海野十三の小説には、縮小人間、つまり手足を切断し、内臓を摘出して、
人間を無理やり三分の一にしてしまう、というアイディアが出てくるんだけど、
人間の大きさが三分の一になれば、さまざまな犯罪のトリックが使える。
『蠅男』では、高性能の義手義足で武装した殺人サイボーグwが登場する。

京極夏彦の小説のルーツの一つが、海野十三の小説だよ。