【このミス】ミステリランキング2019【本ミス】3
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文春にも新本格が普通にランクインするようになったか、嘆かわしい… 本ミス1日前だけどどこも置いてなかったなあ 大きめの本屋回ったんだけど ハヤカワ
魔眼>紅蓮館>>>>>霊媒探偵
文春
魔眼>霊媒探偵>>紅蓮館
果たして本ミスはどうなるのか? >>756
ノースライトも強いが罪の轍も強いな
このミスもワンツーフィニッシュ濃厚じゃね このミスは罪の轍が1位とってほしいわ
好みは置いといて大衆向けとしては大作だけどグイグイ一気読みできる小説こそが1位として好ましいから
ノースライトは横山の還暦越えにして新境地の良作だけど1位としては小粒 >>756
著者名が抜けてました 訂正します
17.殺人鬼がもう一人 若竹七海 ノースライトと罪の轍は作者名伏せてたらどっちが上に来るかなあとは思う
2作とも良作なのは間違いないが >>790
ノースライトは良作ではあるが、横山でなければ1位をとるような作品ではない
完全な作家補正
このスレでも事前予想は、罪の轍VS魔眼でノースライトは1位候補としては挙がってっこなかったし
実際、ノースライトがなければ、罪の轍と魔眼が熾烈なトップ争いをしているところなんだが、まあ、ハヤカワの刀と傘という全く謎の1位もあるが。 ここでの評価が世間的に正しい評価と思わないほうがいい
ノースライトをミステリとして絶賛してるやつも刀と傘を時代ものとして高く評価してるやつもここ以外ではいくらでもいる >>792
俺も偉そうなことは言えないがアマゾンの書評で評価高くてなんじゃこりゃと言う本を読むと
オマエラ何読んでたんだよと言う思いも込めてマイナス書評を書いちゃう人間がここにも多い気がする >>792
だから、別にノースライトや刀と傘を駄作だといってるわけじゃないよ
両方とも良作だ
ほめている人がいても不思議ではない
ただ、刀と傘はハヤカワ以外ではトップ争いをすることはないだろうし
(現に文春では10位、このミスでもそんなもんだろう)
ノースライトも横山の名前がなければトップ争いに絡むことはなかっただろう 順位の妥当性はともかく、評価に差のあるものと安定しているものがあるのはなんでだろうね
例えば、霊媒探偵は片方で圏外なのにもう片方では5位、刀と傘も片方が1位でもう片方が10位
それに対して、ノースライト、罪の轍、魔眼の3つはど安定の上位
この差は何なんだろう? 去年のこのミス/文春
1/2 それまでの明日(原ォ)
2/3 ベルリンは晴れているか(深緑野分)
3/6 錆びた滑車(若竹七海)
4/1 沈黙のパレード(東野圭吾)
5/7 宝島(真藤順丈)
6/8 碆霊の如き祀るもの(三津田信三)
7/4 雪の階(奥泉光)
8/11 東京輪舞(月村了衛)
9/9 凍てつく太陽(葉真中顕)
10/5 火のないところに煙は(芦沢央)
10/15 グラスバードは還らない(市川憂人)
今年はどうなるかな >>796
もともと文春のランキングに対する不満(乱歩賞の1位率が異常に高いとか)
から生まれたこのミスだけど最近では大きな差はなくなっているんだよなあ
むしろ、ハヤカワが独自性を発揮しているといえる 刀と傘が本格ミステリ大賞を受賞した時も少し驚いたな 本ミスでも3位以内に絡むか
本ミス上位3は魔眼、霊媒探偵、紅蓮館で決まりと確信していたが、予想外に霊媒探偵の評価が低い感じ まあ文春5位は上出来だが >>799
そうだね
結局、ランキングは
作家の人気や知名度及び作品の話題性×作品の出来=投票数 横山秀夫は現在まで続く警察小説ブームの立役者だし、出版業界から見ればどでかい
金鉱を掘り当ててくれた人なワケで、まあそりゃ忖度というか恩人としての扱いになるよなぁ
素人は何らかの思い入れ思い込みを持って本を読んでも良い訳で、それが尖った書評になることもあるし、
それが面白味なワケだよね、評論家というのはそう言った物を全部脱ぎ捨てて本を読むから平たく本を
評価出来るはずだし、そう言った人間が集まって今年の一冊を選べば本来なら大体同じ結果になるはず
そこに個性を出そうとすれば、選者に偏ったことを言いそうな人を入れたり、きついネゴシエーターが
売りたい本を上位に突っ込んだりがあまり目につくとダメなランキング本と見られてしまうし難しい所
だろうけどね
同じ趣旨の本が3種類並び立つだけでも日本の21世紀は良いミステリーが良く書かれたと言っていいのかもね >>801
別にとがったランキングを求めているわけでもないし、みんなが横山に忖度して
とも思わない
それ以前の問題で読んでいるか読んでいないかの差が結果に大きく影響していると思うんだ。
たとえば、
