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ナイジェリア南西部オグボモショで、「アフリカ最高齢」の344歳とされるカメが死んだ。

同地を伝統的に統治する王の側近が5日、明らかにした。専門家はその年齢に疑問を呈しているが、
側近は「何世紀にもわたって王宮で飼われていた」と話している。

「長老」を意味する「アラグバ」と名付けられた雌カメは、数百年前の王が王宮に連れ帰ったとされる。
人々を癒やす力があるともいわれ、毎日のように観光客が訪れていたが、病気にかかって3日に死んだという。

最大都市ラゴスの獣医師は「344歳というのはかなり疑わしい。カメの平均寿命は通常100歳前後だ」と指摘。
側近によると、アラグバの亡きがらは後世のために保存して残すという。