二階堂黎人23
最近読み始めた
人には勧めにくいけど、好きな物だけを徹底的に詰め込む作風がいい! この先生の作品京極夏彦までは行かなくとも8割型分厚いな >>202
ミステリ好きだっていう大学の女先輩と初めてお茶した時、
向こうから「サラ・パレツキーが好き」と言われた。
「おれは二階堂黎人が好きです」とは言い出せなかった00年代……嗚呼。
ごめん、ゲドさん。 つずみ綾とか、大好物なんじゃないの?
ゲド先生の本格ミステリなら「蝶番が回るとか、どうでもいいんだよ!」だし。 >>209
本格ミステリ作家クラブの名簿には載ってるから、
まだこの業界と繋がってはいるんじゃない?
けっこうな婆さんになってるのかな
篠田真由美先生みたいに つずみん、今もなんか文筆業してるの?
(評論活動とはあえて言わない) >>210
藤岡真なんかも名簿には載ってるからなあ…… >>215
その人は脱会したのに名簿に載ってるってこと? いや、脱会はしてないと思う
「紙魚の手帖」に本格ミステリ大賞のアンケート載せてたから
つずみんと同じく、何にも活動してなさそうだって意味 >>217
ありがとう。
大昔に『六色金神殺人事件』読んだ記憶があるな。
いまウィキみたら、ちょっとツイッターで炎上しちゃったみたいだが。 つずみんって今何も活動していないのね。
まあ、俺ミスの記事読む限り書評とか向いていなさそうだったから、
本人のためにもその方がいいかもね。 『マンアライヴ』でケチのついたペンネームを捨てて、
別名義で活動してるとか? 意外とスレ進行早いあたり、なんだかんだで愛されてるんだな…って思ったけど
全然違う作家の話題で盛り上がってた だってゲドさん単体での新作が出ないもの。
合作やアンソロージ編んだりはしてるけど。
ゲドさんの単行本って「アイアン・レディ」が一番新しいんだっけ? 関連サイトのリンクはないが>>2-5のテンプレは充実してるというゲドババァ感 論創海外ミステリお気に入り作品リストにウッドハウスが入っていてびっくりした ゲドさんって作家で食っていけるくらいは稼いでるの? 新本格バブルの時はそこそこ売れてたみたいだし
人狼城あたりで結構稼いだのかもしれない 久々に4部作くらいの大長編が読みたいなあ
というか世界最長のミステリーを更新して筆を置いてほしい >>229
多少潤ったにせよ、さすがにもう人狼城の貯金は使い果たしただろう・・
犬の多頭飼いもけっこうお金かかるだろうし。 >>189辺りで話題に出ていた霞流一の「エフェクトラ」読んでみたが、なんかモヤモヤ感が残っていまいちだった…
(メ欄1)に(メ欄2)なんかつけないんじゃないかな、普通は。外から覗かれたら一発でバレるのに。
スレ違いでスマソ。 >>228
たぶん「このミス」か何かの記事だと思ったが、
去年出た合作の『呪縛伝説殺人事件』、某大型書店の年間ランキングで、
ベスト10入りしてたよ。1位が『同志少女よ、敵を撃て』だったかな。
まあ、合作だから印税も折半だろうけど。 >>234
ゲドさんはそこら辺は50/50にしてそうな気がする。
岡嶋二人とか確か半々だと思ったけど、エッセイ集読む限り井上夢人の方が大変そうだったなあ。
まあ、徳さんにも言い分があるんだろうけど。 印税は折版だけど、書くのはほとんど相手に丸投げかもよ
愛川晶と合作したとき、そうだったらしい トリックとか伏線・ストーリーを考える役割と、
それに沿って事件やキャラの実際の描写をする役割、
どっちが大変かは人によるんだろうね。 エラリー・クイーンもアイデアはダネイで書くのはリーだったっていうからな
完全に分離したほうが能率的なんだろうな >>233
合作にしてもあの価格帯の本がベスト10入りって凄くね?調べたら週間ランキング1位とか出てくるし… >>239
やっぱり因習ドロドロな横溝的世界観の好きな読者が一定数いるってことかもね
でもまあ、売上ランキングはともかく、このミスとかのランキングにはゴニョゴニョ ミステリ界隈のランキング作ってるやつがHONKAKUを理解してないだけなんだよね 俺ミス(本格理解派の巣窟)がまだあったらねえ・・・
もっとも俺ミスはランキング否定の雑誌だったけど 新刊が読みたい。
そろそろゲド麻薬が切れてきた・・ 鵺の碑も発売するし、双子館の連載も始まった
新本格ミステリブームが再燃してきてるような気がするのは気のせいだろうか
ゲド先生も乗り遅れるな!このビッグウェーブに! >>245
戯絵夢島とか銀魔卿とか、いま執筆中じゃなかったっけ?