横山の新作→投票者100名のうち80人が読んでいる
無名の作家の良作→投票者100名の内8人しか読んでいない
これでは最初から勝負にならない
「作家の人気や知名度及び作品の話題性×作品の出来=投票数」というのはそういうこと ベスト10入りしてもおかしくないほどの良作なら
読んだ8人がクチコミで広めるんじゃないか 2020本格ミステリベスト10
国内
1 medium
2 魔眼の匣の殺人
3 紅蓮館の殺人
4 刀と傘
5 そして誰も死ななかった
6 或るエジプト十字架の謎
7 時空旅行者の砂時計
8 予言の島
9 むかしむかしあるところに、死体がありました。
10 潮首岬に郭公の鳴く 海外
1 メインテーマは殺人
2 イヴリン嬢は七回殺される
3 ディオゲネス変奏曲
4 雪が白いとき、かつそのときに限り
5 金時計
6 黄
7 密室殺人
8 ついに誰もがすべてを忘れる
9 休日はコーヒーショップで謎解きを
10 八人の招待客 予言の島入ってるのが意外だな
あとは順序は置いといて面子に異論はない ついに誰もが全てを忘れるタイトル惹かれるんですけど読まれた方いますか?どんな内容なのかな >>807
同意
ミステリーとしてもホラーとしても中途半端って印象だったからランクインしてて驚き >>808
すべての人間が2日か3日しか記憶を持てない世界の話
ミステリ的にはそれなり。記憶を補う技術が発展してたり記憶できる日数によって格差があったりするSF部分がおもろかった 霊媒探偵は、ハヤカワでがっかりさせておいてきれいにステップアップしてきたね
それと、霊媒、魔眼、紅蓮がビック3だというのはこのスレの予想通り 殺人犯対殺人鬼や茹で死にあたりがトップ10入りできないってやっぱり今年はレベル高いわ ついには誰もがすべてを忘れる
フェリシア・ヤップ/著 山北めぐみ/訳
出版社名 ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-596-54105-5 >>807
>>809
でも、予言の島は他のランキングでもちょくちょくランクインしてるんだよなあ
獄門島のオマージュをホラー色を強くして書いたという趣向が受けたのかもしれん
ロジックの潮首岬に対して雰囲気の予言の島という感じ >>813
予言の島の代わりに殺人犯対殺人鬼がランクインしていれば、このスレ的には
ほぼ予想通りのランキングだったんだけどね そして誰も死ななかったが5位で茹で死にが21位くらいだったからやっぱ気持ち悪さだけで順位下がってしまってるんだなって >>817
でも最高に気持ち悪かった「おやすみ人面瘡」は5位だったぞ 茹で死には主人公のキチガイさも万人受けしなかったんだろう 今年の本ミスは全体的にレベル高かったし
一強や本命不在じゃなくトップ作品達の競り合いが見られたのも面白かった >>818
東京結合人間も8位だったしね
そして誰も死ななかったが良かったし、他作家も良作多かったから、白井に5票中2票入れようという変態が少なくなるのはしょうがない >>820
トップ争いも熾烈だし、粒も揃ってるという理想的なランキングだったね
やはりここ5年くらいで新世代作家が一気に台頭してきたのが大きいね 霊媒魔眼紅蓮この辺りのラノベ具合ってどんなもん?
城平京位のレベルなら読めるんだけど 海外のイヴリンとかカササギも出来がいいし、
華文ミステリもレベルが高いし
現代海外本格ミステリも盛り上がってきている
玉石混淆だが日本の新本格チックなのもちらほら増えてるし
ちょっと前まではマクロイなんかの古典が上位ばっかりだったから
いい傾向かも 霊媒探偵 作家スレでボコボコだったし羊毛亭も辛い評価してたんだけどな
紅蓮館もいまいちだと思ったし三つの中でなら魔眼が一番良かったなあ…
選者のコメントが見たいわ 私も霊媒が1位は驚いた
ただ早川でランクインしていないのも不思議といえば不思議 >>265だけど、我ながらけっこう当たっているわw 霊媒探偵を1位に予想できてたし
殺人鬼対殺人犯があまり評価されなかったと、やはり予言の島の評価が高いのが予想出来なかった
予言の島の真相はありふれていたように感じたからね
潮首岬に郭公が鳴くは10位予想が当たったけど、ぎりぎりの発行でなく読んでた投票者が多ければベスト5以内に入ってもおかしくないと思う >>828
9、10位が大賞取ることも過去にあったねぇ >>810
ありがとうございます!あらすじ聞いたらもっと気になったので読んでみます トップテン入りしてるのだと時空旅行者と潮首岬が未読だわ
週末に買ってくるか 早坂が入らんかったか
殺人犯対殺人鬼は個人的にトップ5にははいる 殺人犯対殺人鬼は11位だった
作家別得票数なら早坂も10位入りなんだけどね 国内本格
11 殺人犯対殺人鬼
12 Iの悲劇
13 教室が、ひとりになるまで
14 犯人選挙
14 本と鍵の季節
16 カナダ金貨の謎
17 法月綸太郎の消息
18 ベーシックインカム
19 早朝始発の殺風景
20 時を壊した彼女 >>837
乙
時を壊した少女というのは初めて聞くタイトルだ。 問題の犯人選挙はこのスレの大半が予想した通りベスト10圏外だが
本と鍵の季節と同順位、カナダ金貨の謎や法月綸太郎の消息あたりより上なので
意外と健闘したともいえる ブックオフで外人のミステリ小説買おうと思ったけど
値段見たら結構高かった
300円とか。
110円にはならないんだなぁ >>844
若手の本格作品はほぼ全員ラノベだもの
でも若手が台頭してきたから本ミスのランキングも充実してきたといえる 魔偶とか柾木の新作はともかく、茹で死にが圏外だったのは意外だわ >>804
1〜3位これラノベじゃん特に霊媒は酷かったわ
本スレもぼろくそ言われてるしこんなもんが上位占めてるとかほんと終わってる >>849
だから若手の本格作品は全部ラノベだというの。
そういう時代なんだから諦めろ 「いけない」は本ミスじゃランク外か
「w県警の悲劇」も入ってないな >>838
まほろの大作
騒動で干されたかと思ったらまたガンガン出してるね 判で押したようにラノベじゃんだめじゃんって言う人
柄刀のひどすぎる文章や青柳のラノベ以下の設定は気にならないのかな >>852
「絞首商會」割と面白かったけど物語序盤が冗長に過ぎるのが難点だったな 初期新本格作品なんかと比べたら、今のラノベ風ミステリの方が小説として遥かに上じゃね? ラノベみたいな読みやすい作品が上位に来るのは当たり前だろ
道尾の「いけない」なんてとにかく読みにくくて何度も読み直さないと理解できないから
時間がもったいないしめんどくさい >>856
初期の新本格はとにかく話もキャラも平板で読むのが苦痛だったけど
今の若手の新本格は内容はラノベでもキャラが立っていて物語も起伏に富んでいて
全然読みやすいよね
エンタメ作家としての実力は格段に上だと思うわ 久しぶりに京極読んだら読み進めるのが苦痛だった
これぞラノベって感じの >>858
今と似たような状況は20年ほど前にもあって
京極夏彦、森博嗣、舞城王太郎、西尾維新などといった面々が新新本格と呼ばれて、
物語としてはこっちの方が読み応えがあるということで、
旧世代に取って変わるかとも思われていたんだけど、
結局、ほとんどの奴がミステリーから離れていってしまったんだよなあ ただその4人は本格という意味ではかなり薄いからなぁ
今の若手は新本格世代のホントの後継世代という感じがする
実際ちょうど親子くらいじゃね >>861
雑な括りすぎるw
京極は姑獲鳥の時点で凄い天才が現れたと大絶賛だったし森もデビュー作は傑作、舞城もいきなりこのミスTOP10に入るほどだった
ラノベ的というのならやっぱ西尾がでかいし、その前に今やすっかり過去の人だけど流水忘れちゃいけない 新本格の直系と言われたメフィ組ではポスト新本格勢が定期的に出現するけどほとんど消えちゃったなぁ
未だに子供世代を生む初代ってすごいんだなとは思う
・京極、森、清涼院
・霧舎、殊能、氷川
・舞城、ユヤ、西尾、北山
・まほろ、こるもの、深水
・望月、天祢
・周木、早坂、真偽 ただやっぱりミステリーの系譜内での比較で「小説としてどうか」を語ることにはなっちゃうんだよな。他ジャンルと比較する文章力はないと言うか
まぁミステリーを読みやすくしたらラノベになりましたなのか今のミステリー作家のレベルがラノベ文章なのかはわからんけど。 じゃあ、非ミステリでレベルの高い文章の作家って誰よ? 文学にポップカルチャーを持ち込んだ村上春樹を認めないみたいな感じかな >>867
この手の返しって正直何を言って欲しいのかよく分からないんだよ。ごめんね >>867
非ミステリーというか、新本格以外には文章がうまい作家はいっぱいいるだろう
横山とか奥田とか高村薫とか東野とか
でも今のラノベっぽい新本格も読みやすくて好きだよ
初期の新本格はど下手だったと思うけど 初期の新本格世代って作家以前にミステリマニアなんだよな、良い意味でも悪い意味でも
法月とか特にそうだけど よねぽは上手いのかどうかは知らないけどめっちゃ読みやすいなと思ったよ 今にして思えば、高村薫、桐野夏生、宮部みゆき辺りが揃って出てきた時代は凄かったんだなあと ラノベラノベっちゅうけど問題はそこじゃねーだろ
あんな穴だらけのもんが1位とか3位とか取っちゃうってのがヤバイ
他も酷いから消去法で仕方なくなのかな?
今年レベル高けーとか言ってた奴も頭に穴開いてんじゃねーか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています