最近の国内本格っててラノベっぽいの多くないか？

**名無しのオプ** · 2020/01/13(月) 11:26:47.75

アニメに影響を受けたようなきもちわるい設定や文章
正直勘弁してほしい

**名無しのオプ** · 2020/02/01(土) 22:54:56.09

国外ではラノベみたいなやつは売れるのだろうか？
アジアだけか？

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 01:32:36.63

フリーメイソンの陰謀なんだよ
愚民化政策の一環でしょ
「シオン長老の議定書」くらい読んどくべき

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 01:46:41.79

ハヤカワや創元のSFもラノベみたいな表紙が増えたからな
そっちの方が売れるんだろうから仕方ない
そもそも90年代からメフィスト系はそっちのケがあったし今更だな

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 04:11:17.15

50年くらい前のあかね書房の児童向け推理探偵傑作シリーズ
マンガ絵の表紙と挿絵でホームズやポワロだけじゃなく
エラリークイーンもヴァンダインもディクスンカーも網羅していた

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 07:07:15.00

ラノベでも少女漫画でもポルノでも
ロジックやトリックの出来がよければそれでいいじゃないか
本格ミステリの魅力はそれがすべてでしょう

ロジックやトリックがいい出来だったとしてもラノベだったら駄目だというのか？

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 07:15:50.62

セリフで「はわっ」とか書かれちゃうとまともな大人は引くよね
ロジックやトリック以前に小説としての深みを求めるので

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 07:42:39.21

読書界カーストを分かりやすく教えてくれ

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 13:28:06.83

純文学
大衆小説
推理小説
ライト文芸（住野よるみたいなネット出身で中身ラノベ、伊坂幸太郎みたいなミステリー要素のある文芸）
SF
ホラー
ファンタジー
ラノベ
最底辺　なろう系、恋空系

別枠
児童文学

こういうイメージ

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 13:39:26.89

要はさあ、本来住み分けが必要な異なるカースト同士がSEXして生まれた混血が暴れてるのが今の現状なんだよな

綾辻とかオタク第一世代が悪いと思う
新本格って要はキャラクター性重視のミステリーなわけでキャラクター小説のDNAをばら撒いちゃったんだよな
伊坂も乙一も米澤も綾辻行人好きらしいし

今の30代以下は被害者だろ

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 13:40:04.33

大衆小説（推理小説、ライト文芸、SF、ホラー、ファンタジー）ではなくて？

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 13:45:26.50

>>175
大衆小説の賞の直木賞ではずっと推理小説とかSFとかはジャンルがそうってだけで軽く扱われてきた（例外はあるし最近は軟化してきたが）

筒井康隆や東野圭吾の候補作の選評を読むとわかる

つまり大衆小説であっても文学の意義とは基本的に「人間を描くこと」であってギミックの妙に重点を置くそういうジャンルは邪道なんですわな

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 13:47:20.39

文学の意義は人間を描くことのはずなのにミステリーは人間を記号として描いたとしてもプロットが巧ければ評価されるからな

やっぱりそういうのは文学千年の歴史からすると邪道なんだよな

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 13:48:44.96

なるほど

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 14:25:55.10

カーストとかキモ過ぎだろ
どんなものであれ売れる作品が正義

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 14:26:13.40

直木賞のミステリー冷遇とかいつの話してるんだ
高村、宮部、桐野、東野(は前回で辞めたが)ってミステリー出身の選考委員で溢れてるのに

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 14:44:42.86

>>179
全体的にこのスレの奴の考えは古すぎで頭が固いよなあ
今は多様化の時代で上とか下とかないの
自分の好きなものをそれぞれが勝手に楽しめばいいんだよ

ラノベ風ミステリーが嫌ならその手の作品を読まなければいいだけの話
格付けして一体何がしたいんだって話だよな

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 14:55:16.51

と、漫画絵の表紙でシコッてるオタクが申しております。

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 15:52:17.67

煽るなって

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 15:59:03.87

どう考えても、煽っている方が幼稚だよな

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 16:44:47.21

綾辻や京極、森博嗣からしてラノベみたいなもんだし

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 17:17:22.75

>>185
俺は綾辻も京極も読むし、クリスティやクイーンは子供のころからのファンだ
ハードボイルドもロス・マクドナルド「さむけ」や原りょうの「私が殺した少女」のような謎解き要素の強いもは好きだし、
横山秀夫の「第三の時効」は警察小説だけど本格ミステリの大傑作だと思っている
そして、もちろん、このミスで1位をとった今村昌弘や相沢沙呼の作品も大いに楽しんでいる

どれも本格要素はあるんだから、あとは味付けの違いを楽しめばいいじゃないか
ステーキも美味しいけど、ケーキも美味しいよってもんだよ
それが無理ならケーキの文句なんて言ってないでステーキだけ食べていればいい

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 18:09:48.89

別に言うくらいならいいだろ、煽る奴はクソだけど
ただ発言に対して責任は取るべきだし、異論も認めるべきってだけ

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 18:20:59.19

とりあえず下手な例えはやめてくれｗ

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 18:40:29.13

>>187
うん、言うのは自由だよ
だから、俺も自分の意見を言って反論を待っているんだよ

確かに、煽るやつはクソだね
俺はただ、お互いの意見をぶつけ合って議論がしたいだけ

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 20:30:15.21

古典本格を主流に戻したいならそういう作品でヒットを連発させるしかない
ただこれはかなり難しいと思う
それは作家のレベルが下がったからではなく大方のパターンが出尽くしてしまったから
今普通に本格派出しても売れないからトリッキーなパターン織り交ぜて、ミステリーは変化しながら生きてるんだよ

**名無しのオプ** · 2020/02/02(日) 21:37:14.23

ミステリーもラノベも人間を描くという文学の目的から外れた記号的な人物描写であってもいい
むしろそれが正しい

その共通点があるから愛称がいいんだよな

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 01:28:46.81

ミステリーだから記号で良いって言い訳にはうんざり
単に文章も台詞も下手なだけのことが多いのにな
乱歩にしろ横溝にしろあの文章あってこそだよ

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 02:11:39.57

社会派厨UZEEEEEEEEEE

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 02:34:03.86

>>192
論点がずれてる
誰も文章も台詞も下手でいいなどとはいっていない
文学的な意味で人間が描けていなくてもいいという話だろ
エンタメ的な記号として文章や台詞がうまければそれでいいという話だよ

そういう意味で今のラノベ的な本格は別に下手ではないよ
ただ、ラノベっぽさを許容できるかどうかの問題だけ

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 03:16:15.57

論点ずれてなくて草

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 03:22:04.65

>>195
そういう煽りはいいから
反論を言ってくれ

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 07:34:38.77

京極夏彦はどのあたりの位置づけなの？

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 08:34:13.45

>>194
そうそう。
ラノベっぽいというのと文章が下手だというのを混同してるんだよね。
最近の本格はラノベっぽいけど文章が下手なわけじゃない。
十角館の殺人の頃の新本格の方が文章も人物描写も平板で読みにくかった。

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 11:53:41.04

京極はヘヴィノベル(物理的に)

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 12:18:46.66

いや文章自体は同じ歳の頃の新本格作家とそんな変わらないと思う
今の若い作家はキャラでストーリーを引っ張るから、そのぶん読みやすいだけでしょ

綾辻や他の新本格作家はその後上手くなったけど、今の若い作家はどうかね
ラノベ作家みたいに成熟しないままキャリア重ねそうなんだよな
というかそもそも作家として成熟することにあまり興味がなさそう

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 13:49:40.14

>>200
そうかも知れんが、本格ミステリでトリックやロジックの次に重要なのは読みやすさだよ。
読みやすければトリックやロジックをそれだけ楽しめやすくなるし。
逆に言えば、本格ミステリにおける文章力というのは読みやすいかどうかが全てであり、文学性とかは特に必要ではない。
まあ、俺も連城三紀彦のミステリーとかも好きなんで、文学性があるのならあるので別にいいんだけど、なかったらダメというほどのものでもない。
あくまでも人間描写や文学性などはおまけ要素に過ぎない

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 14:12:20.29

タイトルで長々と説明するのはやめてほしいな

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 14:32:10.69

道尾は文学的なのか
中村はミステリー的なのか

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 14:33:56.62

ラノベでちゃんとした本格なんてないだろ
あるなら教えてほしい
まあ読まないけどね

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 15:00:00.26

>>204
＞ラノベでちゃんとした本格なんてないだろ

誰もラノベの話しなんてしていないだろ
ラノベじゃなくてラノベっぽい今の本格は許容できるかどうかという話をしているんだよ
このミスなんかで１位に選ばれた霊媒探偵や屍人荘の殺人みたいな作品のことを
いっているの

>>197
京極はラノベ扱いする人もいればしない人もいる。そもそも、綾辻や有栖川の作品だってラノベ扱いする人も少なくない
大体、今の本格ミステリだってラノベそのものというわけじゃない
ラノベっぽいというだけで本物のラノベと比べるとかなり違う
だから、結局のところラノだから駄目というのは自分が気に入らないものにレッテル貼りをしているだけなんだよ

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 15:21:46.52

よしじゃあ最近のでよかったのを教えてくれ
ワイのおすすめはまほり

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 15:35:52.21

ラノベがこのミス一位を獲るような時代なのか
やれやれだな

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 16:00:16.55

やっぱり赤川次郎先生の三姉妹探偵団が至高のミステリーだよね

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 16:36:55.37

赤川次郎も当時の大人たちからは否定的な意見が多かったみたいだね

**名無しのオプ** · 2020/02/03(月) 18:14:57.01

タイガだけど面白かったとかnexだけど面白かったって書くのは俺がなろうだけど面白かったと書くのと同じだとハタと気付いた
貴賤よくない

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 01:00:10.39

>>204
あるんだけどどうせ読まないから教えないね

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 06:11:18.84

>>201
トリックロジックの次に重要なのは雰囲気

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 06:55:58.06

伊坂がウケてるのって何となくオシャレな雰囲気があるからだよね

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 09:57:19.40

ポップな文体と伏線のよくできたストーリーのおかげだろうな
エンタメに振った軽い村上春樹って感じ

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 10:22:22.66

女子供が読むものだな

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 10:47:35.97

日本人は大人も子供化しているからしょうがないね

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 14:53:36.59

>>216
それはオマエだろ

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 15:24:45.25

>>217
もちろん俺も含めての話だよ
そもそも、本格ミステリ自体が
現実味に欠ける子供っぽいジャンルだからね

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 15:44:43.09

>>218
じゃあオマエ、責任とりなさいよ
人前でちんちん出す、そこから始めるべき

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 17:28:25.88

新本格も叩かれてたから時代が巡ったな

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 17:56:21.29

>>220
そういうこと
古い価値観の人間が新しいものを拒絶しているだけ
そして、今ラノベっぽい本格を読んでいる若いミステリーファンも
30年後には新しい世代が読んでいるものを同じように叩き始める
それの繰り返しだよ

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 22:30:50.14

法月が賞の選考委員やるようになったら
下手くそが多くて人間が描けてないと言いたくなったって話は笑ったわ

**名無しのオプ** · 2020/02/04(火) 23:43:36.20

音楽でも90年代おじさんいるからな
流行りに乗れないようにはなりたくないものだな

**名無しのオプ** · 2020/02/05(水) 06:54:40.85

いるいる
このビリーアイリッシュの時代に
未だにレディオヘッドがどうたら言ってる親父
同世代だけに恥ずかしくなる

**名無しのオプ** · 2020/02/05(水) 07:27:06.27

>>224
別に古いものが好きなのはいいと思う
古い価値観に縛られて新しいものを全否定するのがダメなんだ
逆に、新しいものをありがたがって古いもの全否定する奴もだめだよ

古いものに古いものの、新しいものには新しいものの良さがある

**名無しのオプ** · 2020/02/05(水) 08:23:05.74

じゃあラノベミステリーの良さって何？

**名無しのオプ** · 2020/02/05(水) 08:31:55.50

読みやすさかな
薔薇の名前と比べたら読みやすい

**名無しのオプ** · 2020/02/05(水) 09:33:07.52

>>226
読みやすいというのもひとつだけど結局のところは味わいかな

古典ミステリーには古典の、社会派には社会派の、ラノベ風にはラノベ風の
それぞれ違った味わいがある

>>224の言っている音楽も同じ
ロックンロールもオルタナティブロックもピップホップも
それぞれ違った味わいがある

だから、自分の好きなジャンルが衰退したことを嘆くのはいいけど
新しく台頭してきたものを叩くべきではないね
多種多様なジャンルの共存こそがベスト

**名無しのオプ** · 2020/02/06(木) 09:37:03.96

そりゃ理想論だな
逆に言えば今のものにも悪い部分はあるし、もちろん昔のものだってそう
それを叩かない、文句言わないってのが可能なほど人間は強くない
封殺まで行くのは問題だけどある程度のガス抜きは不可欠

それに、ちょっと叩かれたからってダメになるなら最初からダメなんだよ
新本格だってあのバッシングがあったからこそ奮起したんじゃないの

**名無しのオプ** · 2020/02/06(木) 09:52:33.87

>>229
うん、理想論だよ
理想通りいかない現実の中で、自分の理想を主張するのも一種のガス抜きということで

**名無しのオプ** · 2020/02/07(金) 11:46:59.77

霊媒探偵文庫で装丁変わったら単行本は表紙がラノベみたいだったので～みたいな感想が溢れるのが目に浮かぶ
で読んだらやっぱりラノベだったって言うんだろ

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 00:33:23.04

赤川次郎の三姉妹探偵団の表紙が小学女子が好きそうなものに変わってしまったなｗ

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 07:51:25.08

ミステリーに限らず表紙が萌え絵になった小説多いよなつばさ文庫とか

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 10:35:47.49

ここ二十年くらいの本格系の新人はラノベ文体当たり前になった
それだけ後続に影響力のある作家が出たってことなんで悪い話でもないんだが
俺みたいに古臭いファンは抵抗あるな
最近の新人賞は買っても最後まで読まないことが増えた

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 12:20:50.46

文体もいいけどキャラクターがラノベ寄りなのも多くてちょっと苦手
冷笑系主人公と二次元属性の強いヒロイン達みたいな…

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 12:45:59.04

占星術の序盤の手記みたいなのとか今の若い人には書けないだろ

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 19:31:07.77

書けたところで売れないんだよ

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 20:12:19.59

読めないからね

**名無しのオプ** · 2020/02/08(土) 20:15:38.25

第一回新潮ミステリー大賞【選考員　伊坂幸太郎　貴志祐介　道尾秀介】の"サナキの森"は古風な手記とラノベ風の本編が交錯する内容だった

あの人は今作家として成功したのだろうか？

**名無しのオプ** · 2020/02/09(日) 09:06:21.71

ラノベって地の分で「ってオイ！」「だっつーの！」とか平気で書くから
なかなかキツいものがあるが
あれをもし三島由紀夫みたいな文体で書いたらどうなるのか読んでみたい

**名無しのオプ** · 2020/02/09(日) 09:29:39.87

ラノベで読んだことあるのはスレイヤーズだけだな
大昔だが、シリーズ全部読んだような気がする

**名無しのオプ** · 2020/02/09(日) 15:47:42.54

ロードス島戦記や魔獣狩り、魔界都市ブルースなどはラノベに入りますか？

**名無しのオプ** · 2020/02/09(日) 16:32:18.29

はい

**名無しのオプ** · 2020/02/09(日) 16:33:28.78

80年代の伝奇SF、伝奇ロマンはラノベじゃない
スレイヤーズも当時の言い方ならジュニア小説とかヤングアダルト
ライトノベルって呼び名が定着するのは00年代から
だから正確に言うとブギーポップすら一時期はラノベじゃない

ただ昔はノベルスもラノベみたいに挿画があるのが普通だった
面白いのが、それを一切なくしたのが実は新本格からなんだよな

**名無しのオプ** · 2020/02/09(日) 17:50:30.28

>>244
ライトノベルという言葉ができたのは90年代の初めだよ
それに言葉ができていようがいまいがラノベはラノベだ

>>242
魔獣狩りのどの辺にラノベ要素が？魔獣狩りがラノベなら西村寿行もラノベになってしまう
魔界都市ブルースはかなり厨二要素入っていたから
ラノベと呼ばれるのはわからんではないが、それでもラノベではないな
いまどきのラノベっぽい本格がラノベではないのと同じ意味で
ロードス島戦記はラノベ（＝ヤングアダルト小説）で間違いない

**名無しのオプ** · 2020/02/09(日) 18:29:42.41

「ライトノベル」の命名は、1990年初めにパソコン通信ニフティサーブの「SFファンタジー・フォーラム」において、
それまでのSFやファンタジーから独立した会議室を、会議室のシスオペであった“神北恵太”]が
「ソノラマ・コバルト」などのレーベルからの出版物に「ライトノベル」と名付けたことが始まりであるとされる。

なお「ライトノベル」という呼称は、発祥してからすぐに定着したわけではなく、
一般にも呼称されるようになったのはインターネットが広く普及し
それまで以上に読者同士が交流を行うようになった2000年頃だとされている。
たとえば、東京BBSのファンタジーノベルボードの、ボードで扱う話題の説明には
"（富士見ファンタジア文庫・朝日ソノラマ文庫等）" とあり、
今日ではライトノベルと認識される範疇を「ファンタジーノベル」とくくっていた。

よって98年のブギーポップも当時の多くの読者にとってライトノベルではなかった。

**名無しのオプ** · 2020/02/11(火) 08:55:34.15

ここ20年ぐらいで書かれたミステリーでラノベの主人公っぽい名探偵って
例えばどんなのがいる？
それこそ能力的には普通の刑事や探偵の地道な捜査がバカバカしくなるような
中二病丸出しのやつでもいい（榎木津なんてまさにそうか）

しばらくミステリーからもラノベからも離れてたからリハビリのために
何冊か読んでみたいんで何人か挙げてもらえると嬉しい

**名無しのオプ** · 2020/02/11(火) 11:02:47.62

>>247
＞それこそ能力的には普通の刑事や探偵の地道な捜査がバカバカしくなるような

そんなのはあんまりいないな
ここでいっているのは、20歳前後の若輩者なのに警察の捜査に首を突っ込んで
ドヤ顔で推理して事件を解決してしまうからラノベっぽいっていう話
あとしゃべり方がラノベっぽいとかそういうレベル

**名無しのオプ** · 2020/02/11(火) 11:03:43.77

ベースがコナンなんだろう

**名無しのオプ** · 2020/02/11(火) 16:12:38.63

なるほど、そう言われるとむしろ古典に回帰してるのかなあ
例えば黄色い部屋の謎とか、ルパンシリーズの奇岩城の少年探偵とかは
天才的な頭脳で大人と堂々と渡り合うってキャラだし

黄色い部屋の謎なんて少年探偵が裁判の途中で闖入して裁判をストップさせて
その場で聴衆相手に推理を披露して犯人を指摘するという、後年には考えられない
漫画チックな少年ヒーローものだって有栖川も指摘していた

**名無しのオプ** · 2020/02/11(火) 18:41:30.41

『一枚の切符』は、江戸川乱歩の著した短編探偵小説である。
1923年（大正12年）、『新青年』の七月号に掲載された。

登場人物
左右田五郎：語り手の大学生。探偵趣味があり、富田博士が嫌疑者となっている事件を洗っている。
松村：左右田の親友で、聞き手。
富田博士：学界にその名を轟かせている博士。妻の殺害容疑で勾引されている。
黒田清太郎：名探偵と呼ばれている刑事。

左右田と松村は、左右田が尊敬している富田博士が嫌疑者となっている事件について話し合っていた。
博士の妻は列車による轢死体として発見され、その足跡や様々な証拠が博士の有罪を印していた。
しかし、左右田は博士の無罪の証拠があると言う。松村は半信半疑だったが、
翌日の新聞に掲載された左右田の寄書を読んでみると、そこには驚くべき事が書かれていたのだった…。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/57182_60051.html

原文では「一介の書生」で大学生とは確定できないが
若輩者なのに警察の捜査に首を突っ込んで
ドヤ顔で推理して事件を解決してしまう

**名無しのオプ** · 2020/02/11(火) 21:46:08.80

つまるところ洋の東西を問わず今も昔もって結論か

**名無しのオプ** · 2020/02/12(水) 16:21:23.27

人間が考えることも、人間が求めるものも本質的には変わらないからな
だから大昔の小説や神話にすらラノベっぽさを見い出せる

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 07:57:33.61

>>249-253
いや、そういうことではなく、ここで叩いている人は
単に子どもがドヤ顔するジュブナイル的作品はいいけど、アニメオタクに媚びたような
美少女やイケメンが活躍するノリが嫌なのだろう
名探偵コナンは別にいいけど、今、深夜アニメでやっている虚構推理みたいなのがダメみたいな。
ジュブナイルとラノベを混同するなって話ね

俺自身は別にどっちでもOKだけど、嫌っている人は子どもっぽさじゃなくてオタクっぽさを嫌悪している

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 13:24:38.93

でもホームズエラリー金田一御手洗さんざん読んできたこっちからすると
今さら新人作家の作った名探偵キャラに「いや警部それは違いますね」とかやられるより
美少女キャラに「犯人わかったですぅ～」とか言われたほうがまだ新鮮に読めるのよね

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 13:51:50.70

ふえぇ…　とかな

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 14:22:45.79

小説が下手、人間が描けてない、大人が読むものじゃないと言われた新本格も似たようなもんだったろ

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 15:58:24.47

>>257
結局、同じことの繰り返しなんだよね
新しい潮流を旧世代叩く
そして、30年後にはラノベっぽい本格を読んでいた奴が
また新しいミステリーを叩くんだよ

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 20:05:39.38

>>255
磯野鱈男やん

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 22:34:42.59

法月の密閉教室とか、太田の僕の殺人とか、どっちもデビュー作は頭痛がするぐらい
自意識過剰でナルシスティックな厨二病丸出しの主人公だったなあ
自分はこの二人の作者よりかなり年下で、作中の主人公と同世代だったが
それでも読んでる時ムカついてならなかった
こんなウゼー奴ら目の前にいたら殴ってやるって感じで

でも今にして思うと作者も主人公も若僧なりに色々と悩んだり尖がって
精神武装してたりしてたと思うと微笑ましさもあるし、
そういう若者らしさも子供らしさもなくドヤ顔で大人をコケにするガキの方が
確かにムカつくかもしれない

**名無しのオプ** · 2020/02/13(木) 22:46:39.77

あと西澤保彦の「七回死んだ男」ってミステリーとしては面白いが
主人公が同じく厨二病、それも周囲の人間を冷静に観察しつつ見下す系なのでイラついた
それも天才とかじゃなくあくまで常人なので（超能力者だが）、ある意味リアルな厨二病なので
一番タチが悪いかもしれない

しかも西澤はこの時もう35歳なので、いい歳してこんな嫌なガキを主人公に
するんじゃねーよって思ったｗ
それにこの主人公も他の人間から見れば…みたいに相対的な描写はしてないから
この主人公の言ってる事、思ってる事って基本的には正しいって書き方なんだわ

**名無しのオプ** · 2020/02/14(金) 11:16:57.26

一時期ラノベやなろう系の主人公はだいたい無気力系・やれやれ系・俺TUEEE系だった
スカして軽く実力を見せつけ女の子にモテまくり「ふう…やれやれ」
あまりにオタクの理想に忠実だったため逆にオタクの近親憎悪を誘発し袋叩きにされ現在は減少傾向

**名無しのオプ** · 2020/02/14(金) 15:21:28.37

人間を描く訳でもラノベ風のキャラにするでもなくただただ推理小説としてのロジックを突き詰めた依井貴裕作品が一番美しい

**名無しのオプ** · 2020/02/14(金) 20:19:29.35

『七回死んだ男』の主人公はラノベと対極な「達観キャラ」だと思うけどな
不条理に巻き込まれても常に冷静かつロジカルに状況を分析する
本格ミステリにはこのような主人公こそ望ましい
「ふえぇ」とかいってる脳みそ溶けてるキャラはふさわしくない

**名無しのオプ** · 2020/02/15(土) 00:23:20.19

なろう系はラノベってより昔流行ったケータイ小説のオタク版って感じかなあ
一応ラノベやライト文芸のレーベルから出てはいるけど
似てるようで微妙に別物って気がする

昔のラノベや児童小説にさえある屈託や韜晦を全然感じないんだよな
最早キャラ小説ですらなくて、ただネットで消費されるネタを提供するだけのもの