この中2臭いタイトルセンスがたまらなく好き 「ククク……銀魔卿は我ら"煉獄の四魔卿"の中でも最弱……」
「あのような者のトリックを見破って悦に入るなど、二階堂蘭子も存外の小物よ」
ああ、夏休みに童心にかえって読みたかった! ゲドさんて「パタリロ!」文庫版の解説も書いてるんだな。
意外とああいうの好きそうだけど、どういうところを褒めるのか気になる。 >>250
ゲドさんはわりと典型的ないわゆる自虐史観の人という印象。
別に自虐史観だから悪いと言いたいわけじゃなくて、世間でそう呼ばれる史観だから便宜的に書いているだけだが。 映画見て「アメリカ人は本当に戦争が好きなんですね」とか言ったり
双面獣で日本軍の生体実験を出したりしてる
小説の作風は本格ミステリ保守派そのものなんだが 生体実験って海と毒薬の題材になった九州大学の?それはいくつも証言証拠が残ってるのだから事実でしょ
生体実験とか否定して旧日本軍の行いを肯定してるのは、一部のネトウヨかネトウヨ相手にビジネスやってる右翼系言論人だけじゃね
作家とか知識人は自虐史観(という表現が正しいかどうかはともかく)に依ってエスタブリッシュメントを批判してる人達が多い印象
館シリーズの鹿谷門実も何かにつけて政治家批判してるし、読む人が読んだらそれだけで拒絶反応起こしそうだw 御大の島田荘司もリベラルだしね
ただ島田御大は選挙でトランプに投票したと言ってTwitterで大炎上してたが 恒星日誌でラジオ体操が軍国的だから嫌いとか書いていたこともなかったっけ。 >>249
作者の魔夜峰央は、若手のころ、
大御所になった手塚先生と握手したことのある稀有な漫画家やで
(大御所すぎて漫画家は恐れ入って誰も近づかない) ゲド先生、芳林堂書店高田馬場店の一万円選書フェアに参加してるんだね ゲド先生
今日は京極夏彦先生の新刊の発売日です
綾辻行人先生も双子館を連載開始しています
ぜひゲド先生も我らの前に新刊を叩きつけてください >>259
ゲドさんも蘭子ものとサトルものを執筆中のはず。刮目して待て! あれ、今スレ見ていたら銀魔卿と書いてあるけど、白魔王の不思議から変更したのかな?
鬼蟻村マジックは、最初予告していた鬼鏡郷マジックの方がよかった気がする。 「ジャーロ」にインタビュー(新・本格推理シリーズに関するもの)掲載されてるんだね スレの進行度みてても他の作家は数カ月書き込みがないなんてザラだが
ゲド先生はなんだかんだ愛されてるんだなと感じる
結局最後に残るのは一過性のファンもアンチでもなく清濁併せ吞んだファンチだな なんか定期的に書き込みたくなるんだよね、ゲドさんのスレ。
昔のネタの蒸し返しと言われればそれまでなんだけど、X論争のこととか俺ミスのことを懐古するのも楽しかったりする。 平成以降のミステリは十角館の悪しき影響を受け
安易に叙述トリックを多用してる
たしかに叙述トリックは小説ならではトリックだが
元々アンフェアな逃げだし誰でも書けるんじゃないか
馬鹿みたいに正統派に拘る禿は最後の本格派の砦 天地がひっくり返るような痛快な叙述ならいいけど、だから何?っていうしょっぼい奴も多いからな
比較的好評な殺戮に至る病もハサミ男も、ほーん…で?って感じだった >>265
とはいえゲドさんも叙述っぽいことは自作で結構やるからなぁ、幽霊マンモスとか。
何より、叙述はダメだ、こういうのはダメだと言うわりに本人の実作があまり伴っていないのがな。
本人的には容疑者Xに対抗するつもりで智天使を書いたけど、正直全然対抗できていなかったというか。
もともと、犯人バレバレなのに無能ワトソンと無能警察のお陰で「蘭子、こんな狡智に長けた悪魔的な完全犯罪を見破るなんて、君は天才だ!」とやっている作風でもあるし。 魔術王が容疑者Xと争ったんだったかな?
魔術王は好きなんだよな
今どきあんなコテコテの乱歩オマージュはなかなか読めないよ ラビリンス・サーガは『魔術王』までは良いんだよな
『双面獣』『覇王の死』は・・・・・・な出来だけど >>269
『双面獣』は二階堂版『怪獣男爵』を書こうとして失敗したような気がする。
『覇王の死』に関してはノーコメントで・・・・・・ >>264
ゲドさんだけじゃなく、つずみんとかコモリンとか、脇役も充実してるしね。
カガミンの早すぎる死は惜しまれる。 去年出たカガミンの未収録作品集のAmazonレビューが凄い
ゲド先生が書いたのか?と思ってしまったw >>272
ほぼアマチュアみたいな人なのかも知れないけど、俺ミス寄稿者の中にも本格理解者派系をやたらと褒め称える執筆者はいたからね、そういう人が書いたのかも。
自分も読んだけど、正直「この人物は実は歴史上の人物の誰々でした!」っていうのがやりたいだけで、その歴史に興味ない人はふーん、で?としかならないだろうし、何よりオリジナリティがないなと思わざるを得なかった。 >>274
あの趣向は山風の明治物のオマージュだけど力量の差が如実に現れてたよね >この人物は実は歴史上の人物の誰々でした!
カーのオマージュかな? >>156 >>157
ゲドさんがどういう論調で『赤朽葉家の伝説』を本格だと主張したのか知らないが、
たぶん「空飛ぶ隻眼男」の謎や、某書置きの真相のことを指してるんだろうけど、
あれはあくまで要素の一つであって、あの物語全体を本格ミステリとするのは無理があるなあ。
もしかして「山陰の旧家」「女系一族」とか「漂泊の山の民」とか、そういう舞台装置も含めて、
ゲドさんの本格定義には合致してるのかもしれんけど。 >>277
そんなに深くは考えていなくて人気が出た桜庭を自分の陣営に引き込みたかっただけじゃないかね。 >>278
なんとなくその程度のことのような気がしてきたw 俺ミス立ち上げも思いの外X騒動が尾を引いて不参加の作家も多かったからかも知れないが、桜庭に限らずせっせと若手を褒め称えて俺ミスにも寄稿させようって感じの動きをしていた印象。
そういう党派性をシマソウは批判していたんじゃなかったの?という気がしたけど。 ミステリ小説業界で、ゲドさんの本が好きっていう同業者、
加賀美雅之以外に知らないんだけど誰かいる? 一般書評価?だとtaipeimonochromeってブログが皮肉交じりに褒めてたけど
プロ作家ではスキー仲間の笠井潔くらいしか知らないなあ >>282
台北は褒めてないでしょ…
むしろ、俺ミスやつずみ綾を酷評した千街晶之の方が、まだ人狼城については評価していた。
ちなみに台北ブログのミスをあげつらうために自演?をコメント欄でやらかして返り討ちにあったのが加賀美。 あったあった
IPアドレスが近所でネカフェで自演説だったっけw >>283
マンモス絶賛してたぞ
作品自体は嫌いではないって人多いと思うんだよなあ >>285
ああそうなのか、最近見ていなかったもんでそれは知らなかった。
マンモスは確かにゲドさん復調の兆しがあったよな。双面獣なんかは途中で駄目だこれ、もう読み進められない、となったけどマンモスは一気読みできた。
評論がどうとか本格理解者がどうとか変なこと言わなきゃ、マニア受けする古典本格の貴重な書き手なんだがな。後は会話のぎこちなさだけでもどうにかしてくれれば… >>282
笠井って、複雑なミステリじゃなくて、
ゲドさんみたいな単純明快ミステリが意外と好きよね >>287
麻耶雄嵩の鴉を読んでオチがわからなかったとか言われていたような>笠井
東野も容疑者Xを「難易度の低い本格」とか言われたくなかったんじゃないか。 『鴉』ってそこまでわかりにくい真相だっけ?
切れ味よく、スパッと驚かせてもらった記憶があるが 新・本格推理の選評で、「色盲に劣等感を抱いた犯人が殺人を犯す」という落選作に対して、色盲=劣等感という感覚は適切でないと苦言を呈する時に『鴉』も引き合いに出していたな。
色盲ではなく色覚特性というべき、麻耶雄嵩氏の『鴉』は色覚特性という言葉すら使わず、それでいてトリックに生かしている、という良い文脈で。
ネタバレといえばネタバレだが、いつもはもっと豪快にネタバレするゲドさんにしては抑制的だなと思った。 そのうち「身体多様性」「精神多様性」「性多様性」「性嗜好多様性」「披加虐多様性」とか言うようになるんだろうな >>291
ミステリにおける「赤緑色盲」に関しては間違った理解での
使用が多かったからね・・・・・・(『鴉』も実際には有り得ないトリックらしい)
『奇跡島』では登場人物のセリフとして「誤った赤緑色盲に対する理解に起因した差別」
について長々と語っていたし、
直接だったか引用文献としてだったかは忘れたが<メール欄>も
批判の対象にするほど二階堂センセは関心があるらしい。 逆に見える···× 見分けがつかない···○
父親から男子に遺伝···×
とかいろいろね 逆に見えるなら全く問題ないっていうか、それが逆なのかどうか
なんて判断出来ないよな。 我々が認識しているのとは逆の名前でその色を呼んでいる
という誤りね ゲドさん恒星日誌で「10中、8、9」と書いているけどどう考えてもそこは算用数字じゃないと思うんだよな。
西村京太郎なら十中、八、九、とやるかも知れないけど。 >>298
まあ、日誌は横書きだから……と思ってサイトみたが確かに違和感あるな。
「赤穂47士」「2階堂」とかはさすがに漢字にするだろうけど。 あと自虐史観で左っぽいわりに女流作家に毒殺が似合うとか書いてんのも違和感。
まぁゲドさんは右とか左とか以前に、女性は〜ですわ、おほほほほ…と喋る時代の世界観で生きているんだろうからいいか。