京極夏彦 Part.94
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
次スレは>>970。無理な場合は即申告のこと
関連リンク
●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://obakedai.jp/
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京極夏彦 Part.93
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1573360389/?v=pc
※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。
VIPQ2_EXTDAT: default:vvvvv:1000:512:: EXT was configured スピンオフ漫画の中禅寺先生読んだ
この頃関口何してたんだっけ? >>360
小学生も読む少年漫画だから主人公は優等生で良いんだよ >>343
「狂骨」は自分にとっては前二作のような派手なクライマックスではない代わりに
丁寧な構成を読み返す度に感じられて面白さが増す作品だった >>356
それじゃ困る。
中禅寺vs.堂島の対決は、
百鬼夜行シリーズのラストを飾るのにふさわしいものでないと… なんか狂骨って高橋葉介のオマージュなんかなってシーン多くない? >>366
オカルト関係は似たように感じてしまうんじゃないかな
高橋葉介はもっと本当に怪奇現象が起きるから、一応リアルな狂骨とはまた違うと思うよ >>368
そーゆーんじゃなくてさ、例えば
高橋葉介「夢幻外伝 死者の宴」に収録の「海鳴りの家」の冒頭とかさ、いさま屋と朱美の出会いのシーンにそっくりだと思うし
同じく死者の宴に収録の「人でなし」の冒頭は朱美と民江のケンカシーンっぽいなと思うし
ところどころでオマージュになってるのかなって思わされるんだよな むげんがいでんとかいうのは読んだことないな
夢幻紳士多すぎるし出版社もバラバラでまるで超人ロック、
どう探したらいいのかもわかんないよ >>369
そういう風に、偶然の一致っていうのはどこにでもある
たまたま似通っているだけかもしれないよ
某アニメーターを燃やして殺しまくったあの犯人はそういう妄想が行き過ぎて
ひどいことをしてしまったが
一緒とはいわないけれど >>369
そういう風に、偶然の一致っていうのはどこにでもある
たまたま似通っているだけかもしれないよ
某アニメーターを燃やして殺しまくったあの犯人はそういう妄想が行き過ぎて
ひどいことをしてしまったが
一緒とはいわないけれど 塗仏までは面白かった派と塗仏は面白くなかった派で別れる件 昔は、姑獲鳥と絡新婦が一番好きだったけど、
年をとって鉄鼠が一番好きかもしれないとも思える
たしかに、狂骨も面白くなかった
ノリが悪い 鵺って言葉をきくと、疲れてくるようになったよ昨今
この作家は最近はあんまり刊行率高くなくなったんじゃないか?
水面下で色々かいてるのか? 正直塗仏は俺にはツラかったな
なんか集大成っぽい盛り上がりがあるから最後まで付き合ったけど
心に残ったのはひょうすべとカッパのくだりだけだわ
太い幹が枝分かれしてそれぞれの妖怪になるんじゃなくて
無数の毛根が凝集して妖怪になるっていう所が凄く面白かった 諸星大二郎はいいよな
子供もこの漫画家は好きそうだ
ネタが凝ってるし
かなり頭がいい漫画家だと思う >>377
妖怪好きなんだな
京極は毎回、普通の殺人事件の合間に幻想的な妖怪のシーンが挟まれる
この絶妙な書き方が好きだ
私は、毎回この作家は、オカルトやカルト臭とか、宗教っぽい感じがして好きだが
塗仏もそんな感じだしぬっぺっぽうのあたりも好きだが。
最近、こんな文章の上手い作家はまったく見かけないので残念でしかたない
ただ、死ねばいいのにからがくっと文学的ともいえる書き方をしていないから残念 百鬼の猟奇についてどう思う?
正直、子供の頃この作家読んだから、トラウマ級の酷い殺戮の方法だと思うが
魍魎の犯人は特に、強烈で、好きだけど嫌いな感じもする時があった
御手洗の殺人と同じような傾向が見られる
惨酷な殺し方するよね
そう思うと京極夏彦ってかなり異様な雰囲気の人物だとしか言いようがない
もっとひどい殺しをする作家っている? 正直、妖怪には全然興味ないな。ゲゲゲのおにたろうも読んでなかったし >>379
妖怪という概念が好きなんだよ
怪獣やモンスターとしての妖怪もいいけど
昔の人や社会が説明出来ない怪異を処理するために妖怪というおとしどころを作った事に叡智を感じる
巷説の方は全部その図式だしね
無理難題を八方丸く収めるために妖怪が大活躍するっていう >>380
いくらでもいるよ。あまり得意そうじゃないからおすすめはしないけど
一応例を挙げとくと友成純一とか、ミステリなら綾辻の殺人鬼とかも
京極さんは猟奇趣味じゃなくて大衆に受けそうなガジェットを選んでるだけな気がするなぁ
だからあまり気持ち悪さが後に残らない 七人ミサキをビデオで見たけど、
百鬼もそうだけど、この作家は色々詰め込みすぎるというくらいのが好きみたいだな
百鬼はどんちゃん騒ぎみたいな一種のお祭りみたいなイメージもある
妖怪はあの忌まわしい感覚を持っている感じが特にいいと思う
幽霊にはない古き良き日本みたいな
ガジェットというのは、確かに
考えると大変なアイデアを毎回考えて居るんだなと思うよ
気味悪い感じは毎回結構するんだが 友成純一はアマゾンで見たらスプラッタが酷そうだね
綾辻は存じてる
こういう猟奇だけの要素の小説って面白さがちょっと分からないのだけど
また読んでみるありがとう 最近見かけないけど、飯田譲二のスプラッタも好きだった
なんか宗教みたいな小説アナンとかアナザヘブンとかもちょっと、
スピリチュアル系に行ったのは残念
京極よりちょっと前に流行ってたよね >>384
〇談シリーズなんかは
あえて説明せずに空白を作る淡い感じの語り口なんで
一応そっちも行ける模様
まぁ基本は詰め込みタイプだけど 中禅寺が古本屋始める前に教師してた漫画みつけて読んだけどお金を損した気分。京極夏彦の短編集読んだことないのですがそれをベースに中禅寺と新キャラを主役にした感じ?だれかみた人いますか? 帯に完全オリジナルスピンオフって書いてあるよね
志水アキのオリジナルです へーそんなオリジナルを認めるとは
夏っちも懐が深いね 筋を通せば、なっちは面白ければ良いというすたんすじゃない? >>389
電子で買ったので帯みてなくて。ありがとう、やっぱ読者層に合わせた軽めの話なんだね 面白ければ何でもいいけど、ただ面白くない本なんてないとも言ってる
基本的に適当なんですよ
コピーライターが神様だった80年代に広告代理店で働いてたのが大きいんだろうね
刺激的なコピーを先に作って、それに無理矢理理屈を合わせようとする
だから話が強引というか詭弁的になるんだよな 中禅寺の若い頃なんて、許可したとはいえ勝手に書かれたら自分が書きたいと思った時に
大変じゃないかね。 教師やってたってのは、姑獲鳥で触れてた気がするが
二次創作は公認でも非公認でも興味わかない 原作では旧制高校であって新制高校ではないと思うが
それと昭和20年代を昭和初期と言うのはどうか? 榎木津と中禅寺の馴れ初めが知りたい。馴れ初って言わないのか男同士だから 榎木津少年の事件簿?
一応戦争行く前から記憶が視える能力はあったんだよね 京極って平安ものやらないかな〜?
