「カーテン」なら、連続殺人を犯した関口を京極堂が殺害して逮捕されるという話では?
刑期を終えて、再び古本屋を開き、こち亀ワールドとニアミスすると。 >>371
関口君は、その廃人期間中に彼岸へ遊びに行って、
正気に戻ったときに、そこで見聞きしたことを小説にまとめているんだ。 はさみできっちゃった。ずっと話しかけてくるからあの子 まきっていう、あの奥さん、ずっと京極に迷惑かけているんだけど、知ってる? ごめんなさい。変なこと言ってしまいました。気にしないでくださいネ!わかる人だけ
分かってくれれば。 >>372
ネタにマジレス
容疑者か被害者ならわかるが犯人役は関口には荷が重い
連続殺人をこなせるだけのスタミナが関口にあるとは思えん
内に凶暴性を秘めつつ結局ヘタレるそれが愛すべき関口の個性(偏見) 結局、頭の中ではいろいろと妄想するけど、
それ以上は何もできないのが関口君だよw 本来簡単に向こう側行ける人だよね
魍魎のラストでは「自分は違う」みたいなこと言ってたけど
京極堂がいなかったらとっくに何かの事件の犯人か被害者でしょ
子供もいないし、姑獲鳥でも奥さんや家族の存在は全然ストッパーにならなかった 京極堂についてるどでかい付き物説
落としたら跡形もなくなる 「怪」に載ってる河童の二話目に小山田って刑事が出てきたけどルー=ガルーの小山田の血縁者かな?
それと第五福竜丸事件と核問題に対する敦子の意見が面白かった
マスカマダの鬱陶しさにも磨きがかかってた 京極堂はなんで関口くんの友達になってくれたんだろうな というか今回敦子が語り手だったけど
今新潮と怪、幽で連載してるシリーズって美由紀と敦子が主人公ってことでいいのかな? クロスオーバー最初は楽しんでたけど何故か近頃モヤってきたよ
多用しすぎっつうか京極ワールドどんだけ世間狭いのかと
全部同じ町内会で事件起こってる並みの手近さを感じる今日この頃 >>380
あの頃は鬱病を発症する前で、おまけに19か20くらいで若かった。 >>381
>本来簡単に向こう側行ける人だよね
関口が榎木津とともに向う側の世界に行って、大冒険wする話が読みたい。 戦前に帝国大学に通ってる身分だから関君って圧倒的にエリートだな 作中では一切触れられないが関口は生家もそれなりに余裕があった気がする
あの当時大学まで進学できたくらいだし
所属大学からの資金援助で粘菌の研究を行えたぐらいだから
研究者としてはそこそこ優秀でもあったんだろう >>390
おかん怖い
弟とうまくいってない
くらいしか情報ないよねあそこ >>382
科学かな?
京極堂がどうして霊魂を否定するのかよく分からん。
霊魂も現在の科学では解明できない存在、
もしくは現象と考えるべきだけど。 京極堂は霊魂自体を否定してないんだったっけ?
ただそれが肉体から離れて、地縛霊になって浮遊霊になったりするのを否定してるだけで
肉体にあるゴースト自体の存在は否定してなかった気がする 仁秀さん「百年修行しても、悟りを開くことができない。何故だ」
↓
臨済禅師「仏に逢うては仏を殺せ。祖に逢うては祖を殺せ。羅漢に逢うては羅漢を殺せ。
父母に逢うては父母を殺せ。親眷に逢うては親眷殺せ。始めて解脱を得ん。」
↓
仁秀さん「仏とか祖師とか羅漢とかを殺せば、悟りを得られるんやな」
↓
了稔さん「儂は昨日、豁然大悟した」
仁秀さん(悟りを開くチャンスや、ボコッ)
↓
仁秀さん、悟りを開いた坊主を三人ほど殺す。
↓
仁秀さん「拙僧が殺めたのである」
山下さん「悟りを開くために悟った人を殺した?何だろう、犯行動機が理解できない」 ある・ないとかいう低俗な次元では語ってないだけ
「死後の世界は生者のためのものだ」って言ってるでしょ
妖怪も怪異も、それが必要な人にだけ出現するって認識なんだよ
ただオカルトに科学を援用することだけ極端に嫌うな
科学もメカニズムとしては妖怪と変わらない
科学的に証明されない云々ってのは全く根拠にもならない
そんなものは近代的迷信だと斬って捨てている >>393
>霊魂も現在の科学では解明できない存在、
現代の科学では
「霊魂と呼称される大脳以外の自我認識機構の
肉体内における実在は証明されてない・よって存在していないと見るべき」が答えです 中禅寺が知らないだけで世の中に不思議なものがあるのかもしれない 昔ガキの使いのトークに「この世は不思議だらけやでがモットーの松本さんに質問です」っていう葉書が来てたけど、あれは京極堂のセリフのパロディだったんだろうな でも、ゴースト、フロイトのいうエス自体を否定してる科学者もいないでしょ
いまどきそんなバリバリの機械論的な科学者いるのかね
京極堂は、「幽霊は存在するよ。見れるし、触れるし、臭いもある。ただし実在はしない」みたいな言い方だったね
ちょっと存在と実在をどう区別するかの定義的な問題になりそうだけど
魍魎の箱のとき、機械で人間の身体を作る行為をなんか愚かな行為だと否定的に見てたから、生物は複雑な機械の集合体みたいな機械論的な生物観は持ってはいないと思う
機械と生物には大きな質的な差異があるみたいな語り口だった >>398
一番不思議なのは、関口君の頭の中身だよ。 「異世界にはいけるよ。チートスキルも習得できるし、ハーレムも作れるし、建国もできる。ただしなにも実在してない」
ってことだね >>403
異世界は少なくとも、ライトノベルの文章とかゲームのデータとしては存在している。
>>404
○○はない、というのは、いわゆる「悪魔の証明」で、証明が難しい。 >>400
「いや、幽霊はいるよ。見えるし、触れるし、声も聞こえるさ。しかし存在はしない。
だから科学では扱えない。でも科学で扱えないから、絵空事だ、存在しないという
のは間違っているよ。実際いるんだから」
幽霊に対しては姑獲鳥でこう言ってるな みんなよー覚えてるね
流石に小説引っ張り出して読み直してレスしてるんだよね? >>406
>「いや、幽霊はいるよ。見えるし、触れるし、声も聞こえるさ。しかし存在はしない。
>だから科学では扱えない。でも科学で扱えないから、絵空事だ、存在しないという
>のは間違っているよ。実際いるんだから」
京極堂及び京極夏彦らしいレトリックだが
「存在はしないが、見えるし触れるし声も聞こえる」幽霊って実は科学で扱えるんだよね
それには、幻覚とか幻聴とか言う名前があります >>409
そこだけ抜粋して揚げ足取ったつもりになられても困るね
そのセリフのもう少し前から読むと科学という概念を中禅寺がどう定義していて
なぜ科学では扱えないと言っているのかが解るよ 京極堂のいってることは一見詭弁のようにも聞こえるけど、ようするに、幽霊は自然科学的に存在ないしないけど、社会科学的には存在するということでしょう
幽霊は「観察」できないけど、「了解」できる
例えば、インクで書かれた日本語の文字は、自然科学的にはインクの沁みに過ぎない。外人にはなにが書いてあるのかチンプンカンプン。
しかし、日本語を理解できるものにはそれは文字となって読める。
だから文字は自然科学的には存在しない(観察できない。あくまでも、どこまでいってもインクの沁みに過ぎない)けど、社会科学的には存在する(了解できる)
幽霊も呪いも、それといっしょで、共通の言語や文化を持った人間の間では、社会科学的に出現するということでしょ
式神の式は数式の式
数式は自然科学的には存在しない(二つのりんごは存在しない。ただ一個のりんごが二つ並んでるだけ)けど、共同幻想としては存在するってやつでしょう
当時はマルクス主義的唯物論が猛威を振るっていて、いわゆる自然科学にあらずんば科学にあらずという自然科学万能の時代だった
将来的には、社会科学も、政治経済も宗教も芸術も全部自然科学(大脳生理学)で説明できると本気で考えている人が大勢いた
京極堂は自然科学で社会科学(幽霊や呪い)を説明しようとする行為を、カテゴリー錯誤であり、バカバカしいと笑ってたんでしょ
京極堂は共同幻想という言葉を使ってたけど、まあ、あの時代はまだ吉本隆明の共同幻想論発表前だから、あの時代の用語としては少しオーパーツだけど
まあ、京極堂が吉本より前から用語として使っていたと考えればそれでいいけど
憑き物を説明するには、共同体の共同幻想という概念を使って説明するのがいちばん簡単だからね
共同幻想と自己幻想の区別がつかなくなってる状態がいわゆる憑き物、シャーマン状態だから 戦後すぐだしそれこそ天皇周辺の言説とか
大東亜共栄圏とかの共同幻想論が解体された直後だし
吉本隆明以前に似た言説自体は産まれてたかもね オーパーツって言えば、京極堂の存在そのものがオーパーツだけどね
正確な年代はかかれてないけど、京極堂シリーズは戦後のおそらく1950年代前半でしょ
テレビもほとんどなく、お隣では朝鮮戦争とかやってた時代でしょ
もちろんネットなんかないし、紙の本だって貴重だった時代だ
ネッシーやUFOだってまことしやかに語られてたし、うさんくさいカストリ雑誌全盛で、未来は鉄腕アトムの時代になると信じられてた時代だ
あの時代にあそこまで社会科学的な知見と、理路整然とした理論分析を持ってる人間なんかいないよ
京極堂のいってるオカルト分析が社会科学的に認知、整理され始めたのは、もう少し後になってからでしょ
吉本の共同幻想論だって1968年なんだし、1970代ぐらいのポストモダンが生まれ始めたあたりの水準の話をしている 大入道、砂かけばばあ、一つ目小僧についてはいるだろう。故ジャイアント馬場さんなんか
時代によっては大入道として扱われても不思議じゃない。もっと大きい人もいるし。
ばばあは砂さえかけてくれば成立するし、一つ目の人も稀にうまれてくる。 京極堂が、肥田式強健術の創始者、肥田春充のことをどう思っているのか知りたいね。
伊豆の八幡野へ行けば、晩年の肥田春充に会えたはず。
会った上でなおかつ、「世の中に不思議なことなどない」と言い切れるかどうか。 >>409
>それには、幻覚とか幻聴とか言う名前があります
幽霊は幻覚、幻聴とも少しちがうでしょ
京極堂もいってたけど、いわゆる霊体験は「死んだ人に会いたいという脳のわがまま」が生み出すものだから
まずそういう強い欲求があって、幽霊を見るものだよ
幻覚、幻聴をなぜ幽霊と解釈したのか、その理由の方が重要だ
例えば太陽を見た後、目をそらして、目をつぶればまぶたの中に光の残像が見える
でも、それを見てまぶたのなかが光ってるとか、あるいは心霊体験だと思う人はいない
ただの残像現象だとわかっているからだ
ただの幻覚や幻聴なら、入眠幻覚やただの疲労状態、あるいは麻薬などの意識変容状態でも見るものだ
普段なら、疲れていたんだろうとか、薬のせいだろうと解釈するのに、どうしてそれを霊的なものと解釈し、喜んだりおびえたりするのか
心霊体験の本質は、「幻覚」という知覚の問題ではなく、死んだ人に会いたいとか、人を殺してしまった自責の念とか、あるいは単に怖いもの見たさの好奇心とか、そういう「幻想」性でしょう 死神が「俺は偉いし良心の呵責なぞ
無いから幽霊なんぞ見ても怖くないわ」と
豪語してたのに実際見たらビビり
散らしてたあたり幽霊に対する感情は完全に理屈で
制御できるタイプじゃないってのが根本に有りそう NHKの心霊番組でやってたんだけど、昔まだカメラが珍しかったころアメリカで、心霊写真屋というのが流行ってたらしい
ただの昔のしょぼい合成技術で、死んだ家族や友人の写真を使ってインチキ心霊写真を作るだけなんだけど、それで大ヒット
昔にもオカルト嫌いの大槻教授みたいな人がいて、その心霊写真屋は詐欺師として起訴されたらしい
でも、裁判に出廷してきた本来被害者である心霊写真屋のお客は、みんな、「いえ、あれは間違いなく本物の心霊写真です。この写真に写っているのは間違いなく私の息子の霊です」と証言したらしい
まあ、まだ迷信深い時代だから素朴に幽霊を信じていた人もいたのかもしれないけど、なによりも死んだ家族や友人が幽霊として自分たちを見守っていると信じたかったらしい
なかなか考えさせられる話で、例えば、嘘でもいいから、娘を失った親に、「娘さんは天国でいつもあなたを見守ってますよ」
あるいは、母を失った息子に「お母さんは守護霊となっていつもあなたといっしょにいますよ」といってくれた方が、遺族は救われる
悲しみにくれる遺族に、面と向かって「天国なんかないんだよ」「死んだ人間は、魂もなくなる」「守護霊なんているわけないだろ、バカバカしい」といったりはしない
もともと宗教はそういう遺族へのカウンセリング、上手な嘘として生まれたもの
京極堂も「宗教というのは死者のためではなく、生者の為にある」といっている
死者を思う遺族の気持ちがある限り、宗教はなくなったりはしない
それはまた自然科学とは別の問題なのだから 騙し屋だな
戦時中に国家神道で占領地を洗脳する方法論を学んだ事が生きてきたか >>420
むしろ血液型の性格診断とか未だに信じてるんだから、迷信深いほうでしょ >>416
典型的なオカルト、カルトじゃねーかw
まあネタで言ってるんだろうけど
不思議なことはないってのは、怪異や奇蹟は起きないって意味じゃない
何事にもそれが発生する文脈やメカニズムってものがある
それを時代によって神や妖怪で解釈したり、科学で解釈したりするだけ
構造がある限りそれを不思議とは(京極堂は)呼ばない >>383
血縁関係があるのかはわからんが河童の二回目に出てきた小山田刑事のモデルはASIOSの小山田浩史ってオカルト研究家の人らしいよ それに対して堂島大佐は「起源は簡単に忘却されるんだから
世の中は不思議なものだらけになるよ」的な警告をしてたりする
起源は忘却されて伝統の手法だけが取り残され不思議不思議だと皆が喚く時代が来ると 幽霊の話もいいですが、
みんなの京極の怪談絵本のお話も聞いてみたい
買った人いる?
ゴンゲさまとかすごい迫力だったよ 内容は言えないけど、子供が読んだらきっとお化けなんてみたくなる内容の、面白い怪談絵本だった。
四冊くらい買ったけど、子供はホラー好きだから、きっとはしゃいでお化けと会いたがる。
お化けというより、神様が騒ぐ姿が詳しく書かれていて、お化けみたいな感じがする
後半の、遠野物語のほうは。 俺たちだって幽霊や妖怪みたいなもんじゃん
江川卓なんて怪物くんってあだ名だったんだぜ >>423
百鬼夜行シリーズには、榎木津のような超能力系が登場するので、
榎木津のパワーアップバージョンが登場しても不思議ではないw
それと、ネタとして戦前の霊術を取り上げてほしいですね。
戦前は、健康法、運動法、呼吸法、瞑想法、精神集中法、気合術、催眠術、
鎮魂帰神法、その他を一まとめに霊術と呼んでいて、
大正末期から昭和初期にかけて、この霊術が大層流行った時代があった。
(肥田式強健術もこの霊術の一種)
これは、京極堂の世代が青春を送った時代とだいたい重なる。
中禅寺は、こう言った分野の専門家なので、主だった霊術家については、
当然調べているだろうし、
関口は、うつ病を克服するために精神医学や薬学を学んだ人なので、
何らかの健康法、運動法、呼吸法、瞑想法などを学んでいても不思議ではない。
霊術は、戦後どうなったかというと、霊術という名前を使わなくなっただけで、
似たような技法は、現在でも使われているのです。 小説宝石に掲載されてた短編が談シリーズにありそうな話で面白かったぞ >>433
あれよかった! 時代掛かった表現で幻想的なお話、京極先生の真骨頂な 談シリーズにありそうな話なら全然ダメじゃん
ろくにストーリーもアイデアもなくて何となく文字が並んでるだけ
文章や文体より字面を優先させる京極の、悪い意味では確かに真骨頂
あれに比べたら妖怪絵本の方がまだ読めるわ 初京極ですよろしく
ブックオフでやたら存在感あったから
2冊買ってしもた >>437
ストーリー性が希薄とかレイアウトの優先度が高いのって、善し悪しじゃなくて個性では?
あとアイデアが弱いとは思わないし、文章は計算されてると思うけどね。『談』シリーズ >>439
魍魎の匣 と 姑獲鳥の夏
ここの人は全部読んでるん? >>438
存在感があったってことは分厚いのか装丁がゴテゴテしてるかどっちかだな
とするとあれかもしれないしこれかもしれないな >>441
順番通りだね
姑穫鳥から読むと良い!
ここは京楽堂シリーズは前作読んでる人ばかりだと思うよ >>443
マジありがと
魍魎は買ったはいいがごっついので
よめるんかな〜
と不安だわ 姑獲鳥の夏
読み始めたけどなんかおもろいわー
文体がなんかあってる このスレを読み直すとネタバレあるから遡らない方がいいよ ネタバレはよくねえが まあ大昔の作品だから語るについてはネタバレにつながる
こともあらぁな 未読の人は読まねぇ方がいいやなぁ きっと読み進められたらまた来るね
来なかったら……そういうことだね まだ読み始めたばかりだけど
メシ食いに出た帰りにまたブックオフよってもて
鉄鼠を ... 明慧寺というのは、犯罪を犯した僧とか、問題を起こした僧とかを隔離するための、
坊主専用の流刑地ではないか?
そんなものは、仏教全体にとって恥だから、記録から抹消された、とか。 順番が違うよ
いわくつきだから抹消されたんじゃない
記録にない謎の寺だから調査に僧たちを送った
そしたらミイラ取りがミイラにという流れだったはず いや謎の寺になった理由の話じゃないの?
まあそんな流刑地や刑務所みたいな寺なんてあり得ないけど
破戒僧は普通に破門されるだけだし 「元いた寺は連絡を一方的に絶たれた」らしいが
様子を見に行くぐらいは出来たんじゃないかなぁとは思う まあ普通に考えて外部から完全に途絶してたら
寺の経営というか生活が成り立つわけないしな…
税金その他で国が見逃すわけもないし 明治に和田智稔が発見するまで1000年以上謎っていうのがなぁ……
京極さんのことだからギリギリ納得できる設定があるとは思うけど、作中では明かされてないね 修道院(まあ間違いなく、「薔薇の名前」やってみた、だよね、あれ)的な禅寺とはいえ
檀家とかゼロってことはないと思うんだけどね
それとも完全に物理的にも自給自足の世界って設定なんだろうか >>454
>まあそんな流刑地や刑務所みたいな寺なんてあり得ないけど
百鬼夜行シリーズは、あり得ないはずのことが、あり得る世界なんですよw >>455
了稔さん
「この寺には、禅宗秘法記という
空海が書いたとされる幻の禅籍がどこかにあってな、
それが発見されたら、日本の禅の歴史が書き換えられる」
様子を見に来た僧は、明慧寺に残ることにした。 >>457
>京極さんのことだからギリギリ納得できる設定があるとは思うけど
明慧寺が成立した理由について、
京極さんは納得のできる設定が思いつかなかったので、
謎の寺が成立した事情については謎ということにした。
百鬼夜行シリーズには、そういうふうに読者にブン投げた部分が結構ある。
明慧寺が成立した理由については、
オレは明慧寺=流刑地説ね。 もっと興味をもった古寺から学者引き連れて大挙して押し寄せてたら……無理か流石に 確信が無いわけだし
檻を破りかねないから一番興味を持つであろう空海直系の真言宗の僧侶は意図的に呼んでないし
仙石楼には治平さんが関わってる様なほのめかしがあった気がするけど流石に巷説シリーズにはもう繋げないだろうな 昨日、ブックオフで 姑獲鳥の夏 買ってきて
今読んでるもんだが、諸先輩方にできればお聞きしたい
全部読んでみたいと思っているが、
読んだ方がいい順序みたいなものはあるんだろうか?
ちなみに手元にはあと魍魎と鉄鼠があります FAQ:京極堂シリーズはどれから読めば良いの?
執筆順に読むのが吉だが
どうしても順番を変えたいなら、以下の点をご参考に。
・姑獲鳥を飛ばして魍魎を先に読んでも、特にネタバレはない。
・狂骨では魍魎の犯人がネタバレ
・鉄鼠は姑獲鳥を読んでいなければ理解しにくいネタ多し。関係者の重複も大
必然的に姑獲鳥のネタばれになっている。
・絡新婦は魍魎の事件と関連あり。魍魎を読んでいないとわからないネタあり。
こちらも魍魎のネタバレあり
・塗仏はそれまでの五作のオールスターキャスト。
当然ネタバレもあれば前作とつながるエピ ソードも多い。
・陰摩羅鬼は姑獲鳥さえ読んでいればオケーかも。
・邪魅の雫は塗仏以降(百器〜含む)を予め読んでおくとベスト。
・百鬼夜行〜陰〜は塗仏まで読んでから読まないと意味不明。
特に魍魎と絡新婦のネタバレあり
・百器徒然袋〜雨〜は塗仏の後日談あり。一部ネタバレ。
・今昔続百鬼〜雲〜はネタバレはないからいつでもどぞ。
・百器徒然袋〜風〜は雨と絡新婦のネタバレあり。
昔のテンプレ 執筆順に
そりゃそうですよね
ぐぐれやおめー って感じですよね
失礼しました
ttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/京極夏彦 >>461
いやそんな訳ないでしょ
確かに茜の父親とか、明言されないネタはちょいちょいあるし
インタビューでは、本文に書いてないことは「ないんです」とかいう作家だけど
書かれてないだけで、考えてないはずはない
明慧寺の由来は謎だけど、可能性段階の推論ならいくらでもできる
建立時から密造で誰も知らないか後から記録を抹消されたかの二択
寺の規模からいって前者は考えにくいから後者だとして、理由はまあ致命的な矛盾がなければなんでもいい
あなたの流刑地説でも別に問題ないよ
でも、その程度の想像力で取り敢えず埋まるような謎を京極夏彦が思い付けなかったっていう判断はないんじゃない?
多分、明慧寺の由来は鉄鼠の檻という小説に必要なかったから書かれなかっただけでしょ
必要になったら言及される時が来るかもしれない。ヒトでなしシリーズとかで
>>467
ギリっていうか、実際に症例あるからね 会社員の左遷じゃあるまいし
自分から宗旨替えならまだしも仮にも宗教家が
いかに問題児であれ同門の僧を別の宗派の寺に島流しは無いわ
ムスリムのうち約9割占めるスンナ派が不祥事起こしたら
残り1割のシーア派の寺院へ追放ぐらいありえないよ >>468
「その程度の想像力」とかわざわざ書かなくても良くない? ちょっと本読んでる程度で全部わかってるような気でいる京極夏彦の傲慢さが鼻につく
わざと難しい漢字を使うとか、考えが幼稚すぎる >>470
そうだね反省
「その手の想像で〜」って書けばよかったわ
流刑地説の着想は実は嫌いじゃない、説得材料がしっかり書ければ十分いいオチだと思う
明慧寺は最初からもともと檻でしたっていうね。テーマも揃って百鬼夜行シリーズっぽいし
>>471
>ちょっと本読んでる程度で全部わかってるような気でいる京極夏彦の傲慢さが鼻につく
これは事実じゃなくて、あなたの解釈に対するあなたの感想でしょ
>わざと難しい漢字を使うとか、考えが幼稚すぎる
あれはわざわざ講座を開いて、文面調整やその他のための必然っていってる訳だし
徒に漢字を乱用してるんじゃないよ はいはいおまえが正しい正しい
よかったな
もう来んなよ でしょの人は、ずっとIPアドレス変えて、同じ人が書き込んでいるように見えるけど、
仕事しているの?仕事の合間に書き込んでいるの?それともいろんなでしょさんがいるんの? でしょ君は噂の長文さんだから
これ書くと次から対策してくるからあんま言いたく無いけど
「でしょ」と「まあ」が好きなのが特徴
特に「まあ」は「まぁ」では無く「まあ」と書くから凄い分かりやすい
んで、「その程度の想像力」とか余計な言葉を入れる
マジで「まあ」は大好きだよな >>476
本当にそう思ってるならそもそも掲示板に書き込む必要がない
勝手に自己完結してりゃそれでいいはずでしょ
共有されたいから不特定多数の目に触れる場所に書いてるんだよ
しかしちょっと小難しい字や表現使っただけで幼稚ってすげえ発想だなw
「お前の母ちゃんデベソ」並に意味がないイチャモン
まともに文句言う能力すらねえのかよ >>475
>明慧寺は最初からもともと檻でした
蔵を調べていた京極堂は、そこの資料を調べた結果、
明慧寺の歴史がだいたい分かる。
↓
京極堂
「江戸幕府の宗教統制令『諸宗寺院法度』
この明慧寺は、もともと、法度に違反した僧侶を送り込むため、
江戸幕府が作り上げた僧侶専用の檻だったのです!!」 >>468
>多分、明慧寺の由来は鉄鼠の檻という小説に
>必要なかったから書かれなかっただけでしょ
僧侶に対する憑き物落としには必要。 鉄ネズミの寺のことを知らないでお坊さんを送り込むのも不自然だよな
そこの説明をしていない >>468
知ってるよそんなこと
おつむが残念な奴だな >>479
噂の長文さんではないつもりなんだけど、自分たしかにちょいちょい長文書くからなぁ
あと、感動詞ならともかく副詞の「まあ」は通常「まあ」と表記すると思うけど?
まあたしかに「まあ」は多用するね >>435
彼岸にまつわる話で面白かった
いい意味で地に足がついていない人を書くのが本当にうまい >>484
それぞれの宗派にとって、
明慧寺は、問題児を引き取ってくれる
ありがたいお寺なんだよ。きっと。 どの寺にも邪魔な坊さんいるだろうな 現にあそこにいる坊さん変なのばっかりだし
あの寺もそういうリストラ部屋としての役目は果たしてるな 「檻」に放り込まれた坊主が、勝手に外に出ないように、
「空海が創建した1000年を超える歴史を持つ寺」
「北宗禅の流れを受け継ぐ独自の禅風」
「空海が著わした幻の禅籍『禅宗秘法記』」
といった、坊主にとって魅力的なエサがばら撒いてあって、
明慧寺の古参の坊主は、みな、そのエサのどれかに食いついて、
結果として、寺の外に出られなくなってしまう。 「空海が著わした幻の禅籍『禅宗秘法記』」
考えるとこれってもろに薔薇の名前の「謎の書物」だよね 慈行はなんにも取り憑かれてなかったように思う
宗教的なお宝に魅力を感じたとも思えない
魔境すらも知らないっていうか知るよしもない稀有なタイプ
坊主でなければもうちょっと色んなものに触れる機会があったのでは?
もっと言えば明慧寺でなければ… >>496
なら「戻ってこられない寺」ってことが周知されてないとダメでしょ
作中にそんな描写がない以上断言することはできない
問題児ばかりってのも結論から都合良く逆算してるだけだな
>>498
先行作品を上手くアレンジするのは昔から本格ミステリの常道だよ
初期京極は特に意識したであろう作品が分かりやすい
姑獲鳥←異邦の騎士
魍魎←押絵と旅する男
狂骨←眩暈、アトポス
鉄鼠←薔薇の名前、獄門島
絡新婦←必殺4、太陽黒点(山風には黒衣の聖母って短編もある)
塗仏←神州纐纈城(怪しげな仮面や徐福ならぬ役小角のミイラも出てくる)
巷説もまあ読んでの通り必殺シリーズだしな
江戸怪談にも原典があるし、京極は実はアレンジの作家なんだよな >>499
>慈行はなんにも取り憑かれてなかったように思う
明慧寺を自分のものにする、という祖父以来の野望に取りつかれているように見える。 先日のトークショーで百鬼夜行シリーズはまだ続く…まだ書いてないだけ
というような発言があったようなんだけど、直に聴いてこられた方います?
どんなこと言ってたの?
まだ続きがあるということを京極夏彦本人が発言したなら
遠からず(否、それはわからんか)笑)発表にはなると期待して良いのかなぁ。
一度は忘れちゃったのをまた新たに練り直しての再始動ですかね。 河童天狗の連載読むと、鵺やその次のお話にもちょっと触れてるし
一応書く気はあるんじゃないかと思える 永野護「書く気はある」
冨樫義博「書く気はある」
三浦健太郎「書く気はある」 永野護「描く気はある」
冨樫義博「書く気はある」
三浦健太郎「描く気はある」
こうでしょ 永野先生は最近めっちゃ描いてまっせ
書く気ないのは他に小野主上とか そういや十二国記の最新刊(長編)が今年出ますって噂があったよね… 三浦冨樫両先生も描く気はあるんじゃ
ただ歳なんじゃ
なっちも元気なうちに…な >>513
三浦建太郎の場合は、次の展開が思いつかないだけだろうw
アイディアがあれば、いくらでも描ける人なんだよ。
…そう信じたいけど(´・ω・`) >>514
ショートスリーパーだから、あんまり長生きしなさそうだよね
寝れるのも健康良好の証だからね >>515
ベルセルクはグリーンレクイエムと同じような感じで終わる予定らしいよ >>517
違った
佐々木淳子 ダークグリーンだった ご体調が悪いのでしょうか?大丈夫?気のせいじゃないかな
こんなところで聞くのもなにか。
まあ、ネタばかりで嘘かホントか、だいたい5ちゃんねるだしなあ。
でもなにかあったら教えてください。私も体調悪い、寒いせいもありますが >>517
>>518
ベルセルクも佐々木淳子もやめてほしい 特徴的な作風なので読者が飽きてきてもおかしくないな
読みづらいことは間違いない 楽に読めるマンガがこれだけ売れてることを考えても
世の中の人は娯楽要素を求めている しかしトークショー情報ないね
っていうか教えてくれないね…けちんぼ〜 京極作品は分厚いから読み始める時の心理的ハードルが高いだけで、文章は平易で読みづらくはないよ
てか娯楽そのものだろう >>519
大丈夫だよ。まだ55歳だし、事務所が健康診断行かせてるみたいだし
たしかに太ってるけどお金持ちだからカップ麺太りとかじゃないから(菓子パンはあるかもw)
みんな不安視だかりだから楽観的な憶測も言っとこうかな まだ55歳なのか。若いなあもうちょっと勉強してから出直せるな >>525
ごっついから楽しみがそれだけ続くと思って
読み始めは毎回楽しみだけどね
とまだ数冊しか読んでない新参が言ってみる >>527
京極「水木しげる先生のような妖怪漫画家になる!!」 でもまだ買ってないけど絡新婦はごっついよなあ
持ち歩き不可だろう
分冊版買おうかな 百鬼夜行シリーズのページ数が半分だったら、また京極夏彦の評価も変わったんだろうね
コアなファンからしたら薄い百鬼夜行シリーズなんて、デブタレントに痩せろといってるようなものかもしれないが、でも、評価に変化はあったと思う
分厚さを見て躊躇した読者もいるだろうし、そういう読者を逃したのは単純にもったいなかった
文庫本にして1000ページを越えるなんて、持ち運びにも不便だし、京極夏彦の自己満足の方が大きかったんじゃないだろうか 厚くて目立つから手に取った人も沢山いるだろうから、結果イーブンじゃないかね 島荘の暗闇坂が評判になった辺りから1000枚越えの厚さ自体がステータスみたいになってたんだよね
もっとも御大自身がそれを維持できなくなってほぼ無関係なサブエピで水増ししたり
ほぼコピペな反復をやるようになっちまったわけだが…(その路線の頂点が例の大説。ってかあいつどこ行った?) そういえば昔夫だか妻に京極夏彦で殴られたスレとかあったな 京極作品を読んで本筋に関係ない無駄な文章が多いという感想をお持ちの方は
是非、清涼院流水作品も読んで比較検討していただきたい
本筋に関係ない無駄な文章の真髄を味わえるよ 絡新婦は元々はもっと短かったんだけど
その時のタイトルは絡新婦の鑑(かがみ)だったとか
檻と似すぎてるから理に変えたら何か理要素入れていって構造が複雑化して長くなっちゃったと スティーブン・キングやディーン・R・クーンツが売れてた頃
アメリカの田舎では娯楽が無いから厚い程売れる、
みたいな事読んだような気がするけど
今はちがうだろうな。
長い話はみんな途中で飽きる。 >>538
それ下には下がいるって話で全然擁護にもなってないよね
京極は清涼院や島荘とは別次元でダメなんだよ
頁数や字面を誤魔化すために改行や無意味な反復で文章をねじ曲げる
読者のために読み易い文章とか美文を心掛けるってことを一切しない
京極は読者のためだって言い張ってるけど、まあんなわけねーよな
要するに京極の言う読者ってのは俺らのことじゃない
自分のやりたいことを押し通すときだけ出てくる都合のいい存在 なんと驚くべきことか、その都合のいい存在がここに一人いるではないか まあ確かにデビュー作のウブメは無駄な部分削ぎ落として必要な文章でがっちり固めた印象あるけど
宴の始末辺りは空が円いとか何度もしつこく繰り返されて単にページ数稼ぎみたいな文章増えた印象ある そういう白黒陣営に分けたがるレッテル貼りは不要
日本人が知的な議論をできない理由として、意見を戦わせるのではなく意見を発した個人の戦いに持っていこうとする事が挙げられる
見解の不一致と相手との関係はうまく切り分ける必要がある だって、京極ファン?って聞いただけで、「レッテルばり」とか「日本人論」言い始めるんだぞ
5chだけだよな?実生活でもこんな感じだったら、そうとう疎まれるぞ 文句言いながら読むってすごいなっちのこと好きなんだね 好きなところは好き、嫌いなところは嫌いってことでしょうな
しかし京極先生の文章スタイルってタイポグラフィみたいなものなんだから
読みやすさの根拠も、有用性も十分あるんじゃないのかね
まあ自己満足といってしまえばどんな満足も自己満足なんだろうけど 個人的には京極の文章は赤川次郎らと同じぐらいの大衆的なレベルだと思う
そりゃあ会話だけで進行していく今のラノベよりは難解かもしれないが・・・
少なくとも昭和前半の純文学のような読み難さはないね
まあ感想なんて相対的なものだから結論など出ないだろうが 僕は「死ねばいいのに」を読んでとてもつまらなかったし、読了しても意味がわからないんですが
あの女性はどうして誰でもセックスさせてたんですか? 初心者です。恐る恐るウブメの夏を電子書籍で思いきって買いましたが最高です!この雰囲気、四人の個性、謎、かってに狸蕎麦頼んだり酔っ払って扇風機壊したり楽しいです。これは徹夜物ですね! >>555
シリーズ追えば
個性の強いやつはまだまだ死ぬほど出てくるぞ >>556ありがとうございます!ずっと敷居が高そうと思ってましたがもっと早く読めば良かった… 厚いのと、仏教話について行けるなら敷居は全然高くないよ
仏教話も多いのは鉄鼠くらいだから基本大丈夫 >>558はい!これはもうシリーズ一気に読み倒します。ありがとうです! >>558
ぼかぁ登場人物の長台詞についていけないです 最新の短編で敦子にも美由紀ちゃんにすら
益田のやたら愚かに見せる処世術見抜かれてて笑う 産女の夏読んでんだけど、とにかく長い。
つまらないとは思わないけど、長い。
この長さはどうにかならんかったのかと思う。 >>563
シリーズでも短いほうだから
あなたむいてないみたい
またね 長ければ長いほど楽しみだと思ってしまう
絡新婦が一番好きだし 私もそうですね。綾辻さんの暗黒館も最高でした。ゆったりどっぷり浸かれるので短いとつまらないです。 京極も、最近はめっきり次の作品を書かなくなったけど、
今度はやたらめったら、かわいい子を描くんじゃないか?
なんとなくすっきりした気もするし。 私は貴族様が死を知らない。またまた御冗談をwそんなことあるわけないじゃないですかw
と思いました。が、自転車の座るところをたくさん盗むなど異常な人、理解出来ない人は世の中に稀にいる。
ことを考えると死を知らない貴族もいるかもしれない。と柔軟に考えるようになりました。 >>568
京極も無理だと思ったから、あんなページ数かけて儒教の説明したんだろうな
それでも無理があると感じたけど
後、話すぐ終わらせない為だけに榎木田の目見えなくしたのはどうかと思った >>570
そうですね、無理はありすぎると思います。
我々が行ったこともない外国や宇宙のことを知ってるのも間接的な知識を総合的に考えてですから
直接的に人間の死について書かれた本がなかったとして、他の知識から総合的に考えれば当然
人間が死ぬ。ということは理解できるでしょう。 >>570
>話すぐ終わらせない為だけに榎木田の目見えなくしたのはどうかと思った
このスレで前に書いたと思うが
榎さんって元々姑獲鳥の「見えてるものが見えない」をカモフラージュするためだけに
「見えないものが見えてる」設定を背負ったキャラだったわけで
ぶっちゃけ他の長編ではお邪魔存在でしかない。(短編では捜査過程を飛ばせるので便利だが)
だから姑獲鳥以降の作品では
榎さんを如何に真相に近づけるポジから排除するかが毎回のトライになってる
鉄鼠みたいに「出番が遅い」とかね 鉄鼠は言うほど遅くねーだろ、出てきてすぐ密室殺人も解決してるし
陰摩羅鬼は最初から制約状態で出てくるからあからさまで萎えるんだよ
誤魔化すんならもっと上手くやるべき
ただ百鬼夜行はもともと榎木津のためのシリーズって説があるんだよな
姑獲鳥の後に魍魎書いたんであの路線が本編になったけど
予定では姑獲鳥の後に薔薇十字探偵の連作をやるつもりだったらしい
言ってみれば長編の方が本来番外編
シェアードワールドも「京極堂文庫」とかじゃなく薔薇十字叢書だったしな
京極の中では百鬼夜行=榎木津シリーズなんじゃねえか 最初は漫画で描こうとしてたからねぇ
漫画の主人公として設定してたのは
恐らく榎木津探偵 そこから解決役として
話に幕を引く存在が必要になって中禅寺が分離した >>555です。もう少しでウブメが終わります…でもまだシリーズ八つもあるので楽しみ過ぎて幸せです! 電子書籍あさってて今知ったけど
「文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦」
というのが出てた。 >>580
異常な連中が異常な動機で異常な犯罪を犯すので、
そういう犯罪を解決するために
京極堂や榎木津といった異常な人間が必要になってくる。
普通の人間が普通の動機で普通の犯罪を犯したのでは、
警察が普通に捜査して普通に解決するので、
京極堂の出番がないぞw エログロ要素はうぶめからしばらくは戦後まもなくという混沌とした時代背景もあると思う
特に狂骨なんてまさにあの時代ならではの事件だし あの異常な連中の考えがわかるってことは中禅寺も同じ性癖の持ち主ということだね >>585
レイプネタ頻出なのは単に趣味じゃないかと思うぞw >レイプネタ頻出
巷説とか他でもそうだったっけ
そんなら趣味だろうけど 和姦に見せかけた◯◯のパターンがあって普通の和姦は文章にしない事の方が気になる
いや書かれても顔出してる作家だから夏彦が浮かんで萎えるんだろうけどさ
実は◯◯だったのかーっミスリードされちまった(゚∀゚)ウヒョー!の体験をしてみたく候 妖怪は人間や文化の暗部を象徴化したものでもあるでしょ
妖怪や怪談を描く以上エログロは避けて通れない
巷説はそもそも悪人退治の話なんだから、エログロで当たり前
京極は結婚も早いしそっち系はおそらく淡泊
レイプや殺人だって行為そのものをねっとり描くことはない
大藪春彦や西村寿行くらいなら趣味って言って良いと思うけど >>588
巷説はしょっぱなからだし、数えずの井戸も、死ねばいいのにでもあるよね
数えずの井戸は途中までは好きなんだけど、それ関係の描写が嫌で後半はあまり読み返したくない エロでもグロでもストーリー上必要なら幾らあっても気にならないしねっとりでも別にいいや
西村寿行はなぁ
義務教育中の図書室で順に読破していったら犬笛から始まってなぜか尻に行き着いた
大藪春彦は最後ら辺は真面目にアルツハイマー患ってたんじゃないか
晩年の作品読むとデジャヴな内容より作者の容態が気になってしかたなかった >>579
いまさら?って思ったけど、漫画版のことか 読み返したら神保町に大叔父の持ちビルがあったとか書いてあったわ ということは、榎木津の兄の榎木津総一郎の孫か。
じゃあ、何か「見える」のかな。 榎木津平太郎は正体がなぁ
作品のオチとしてはありだけどなんつーかもったいなくねと思ったキャラだった 「天狗」三話の美弥子の講釈がめちゃくちゃ良かった
本筋の真相がどうなるかも気になるがすでに憑き物が落ちたような感がある セールいうてもサクラに☆5レビューつけさせてるような中華メーカーの品物しかないやんけ 今連載中の「河童」「天狗」は昭和二十九年の夏と秋の話みたいだけど、
それ以前、春先にあったとかいう「辻斬り」事件の話ってもう発表されてる?
その事件を敦子が解決して、ついでに美由紀と出会ったらしいが読んだことないわ
この感じだと冬にもまた事件があって春夏秋冬の4つで一冊にまとめられたりするのかな? >>606
辻斬り事件が三京祭企画の『鬼』
今昔百鬼拾遺は今のところポピュラー妖怪揃えだから、書下ろしがあるなら『幽霊』と期待
でも冬で幽霊はないか 僕は今「数えずの井戸」を読んでいるんですが、すごく読みづらいです
ようやく又市君が出てきたんですが、妾をあたしと読ませるなど普通じゃないし
菊とかいうお女中が莫迦じゃなくて考え過ぎなんだ。っていうのもよくわからないです
そういう人もいるかもしれませんが いったいこれからどういう話しになるのやら
最初に出てきたお侍さんが何かが欠けている?と感じているのは何か統合失調症とか
そういう病気なんじゃないでしょうか 人殺しという本を読んでみようかと冒頭のみ読んでみたのですが
薬屋の歳三とは土方歳三ですか?新選組の話しですか? >>608
あれか、ありがとう
ヒトごろししか買わなくて読んでなかったわ
単行本で読むのが楽しみだ
>>610
小説新潮10月号から連載してる 弔堂とかいまいち乗れなかったけどひとごろしは面白かった 土方の人生は波乱万丈なんだから、誰が書いてもある程度は面白くなるよ
むしろあの京極夏彦が書いてこの程度かって失望の方が大きかったな
土方である必然性もよく分からなかった
でも沖田のエピソードは笑えたな
土方もドン引きするサイコパスで、嫌いだから絶対畳の上で死なせてやるってやつ 燃えよ剣は読みましたが、土方歳三だけあんなニヒルなんでしょうか
芹沢鴨なんてただのバカじゃないですか。
ただのバカが新選組の局長にまでなれるものでしょうか
作り話なんじゃないでしょうか ヒトごろしはメチャ古いタイプの土方歳三だから若い読者にはかえって新鮮かもな
古い新撰組もの読むと無骨で重厚な近藤とその下に統制好きな陰湿な土方
酒乱で乱暴者の暴君芹沢がお約束だった
燃えよ剣でガラリと流れが変わって以後亜流が激増したけど
実像は特に土方が全然違ってて史実調べると小説家の力っつうものを思い知らされるよ >>619
なれると思うw
つーか結構リアルだと思うよ
現代でも企業の創業者とか地方政治家とか、声がデカくて威圧感があってバイタリティがあるただのバカみたいな人が結構成功おさめてるもんだし
暴力的な時代なら尚更じゃないですか >>620
2種類あんの?全部まとまった煉瓦の方を買うよ ついに電子書籍にしてしまった
京極さんのページ字数合わせがズレてしまうのが悪いけど、それ以外は快適…… 芹沢鴨は結局何者だったんだろうねえ。
最近の調べでは、芹沢鴨は茨城でちゃんと死んでるそうだね。
京都で殺されたやつは顔見知りだったんだろうか。 >>626
茨城では死んでないよ。創作を読んだか、何か勘違いして覚えてるのかと・・・
水戸では鴨に死刑判決が出たから、家族が死亡扱いにして墓碑に名前を刻んだというだけ それにしても今回の美弥子の台詞はすごい
今までも京極が散々書いてたり語ってたりする内容ではあるけど
杉田と45の事件で色んな人が色んな所で怒ったり議論したり馬鹿言ったりしてるけど
ここまで論理的で執拗に問題の根底までつまびらかに指摘した文章はないな
新潮であえてこれを書く京極はもはや恐ろしいわ まぁ結婚予定されていた相手が「勝った方が強い」「弱者は虐げられても文句は言えない」的な酷い奴だったからこその台詞な気はするがw
美由紀ちゃんが「分からない」と言ったのはそこまで自分に引き合いに考えるのは難しいからこそだし いくら考えたって結論なんて直ぐに出せない話だし いくら怒っても人の考えなんて簡単に変わらん 守ろう守ろうやり過ぎると逆に守るべき人を傷付けて本末転倒になるしな >>625本当、電子書籍は快適!寝転んで読むときなんか最高ですね。 電子書籍はそれでしか読めない本でもない限りほぼ使わないな
中身だけじゃなく本の形態そのものに愛着がある
確か京極も電子書籍についてはあんまり良く言ってないよね
全否定ってほどじゃなかったと思うけど 電子書籍の特性を活かせるような創り方を徹底しないとダメだ。的なことはいってたな
弔堂破暁の頃だから5年くらい前だけど ソニーもシャープも会社は潰れてないけど電子書籍はやめたから買った人は端末に残ってる分は読めるけど
壊れた終わりで再ダウンロードもできない。
楽天もコボを始めたら、それまでのラブーとかいう電子書籍はやめて同じ会社なのにコボに引き継ぎもできない
この状況で電子書籍を買うのはバカだよ アマゾンだっていつどうなるかわからないし
確かアップルのアイブックもなくなったんだよな 怖い怖い え!?
電子書籍って本体?にセーブしてるんじゃないの?
会社が止めるか潰れるかすると読めなくなっちゃうの? 買うじゃん、それでダウンロードすると端末にダウンロードされるじゃん?
でまあ端末の容量にも限界があるじゃん。そしたらDRMかかってて
バックアップはできないから削除するしかないじゃん。その段階で
「はーいみんなに愛された電子書籍も今日で終わりでーす」
やられたら終わりよ。二度とそれ読めない。 >>608
冬のポピュラーお化けといえば雪女でしょう
もっとも天狗が連載開始するときに最終章と銘打ってあったから書下ろしは期待薄かな 全部の漢字にふりがな振ってくれってお願いのおてまみ書いとけ 難しい漢字だろうか――――
莫迦には読めない漢字だろうか―――――
――――ああ――――――
――厭だ―― そういう難しい漢字とか難しくない漢字とかの陣営に分けたがるレッテル貼りは不要
日本人が知的な議論をできない理由として、意見を戦わせるのではなく意見を発した個人の戦いに持っていこうとする事が挙げられる
見解の不一致と相手との関係はうまく切り分ける必要がある
キリッ 探偵小説より冒険小説のほうが好きなんだけどどこかで続きかいたりしてるのかな >>645
ワロタw
あまりにも鬱陶しくなったら書きそうw >>645
魍魎の犯人が書きそうw
戦前の事件で鞄や行李に詰められた遺体というのがあるけどたいてい臭いで発覚してる
ということはミイラと化したあの娘も… 体積が小さいし、傷みやすい脳みそが頭蓋骨で覆われてるから臭いはどうだろう
匣にも入ってるしそれほどではないかも いやいや、ほんの100グラムのお肉をうっかり置き忘れて腐らせてごらん
におうぞお そうか、なかなか肉を腐らせた経験がないのでわからなかったな
実験するのも面倒だし 人肉も手に入らないし、これは確認できないわ
じゃあ臭うということで、今日のところは >>633紙の本へのこだわりは確かにありますねー。古本もカバーがヨレヨレになってて、ページの端が黄ばんでて、わら半紙の匂いがすると尚良い(笑)。 >>650-654
それを考えると加菜子の死体は、須崎の手に委ねて、
須崎式「部分を生かす方法」で、死んだ直後の状態のまま保存するのが、一番よかったかも。
最低限でも生命活動が続いている限りは、腐敗することはないし。
…これを書いているうちに気がついたんだけど、
ひょっとして、須崎は加菜子の死体を死んだ直後の状態で保存するつもりで、
狂言誘拐を行ったのかも…雨宮は、最初は須崎の本当の目的に気が付かずに
須崎に協力していたのだが、そのことに気がついて激怒して殺したのかも…
そして、雨宮は須崎を殺した後で、加菜子が「まだ」生きていることに気が付いたのかも… 二次の設定としては雨宮の心情が劇的で面白くなりそう
だが原作須崎はやっぱりただの身代金=研究資金目当てだったと思うな
美馬坂の目を盗んでの死体を死んだ直後の状態で保存は処理も維持も相当な困難を伴う
動機的にも須崎は陽子を脅してたが娘の加菜子へのこだわりはなさそうだった
だから純粋に研究者的な欲望としてパーツを生かすことにのみ尽力して
加菜子本体への執着はいろんな意味でさほど無かったと思う 時間の問題で死ぬことはわかっていただろうけど
防腐のための薬品までは用意していないんじゃないかな
防腐って簡単にできるのかな 塩でいいならそこらで買えるけど >>657
>動機的にも須崎は陽子を脅してたが娘の加菜子へのこだわりはなさそうだった
須崎は、健康で五体満足な加菜子には、ちっとも興味が湧かなかったが、
人身事故で瀕死の重傷を負った加菜子を見て、「恋に落ちた」
二次創作の面白そうな設定なら、こういうのを考える。 >>660
それは原作者に言わないと、あと出版社にも >>658
幕末ぐらいに重罪人の亡骸から中身抜き去って内部に塩をみっちり詰める
そののち塩の詰まった甕などに埋めて保存
後で引っ張り出して見せしめなんてことがよくあったらしい
だが後日改めて公開処刑で晒し者という時に蓋を開けると異臭が凄い
こっちも死にそうだとかいう記録が残ってるよ 関ヶ原とかで死んだ侍から刀とか金目のものを盗んでた連中は大変だったんだろうな まあそこまでいくと鼻が馬鹿になってあまり匂い感じなくなってそうだが 死体漁りは、服に染み付いた腐臭が洗っても取れないレベルになるから捨てなきゃいけなくなるみたいな話は聞いた 加菜子の死体を長期保存しようとすれば、
できるだけ早く、エンバーミング(死体の防腐処理)を行う必要があるな。
雨宮の前に、加菜子の死体のエンバーミングをやってくれる、親切な人wが現れた。
昭和27年は、朝鮮戦争の真っ最中で、
朝鮮半島で大量生産されたアメリカ兵の死体は、
日本に空輸されて、日本の米軍基地で、防腐処理が行われた。
そこでエンバーミングをやっていた日本人職員がいて、
加菜子の死体の防腐処理をやってくれた、という設定で。
そして、加菜子の美しい死体は、
第二、第三の殺人事件を引き起こすわけだけど、
それは、後日の話。 頼子ちゃんのお話聞きたいな
加菜子ちゃんは、死体でも箱の中で美しいですね しかし幽だけじゃなく怪まで休刊とはな
幽は刊行できるのが不思議なレベルだったからまだ分かるけど
怪は歴史もあるし名前だけでも残せば良かったのに
統合して新雑誌となると、小説の連載にも当然目玉が必要だからな
創刊号では恐らく巷説の新シリーズが始まると見た
或いは陰摩羅鬼みたいに百鬼夜行の新作長編の一部だけ載るとか >>677
河童の最終回読まれました?
夫が最高傑作級の出来だってはしゃいでるんですが、私単行本派なので読めません。てか今は読みません。
でもあまりのはしゃぎっぷりに気になって仕方ありません。 >>675
加菜子ちゃんの匣の中の死体を、
どうやったら腐乱させずに美しく保存することができるか、
ということを話し合っていただけですw
真っ黒な干物になるのもイヤ。 八犬伝やらないかな〜。
小平次読んだ時に、文が575だったから、これは前兆!?と思ったものだった。 虚実妖怪百物語のゆうきまさみによる完全漫画化、を望む!!
ゆうきさんのはRとパトしか読んだことないけど(カラーうまくなったのかな?)。 八犬伝はやる予定だったけれど、分解して組み立てても八犬伝にしかならないって言ってた いや八犬伝を書くんだからそれでいいのでは?w
まあ江戸怪談みたいに現代的に話を作り替えるのが難しい作品だからな
京極だし、超能力や超自然現象を書くつもりは当然ないだろう
でもそうすると八犬伝の面白い部分が殆ど成り立たない 八つの宝玉を持った八人の勇者の物語だからな。
江戸時代にも、ラノベがあったんだ (´・ω・`) 八犬伝って、江戸時代の作品なのにキャラ萌え物のツボを押さえててすごいよね
腐女子の心をガッチリの女装できる美男剣士もいるし、ショタの心をガッチリのチビッコ剣士もいるし
ポジション的に全方位に対応できるキャラをそろえてる
狙ってつくってたとしたら、滝沢馬琴はすごい人だよ >>687
狙って作ってるんだろうな ナチュラルに書いたら偶然全方位のキャラができると思ったのか? キャラ萌えみたいな現代的な視点で読み替えれば何でもそう見えるんだよ
八犬伝じゃなく古事記や聖書だってラノベのように読み替えることができる
例えば白浪五人男だってキャラ立ちしてるって言えばそうだし、
八犬伝の原典の水滸伝だって個性的なキャラがウジャウジャ出てくる
キャラの描き分けは何も八犬伝だけが突出しているわけじゃない 三国志に女装やショタはいないだろ
8人のメンバーのなかにそれを厳選してねじ込んでるのが凄いじゃないか
男向けの冒険活劇に、女ファンも取り込める要素をしっかり入れている
老若男女楽しめるようにできているのがすごい 水滸伝や三国志は群像劇だから、キャラクターが多くて、それに一致するキャラを探そうと思ったら探せるでしょ
でも、それはいわば下手な鉄砲数うちゃ当たるでしかないじゃない
たくさんキャラを出したら、結果的にそれに食いついてきたというだけでしかない
ただいろんな個性にキャラを出せば、キャラ萌えになるというわけじゃないよ
ツボを心得ないと、バランスのいい配置にはならない
あくまでキャラ立ちではなく、キャラ萌えの話をしてるんだ
八犬伝は八人の主要メンバーの中でポジション的にバランスをとってるのがすごいんであって、何十、何百人と出てくる群像劇の水滸伝や三国志とはちがうでしょ
神話や水滸伝や三国志はいわばラノベの元祖かもしれないけど、それをさらに自覚的に無駄なく先鋭化しているという点で、エンタメ創作技術、エンタメ心理学として高度なんだよ
そこを踏まえないと馬琴の大衆作家としての凄みはわからないでしょ
ただ思いつくままに書いてるんじゃなくって、よく考えてつくられてるんだよ >>695
結論ありきでそこから逆算してるような語り口だから論理に無理がある
語るなら300人と8人と1人の差異について明確に語ってくれ 文庫虚実の付録小冊子ほしかったけど、楽天ブックスで買ったら付いてなかった( ノД`) まーたレンガだな
虚実妖怪百物語 序/破/急
買ったけど マジな話今昔百鬼拾遺の次には出ると思うよ
京極がまた出版社に難癖つけてヘソ曲げたりしない限りは
上手く行けば来年中には出るんじゃないか
水木全集が終わってから小説書きまくってるし 叔母上「播磨、この偽物の皿を家宝の皿と偽って大久保殿に差し出しなさい」
播磨「バレませんか?」
叔母上「本物を見たことがあるのはもはや私だけ誰に真贋の判定がつきましょうや」
播磨「さすが叔母さんだ、あったまいー」
菊(ほっ…) 雪女‥‥‥が、みたい
天狗読みたかった、どうだった? 俺は京極の累ヶ淵が読みたい
正直、豊志賀の死しか知らないけど 虚実序破急ページ数の割にはそんなに厚くない。ネズミやクモと比べるとだけど。
講談社文庫のほうが厚い紙を使ってるようだ。 河童読んだけどやたら人物多くて混乱した
誰が殺して誰が盗んで誰が裏切ったとかちんぷんかんぷんになる程
そう思ってたらクイズの正解者の名前を作中に散りばめるって企画だったのね 虚実妖怪百物語をキンドルのサンプルで呼んだら、帝都物語の加藤が出てくるけど、この作品は帝都物語みたいな伝奇スペクタクルなの?
あんまりそういう妖術バトルを期待して読んだらがっかりするタイプの本? >>710
逆
妖術バトルがメイン
ミステリを期待すると壁に投げることになる
俺はなげた 今の鬼太郎のボスが加藤だと思って見てたらただのロリコンだった ミステリーとして呼んだらがっかりするけど、妖術バトルものとしては面白いの?
本文はコメディっぽいけど、妖怪バトル物としても半端な感じ? 帝都物語みたいな妖術バトルなんてこれっぽっちもない
虚実は推理小説でも妖怪小説でもなくオタク小説
アニメや漫画の固有名詞がたくさん出てくるというかなんというか
京極作品らしくとにかく理屈っぽいが全編通して馬鹿馬鹿しくて贅沢な与太話
百鬼夜行とか巷説シリーズとはまるっきりベクトルが違う
南極とか虚言少年とかそっちの京極
怪ラジオとか東京ガベージコレクションとか聴いてたなら楽しめる要素がてんこ盛り 水木テイスト入った帝都物語のパロディだけど、まあ身内ネタ小説だよね
でもウロボロスシリーズみたいな大掛かりな仕掛けはない
○○が○○の小説を読んでいないのは○○だからだ!ってアイデアもしょぼい
ラジオも聴いてたような京極のコアなファンじゃないと楽しめないと思う
ただ帝都物語と対比的に読むとちょっと面白いかな
帝都物語は昭和天皇についての物語でもあるんだけど
虚実では昭和天皇のポジションに、京極の神・水木しげるを置いているw 姑獲鳥120点
十角館 50点
ロートレック70点
占星術 30点
そして誰も 10点
推理小説って自分には合わないのかな
京極夏彦は本当に最高なんだけど こんな作家ほかにいないなぁ いたら教えて >>719
キャラクター小説が好きなだけじゃないの? 京極の小説が読みやすいのは俺も同じだなあ
巷説シリーズ読んでなかったら読むべし
あとは、個人的な好みだと幸田露伴の「幻談・寛画談」、岡本綺堂の「中国奇譚怪談集」、小泉八雲の「怪談」
全部怪談じゃねえか!と自分でも思う
怪談以外だと梨木香歩が読みやすかった あ、岡本綺堂は「中国怪奇小説集」でした
すいません 帝都物語読んだことないけど、中禅寺だけがあんな圧倒するのはおかしいな
塗仏の最後に出てきたなんか押しの強そうな人。あれ以来出てこないけど
中禅寺を論破するくらいの奴出してこいよ もう堂島は出て込んでいいわ
安っぽい悪役にしか見えん 絶対的存在って印象はないけどなぁ
鉄鼠の犯人にビビってた描写あるし
探偵防御率もあんまりよくないしね
まあそれは計算です予想通りですって態度とるけども、人死が出るのは不本意なんだから言い訳でしょ 探偵防御率が一番高い探偵って誰なんだろw
でも、犠牲者の数なんて、作者の話の都合なんだから、探偵のせいにされてもねぇ
終盤に出てきて、話だけ聞いて解決するタイプならいいけど
最初っから出てくる探偵だと、どうしてもいきなり犯人を見抜くわけにもいかないから
話し終わっちゃうし 人が頃される事がサスペンスになって読書の愉しみとなるわけだからね 事件を未然に防げたらそれがまぁ一番良いけども それは探偵の仕事でもましてや古本屋の仕事じゃないわな
何人か殺されるところを死なずに済んだ人はいるけど 女学院の海堂さんとか
美由紀ちゃんはどうだろう 巣の中でほっとかれてたら死んでたんかな…… 金田一なんてひどいよ、あいつが現れてからの方が死ぬからね 明石先生とかいう中善寺より弁が立ちそうな人がなりをひそめてる 京極堂はクローザー
川島喜市を守りきっただけでもよしとすべし 名探偵は事件を解きほぐす人であって、防ぐのは警察の仕事だよ
ヴァンスや矢吹駆なんか平気で人殺しもするしな
金田一は一見快活だから誤解されがちだけど、元ジャンキーだぞ
元から倫理や道徳を守る側の人間じゃない
京極堂に至っては名探偵ですらない
真相を暴くことが憑物落としになるから名探偵の真似事やってるだけ
嘘ついて憑物落としができるならそうする人だよ
実際、絡新婦の事件は世間的にはあのおばあちゃんが犯人のままでしょ >>736
じゃあ自分が関わることで人が死ぬのは不本意だっていうのも嘘なの?
嘘だとしたらどんな合理的理由でそんな嘘付くの? 京極夏彦が本気で伝奇スペクタクルを書いた作品ってないの?
トリックがあるんじゃなくって、陰陽師や退魔師たちが秘術を尽くして妖術バトルする作品
帝都物語や孔雀王みたいな
京極の知識で書いたら面白くなりそうな気がするんだけど りん。
「黙って聞いりゃあ四の五の屁理屈捏ねやがって、おい、中禅寺とやらお前の御託はもうたくさんだぜ。ほら」
ちゅどーん
中禅寺「わー」
御行シ仕り候―― 小説新潮1月号読んだけど言葉遣いに違和感あってそのせいで物語にのめりこめなかった
全体に現代物めいて例えば「凹む」ってあの時代でも口語で広く使われていたのかな
「ムカつく」も気になったがこちらは地域差で関西なら結構古くからある言い方のようだ
とはいえこの時代に書かれたまたは描いた小説じゃあんまり見たことがない
細かいようだが話し言葉は世相を反映するし過去作じゃその辺もきっちりしてたのになぁ >>741
江戸時代から現在とほぼ同じ意味で遣われてたらしいよ
あとあれはその後の、「元々盛り上がってれば少し凹んでも平気」「凹んだ分だけ盛り上げたい」
とかの部分に効いてくる伏線比喩だったと思うから、仮に当時遣われてなくても京極さんなら遣ったと思うな 時代物を読む上で言葉使いについて気にしだしたらキリがないな
「おい」みたいな明治時代以降に標準語化した呼びかけ言葉は時代物で当たり前のように使われてるし
知ってても知らないフリして消化するのが一番だよ 「おい」や「おい、こら」は元は薩摩の言葉だったって武田鉄矢が言ってた。 今でもこんなに方言があるのに、各地を渡り歩いている又市はよく言葉がわかったな。
関東と言っても栃木あたりでもう何言ってるかわかんないくらいなまってるぜ。 >>739
>トリックがあるんじゃなくって、陰陽師や退魔師たちが秘術を尽くして妖術バトルする作品
>帝都物語や孔雀王みたいな
二次でこんなストーリー考えているんだけどね。
百鬼夜行シリーズで死んだはずの人間が生きている異世界が相模湖にあって、
そこでは、人間に霊能力を与える六つの匣があり、その匣を巡って争いが起きていた。
関口と榎木津は、その世界に迷い込み、六つの匣の一つを手に入れたことで、
その世界の匣バトルwに巻き込まれてしまう。
関口は、その匣を持ったときだけ、霊能力が使える、という設定。 「この世に不思議なことなどなにもないのだ」といっちゃってる手前、あからさまな超常現象とか魔術とかは使いたくないのかもね
和風伝奇ファンタジーとして割り切って、魔術物を書けばいいのに >>747
薔薇十字叢書にそんな話があるのかと思ったら自分で考えたのか
まあいいんじゃない 本人的には書かないんじゃなくて書けないらしいけどね
もともと荒俣宏とか夢枕獏とか伝奇SFの影響が強い人なのに
ただそもそもアクション書くこと自体下手糞なんだよな
ヒトごろしもひでえもんだった
そう言う意味じゃ分を弁えてるのかも知れない ヒトごろしのアクションシーンはなかなかよかった
お! なっちもアクション書けるじゃんって思ったね >>749
>和風伝奇ファンタジーとして割り切って、魔術物を書けばいいのに
平安時代を舞台にして、安倍晴明を主人公とする新シリーズはどうだろう。 よく考えたけど、結局それも、安倍晴明=平安時代の京極堂、というふうになってしまって
「この世に不思議なことなどなにもないのだよ、関口君」と、なってしまいそうだね。
平安時代に関口という姓があるかどうか知らんけど。 虚実妖怪〜を挫折しそうになりながら、読了したけれど、なんでフィクションが実体化したのか
理解できなかった。
フィクションが祟る、という話かな?
だれか若葉★レオみたいな私に教えて〜。 >>757
豆腐小僧みたいな感じじゃないのかな?豆腐小僧も最後、そんなかんじのフィクションが実体化するような、えって、驚くかんじだったから。 今昔百鬼拾遺はどの版元から出版されるんだろうって前から気になってたけど
大極宮で(来春それぞれ刊行予定)と書いてある。それぞれ?
まとめて一冊じゃなくて、鬼、河童、天狗で三冊出すってことかな? お財布に厳しいね このなかで一番美人なのって真ん中だよね?深キョンレベルだと思うのだが
ちなみに向かって右は目も鼻も整形してるって本人が公言してるけどそれ抜きにして誰が一番美人だと思う?
http://bigsta.net/media/1933567086757747003_3564907098 豆腐小僧はその趣向を理解する前に脱落してしまった
読み進めれば面白いんだろうけども 豆腐小僧はわけのわからない理屈を捏ねくり回してるだけで全くおもしろくなかった
あれが面白いと思う人もいるだろうが 俺は違う 豆腐小僧は、キャラの豊富さ、文章のレベルの高さが、お互いに見事に調和しているのがすごい
時代小説のなかに、ノリのいい妖怪たちが突然描かれていてそんなノリがいい 豆腐小僧、水木しげるで漫画化していたら…面白そうです 豆腐小僧もフィクションが実体化なのか
ネタバレは平気なほうだがなんかがっかり
京極に限らず同作者が何度も使うべきネタじゃないような
よほどうまく持ってゆけば初回はまぁありでも夢オチと同じで
二度三度と繰り返せば効果半減どころか信用の低下に繋がりかねないよ 妖怪好きなのに、妖怪そのものを出すと虚実や豆腐みたいな回りくどい話になる
本好きなのに、文章や文体の美しさを捨ててまで字面の並びにこだわる
最近だと「章の始まりや終わりを統一する」って感じのこともやってるな
一種の強迫観念なのかねえ
枷というか、それこそ檻や理がないと小説を書けない人
しかもそれが作品の完成度や読者に大して恩恵があるわけでもない
こんな無意味なこだわりを押し通す作家他に見たことない >>770
なんかいつも同じこと言ってる人と同一人物として書くけど
京極文体をどうしても価値のないものと思い込みたいのは自由だけど、それは思考停止だよ
あと理解できないからといって病気と判断するのはよくないよ。いじめみたいで気分悪い 京極は頭が固い、、、と言いたいんだろうが
俺から見ても、いつもの人のほうが融通のきかない頭カチカチの人に見える 豆腐小僧って創価学会と同じだよね「信じる者は救われる」「信じないと無限地獄におちる」 いつも自分の言いたい事を書いて、皆に色々否定されるとだんまりするだけだから
ただの自慰行為してるだけだよね >>770
>しかもそれが作品の完成度や読者に大して恩恵があるわけでもない
この部分、京極メソッドが「読みやすさ」に貢献してない合理的な理由があるなら説明してほしい
京極サイドは講座開いてお披露目するほどにロジック化してるわけだから
印象だけの個人的見解で批判するのはフェアじゃないし、説得力がないよ 百鬼夜行シリーズの凝った構成好きだよ( ・∀・ )
特に絡新婦の理 今の惨状見れば絡新婦の理が作家としてのピークだったのは明らかだからなぁ… 妖怪の理、妖怪の檻だっけ
対談企画の本で南総里見八犬伝の全体構造を賞賛してたよね
一方でどこかしら「不完全の美」に憧れている節もあるけれど、自分には向かない、真似出来ないという想いがありそう
個人的には、京極さんの場合、枯れたというよりは自分の作風に合う構造や物語を、色々と試しているように感じる 「豆腐」は小説の体を借りた研究書でしょ。
自論の展開の案内役をゆるキャラにさせている。 そんな読まなくても言えるような悪口には何の意味もない
批判すんならもっと真面目にやれ
豆腐もそうだけど、どすこいや南極は京極の文体のくどさが足を引っ張ってる
ギャグとか砕けた話を書くにはそもそも向いてない文体なんだよな
説明過多で、「今ふざけてます」ってドヤ感が全く笑えない どすこいや南極は「これはギャグです」と新聞広告にも入れておいてくれないとな
こっちゃムショから注文してるから立ち読みとかできねーんだよ >>786
益田とかの言うギャグにはちょうど良いけど
(今ふざけてますって言うキャラだし)
ギャグをやると説明過多になるね 虚言少年とかも登場人物が
このギャグは僕はこういう風に受け取ってこのように考えるから笑えるのだ
みたいに感情の流れを解説しちゃうからな
一周回ってそういうのが面白いという人もいるかもだが >>789
激しく人を選ぶ本だね
軽めの乗りの百器徒然袋が笑えたから京極先生コミカルもいけるんだなと思ってたが ―――待つものが―――来るとは―――
―限るまい― Twitterでもそこはかとなく仄めかしてるような気もする
今昔百鬼拾遺の連載もそろそろ終わるし、怪も幽も休刊、弔堂は不定期連載
今年はほんとに鵺書くかもよ 鵺書いて欲しいね
あ、年末の掃除でやっと豆腐小僧見つけてさっきすこし読んだけど、あれは落語調なんだね
江戸落語風の語りで自分の理屈で全部やるもんだから、噺の筋に入ると違和感覚えるんだよね
でも、好きな噺家をイメージして読むと楽しい 中禅寺「なぜ私の続きを書かなければいけないのかね?弔堂で忙しいのだ。
京極君はもう私を書く能力が枯渇したのだよ。この世に天才作家など手塚治虫しか存在しないのだよ。積君」 鵺はもういいや
書けないか書きたくないものを無理してまた微妙な出来になるより
十分食指が動く別のお題でそのかわり読み応えある京極堂を書いてくれるほうがいい 榎木津が追儺やったらしいのが昭和28年の年末?それとも旧暦に合わせたか?
まあどっちにしろ面霊鬼の事件が28年の12月なのは確かだよな
今昔百鬼拾遺除けば、面霊鬼が作中では一番新しい事件になるはず
んでそれがツイッターの写真じゃ明けて29年になってると
つまり今年は話が進みますよってことなのかな
本人は書いてないって例の如くすっとぼけてたけど イベントの席上で鉄鼠のことを「家族や友人と箱根を旅した楽しい思い出を書いた作品」と言ったんだって。
その他にも「相模湖を訪れた楽しい思い出」や「逗子で海遊びした楽しい思い出」の作品など言及、
あとは日光を始め具体的な地名をいくつも挙げて「まだ書いてないけど」といいながらも
「まだまだあるんです」と機嫌良さそうな顔で言ってたって。
だから今年中に実現するかどうはともかく、書くつもりで計画は動き出してはいるんだと思う。 今さら急ぎはしない
いつか読めるならそれで良いよ
楽しみだ >>803
「徳島での楽しい思い出を書いた作品」を執筆してほしい。
ちなみに、徳島から書いてます。(´・ω・`) 「いつか本気出す」って・・・ハンカチ王子みたいな芸風になってるな
有言不実行なのは明らかなのに、それでもファンが多いからダサイクルの中で暮らしていけるという ハイハイ
京極嫌いの構ってチャン
よくチェックしてまちゅねぇぇ 天狗読んだら、鞍馬天狗は褒めてて、山を侮辱する人は悪い天狗、みたいに分けてた。
この前の幕末もの読んじゃうと、水戸の天狗党を思い浮かべてしまう。
天狗党がどっちに当てはまるか、判らないけど。 柚木陽子さんが、徳島県美馬郡拝原にある父親の美馬坂幸四郎の実家を訪ねて、
実家の近くの弥都波能売神社(みずはのめじんじゃ)の境内を散策していたら、
殺人事件に巻き込まれる!!…という書き出しで、何か考えよう (´・ω・`) 織作茜がすぐ死にすぎなんだよ!
織作茜が日本を牛耳るところまで描けやくそぼけ神経質作家が!! 確かに茜の話はもっと見たかったね
スピンオフ描いてほしいぐらい強烈な印象は残った あの人は作ったシステムが凄いのであって、本人自体はどこにでもいるメンヘラ女よ あのシステム実行出来るのはメンヘラだとしても超人だよ
でも確かにあそこは関口こそ殺すべきだったって未だに思ってるな
作者もその予定だったけど、編集者の横槍で容疑者に変えたんじゃねえか?
「許した女が殺された」って京極堂が動く最後の要因としちゃ微妙
京極堂が許した理由も絡新婦ではぼかされてたんだから、説得力ねーよ
だったら赤ちゃんや榎木津・木場が巻き込まれた時点で動けって話
やばい相手ってのは京極堂が一番よく知ってるのに そもそも織作茜は家族を皆殺しにしなくても
家そのものが力のある家なんだからなろうと思えば
日本のてっぺんに行けたんじゃないの?
茜個人じゃなくても、家がてっぺんなら同じことじゃん。
「織作」という看板があればその舌にいる個人は誰でも同じくらいの力を持てるんでしょ
そもそも日本のてっぺんに立つ意味ってあったかな?
ヘタにてっぺんに立つと命狙われたりするしさ
いくらお金あっても使い切れないでしょ 身の丈に合った生活をすればいいんじゃね >>813
関口くん殺しちゃったら抑止力にならんでしょ >>814
憎しみの対象が家ではなく「イエ」というシステムなので。
イエ、家系とその血 みんな殺して、子供残さずに最後に自分が死んで
呪われた血を根絶やしにして完了、
いろいろあったけど人生の目標は成し遂げたわ…
となる予定だったのに思いがけず殺されちゃった。 >>818
甘いわ。貯金通帳とか判子とかどこにしまったか、家族がいなかったら訊けないじゃん >>819
>いろいろあったけど人生の目標は成し遂げたわ…
>となる予定だったのに思いがけず殺されちゃった。
自分自身が内藤に殺されることも、計画の内ではないか、と思う。
京極堂はそれを察知したから、茜を許すことにした、かもしれない。 >>823
支度の茜の最期読み返してみたけど
とてもじゃないがそんな風には見えなかったよ 今度は別の議員が「同性愛者は国を潰す」発言か…
美弥子の講釈を聞かせてやりたい全く
平成が終わるに及んでもまだ厚顔無恥な天狗が多すぎる 国が滅びる云々は、また都合の良いとこだけつなぎ合わせた編集作業のたまもの的なコメントじゃないの?
見てないけど >>828
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6309051
「LGBTで男と男、女と女の結婚。これは批判したら大変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ」
「でもこの人たちばかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」
まるで同性愛者をガンか何かのように語ってるな
批判したらうるさいからとか何様のつもりだろうか
杉田もそうだったけど、どうせ後になって「そんなつもりじゃなかった」とか言い訳するのが目に見えてる
ルー=ガルーの作倉雛子の『不用意な発言がどれだけ人の心を傷つけ蝕むか』とか中禅寺の憑き物落としとか
「言葉の持つ重み」というのは京極作品を読んで知ったことだわ
SNSでも匿名掲示板でもない公的な場で、仮にも国民の代表たる議員とは思えない無知で無責任な言動すぎる
てめぇらみたいな輩こそ国を潰すガンそのものだっての 「でもこの人たちばかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」
ってのは本当のことだね
むしろこういう発言が許されない、許さない雰囲気のほうが国を潰すガンになると思うよ
特に日本みたいな同調圧力が強い社会で、欧米風のポリティカルコレクトネスが蔓延したらどうなるか
相互監視の陰鬱な閉塞的社会になるのは目に見えてる
我々は夢の世界に生きてるわけじゃないんだよ 「誰かが傷つく」という名分のもとに言論弾圧すれば、澱のように人々の心に不満が溜まっていって次の世代で爆発する
その具現化がトランプなりEUの現状であって 着々とルーガルーの世界に近付いてるな
いざそうなったらゲームみたいで意外と愉しそうね 難しいな
例えば、ハゲにハゲと言ったら傷つく、実際傷つく人はいるだろうし、そうでもない人もいるだろうが、
じゃあ「ハゲ」という言葉を社会的に禁止すべきかというと、それが最善策ではないよね
まあ、議員が「社会的にハゲが増えすぎるのは問題」といえばハゲは一斉に怒ると思うがな 無論正しい
同性愛者ばかりになったら国は滅びる
男ばかりになっても滅ぶし女ばかりになっても滅ぶし平沢勝栄ばかりになっても滅ぶのと同じように >>834
つんぼだってぎっちょだってめくらだって
きちがいだって今はもう使えない言葉だし
ハゲだってそろそろ使えない言葉になるよ
どんどん言葉狩りしていけばいいじゃない まあLGBTの人たちも「勝手に代弁するな」と怒ってたからな
自分に酔ってるナルシスト達に抗議活動されてもかえって迷惑だって なんか絡新婦の理また読みたくなってきた
碧ちゃんが可哀想になるから二回しか読んでない LGBTだらけになって国が滅びたっていいじゃない
滅びたらなんなの?国のために生きてるんじゃなくて自分の幸せのために生きてるんだからさ
俺一人さえよければ世界なんて滅びてもいいよ 世界中が、ってことならともかく、国家規模の話なら滅びない運営の仕方もあるんじゃない?
LGBTの有力者が集まって独立国家を築いたと仮定しても移民や亡命で人口を維持すればいいだけでしょ
LGBTってだけで死刑の国もあるんだから、そんな国があったら亡命したいって人も結構いると思う
ルーガルーの時代にはそういう小国があっても面白いかもと思った >>839
君のやってることはただのアンチキリストだって喝破にほぇ〜となった記憶 滅びた国なんていくらでもあるじゃん
日本だってアメリカがあと何発か原爆落としてたら滅亡してたかもしんないじゃん そもそも>>828への返信に、編集されたTVニュースなんて貼る時点で
意味がなようない気がするのですが…… >>839
>碧ちゃんが可哀想になるから二回しか読んでない
二次創作でいいから、魔女になった碧ちゃんが大活躍する話を読んでみたい。 >>844
悪魔崇拝というのは、キリスト教の信仰という基盤が大前提となる。
神道と仏教の国、言い換えればキリスト教の文化がない日本で、
悪魔崇拝なんてしても、意味ないよ、というのにワロタ。 漫画から入って小説読み始めた新参なんだけど、先にどっちを読んだ方が面白いとかあるかな >>855
どの本から読めばいいのかという事なら
刊行順に読めば犯人のネタバレなく読める
姑獲鳥→魍魎→狂骨→鉄鼠→絡新婦→塗仏2冊→陰摩羅鬼→邪魅
百器徒然袋みたいな番外編は塗仏あたりまで読んでいれば
地名や関係者名が出てきても理解できると思う 漫画すこしでも読んだなら漫画版読んでからでもいい気もする
小説読んでもキャラが漫画版のデザインで浮かぶだろうしね
でも個人的には小説先に読むのをオススメ 狂骨の漫画版を読んで、手元に原作なくてうろ覚えなんだけど
木場が降旗は幼少期に乱交パーティーのことを夢とは言ってなかった(目撃談として語ってた)というくだりは原作でもあったっけ? 狂骨は、とりあえず、京極夏彦が調べた薀蓄全部詰め込めっていう感じで、ごった煮で統一感がないからあんまり好きじゃないな
削れる設定とかエピソードとかいっぱいあったはずだ >>857 >>858
日本語不自由ですまない、教えてくれてありがとう
漫画は小説を一通り読み終えたら追っていこうと思う >>861
真言立川流のこを調べてみて、残っている文献からすると、
教義、教学や儀式等は、真言宗の他の宗派とあまり変わりなく、
有名な髑髏本尊の話は、立川流を批判する立場から書かれた文献に出てくる話で、
本当にそんなことが行われたかどうかは不明、となっていて草www
立川流が弾圧されたのは、南朝を支持した、という政治的理由が大きいらしい。
「狂骨の骨」で京極堂の言っていることが、全然成り立たないじゃないか!
あれは、髑髏本尊の話が、本当にあったこと、という大前提で展開されているんでね。 そりゃそういう前提の思い込みをしてる連中の憑き物落としをしないといかんのだから
仕方がないんじゃないのかね 京極夏彦シリーズのまちがい探しみたいな本とかサイトはないの?
あればけっこう面白いかもしれない
フィクションなのに、薀蓄系には必ず、間違い探しをする奴らが出てくるじゃん
ミリオタとかそういうの大好き >>真言立川流のこを調べてみて、残っている文献からすると、
それが本当かどうか確認しようがあるまい
人肉食だって、人柱だって近世まであったし
夜這いだって多分今でもある
津山三十人殺しなんて昭和30年頃の話だろ? 大切なのはそれが実際に成立するか否かではなく、
あなたが「狂骨の夢」という物語を楽しんだかどうかなのデス… でも、京極先生はもともと筆力のある人だから、薀蓄よりもストーリー性や雰囲気で見せていったほうがよかったと思う
京極作品の薀蓄は、ムダに厚くなるだけでいやっていう人も多かったんじゃないだろうか
薀蓄で分厚くするっていうのは、当時の流行みたいなところがあったからしょうがないけど 説明がくどいとよくいわれるけどそれがなくなったら僕の小説じゃありませんから
ってpixivの講座でいってたね 狂骨で行われてきた儀式も実は又市一味の詐術狂言からできてて歴史が浅い設定かもしれない
かもしれない >>870
またそれかよ
こういうこと言う奴ってなぜか巷説や江戸怪談を無視するんだよな
他の作品でも読めるものをなぜ百鬼夜行シリーズにも求めるんだ
それと衒学趣味は一時的な流行りじゃなくて、本格の伝統的な様式だよ
でも初期京極はヴァン・ダインのような衒学趣味で終わらなかった
蘊蓄が生きる作品書いたからこそあれだけ評価されたんだよ
あれが無駄に見えるのは単に中身を理解できてないだけ >>859
「お前はな、降旗。餓鬼の頃慥かに髑髏の山の話をしたよ。裸の男女の話もした。でもな、一言も夢だとは言わなかったよ」
「何だって――」
「それは夢だろと、そう云ったのは俺だ」
文庫版第1刷p798〜799 >>874
おおありがとう
言ってたのかーそこだけ違和感あってどうだったか気になってたんだ 「夢」を通して読んだのはたぶん一回きりで、朱美関連は殆ど思い出せない自分でも、この下りがあったというのはよく覚えてた
あの意味はなんだこの意味はなんだ解釈解釈解釈無意識―どっこいこれは現実です、解釈なんか要らないんです
インパクトあったんだろうな >>863
文庫版884頁
「(〜前略)髑髏を使った呪術など本来の立川流には無関係だった筈だ。
誹謗弾圧を目的に無理矢理習合させられた可能性だってある。(後略〜)」
秋彦どうやら承知の上 >>879
立川流の実態がどうだった、とか髑髏を本尊とした儀式が本当に行われたかどうか、とか
そういうことを資料に基づいて議論することが目的ではなく、
髑髏を本尊とした儀式を本当に行っているカルト集団に対する憑き物落としが
京極堂の目的だからね。
「あれは、立川流を弾圧した連中が、弾圧を正当化するためにでっち上げたウソです」
などと言って相手を全面否定したのでは、相手が自分の話を大人しく聞いてくれず、
相手に対して呪がかからず、憑き物落としが失敗する可能性があったのでは?
相手の言うことを一部肯定することも、憑き物落としのテクニックの一つだな。 春彦は、国語学者の金田一春彦。
冬彦には、有名な人がいないな… >>869
(´・ω・`) 七年間、毎日毎日そればっかり、というのは、相当な難行苦行だと思うけどね。
「狂骨の骨」の作中でも、死者が出たり、自殺者が出たりしていたけど、覚悟はできてるの? 現代日本にも一応セックス教団はあるんだよな
リトルペブルで検索してみりゃ分かるけど、おぞましいぞ
ああいうことは非日常だから良いんであって、日常化したらただの地獄
まず普通の男は人前じゃなかなか勃たないしな
AV男優は神の仕事だよ >>865
斎藤環が胸骨の夢の検証してたな
フロイトとか精神分析が正しく書けてるかとか
京極堂があの時代にあそこまで精神分析とかの知識を持てるのかとかね 降旗もそう
精神病者がいてあーいう犯罪するかとかね
これに答えてか知らないが、狂骨は文庫になる時にかなり加筆したらしい
そんでそれを読み直して斎藤環は結構納得したらしい
本の題名忘れたけど、京極夏彦特集みたいのにその斎藤環の評論が入ってた >>893
宝島社の『僕たちの好きな京極夏彦』な
たしか>>863の立川流は髑髏本尊本来やってなかった説もその本で指摘されてる あ間違えた。狂骨批判が載ってるのは寺子屋ブックス『京極夏彦の世界』で
文庫版の加筆訂正で納得させられましたよって記事が載ってるのが『僕たちの好きな京極夏彦』だった 難しいこと考えんと
ファンタジーとしてよめばええじゃん 北海道出身の作家のペンネーム、デビュー作にも夏があるってのが面白いね
夏が短いからこそ執着があるんだろうな
北海道って所謂「蝦夷」で本土的な文化圏の土地ではないから、
尚更古い日本文化に憧れがあるって昔本人も言ってたしな
京極ってのも北海道にある町名なんだっけ
それがペンネームの由来ではないって京極自身は否定してたけど
近くに本人の出身校もあるんだからちょっと信じられない 北海道の京極町は佐々木道誉から始まる名流の京極氏の末裔が明治時代に移住した町
そして京極氏の苗字の由来は下京区の京極高辻
本人としては明治時代みたいな中途半端なところからとったわけではなく、源流に近いところから拝借したっていう感覚なんじゃないの 「古き良き時代のいじめ」とか言っちゃう京極だが、雪国は陰湿ないじめ多そう。 >>896
そうだね。
昭和27年の世界に、人身事故で瀕死の重傷を負った少女を
二週間近くも生かし続けることのできる医療技術があったかと言うと…
(´・ω・`)だから、この部分はファンタジーなんだね。 >>903
海野十三(うんの・じゅうざ、じゅうぞう)的なSFだね。
SF(サイエンスファンタジー)的な要素はいくつかあるね。
っていうかほとんどだね。
プラス小栗虫太郎的な衒学趣味(ペダントリー)だね。 ピラミッドのミイラも一応死体を保存されてるんだから、昔もそれなりに科学技術はあったんじゃないかい アニメの魍魎の匣に、海野十三の名前が出ていた気がするけど、原作でもそうだったかな 海野十三の小説には、縮小人間、つまり手足を切断し、内臓を摘出して、
人間を無理やり三分の一にしてしまう、というアイディアが出てくるんだけど、
人間の大きさが三分の一になれば、さまざまな犯罪のトリックが使える。
『蠅男』では、高性能の義手義足で武装した殺人サイボーグwが登場する。
京極夏彦の小説のルーツの一つが、海野十三の小説だよ。 わかってるんだけど、つい
うんのとみーと読んでしまう……
害鼠駆除をがいちゅーくじょと読んでしまうようなもの…… >>906
覚えがないな。
でも、関口や京極堂ならば、海野十三の小説を読んでいるだろうな。
(百鬼夜行シリーズの世界に海野十三がいるとして) >>907
そういうのはルーツとは言わない
単にSF的なアイデアをミステリーに流用するって発想が共通してるだけ
言えるとしてもせいぜい魍魎だけで、京極そのもののルーツではない
横溝がいるんだからあの世界にも海野十三はいるだろうけど
ただ「鶴屋南北が四谷怪談を書いてない」って異世界なんだよな
四谷怪談そのものはあの世界にも伝わってるらしいけど
又市が幕末の人物なんで、四谷怪談の元になった事件も幕末のことになる 四谷雑談集に書かれた事件と似たような事件が偶々幕末にも起こったと考えればいいのでは? 京極堂が太宰治の幽霊と呼ばれているから、
あの世界に太宰治がいることだけは確かだろうw >又市が幕末の人物なんで、四谷怪談の元になった事件も幕末のことになる
例の3人組が、新選組やら倒幕の志士やらに関わった結果、
幕末の京の町で、怪異が次々に起こる!!
例の「ええじゃないか騒動」を引き起こしたのも、こいつらだったとか。 訂正
京極堂が芥川龍之介の幽霊と呼ばれているから、
あの世界に芥川龍之介がいたことだけは確かだろうw 百鬼夜行シリーズに、加藤保憲はいるのかな。京極堂なら、知っているような…
京極堂
「戦時中、相模原の陸軍第十二研究施設で宗教的洗脳を研究していた時代に、
同僚に、霊的国防を研究していた妙な男がいたな。名前は慥か、加藤保憲」 陸軍の第十二研究施設に研究員として潜り込むためには、
何か適当な研究テーマを掲げる必要があるんですw 加藤保憲+ニコライ・イリイチみたいな堂島が既にいるだろ
その上加藤までいたらあの世界の帝都はとっくに破滅しているよ 帝都を破壊しようとする側と、守ろうとする側に分かれて
帝都大戦が行なわれたんですよw その結果、帝都は辛くも守られた。
京極堂も帝都大戦に参加したが、この件については沈黙を守っている、とか。 そういや、明石先生は出たのかね、最近。
モデルが消えちゃったからなあ。 帝都を破壊したところで遷都して終わりでしょう
遷都しても帝都を破壊し続けるんでしょうか
中国なんて何回も遷都してますけど別に国は滅びてないですし >>937
京極の、なんの本の話?百鬼夜行シリーズか、虚実か、他のか、なんでいきなり平将門w? もしも百鬼夜行シリーズの世界に帝都物語の加藤保憲がいたら…
という仮定のもとで、冗談を言い合っているだけです。 京極ファンでも帝都物語読んでない奴いるんだな
帝都物語は80年代伝奇SFの中でも特に異質で面白いよ
若い頃の京極が夢中になったのも分かるし、ファンなら読んどくべき
加藤の正体は○○なんだし、遷都させた時点で加藤の勝ちだな
自分を殺した奴らの末裔が京都から来て勝手に居座ってるんだから
そりゃ○○じゃなくても俺の土地で何してんだってなるわ
江戸時代でも加藤は暴れてたけど、明治〜昭和時代ほどじゃなかった
徳川の頂点は飽くまで「将軍」だったからだろうね
これが「新皇」とでも名乗ってたら大変だったろうけど >>943
子供っぽいっていうのは
>>935のこと、
帝都物語は未読、すいません。加藤保憲、怪人のたぐいか 朝廷を裏切ったら駄目。とにかく平将門は関係無いわけですね、加藤保憲には 京極ファンなら帝都物語読んでて当たり前って発想がイミフ
自分は偶然既に読んでいたけど
単にミステリ好きで京極読み始めただけなら帝都物語に興味持つ謂れどこにも無いし 京極夏彦作品は(版元のカテゴリはともかく)ミステリってより
ゴリゴリの妖怪関係者ノリじゃないか
最初から 帝都物語は映画は見たけど原作読んだ事ないなあ
京極堂が妖術バリバリ使うバトルものだったらはまってなかったな タイトルだけで姑獲鳥を手に取った時はそういうの期待してたな
読み終わった直後はその点がまだ不満だったし自分が何を読まされたのかさえよく分からなかったけど、何となく面白いとは思って追い続けたんだよね
まあなかなかできる体験じゃなかったな 百鬼夜行シリーズは幻想的な謎があくまで論理的に解かれるのが妙味だと思う
ファンタジーとして読んでも楽しめるって人の気持ちが自分には解らんです >京極堂が妖術バリバリ使うバトルものだったらはまってなかったな
京極堂が妖術バリバリ使うバトルものも読んでみたい(´・ω・`) 幻覚オチとか夢オチとか錯覚オチで死亡フラグ完全回避するんですね分かりますん>< 君は彼岸に行っていたのだよ。帰ってこれてよかったね。関口君
(彼岸という言葉は便利だね) 今更ながら「ヒトごろし」読み終わった
めちゃくちゃ面白かった
歴史小説でも新選組小説でもなくてまごうことなき京極小説なんだけど
最後は京極らしからぬロマンチックさに驚かされた
昔司馬遼太郎の土方に憧れて
だから北方謙三の土方は少し物足りなかったけど
京極の土方が一番好きだわ 土方も他の登場人物も戯画化しすぎなんだよな
歴史的人物の一面でしかない部分を無理矢理広げてるだけ
だから漫画みたいに幼稚な記号的なキャラにしかなってない
資料も解釈も多様な歴史的人物をあれだけ矮小に書く意味が分からない
京極は山風好きだし、恐らく妖説太閤記を意識したんだと思うけど
あっちは飽くまで「見方を変えればこう見える」ってスタイルだからね
京極みたいに実像を歪めて書いてるわけじゃない >>960
人物の矮小化っていうか
他の歴史小説が美化しすぎなんだと思うよ
人殺しだろうが人非人であろうが英雄にできるのが小説なら
その逆もしかりでしょ
そもそも歴史書じゃなくて小説なんだから実像にそこまでこだわる必要もなかろうて
まぁ京極は駄目なオヤジとか好きだから
きっと武田観柳斎やら谷三十郎あたりがお気に入りなのだろう ヒトごろしはだめだ。駄作。つまんないのにあの厚さ。手を無駄に疲れさせた。
あれじゃ筋トレにもならないし。時間の無駄だった。そもそも京極の作品の殺人嗜好者って
理由ないだろ。なんとなくもともとうまれつき。そんないい加減な設定が許されるなら
どんなとんでもない話しでも書けるじゃん。生まれつき下着どろぼうだったとかさ。 京極は人を殺すのに動機やら人間性なんか関係ない、
ただ殺せる状況にあったから殺人を犯すのだって書いてるな
そんで、どんな事情があっても許されざる大罪であるとも
ヒトごろしの土方は異常だけど
そもそも新選組という集団、幕末という時代が異常そのものだったわけで
人を殺すのに大義も何もない、
武士道なんて、それに固執する侍なんて莫迦以外の何者でもないと書いてるのが痛快だった
まあ、だから嫌いだとか面白くないと感じる読者がいるのも当然かと思うよ >>759
新潮から単行本、講談社からノベルス、角川から文庫、ルーガルーのときと同じ電子版もで4形態同時発売 >>961
歴史小説の第一人者の司馬さんなんかはよくそういう批判されてるね
司馬作品には成り上がりの風雲児と格好良く死ぬ敗残者はいるが、等身大の人間はいない・・・というような
司馬遼太郎だって作品の中で彼のお眼鏡に叶うものは美化して、そうじゃないものは矮小化してる
司馬好きなら、彼は合理性や革命家が大好きで、思想や官僚が嫌いなのはわかるだろうけど
もうそういう司馬の考え方自体が古臭くて、すでに過去のものとして読まなければいけない
だから京極先生みたいな現代の作家が新しく歴史的人物を解釈していくっていうのはドンドンやるべきだと思うよ ほとんど司馬先生のオリキャラと言っても良い
坂本龍馬あたりをどう書くのか期待してたが
そこら辺はスルーしてたな
勝先生みたいなキャラは書きやすいんだろうな
若干役割が便利キャラになっちゃうが >>965
そんなことはない。信者やマニアは全部欲しくなるからあれだけど
ライトユーザーにとってはいきなり廉価版の文庫で読める まるでAKBやジャニーズのジャケットの写真がちょっと違う商法だな
くわばらくわばら >>969
まず形態ごとに値段が違うんだから、それとは全く異質
そもそも従来通り時期をずらして販売するのに比べてほぼ確実に売り上げは落ちる
ルーガルーのときも講談社は多分かなり嫌々だったはずだ
今回は特殊な事情があるとはいえ、まさか二度目があるとはな 「今も昔も人殺しは許されざる大罪」「戦争なんて馬鹿のすること」って書き続けてる京極が
なぜ新選組?なぜ土方?って思ったけど
終盤の歳三と勝太の問答やら最後の章の土方の苦悩とか読んでなるほどと腑に落ちた
実在の土方歳三は絶対こんなんじゃないと断言できるけど創作の土方の中では一番好き
というかこの作品の土方が一番人斬ってるんじゃないか? いやあそこまでカリカチュアした時点で土方である意味ねーじゃん
岡田以蔵とか河上彦斎ならまだ分かるけど
あれだけ歪めなきゃテーマに添えないなら最初から別キャラでやるべき >>972
その二人は武士じゃん
土方も近藤も百姓なのがミソかと
しかも百姓やら町人やらが集まって武士の真似事して
敵以上に味方の死体の山を築いた事を考えれば馬鹿さ加減はそいつらよりも遥かに上
だから選んだんだろう
百姓としては恵まれたガキの近藤土方が「武士に憧れてなりたがる」ってのがそもそも可笑しいわけで
歴史小説は「武士=格好いい強者」が常だけど美化しすぎ、まして幕末においてやさ
勝太の「親を喜ばせたかったから」って理由が一番しっくりきたわ
土方が新選組を作った理由が「人を殺したいから」ってのは本当に無茶苦茶だよね
それが「人殺しは犯罪だから合法的に殺せる仕組みを作る」という極めて理知的な理屈なのが最高に狂ってる
それでも侍が大義のため誇りのために人殺す理不尽さを美談にするのに比べたらどこか真っ当な気さえしてしまう
大体人を何人も殺したところで世の中は何も変わらんのだろうにって吐き捨ててるのが京極作品
あと何より岡田以蔵も河上彦斎も暗殺者としては優秀だったわけで
それに比べたら何ひとつ貢献らしい貢献がなかった新選組はおあつらえ向きだったのだろう たぶん君が思ってる土方像は先人の作家が創作して踏襲してきた一例ってだけだぞ
そもそも新選組に関しては史料が少ない
維新後の永倉の談話に多くを拠ってるからな。それも永倉がうろ覚えすぎて結構いい加減なもん
池田屋事件なんかも数年前に新史料が発見されて、永倉の言ってた事は全然違ってたと判明したw
まあそんな感じだから新選組に関しては、わりと自由に描く余地があって、だから面白い 魚や牛は殺して食べてもいいんだから人間も食べる目的なら殺していいんじゃないか? >大体人を何人も殺したところで世の中は何も変わらんのだろうにって吐き捨ててるのが
>京極作品
世の中を変えたのは、新選組ではなく、新選組から逃げ回っていた連中なんだね。 殺される人によってはそれなりに変わるだろう
フランス革命なんて王様とかいっぱい殺したじゃん ――埋めり――――
――――埋めり――――
――――――――――――――――――埋めり―――― 中禅寺秋彦vs.加藤保憲 というのをやってほしい。
もちろん、平将門の髑髏を巡る争いで。
もちろん、髑髏を欲しがる例の怪しい宗教団体も飛び入り参加。 京極堂は念力使えないんだから加藤に勝てるわけねーだろ
せめて一刻堂じゃないと最初から相手にもならない
百鬼夜行と帝都物語とじゃそもそも作品のリアリティの次元が違う
エイリアンとプレデターは戦えてもジョーズとゴジラが戦えないのと同じ 田嶋陽子が300頁、中禅寺が500頁喋って関口君が俯いて泣いてる話か >>992
>京極堂は念力使えないんだから加藤に勝てるわけねーだろ
加藤保憲に対して、憑き物落としをして、ただの人間にしてしまうだけだ。
京極堂ならできるw ぬええええええええええええええええええええええええええええええ このスレッドは1000を超えました。
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