>>302,311
「現場には、被害者による抵抗の跡がびっくりするくらい残っていた。これは被害者が犯人を認識できたっていうことだろう。
 死因として、たとえば『後ろから頭を殴られて犯人の顔を見ていない』とかではなく、心臓を刺されているのもこれを裏付けそうだ。
 《被害者は犯人を認識した》。だから被害者は犯人を特定できたし、勘違いをしてしまったんだ」
「勘違いですって? 嘘をついたわけではなく?」
「あれは『たとえばもしそうだったなら』って言っただけだ。被害者が嘘をついたなんて俺は言ってない。
 でだ、容疑者1も容疑者3も被害者と面識がある。容疑者2だけ面識がない。
 容疑者2の外見がたまたま容疑者1とそっくりだったとしたらどうなる? 二人とも頭に毛がなくてメガネをかけていて、ヒゲが特徴的だったとしたら。瓜二つとまでではなくとも似ていたら。
 被害者は命の危険を感じている状況で混乱している。命を狙われる心当りもなかったんだろう。犯人の顔をまじまじと見たわけでもないだろう。犯人の特徴的な見た目で、被害者は思い込んでしまった。

 容疑者1は犯人ではない。容疑者3は同居人だから容疑者1に見間違えるはずはなさそうだ。被害者は、面識のない容疑者2を容疑者1だと思ってしまったんだ」


お粗末さまでした。
たとえば、なんでバールのようなもので「刺す」なんだよという指摘もあるでしょう。もしそれがこの問題の瑕だ欠点だとまで思われたのなら申し訳ない。
その手の疑問に関しては、作者が想定した解とは関係のない事だ、としか言えません。
そして皆さん、回答ありがとうございました。個別に評価を書く気はないので無視するような形になってしまいますが悪しからず。