アルセーヌ・ルパン ACTE7
ドイルごときの底辺作家が、その時代の最高峰だったルブランにクレームって言うのは、その頃の大英帝国の国力にモノを言わせた感じなのかな
ふつうに読んでれば、作家としての力量が全然違うし、今でもアニメやコミックで大人気のルパンに対して、ホームズなんて忘れられかけてる >>52
売上のこと考えるとホームズの名前使いたいんだろうな まあ、でもホームズ人気は「古きよき大英帝国」へのノスタルジー抜きには語れないだろうね
時代設定そのものがドイルの執筆年代よりかなり前だし、馬車とかガス灯みたいな小道具も効果的に使われてるし つまり、いつでも新しい時代性を超えたスーパーヒーローがルパン
時代遅れの年寄りくさくて、どうしようもなくダサいのがホームズ
ということか 「バール・イ・ヴァ荘」読了
衆人環視の中の不可能犯罪という本格ミステリーっぽいネタを扱っていたが
真相が後の本格ミステリー作品で見たようなオチで驚かされる
やっぱルブランの先進性ってのは凄いと思うわ
ミステリー要素以外ではルパンでは珍しくダブルヒロインものなのが新鮮だったが
恋愛劇のオチもルパンでは珍しいもので印象に残った
「バーネット探偵社」「謎の家」と続けて登場したべシュがルパンの良い相棒役やってたのも良かったな >>58 ホームズって、
おっさんが乞食してました、それだけで今日の話はおしまい、とか
事件のスケールが小さくてみみっちい話が多いよな
ルパンの奇巌城や813なんてヨーロッパの歴史に関わる、現在の全ヨーロッパの危機の大事件だぜ
やっぱルパンの方が話のスケールがでかいぜ そりゃホームズは短編が主流だし
ルパンの首飾りは短編だけどその点凄いな
あの最後の場面の余韻がたまらん名作 だからこの釣りは何が面白いんだよ
今さら対立煽りなのか… 探偵小説と冒険小説でスケールを比べるのは酷じゃないか 短編集でいうとまあ確かに、探偵小説分の強いバーネットや八点鐘はあまり歴史関係は強くない気がするな
というか、怪盗紳士がいかにルブランの趣味全開な感じなのかってことなのか >>60
>ルブランの先進性
殺人事件の犯人が隕石とかよくあの時代に思いついたもんだ ルパンはフランスと日本でしか人気ないって聞いたけど、どうなの?
勝手にホームズを登場させて訴えられたりしてたんだろ?
二流作家じやね? 勝手にルパンを登場させたけど訴えられなかった江戸川乱歩より、
オリジナルの作者の耳に届く程度には有名だったんなら充分だろ ルブランが乱歩を知らなかっただろうけど、もし知ってても問題にはしなかっただろうな
ドイルという人間の器が小さかったのが原因だ
それに比例してホームズという作中人物も偏屈で人間味に乏しい魅力の全くない男だよ
ルパンとは正反対のアンチヒーローに過ぎないと、多くの本当のミステリー専門家の意見は一致している
シャーロキアンだかホームジアンだかいう連中もいけ好かない奴らばかりで、嫌われ者だしね 当時欧米でホームズのパクリが横行したせいでドイルの身内がピリピリしてたのと
負けキャラ扱いがパスティーシュとも見なされなくて苦情ついただけだろ
なんなんこのホームズアンチの対立煽り >>66「虎の牙」のトリックもあの時代に凄いと思うわ
先進的すぎてルブラン自身がコントロールできてないとこもあったけど 放射能とかも扱ってたよね
ルパンが乗る車も当時の最新の物を取り入れてたそうだし、先進的な作家だったんだな >>73 ダメ
子供も読まない方が良い
ストーリーの改悪がひどい >>73
良くも悪くも子供向けにマイルドにされてるけど、大人が読んでも大丈夫=面白いかってことなら人によるとしか
義賊ルパンが嫌いじゃないなら大丈夫じゃないかな 基本的にエンターテイメントとしてよくできてるから、子供向けでも面白くなる
どう改変しても古臭くてダサいホームズなんかとは全然違うと思う 部下の母親に恋するのにドン引きしたからポプラ版もありだと思うw フランス特有の変なクセがキツいよな
主人公が他人の嫁と不倫してまんまと寝取る三銃士とか
メンヘラ女とストーカーがはた迷惑な事件起こし続けるのオペラ座の怪人とか
その辺経てると急におはD発動するくらいのルパンなんか可愛いもんだけど 恋愛にかんしてはさすがフランスというかなんというか…
まあ100年前って事もあるんだろうけどね >>73 絶対ダメ
ある人が○○したという展開を
その人は○○しなかったに変えたり、ひどい
有名なトリックを勝手になくしたり 大事な設定を勝手に無くしたり
南洋一郎って実は、劣悪な糞訳家(ほんやくか) 倫理観がズレてるから面白いんじゃん
そこ変えてあるのは辛気臭い 別にそれが面白いわけじゃないし
実際南洋一郎翻訳でも流行ったんだからよくね 子供向けとして良くできてるしな
ゾーンニングの厳しい外国でも子供向けルパンとして受けそう >>83は原作者ルブランへの敬意が無いので倫理観が無い
>>83は倫理観がおかしいからダメ >>84も原作者ルブランへの敬意が無いので倫理観が無い
>>84も倫理観がおかしいからダメ
>>83 >>84 は、他人の書いたもの(ルブランの作品)を、勝手に書き換えるのは悪いことだ
という基本がわかってない。
だから、>>83 >>84 は、まわりから嫌われてるんだよな フランスじゃ公序良俗に反するということで学校の図書館に置かれてない(ルブランの孫?が言ってた)そうだから、
ポプラ版を逆輸入して欲しいwでも泥棒が主人公って時点でだめなのかな、フランスの規定はわからんけど。 >>86
同時代の先輩であるドイルに全く敬意を示さなかったルブランだからな
きっとそんなこと望んでなかろう いや、ルブランは敬意はあったのではないか?