安倍晴明や頼光四天王を書いてほしい。 それよりもも桃や竹、岩などから生まれた謎の生命体がなんらかの特殊能力(怪力など)
を持っていて、悪いなんらかの存在をやっつけて、ムラに平和をもたらす。
なんてのはどうだい >>404
そういう昔話みたいなのは、まだ書いてないよね
京極は、悪人役より正義の味方が好きそうだよね 作家はなぜか売れると古典的名作を自分なりに書きたがる
横山光輝の三国志とか北方謙三の三国志や水滸伝とか なぜだろう
私は、あんまり歴史ものは読まないからわからないのだけど >>399
そうなんだけど学年も違うし何がきっかけでお互いの存在を知ったのかなって
薔薇十字のは読んだけどそこにも書いてなかったし
まあアレは原作とはファンが、書いた公認の2次創作だし そういう謎はいくらでもあるよね
京極堂の子供時代とか、すごいひねくれた子供だったんじゃないか推測
なんで父親、キリスト教に改宗(だよね?)したんだろう
弔い堂から知ったんだけど
もう京極も57歳くらいだから
はやくそういう謎を本に描いてくれないと
分からないまんま終わっちゃいそうだよね 中禅寺と榎木津は意外と接点が想像できないんだよな
関口とは同級で寮も同じだけど、榎木津は上級生で恐らく通いだろうし
案外関口がきっかけで知り合ったんじゃないだろうか
関口は立ってるだけでツッコミどころ満載の人だし
学生時代から榎木津に目をつけられて玩具扱いだったとか
ただ京極はそういうファンサービス的なことはこの先も書かないだろう
キャラは作品の駒でしかないと断言してるから余分な描写をしない ユニークな新入生がいると聞いて顔見に行ってちょっと話してみたら
最高にクールな奴だったから付き合うようになった、って単純な話だと思うが。
京極夏彦と平山夢明の仲みたいなもんだろ。 >>411
>ただ京極はそういうファンサービス的なことはこの先も書かないだろう
>キャラは作品の駒でしかないと断言してるから余分な描写をしない
だろうね
血液型や誕生日すら知らないっていうし 初対面で榎木津の眼に視えているものが何かを言い当てた
的な描写があったと思うけど、どんな状況なんだという
一番の妄想ポイントはここだと思う >>411
先輩は躁病気味だから鬱の関を紹介してやるって紹介したんじゃ無かったっけ
関口経由じゃないんじゃね 百鬼のファンブックみたいなの出ないかな…
まあ、いまさらっていうか、かなり遅いタイミングでのファンブックだけど 公式かどうか知らんが登場人物事典みたいなのは出てたような あのぺらいやつ…?
なんかどの巻かの本にはさまれたヤツだよね
あれくらいじゃあ全然納得できないよ
謎本くらい厚い本ででないかな
公式で >>414
その描写はどの話にありましたか?
漫画版と舞台は全部読んだのだけど原作の本は最初のと雫しかまだ読んでなくて教えてほしい!
文体が難しくなかなか読み進まなくて、全部に手を出せないのです 夢枕とは違う陰陽師を読みたいとは思うけど、今の京極では難しいかもね。。 今どきオカルト好きやら神話やら好きな厨二読者に受けそうなのは書かんだろう なんだかんだいって厨二は問題ある感じだからね
でも人気もある
本屋行ったら、八雲のファンブックが出てたよw
ファン多いんだね 問題あるのはオカルトを真に受けちゃうような純真で頭悪い子よ
厨二といってネタになる程度の分馬鹿なオタクのほうがまだマシ
馬鹿でオタクで笑える方がおばけ向きで京極らしいと言えば京極らしい オカルト読むからってそういうの真に受ける人ばっかりじゃないよ 笑えるっていうか、そうか?っていう感じ
京極の百鬼の、昏い話のおばけ話のお笑いは
笑えるというより、うすら寒いくらいだし
冥談とかそっちも同じ
まあ、鬼太郎はどうだか知らんが
人を小馬鹿にして笑いを取っているみたいだが
なんだか…もういいよっていう感じ
あれで笑えるのか?
へーほー、良かったね、全然笑えないよね
もっと違う傾向でやってほしい メンヘラも電波ちゃんも引き寄せるみたいだし
そういう手合いからも距離を置けたのはよかったよ そういう子も嫌いなんだ
へーほーふーん
病萌えって言葉を知らないのかね?
病気の世界って結構苦しむけど結構面白いんだよ
もったいない 家庭の医学なんて、色々読んでいると、化物みたいな病気が
ぞくぞく出てきて、読んでいて面白い
昔はそういう子供が生まれると、間引いたんだってね
東北では子消しなんて文化もある
夏彦先生にはそういう病のものももっと書いて欲しい物だ
妖怪に殺人に病にと、惨憺たるものを メンヘラだの電波ちゃんだの、そういうの
追い払ったわけじゃないんじゃないか?
そんなこと明言してないわけだし
そういう人は、本読んじゃダメなのか? >>420
百鬼夜行・陽に収録の目競かな。
初対面ではないけど、目の前の現実以外のものが見える事を話していないのに、それは過去が見えているのだって言われて榎木津が腑に落ちるエピソードがある。 放っておくためにもipあるとNGで一発OKだしな
うっかり刺激してスレ埋め尽くされるのも困るし >>432
ありがとうございます
電子で買ってみます >>318
大極宮の新刊紹介で『大幅に加筆修正』ってあるからただの合本ではないっぽい
楽天ブックスの紹介ページでも予約受付当初の640頁から752頁に修正されてた 狂骨みたいに「出版に間に合わなかったのだ」みたいな? わざわざ『大幅に』と断ってあるし、まあ大丈夫でしょう
ノベルス752頁ならちょうど陰摩羅鬼と同じなので、文庫版はおそらく1200頁くらいになるはず
拾遺は合計1000頁強なので、単純計算だけどおよそ200頁弱の純粋加筆が見込めるんじゃないかと できればノベルズで読みたいという変なこだわりがあって
三冊のは見送ってたんだけど、楽しみ〜 綺譚小説ね
河童しか買ってなかったから月買おうかな
でも他は多々良先生出てないんでしょ
だいぶ読み味違うだろうなあ 多々良先生出てると楽しいよね
鬼河童に比べて天狗はちょっと読み難く感じたな
敦子美由紀美弥子メインで出ずっぱりだとちょっとコンプあるだけの完璧人間な優等生や学級委員長の正論ずっと聞かされてるみたいでしんどい
単体なら全然気にならないんだけどね >>445
それ、自分のコンプレックスが刺激されるからじゃないの?
言い方が違うだけで、京極堂も敦子も言ってることは変わらないと思うけど
百鬼夜行って主観・感情・感覚みたいな女性的世界が、
客観・理性・論理の男性的世界観によって祓われるって構成じゃん
作中で酷い目に遭うのは大抵女だし
そういうある意味差別的な作品に女性ファンが多いのが昔から謎なんだよな
女が本当に嫌いなものって女って気がする
性的なバイアスがかからないぶん、女性の女性嫌悪って男より攻撃的だし >>447
男性的・女性的なんて枠組みであの作品読んでる人居ないと思うけど
なにやら特殊な自分の解釈を一般化して語らないでもらいたいものだね >>447
何を指してコンプが刺激されるって言ってるのかわからんけど、とりあえず京極堂は出ずっぱりじゃないじゃん
天狗は3人が交代でほぼずっとメインにいるから疲れるって話
よく正論ばっか言ってる人は嫌われるって言うでしょ
まぁお前がダメ人間だから清く正しい方々の御言葉聞いてるの辛いだけだろって言われたら否定は出来ないw >>447
というか君が差別的なんだよ
女は感情的で男は理性的とか、そんなのは伝統的偏見に過ぎないから
さも事実であるかのように前提にしてはいかんでしょ
その手の観念をあらかじめ相対化するのが京極さんの持ち味で
だから読者は自分が女だとか男だとか意識せずにフラットな感覚で楽しめるのかもしれないよ 女は感情的で男は理性的な「傾向がある」だったらいい? 何が偏見で何が偏見じゃないのかは主観的な問題だからこそ相対的が重要になるんでしょ
たとえば、「日本人は寿司を好む」という表現は差別的であると言える。日本人でも寿司を嫌いな人はいるから。
でも、「日本人は寿司を好む傾向にある」だったら相対的だから差別的とは言えない
そういうことでしょ
日本人が寿司を好むかどうかはこの際大した問題じゃなくて
詭弁を弄するのに絶対的な表現は都合が悪い、ということなんじゃないの 日本人が寿司を好む傾向にあることはいろんなデータで補強できるから男女の話とは違うんじゃない 傾向があるのは本当かとステレオタイプや差別偏見を助長してないかって話をしたんであって絶対的な言い方か相対的な言い方かってのは関係ないんだよ 理屈に拘ってる割に論拠に乏しいから突っ込まれてるだけだよ
どんな理屈にも根拠を固めるだけの歴史的背景やそれらを纏めた先人の著書、論文などがあるもの
折口信夫でも引用するのかと思ってみ皆待ってるんだぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています