ストーリーが時間順に配置された出来事であるのに対して、
プロットは作者によって因果関係に基づき再配置された出来事、
ということになる。
推理小説であれば、まず誰が殺されて、容疑者は誰で、
次に2番目の殺人があって、と連続していくのがストーリー、
探偵による謎解き、種明かしの部分はプロットということになる。
読者は常にストーリーの流れをたどりつつ、
作者の仕組んだプロットを読み取ろうとしている。