京極夏彦 Part.89
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
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●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://www.kwai.org/
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※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。 >>695
結論ありきでそこから逆算してるような語り口だから論理に無理がある
語るなら300人と8人と1人の差異について明確に語ってくれ 文庫虚実の付録小冊子ほしかったけど、楽天ブックスで買ったら付いてなかった( ノД`) まーたレンガだな
虚実妖怪百物語 序/破/急
買ったけど マジな話今昔百鬼拾遺の次には出ると思うよ
京極がまた出版社に難癖つけてヘソ曲げたりしない限りは
上手く行けば来年中には出るんじゃないか
水木全集が終わってから小説書きまくってるし 叔母上「播磨、この偽物の皿を家宝の皿と偽って大久保殿に差し出しなさい」
播磨「バレませんか?」
叔母上「本物を見たことがあるのはもはや私だけ誰に真贋の判定がつきましょうや」
播磨「さすが叔母さんだ、あったまいー」
菊(ほっ…) 雪女‥‥‥が、みたい
天狗読みたかった、どうだった? 俺は京極の累ヶ淵が読みたい
正直、豊志賀の死しか知らないけど 虚実序破急ページ数の割にはそんなに厚くない。ネズミやクモと比べるとだけど。
講談社文庫のほうが厚い紙を使ってるようだ。 河童読んだけどやたら人物多くて混乱した
誰が殺して誰が盗んで誰が裏切ったとかちんぷんかんぷんになる程
そう思ってたらクイズの正解者の名前を作中に散りばめるって企画だったのね 虚実妖怪百物語をキンドルのサンプルで呼んだら、帝都物語の加藤が出てくるけど、この作品は帝都物語みたいな伝奇スペクタクルなの?
あんまりそういう妖術バトルを期待して読んだらがっかりするタイプの本? >>710
逆
妖術バトルがメイン
ミステリを期待すると壁に投げることになる
俺はなげた 今の鬼太郎のボスが加藤だと思って見てたらただのロリコンだった ミステリーとして呼んだらがっかりするけど、妖術バトルものとしては面白いの?
本文はコメディっぽいけど、妖怪バトル物としても半端な感じ? 帝都物語みたいな妖術バトルなんてこれっぽっちもない
虚実は推理小説でも妖怪小説でもなくオタク小説
アニメや漫画の固有名詞がたくさん出てくるというかなんというか
京極作品らしくとにかく理屈っぽいが全編通して馬鹿馬鹿しくて贅沢な与太話
百鬼夜行とか巷説シリーズとはまるっきりベクトルが違う
南極とか虚言少年とかそっちの京極
怪ラジオとか東京ガベージコレクションとか聴いてたなら楽しめる要素がてんこ盛り 水木テイスト入った帝都物語のパロディだけど、まあ身内ネタ小説だよね
でもウロボロスシリーズみたいな大掛かりな仕掛けはない
○○が○○の小説を読んでいないのは○○だからだ!ってアイデアもしょぼい
ラジオも聴いてたような京極のコアなファンじゃないと楽しめないと思う
ただ帝都物語と対比的に読むとちょっと面白いかな
帝都物語は昭和天皇についての物語でもあるんだけど
虚実では昭和天皇のポジションに、京極の神・水木しげるを置いているw 姑獲鳥120点
十角館 50点
ロートレック70点
占星術 30点
そして誰も 10点
推理小説って自分には合わないのかな
京極夏彦は本当に最高なんだけど こんな作家ほかにいないなぁ いたら教えて >>719
キャラクター小説が好きなだけじゃないの? 京極の小説が読みやすいのは俺も同じだなあ
巷説シリーズ読んでなかったら読むべし
あとは、個人的な好みだと幸田露伴の「幻談・寛画談」、岡本綺堂の「中国奇譚怪談集」、小泉八雲の「怪談」
全部怪談じゃねえか!と自分でも思う
怪談以外だと梨木香歩が読みやすかった あ、岡本綺堂は「中国怪奇小説集」でした
すいません 帝都物語読んだことないけど、中禅寺だけがあんな圧倒するのはおかしいな
塗仏の最後に出てきたなんか押しの強そうな人。あれ以来出てこないけど
中禅寺を論破するくらいの奴出してこいよ もう堂島は出て込んでいいわ
安っぽい悪役にしか見えん 絶対的存在って印象はないけどなぁ
鉄鼠の犯人にビビってた描写あるし
探偵防御率もあんまりよくないしね
まあそれは計算です予想通りですって態度とるけども、人死が出るのは不本意なんだから言い訳でしょ 探偵防御率が一番高い探偵って誰なんだろw
でも、犠牲者の数なんて、作者の話の都合なんだから、探偵のせいにされてもねぇ
終盤に出てきて、話だけ聞いて解決するタイプならいいけど
最初っから出てくる探偵だと、どうしてもいきなり犯人を見抜くわけにもいかないから
話し終わっちゃうし 人が頃される事がサスペンスになって読書の愉しみとなるわけだからね 事件を未然に防げたらそれがまぁ一番良いけども それは探偵の仕事でもましてや古本屋の仕事じゃないわな
何人か殺されるところを死なずに済んだ人はいるけど 女学院の海堂さんとか
美由紀ちゃんはどうだろう 巣の中でほっとかれてたら死んでたんかな…… 金田一なんてひどいよ、あいつが現れてからの方が死ぬからね 明石先生とかいう中善寺より弁が立ちそうな人がなりをひそめてる 京極堂はクローザー
川島喜市を守りきっただけでもよしとすべし 名探偵は事件を解きほぐす人であって、防ぐのは警察の仕事だよ
ヴァンスや矢吹駆なんか平気で人殺しもするしな
金田一は一見快活だから誤解されがちだけど、元ジャンキーだぞ
元から倫理や道徳を守る側の人間じゃない
京極堂に至っては名探偵ですらない
真相を暴くことが憑物落としになるから名探偵の真似事やってるだけ
嘘ついて憑物落としができるならそうする人だよ
実際、絡新婦の事件は世間的にはあのおばあちゃんが犯人のままでしょ >>736
じゃあ自分が関わることで人が死ぬのは不本意だっていうのも嘘なの?
嘘だとしたらどんな合理的理由でそんな嘘付くの? 京極夏彦が本気で伝奇スペクタクルを書いた作品ってないの?
トリックがあるんじゃなくって、陰陽師や退魔師たちが秘術を尽くして妖術バトルする作品
帝都物語や孔雀王みたいな
京極の知識で書いたら面白くなりそうな気がするんだけど りん。
「黙って聞いりゃあ四の五の屁理屈捏ねやがって、おい、中禅寺とやらお前の御託はもうたくさんだぜ。ほら」
ちゅどーん
中禅寺「わー」
御行シ仕り候―― 小説新潮1月号読んだけど言葉遣いに違和感あってそのせいで物語にのめりこめなかった
全体に現代物めいて例えば「凹む」ってあの時代でも口語で広く使われていたのかな
「ムカつく」も気になったがこちらは地域差で関西なら結構古くからある言い方のようだ
とはいえこの時代に書かれたまたは描いた小説じゃあんまり見たことがない
細かいようだが話し言葉は世相を反映するし過去作じゃその辺もきっちりしてたのになぁ >>741
江戸時代から現在とほぼ同じ意味で遣われてたらしいよ
あとあれはその後の、「元々盛り上がってれば少し凹んでも平気」「凹んだ分だけ盛り上げたい」
とかの部分に効いてくる伏線比喩だったと思うから、仮に当時遣われてなくても京極さんなら遣ったと思うな 時代物を読む上で言葉使いについて気にしだしたらキリがないな
「おい」みたいな明治時代以降に標準語化した呼びかけ言葉は時代物で当たり前のように使われてるし
知ってても知らないフリして消化するのが一番だよ 「おい」や「おい、こら」は元は薩摩の言葉だったって武田鉄矢が言ってた。 今でもこんなに方言があるのに、各地を渡り歩いている又市はよく言葉がわかったな。
関東と言っても栃木あたりでもう何言ってるかわかんないくらいなまってるぜ。 >>739
>トリックがあるんじゃなくって、陰陽師や退魔師たちが秘術を尽くして妖術バトルする作品
>帝都物語や孔雀王みたいな
二次でこんなストーリー考えているんだけどね。
百鬼夜行シリーズで死んだはずの人間が生きている異世界が相模湖にあって、
そこでは、人間に霊能力を与える六つの匣があり、その匣を巡って争いが起きていた。
関口と榎木津は、その世界に迷い込み、六つの匣の一つを手に入れたことで、
その世界の匣バトルwに巻き込まれてしまう。
関口は、その匣を持ったときだけ、霊能力が使える、という設定。 「この世に不思議なことなどなにもないのだ」といっちゃってる手前、あからさまな超常現象とか魔術とかは使いたくないのかもね
和風伝奇ファンタジーとして割り切って、魔術物を書けばいいのに >>747
薔薇十字叢書にそんな話があるのかと思ったら自分で考えたのか
まあいいんじゃない 本人的には書かないんじゃなくて書けないらしいけどね
もともと荒俣宏とか夢枕獏とか伝奇SFの影響が強い人なのに
ただそもそもアクション書くこと自体下手糞なんだよな
ヒトごろしもひでえもんだった
そう言う意味じゃ分を弁えてるのかも知れない ヒトごろしのアクションシーンはなかなかよかった
お! なっちもアクション書けるじゃんって思ったね >>749
>和風伝奇ファンタジーとして割り切って、魔術物を書けばいいのに
平安時代を舞台にして、安倍晴明を主人公とする新シリーズはどうだろう。 よく考えたけど、結局それも、安倍晴明=平安時代の京極堂、というふうになってしまって
「この世に不思議なことなどなにもないのだよ、関口君」と、なってしまいそうだね。
平安時代に関口という姓があるかどうか知らんけど。 虚実妖怪〜を挫折しそうになりながら、読了したけれど、なんでフィクションが実体化したのか
理解できなかった。
フィクションが祟る、という話かな?
だれか若葉★レオみたいな私に教えて〜。 >>757
豆腐小僧みたいな感じじゃないのかな?豆腐小僧も最後、そんなかんじのフィクションが実体化するような、えって、驚くかんじだったから。 今昔百鬼拾遺はどの版元から出版されるんだろうって前から気になってたけど
大極宮で(来春それぞれ刊行予定)と書いてある。それぞれ?
まとめて一冊じゃなくて、鬼、河童、天狗で三冊出すってことかな? お財布に厳しいね このなかで一番美人なのって真ん中だよね?深キョンレベルだと思うのだが
ちなみに向かって右は目も鼻も整形してるって本人が公言してるけどそれ抜きにして誰が一番美人だと思う?
http://bigsta.net/media/1933567086757747003_3564907098 豆腐小僧はその趣向を理解する前に脱落してしまった
読み進めれば面白いんだろうけども 豆腐小僧はわけのわからない理屈を捏ねくり回してるだけで全くおもしろくなかった
あれが面白いと思う人もいるだろうが 俺は違う 豆腐小僧は、キャラの豊富さ、文章のレベルの高さが、お互いに見事に調和しているのがすごい
時代小説のなかに、ノリのいい妖怪たちが突然描かれていてそんなノリがいい 豆腐小僧、水木しげるで漫画化していたら…面白そうです 豆腐小僧もフィクションが実体化なのか
ネタバレは平気なほうだがなんかがっかり
京極に限らず同作者が何度も使うべきネタじゃないような
よほどうまく持ってゆけば初回はまぁありでも夢オチと同じで
二度三度と繰り返せば効果半減どころか信用の低下に繋がりかねないよ 妖怪好きなのに、妖怪そのものを出すと虚実や豆腐みたいな回りくどい話になる
本好きなのに、文章や文体の美しさを捨ててまで字面の並びにこだわる
最近だと「章の始まりや終わりを統一する」って感じのこともやってるな
一種の強迫観念なのかねえ
枷というか、それこそ檻や理がないと小説を書けない人
しかもそれが作品の完成度や読者に大して恩恵があるわけでもない
こんな無意味なこだわりを押し通す作家他に見たことない >>770
なんかいつも同じこと言ってる人と同一人物として書くけど
京極文体をどうしても価値のないものと思い込みたいのは自由だけど、それは思考停止だよ
あと理解できないからといって病気と判断するのはよくないよ。いじめみたいで気分悪い 京極は頭が固い、、、と言いたいんだろうが
俺から見ても、いつもの人のほうが融通のきかない頭カチカチの人に見える 豆腐小僧って創価学会と同じだよね「信じる者は救われる」「信じないと無限地獄におちる」 いつも自分の言いたい事を書いて、皆に色々否定されるとだんまりするだけだから
ただの自慰行為してるだけだよね >>770
>しかもそれが作品の完成度や読者に大して恩恵があるわけでもない
この部分、京極メソッドが「読みやすさ」に貢献してない合理的な理由があるなら説明してほしい
京極サイドは講座開いてお披露目するほどにロジック化してるわけだから
印象だけの個人的見解で批判するのはフェアじゃないし、説得力がないよ 百鬼夜行シリーズの凝った構成好きだよ( ・∀・ )
特に絡新婦の理 今の惨状見れば絡新婦の理が作家としてのピークだったのは明らかだからなぁ… 妖怪の理、妖怪の檻だっけ
対談企画の本で南総里見八犬伝の全体構造を賞賛してたよね
一方でどこかしら「不完全の美」に憧れている節もあるけれど、自分には向かない、真似出来ないという想いがありそう
個人的には、京極さんの場合、枯れたというよりは自分の作風に合う構造や物語を、色々と試しているように感じる 「豆腐」は小説の体を借りた研究書でしょ。
自論の展開の案内役をゆるキャラにさせている。 そんな読まなくても言えるような悪口には何の意味もない
批判すんならもっと真面目にやれ
豆腐もそうだけど、どすこいや南極は京極の文体のくどさが足を引っ張ってる
ギャグとか砕けた話を書くにはそもそも向いてない文体なんだよな
説明過多で、「今ふざけてます」ってドヤ感が全く笑えない どすこいや南極は「これはギャグです」と新聞広告にも入れておいてくれないとな
こっちゃムショから注文してるから立ち読みとかできねーんだよ >>786
益田とかの言うギャグにはちょうど良いけど
(今ふざけてますって言うキャラだし)
ギャグをやると説明過多になるね 虚言少年とかも登場人物が
このギャグは僕はこういう風に受け取ってこのように考えるから笑えるのだ
みたいに感情の流れを解説しちゃうからな
一周回ってそういうのが面白いという人もいるかもだが >>789
激しく人を選ぶ本だね
軽めの乗りの百器徒然袋が笑えたから京極先生コミカルもいけるんだなと思ってたが ―――待つものが―――来るとは―――
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