ドイルもホームズにポー先輩のデュパンをこき下ろさせてるから
敬意を表して全く同じことをホームズに対してやっただけなんだよ >>90フランスとドイツに比べたらマシでしょ
ルブランのドイツに対する感情は憎んでるのかと思ってしまうレベル
まあ殺し合いをした国同士だから仕方が無い面もあるのかもな
特に第一次大戦後は 第一次大戦直後に書いたオルヌカン城の謎、金三角、三十棺桶島、虎の牙は
戦争の影響が根強くて興味深い…子供のころは気づかなかったな >>93 子供が(原作からかなり改変されている)ポプラ社版でも読んでも、それくらいはわかる
>>93って子供の頃からバカだったんだな >>95は低脳で性格が悪いから、みんなにバカにされてるんだよ ドラマ「ルパンの娘」おぉ!?と思ったらルパン関係ない…。 >>97
警官に恋って話しでぱっと思い出したのが『怪盗アレキサンドライト』だった
他になんかあるとは思う ルパンも娘が何人かいるし、パスティーシュで娘主人公があっても良さそうなもんだ。
本国ではあるんだろうけど翻訳までは無理だろうな。 >>99
怪盗アレキサンドライトは
緑の目の令嬢をもじった話があったね 深田恭子なんて、ババアやんけ! しかも、深田恭子よりも、もっとババアがレオタードみたいの着てるぜ!おぇー
大根役者でも良いから乃木坂かなんかの中かから顔とスタイルが良いのを4,5人出して
毎週、ハイレグで盗みに潜入、捕まりそうになって警官と闘わせる、っていう黄金パターンでいけ。
で、そんとき乃木坂の新曲をバックに流す
それだけで視聴率二桁行くぜ 図書館いくと何気に偕成社のルパン全集の前を通るんだけど
ちらほら借りられているのを見ると何だか嬉しくなる
夏休み中に読破するのは難しいだろうけど楽しんで欲しものだ >>104 借りられてるんじゃ無くて、紛失して歯抜けになってるだけでは?
でも子供もポプラ社じゃ無くて偕成社で読んだ方が良いよな >>67
ドイルがルブランを訴えた、というのは根も葉もないデマだそうだよ
少なくとも当時のドイルやルブランの資料を調べても一切そのことを示す史料は出てこないとか
ストランド誌で連載中の頃からパロディを書きまくられていたのに、まったく文句を言わなかったドイルが、
海を越えたルブランにだけクレームをつけるとは考えづらいらしい
ドイルはフランス語を読めたため知らなかったとは思えないので、他と同じく無視したのだろう、
と、ホームズパロディの解説本に書いてあった でも、ホームズ聖典の中でルブランっていうおっさんが大けがして酷い目に遭うエピソードがあるんだけどね
ルブランっていう名なのは偶然か故意か 「シャーロック・ホームズ・イレギュラーズ 未公表事件カタログ」という本によれば、
たぶん「遅かりしシャーロック・ホームズ」を発表した後のタイミングで、ルブランはドイルに、ホームズの名前の使用許可を
取ろうと申し込んだんだけれど返事をもらえなかった、そこで自主的に綴りを変えてエルロック・ショルメスとして
その後もルパンのライバルとして作品に登場させた、と海外の研究者が発表してるんだとか
根拠の史料があるのかどうかまでは分からないけど >>110
返事ももらえなかったのか…拒否ぐらいしてくれてもいいのに 巷に溢れるパスティーシュにいちいち許可してたらキリないしグレーで適当にやっとけよって黙認の意思表示じゃないのか
つかドイル本人じゃなく後から遺族が文句つけてきたんじゃなかったっけ まあドイルとルブランじゃ世代も国も違うし、いくらフランスで人気といってもその他大勢扱いだったのかな まずはは>>106でルブラン側の証言を見てからにしては うろ覚えだけどホームズ以外にも実在の名前使ってクレーム受けたキャラいなかったっけ?そういうの無頓着なのかも 100年以上前だし著作権に対する考えもぬるかったんだろう >>116
ルパンの冒険で、ガニマールがゲルシャールになったやつかな
出版社のガリマールさんが抗議したとかなんとか(真偽は不明)
まったく関係ないが、ルパン三世に出てくるのはガニマールじゃなくてガリマール三世 >>118 ガニマール、ガリマールは同じフランス語の日本語表記が違うだけじゃ >>116 昔のルパンものには、こういうエピソードがよく載ってた。
アルセーヌ・ロパンという議員が居て、ルブランはなんとなくこの名前かっこいいなと思ってその名前を主人公の名前にした。
しかしロパン議員から抗議されたのでルパンに変えた。 ルパンレンジャーだのルパンの娘だの全然盛り上がらんな
三世もオワコンだし
こんなんなら本家を本気で映像化してくれよ アメリカがシャーロックのルパン版を作ってくれればいいのになー
三銃士とかも映画内の言葉英語で普通につくってるんだし >>122 ネタか?
アメリカ製作の
エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY
をバカにしてるのか? しかし 第一短編集やルパン対ホームズ では互角だったホームズが
奇巌城ではヘタレになってたのはどうしてだろ? 少年漫画で序盤のライバルキャラが話が進むにつれて噛ませになるみたいなもんだろう ほしいけど4000円かぁ
いやいやながらルパンを生み出した作家;モーリス・ルブラン伝
世界中で絶大な人気を誇りつづける《怪盗紳士アルセーヌ・ルパン》の生みの親、モーリス・ルブランの初の伝記。
ルパン研究の第一人者がついに成し遂げた、ミステリ・ファン待望の決定版。 >>128 ガニマールにしてから、そんな扱いだったからね。
L.M.だのドーブレックだのに出くわすたびに、
「これまでの相手はチョロすぎた」とか言っちゃう進展のさせ方なんだよなぁ。 少年ジャンプとかの格闘もので、人気が出て何巻も続いたのはよかったけど、
あとから考えたら第一巻の敵って実は弱かったんじゃないの?ってなるのと同じだな >>130 ルブランがルパンを書いたのが好きで書いたわけじゃなかった、金のためだった
ってのは原作ルパンファンならみんな知ってるぞ
そういうことを得意気に題名につけて四千円もとるってのは
酷暑閑古下位(こくしょかんこうかい)とかいう出版社の社員はバカばっかりだな 新潮文庫の堀口大学の翻訳、古くさいね
新訳を出してほしい 堀口大学の訳文はテンポがいい
嫌だったら別の出版社の読めばいいやん
ハヤカワが翻訳権独占して、不完全訳しか読めない某作家より恵まれてるんだから 「日本の古本屋」にある、
怪し隠れ家←ルパン対ホームズ
ルパン生か死か←奇巌城
棺桶の釘←金三角 >>137 怪し隠れ家...× 怪し隠家...○
前記はいずれも近代文芸社 ハヤカワ・ジュニア・ミステリって今のところクリスティだけなんだね。
次には(最後のチャンスで)ルパンもやってみてくれないかなぁ。 アバンチュリエがKindleでやすかったから買ったけどおもしろいな ルパン漫画の中では一番出来がいいと思う(元々の数が少ないけどw ホームズに比べてルパンは映像化とか漫画化に恵まれない印象
だいたい3世のせいだけど >>142
怪盗漫画ってルパンとキャッツアイだけで完成されちゃってるしな 「怪盗ルパンの館」というサイトがある。
ルパンの全てがある、と言ってもいいくらいに凄い。
ルパンの本の紹介は日本(明治時代から最近まで1000冊くらい掲載)に加えて、
フランス/英米/ドイツ/イタリア/南欧各国/中国/韓国 その他に及ぶ。
何よりも各話について(長編、短編全部)あらすじネタバレ解説があるから、
それらを読むことで→ルパン・シリーズを制覇した気分になれる。 「アバンチュリエ」も講談社のイブニング連載、コミック出版 が打ち切られて
小学館の「月刊ヒーローズ」拾われて連載、コミック出版 も終わって電子出版と苦難の道
ハヤカワの平岡さんのも中断
いっそハヤカワミステリマガジンに載せたらどうだ
単行本化はハヤカワ・ジュニア・ブックスにして 「二つの微笑をもつ女」読了
二つの微笑をもつ女の秘密は分かりやすい
逆に過去の殺人の真相は奇想天外すぎる
ミステリー的には賛否分かれるだろうなと思ったがストーリーの方は良かった
ルパンとヒロインとの別れのシーンが印象的で文章を読むだけで頭の中で絵になるほどだと思った 当時はこんなのありえねー!って感想が多かったのかな
自分も子供時代読んだ時は白けたけど、近年ああいう事件が実際に起きて感心した
ネットが発達して世界中のニュースが見れるようになったから当たり前だけども >>152
訳者同じだし再録なんじゃね
さまよう死神
王妃の首飾り
水さし
メルキュール骨董店
うーん…子供が初めて読む分にはいいか