【このミス】ミステリランキング2021【本ミス】11
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「このミステリーがすごい!(改訂版)」
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VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured >>142
スニーカー文庫といっても米澤がデビューしたのはスニーカー・ミステリ倶楽部というちょっと一般層を意識したレーベルだったから、ああいう表紙になっている
別に米澤が特別扱いされているわけではないし、古典部シリーズがアニメ化されたときは思いっきりアニメ絵で売られていた >>143
>139に答える形で書いたので、特に米澤(氷菓)の売り方についてだけ物申すみたいに書いちゃったけど、
「もっと萌え絵をバンバン使え」という要求自体は、スニーカー・ミステリ倶楽部全般に対しての要求・意見でもあります。 蒼海館、そこまでいい? いきなりこれから読んだ素人だからかなあ。なにがすごいのかよくわからなくて。再読しようかなあ。 ファンには申し訳ないけど、阿津川辰海と平石貴樹はどこが評価されてるのか理解できない… >>148
伏線盛りだくさんで最後に怒涛の推理が楽しめる点が評価されている
両方とも物語としての面白さはイマイチという点も共通している 蒼海館って、こんなへんてこな家族や屋敷ねーよ!って感じの特殊設定ものじゃないのか
あと探偵がうじうじ悩むのが面倒くさい 僕が答える君の謎解き2巻読んだ。
面白い。
はやく何かの賞あげてやれ。 阿津川は筆力ないのに文学コンプレックス拗らせてるから迷走してる >>149
その最後の推理に至る前に、あまりに陳腐なキャラ設定とセリフで萎えて挫折したわ
>>151
探偵が面倒くさいに同意
メルカトルを見習え! ラノベタッチでしか書けないんだから、シリアスはやめてユーモアミステリに振り切ればいいのにね。
「六人の熱狂する日本人」も読んだ直後は納得できなかったけど、
こーいうものだと割りきって考えたら、まぁ悪くなかったと思えた。 でも、今の路線で大賞とってんだよね…
余計なこと言ってもしょうがないか。 阿津川辰海は今村や相沢より10歳ほど下でデビュー時の綾辻行人と同い年とまだ若いのだからストーリーテリングに関しては将来性に期待しよう
30代になって青臭さが抜ければ化けるかもしれん メルカトル読んだ。水準が高い、この年で驚異的。
中でも、「メルカトルナイト」が抜群。ゴルゴ13のエピソードも彷彿させる。
このミス1位でも驚かない。 悩む探偵はいいんだよ
でもクイーンをなぞらえただけのようにしか見えなくて作者がそこまで突き詰めた訳ではないんだろうなと 阿津川とか斜線堂とかあの青臭さが若い読者にはウケるんじゃないの
城平の名探偵に薔薇をが今の若いミステリ読みにウケてるのもそこだろうし
ラノベタッチな作風だって若い世代にはそっちの方がリアリティあるだろうからな
オッサンに理解できるリアリティなんて若者にはただの加齢臭よ
新本格の初期だって20代の若者が書いた青臭い青春小説の要素が強くて
それが上の世代に受けなかったけどそれで若い読者が大量についたわけだし
30年経って新本格の歴史がリピートしてる感ある 探偵の悩み云々は別にいいんだけど若い男2人でウジウジって絵面がホモにしか見えなかったわw
その点、兇人邸はラブロマンスに絡めてるからその辺は気にならなかった 探偵役がうじうじ悩むのは苦痛でしかないなぁ。これがあるだけで自分としては、作品の評価がかなり落ちるわ。
名探偵はみんなメルカトルみたいになれとは言わないけどねw。 >>162
エラリー・クイーンに憧れているんだろ
初期の法月綸太郎なんかもそうだった
俺も『九尾の猫』は好きだけどね 同じクイーンでも九尾の猫を目指すのか十日間の不思議を目指すのかで変わる気がする >>160
若い読者にウケるのはわかるんだけど、それでランキング上位に入ってくるのはどういう理屈なんだろ。
ミステリ作家界がすでに若者に世代交代したってことかな。
ちなみに俺は、綾辻と三津田が好きな30歳なんだけども。 阿津川は肝心のミステリ部分が上手いからまだ分かるけど、斜線堂は語りが自己満感傷系な上にトリックも地味だからなあ。
普通にテッドチャンの地獄とは神の不在なり読んだ方がよっぽどいいように思う。 >>166
『楽園とは探偵の不在なり』の特殊設定を用いたトリックは結構派手じゃない?
それに斜線堂は阿津川と違って、ミステリーランキング的には一発屋だろうから気にすることもないよ
楽園はたまたまで、もともとミステリーランキング向きの作風ではないし 名探偵としての悩み、みたいなのは確かにやめてほしいね
クイーンだって中期以降に作中の探偵が名声を確立した後でやったから意味があったわけで 昔「最近の若者は…」って言われてたおっさんが同じことしてるだけだよな まあジェネレーションごとの特異な感性っていうのはあるのかもね
Z世代ってやつ? 単に作家連中は沢山読んでるから新しいものを受け入れられて長くここにいるような奴らはそうじゃないだけ 金田一少年ですら名探偵としての悩みをやり始めたからな。
悩みながら成長するのは長期視点の物語と相性良いのは分かるけど良くも悪くも漫画テイストが強くなってるミステリが増えているのは感じる。 さいきん二階堂黎人を再読してるが、
一周まわって名探偵・二階堂蘭子のキャラが新鮮だったw 長くシリーズを続けてきて、そのストーリー展開の都合上、あるいは新機軸狙いで、探偵の苦悩を描くのなら良し。
「おお苦悩するキャラクターが受けるのか、よっしゃ、“苦悩する名探偵キャラ”作ったでぇ、みんな買ぉてやぁ」みたいなんがおかしいと。 まあ実際「名探偵としての悩み」みたいなテーマは、一般文芸ではやれないテーマだもんな
過去の文学作品でも絶対に扱われていない(あるかもしれないけど)
そういう意味で比較基準がないから評価しにくいっていうのもあるな メルカトル悪人狩り、うーん
麻耶の神通力も薄れてきていよいよ本当に隔世の感 というか、ミステリに限らず最近のコンテンツは感情至上主義的な傾向があるからなあ。
巨大感情とかキャラクターの解像度がどうとか流行ってるし、探偵に限った話ではないよ。
そればっかでうんざりするというのは分かるけど。 蒼海館はむしろ探偵=ヒーローの挫折と復活ってわかりやすいテーマに収めてるのが評価できるな
名探偵の苦悩に比べると深みはないがリーダビリティには貢献している 「それでも僕は――謎を解くことしか、出来ないんです」(だっけ?)
っていうのはどんな感想をもつべき場面なのかな。
そうだよな、くやしいよな、って感情移入して泣けるシーンなの?
おいおい、こいつなんかヤバいこと言い始めたぞ、としか思えなかったんだけど。
作者には理想とする探偵像・探偵観があるんだろうけど、
ちゃんと説明されないまま物語が進んでいくから、「探偵」っていったい何なんだよってなっちゃう。 >>177
「メルカトル式捜査法」は面白かったけど
他のはイマイチに思えた
事件自体もメルカトルものとしてのオチも
キレがない感じ ぽっと出の探偵がいきなり苦悩し始めても困るってのはある(刑事ならまだしも)
クイーンは全盛期にブイブイ言わせすぎてたから落差で落ち込んでんだから
まだまだ駆け出しのぽっと出の探偵なんだから描写されてない全盛期いつだよって言う
全盛期探偵の無双状態は今かなり描きにくいだろうけど(メルカトルぐらい特殊でないと) 時間の流れが早くなってるからクイーンサーガもTikTok化してると見るべきか
阿津川にはまだまだパズラーを書いて欲しいけどね >>183
全盛期ブイブイいわせてないと苦悩しちゃいけないってルールがあるのか >>185
ルールなんかないけど共感しづらいってことでしょ。おれもそう思うもん。
いっちょまえに悩む前にやることあるだろって。 >>186
思春期っていうのは大人にとってはどうでもいいと思うことで悩むものだから別にいいんじゃないの?
クイーンとは逆にシリーズが進んでいくにつれて落ち着いてくるでしょ
阿津川も悩める探偵を描くのは若いうちだけだと思うよ 伊吹亜門「幻月と探偵」
文春のレビューでは褒められてたけど、どうなんだろう
異様極まりない動機が云々って「密室は御手の中に」の時にも書かれてた気がするけどw >>188
「幻月と探偵」の動機がインパクトあるというのはネットでも多くの人が言っているよ
ちなみに、「忌名の如き贄るもの」も異様な動機が評価されている
逆に、「密室は御手の中に」は、トリックは良いけど動機は説得力に欠けるという感想が多い 廃遊園地の殺人はいかがでしょう?
まだ読めていないんだが、書評をみるとイマイチなのか? >>190心霊物に見せかけた本格ミステリーやな。
その作品群の書籍が出ているとのことだけど、ランキングの投票対象になるのかな? ジャローの阿津川氏の読書日記で
このミス海外部門本命は『ヨルガオ殺人事件』『木曜殺人クラブ』に加え『自由研究には向かない殺人』をダークホースに挙げとるな
自由研究に〜もトップテンかな? >>191
俺は前回より好きだしツイッター見るとミステリファン的にはこっちの方が評価されてそう
ただ割と地味で話が小さい。要所要所でおっとなるところはあるけど。 >>193
自由研究は評判的にはかなり上位じゃないかな
あと、下山迷宮も上位だと思う 今年の国内このミスのベスト3はどれが入ってくると思う?
黒牢城と機龍警察とinvertあたり? >>196
黒牢城、機龍警察、テスカトリポカの3強 テスカトリポカは文春とこのミスで一位と予想しておく 黒牢城、も機龍警察もベスト3はないわ
作者の他作品と比較して、出来は落ちる >>199
テスカトリポカはジャンル的にはクライムノベルあるいはノワールだからミステリーの一種だよ
>>201
黒牢城は俺的には米澤穂信の最高傑作
米澤のいつもの地味な日常の謎が歴史ドラマを背景にすることでぐっと深みを増して感じられ、非常に面白かった
。。 「信長島の惨劇」みたいなアホなの好きだから
ランキングにしれっと入らないかな 孤島は時期的な不利あるけどランクイン、できたら上位を期待したい。
ところで、木曜クラブと自由研究はどっちが面白いかな。諸事情あってどちらかしか買えそうにない。。 米澤穂信は自分は「折れた竜骨」「追想五断章」「満願」の順に好き
「黒牢城」は地味そうだから年末ランキング待ちだったけど読んでみるかな >>190
最後まで観たけど、全然しっくりこない…(笑
「意味がわかると怖い話」レベルじゃないかな、これ。 >>211
なんでここに貼られたのか不明だが、いわゆる心霊モキュメンタリーだよ
邪願霊とかノロイとかコワすぎとかそういう類 ブレアウィッチプロジェクト観た帰りに車で吐いたの思い出した笑
周木律の楽園のアダム読んだ人いる?ミステリかな。SFぽい? >>213
恒久平和を実現した未来世界を舞台に「なぜ非暴力の世界を実現できたのか?」「なぜ非暴力のはずの世界で再び殺人事件が起きたのか?」という謎に挑むいわゆる特殊設定ミステリー
個人的には真相に説得力が感じられずイマイチだった
あと自分は気にならなかったが胸糞展開がダメという人もいるんじゃないかな 楽園のアダム、岡崎琢磨のButterfly Worldと設定が似てるな
非暴力の世界での殺人ってとこ ありがとう。
特殊設定好きなんだけどSFだとちょっと苦手なんだよなぁ。
これ買うなら木曜クラブのがいいか、すんごい高いけど。
ほんと今本が高くて直感や名前でなかなか軽く買えない。 「時空犯」途中まではすごいおもしろいと思ったがSF設定がイマサンくらいになって失速した感 >>217
時空犯のSF設定はフーダニットを成立させるためだけのものなのでそこに期待するのはどうかと思う
前作の「スイッチ 悪意の実験」の破滅スイッチと宗教の設定と全く同じ
ただ、スイッチの宗教話はかなり長くてうざかったので時空犯は話が短めの分マシに感じたな 「時空犯」は思った以上にSF色が濃かったな
あそこまでSFだとミステリ的な真相なんかなんとでもなる気がする
ただ「スイッチ」もそうだったが後味はいいのでそこは評価できる 矢庭優日「エゴに捧げるトリック」
これもsfだが、推理可能なところは評価出来る。何より動機が斬新すぎるから、これがこのミスあたりに選ばれたら、かなりミステリという概念が広がる気がする。 時空犯はサクッと読めて面白かった
作者の次回作、「エンドロール」は11月29発売だよ 「変な家」って>>190の人のYouTube動画を書籍化しただけなんでしょ? >>225
解説とかを見ると、「変な家」は全4章仕立てで、動画になってるのは第1章だけで、第2〜第4章は描き下ろしとのこと。
自分は未読だが、アマゾンの評価を見ると、ホラー好きの人が酷評してる感じか。 第12回山田風太郎賞の候補作
浅倉秋成『六人の?つきな大学生』KADOKAWA
一穂ミチ『スモールワールズ』講談社
千早茜『ひきなみ』KADOKAWA
万城目学『ヒトコブラクダ層ぜっと(上)(下)』幻冬舎
米澤穂信『黒牢城』KADOKAWA
よねぽが面白かったので受賞期待 >>227
山風賞でKADOKAWAだし普通に黒牢城が取るでしょ >>228
過去にはKADOKAWAが候補作になっても結構受賞を逃しているよ
KADOKAWAの勝敗は4勝7敗
でも、今回は他の作品と比べて完成度が頭一つ抜けているから『黒牢城』でしょ
『ひきなみ』は未読だけど >>231
いや、だから『ひきなみ』は未読だといってるじゃん
『六人の嘘つきな大学生』『スモールワールズ』『ヒトコブラクダ層ぜっと』『黒牢城』は読んだ 俺は、黒牢と六人のみ既読
二分の一ですが黒牢に一票 『六人の嘘つきな大学生』は読んでいる間は面白かったけど根本的な設定がダメだったな
最終面接に残った6人の内1人だけ採用するから誰が相応しいかを話し合えって、みんな自分が採用されたいのだからまともな話し合いになるわけないじゃん
いくらなんでも企業側がバカすぎ
学生の方も中間投票の結果に一喜一憂しているくせに素直に好感度の高い奴に投票しているのが不自然
フィクションだといっても心理的駆け引きがこの作品の肝なのだからそこはもっと説得力がほしかったところ 浅倉は教室が一人になるまでがスタンド対決みたいで面白かったからアレの続編書いて欲しい SFしか書けないと思ってたから「六人の〜」は良かった
このミス20位以内に入ってほしい ヨルガオ読了
解説はちよっと褒めすぎじゃないかなぁ
今回現実の方の謎解きは微妙、作中作も本格でよく使われてるパターンと言えばそうだしね 作中作と現実のリンクのさせ方とか伏線なんかは日本の新本格あたりを彷彿とさせて、ちよっと愉しめた むしろもう取ってるくらいの感じがする
候補作の中ではスモールワールズもミステリ的な捻りが所々に感じられて楽しめたな >>238
解説は目一杯褒めるに決まってるじゃん
別の媒体に載る書評じゃなくて
その本の価値を引き立たせるために
出版社がお金払って書いてもらってんだから
これはまあ中の上くらいですかねとか
ここはちょっといただけないとか巻末の書評で見たことある?w ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています