古典ミステリって現代に比べて何か物足りない
そもそもポーの「モルグ街の殺人」が史上初の推理ミステリとされていて
古くても200年以上前でもない
コナンドイルがホームズ生み出し
その後、20世紀に入ってポアロのクリスティや多くの推理作家が出て
本格ミステリの黄金時代といわれた
それがやがて、人気に陰りが見えてきて
ミステリは社会派にとって変わられていたが
そんな中、かつての探偵小説の復権という意味あを込め
綾辻のデビューを講談社の編集者が新本格派と宣伝したわけだ >>110
「推理小説」という名称は、木々高太郎が雄鶏社にて科学小説を含む広義のミステリ叢書を監修した際、江戸川乱歩や水谷準に提案されて命名したものと伝えられる[2]。このほか探偵小説(たんていしょうせつ)、ミステリー小説(ミステリーしょうせつ)、サスペンス小説(サスペンスしょうせつ)という呼び名もあるが、前者の名称は「偵」の字が当用漢字制限を受けたために用いられなくなった[2]。犯罪小説と重なる部分もあるが、完全に同義という訳ではない。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8E%A8%E7%90%86%E5%B0%8F%E8%AA%AC へえ…探偵出てきてなくても探偵小説って言っていいってこと? >>112
探偵小説は戦後に当用漢字制限を受けて推理小説に名称変更しただけでミステリー全般のことを意味する言葉だから
もちろん本格もサスペンスもハードボイルドもみんな探偵小説だよ そういう流れでいえば、古典という有名どころは
(そうでないものもあるけど)多くは、いわゆる本格ミステリなんだよ
そういう古典の探偵小説(本格ミステリ)がつまらん、物足りないっていう理由を考えるスレでしょ
文章が古く読みにくい
時代錯誤
トリック等がすでにネタバレで知られている
とかもあるんだろうな
でも、いわゆる社会派なら、本を閉じても、本の中も現実もあまり変わらないが
現実逃避するには古典ミステリも良いものなんだけどな そもそも古典が物足りないと思う人は
べつに推理小説に限ったことではなくて
古典的な世界の名作全般がそうなんだろう 古典ミステリは時代背景考えて読むから普通によめるが、
新本格はダメだな。
21世紀だよ今。
なのに名探偵だ、クローズドサークルだ、ドンデン返しだ、トリックだロジックだ、くだらん。
漫画がギャグの世界だろ。
よくあんなの真面目に考察したりして、面白がれるな。 >>109
最後のオチの為に3冊も長編書いて3冊とも単独でもしっかり読めるって凄いだろ
これに挑戦した作品は正統派なら高木彬光とかあるけどどれもしっくりいかなくて
後の新本格で挑んだ作品は煙に巻く様な無理矢理な作品しか出ていないし 個人的には新本格以前の泡坂妻夫の作品が1番良かったまである ポーなんかは文体も古臭いし読みにくいけど
クリスティの「そして誰もいなくなった」とか
横溝正史の「獄門島」あたりは物足りないって思うなら
基本的に推理小説が向いてないんじゃね? 獄門島はそれこそ先駆者的評価の塊で今発表したら埋もれてるよ 「そして誰もいなくなった」はあまりにも後世、オマージュ作品が増えすぎた
新本格からミステリーの世界に入った人は物足りなく感じても仕方がないと思う
自分は先に「そして誰も」を読んで、後でオマージュ作品を読めたのは幸せだったんだなって思うわ 獄門島って今出ても最高傑作だと思うが
アイディアの豊富でそれらが論理的にきちんと組み立てられて、演出も凄い
最近の作品で獄門島以上って何があるんだ?
名探偵のいけにえ、方舟、爆弾、黒牢城は読んだが、まったく及ばないと思う
黒牢城なんて何が評価されているのか?個々の事件はありきたり、全体を通してのプロットはこじつけすぎ
最近のでは蒼海館はかなりいいと思ったが。文章のひどさを気にしなければ 思い出補正な話ばっかりしてるないつまでもいつまでもいつまでも 「僧正」とかもめちゃくちゃ新本格とかに影響与えているでしょ
見立て殺人に対する見立てる意味がないし無理がある登場人物たちの言動も不自然だとの批判に対して
いっそのこと容疑者全員変人にして変人だから仕方ないでしょと開き直り
↓
変人達の変な言動で目眩まし「人形はなぜ殺される」(もっと有るんだろうけど)
↓
そして新本格容疑者被害者探偵助手登場人物全員変人もうわけがわからない 獄門島読んでつまらないならそもそも推理小説が合わないか、あるいは最近のラノベ風の小説しか読めないか、そのどっちかだろ 俺もトリックやロジックは最近の小説の方が洗練されているかもしれないと思うが
文章は横溝の方が遥かに上手いと思うな
最近のミステリ(特に本格)の文章は幼稚過ぎる >>124
それはただのお前の思い出補正
獄門島は今読んでもつまらなくはないけど本格ミステリとしての洗練度で名探偵のいけにえや方舟に何一つ及ばないよ まあ古典と最新作どちらが優れているなんて個人個人の感想でしかないから
他人の評価を思い出補正などと難詰しても仕方ないだろう そもそも獄門島と方舟を同時期に読んで獄門島の方が上だと思ったのかも知れないじゃないか 横溝は文章軽いだろ 今のラノベと馬鹿にされてる本格作家たちと大差ないよ 「悪魔の手毬唄」の叙情溢れるラストシーンを書けるラノベ作家なんかいるかな
それよりも現在持て囃されている三津田の高校文学部以下の文章は酷いがな、読みにくい過ぎかつ感情移入が全く出来ないある意味最強の叙述トリック 横溝は親の本棚漁って子どもの自分が読んでたから難しい文章じゃないだろ
そして最後突然この2人は実は血縁でしたのネタが多すぎてそんなのわかるかい!ズルい!と突っ込んでたな 横溝は三津田の下位互換って言われてあの相当効いてて草 獄門島は過大評価だけど犬神家の一族はもっと評価されていいと思う 横溝を読んでいたのなら突込みどころは血縁うんぬんよりどうせ一人二役だろあるいは二人一役かーいだと思うが
まぁ三津田の様に難解な文章は書いていないよな横溝は、読みにくい文章で読者を混乱させるのはミステリーとしては本末転倒だし >>141
貴方は三津田のあの文書が上手いと思うん?本格とかミステリーとか以前の小説としてどうかとか思うけど俺は 三津田は小説どころか澤村伊智の文庫の解説ですら酷いしな ラノベもどきのミステリ作家の文章って読みづらいと思うがな
少なくとも横溝と大差ないというのはありえないかな 三津田はギブしたわ
文の趣旨がなんなのか途中からわからなくなる 横溝自体はティーンエイジ向けの作品もよく書いてたし別に本人はそんな大人向けのお堅い小説のつもりはないだろうけどな
90年代のスニーカー文庫で復刊してるしソノラマ文庫とかにも入ってたし そりゃ難解なお堅い文章=上手い文章というわけではないからね 昔のラノベは夢枕獏とか菊地秀行とか普通に文章力高いやつがいたからな
ミステリー絡みだと栗本薫や小野不由美もそうだし 文章でランク付けすれば三津田信三より赤川次郎の方が遥かに上、三津田は赤川の足元にも及ばないだろうな 今更獄門島読んだけど微妙だね 確かに現代だったら埋もれてるかも 最近の作品でキチガイの伏線くらい切れ味あるやつ教えてよ 反論があるだろうことを考えつつ一言いうなら
名探偵のいけにえ……まるでゲーム感覚で、人間が描かれていない
横溝作品(たとえば獄門島)…・・・人間の業や弱さが描かれている
横溝作品が物足りなく感じる人はゲーム世代なのだと思う
そういう人たちは、人の奥底の背景は余計だし、知屈しないようあっと驚かせてほしいだけ そもそもその横溝信者が年寄りという証拠がないからな
もしかしたらお前より若いかもしれないぞ? 腑に落ちる反論出来たら大したものだが反論までいかず、ただの反応 古典ミステリって現代に比べて何か物足りない
で、その何が物足りないかをきちんと説明できる書き込みがないんだな
語彙力がないのかなんなのか知らないが、だいたい、「古典ミステリつまんねーな」「ジジい、キモ」で終わる
なるほどと、溜飲が下がる具体的な説明をできるやつがいないのが残念
横溝作品に関しては、物足りなさはなく、その背景を好むかどうかだろうという話 ただ古臭いから、なんとなくつまらなく感じてるだけなんだろう >>148
古典作品ってそういうもんだろ
内容は微妙でもこの時代に既にこんなのまで考えられてたんだなという楽しみ方をするんだよ 硝子の塔の殺人おもしろかったわ😄
ああいうの楽しむためにも古典読むのって必要だな 硝子の塔って
人間性もまともな感情も描かれない
何の論理性も無くドラマ的な意味も無いネタが数多く並べられてるだけ(それらもほとんどは先行作からの引用)
まともに本格推理小説として評価できるような作品では無いだろう
まあ、作者の器用さと軽さは褒めてもいいかもしれないが 硝子の塔を現代の面白い作品の代表に挙げるなら、面白さの感覚がまったく違うんだろうとしか言いようが無い
獄門島は論理や解明がドラマ的な意味を持って人間性を描くのが面白い
硝子の塔にはそんなものは無いが、何か別の面白さはあるんだろうね 「内容は微妙でもこの時代に既にこんなのまで考えられてたんだなという楽しみ方をするんだよ」
というのもどうなのか
「この時代にこんなのまで考えられていた」じゃなくて過去の作品を現在の作品がパクっているだけ
「内容が微妙」なのも現在の作品の方だろう。いけにえや方舟や爆弾にしても、そんな人間がほんとにいるのか、と思わせる程のクズが犯人
作者としてもそんなクズを描きたい訳じゃなくて、ストーリーの都合上そんなクズを出さざるを得なかっただけだろう。そんなものを面白がれと言われても
獄門島や犬神家の一族の方が、普遍的な人間性を描いている 復員兵とか、戦争の傷跡とか、戦後という、そういう感覚がもうわからない時代なのだろう
復員船の中で死に際に金田一に託す
「自分の代わりに獄門島に行ってくれ。俺が生きて帰らなければ、3人の妹たちが殺される」
だから、そういった時代背景が伝わらない世代は読んでいてもピンとこなくてつまらないだろうなと 古典と最新作どちらが面白いと感じるかなんか年齢関係ないと思うがな
なんか横溝を持ち上げる奴はジジイという印象操作に必死な奴も見受けられるが
古典は書かれたのは昔だが読者は昔の人間だけではなく現代人もいるのに 歳月という厳格なふるいに掛けられて残ってる古典のほうがハズレは少ないだろ
まあ後発の作品にトリック真似されてる可能性高いから、つまらなく感じる部分はあるかもしれん >>162
こんなに叩かれるとは思ってなかったw
俺はトリックや動機さえ斬新であれば本格推理小説としては満点つける派なのですまんな。占星術や十角館、屍人荘とかその辺 十角館もそのうち古典になってそのころの世代の人から
古い、物足りないといわれる時代が来るのであろう 斬新だったはずの「そして誰もいなくなった」が
今では、斬新ではない、物足りないというスレが立ってるのと同じようにね >>169
十角館は既に古典の領域かもしれんね
人物誤認の叙述トリックがその後多数生み出されてもうそこまで斬新じゃないかもしれんね 〜〜〜〜〜〜獄門島のネタバレ注意〜〜〜〜〜〜
トリックは並中の並、共犯者多数で犯行の不可能犯罪感が薄れる、見立て殺人の必要性が弱い、動機も酷い、探偵の無能さに少しイラつくというような欠点が多数あるけれどあのダジャレだけは強烈で面白い。
〜〜〜〜〜〜獄門島のネタバレ終わり〜〜〜〜〜〜
物足りないと言われても仕方がないけどあの時代に書かれたことを考慮すると十分読む価値があると思う。
横溝読むなら悪魔の手毬唄かこれがおすすめ。 今から10年20年たって「占星術殺人事件」が古臭い古典と評されても「異邦の騎士」は色褪せないんだろうな むしろ占星術殺人事件はいつまで経っても斬新で異邦の騎士が古臭いような気が・・・ >>165
そういう時代背景がわかる人って今いくつなんだろ? >>174
もう既にでバラバラ殺人で科学捜査が無い時代設定な段階で「かなあ」とか思っちゃうやん
まぁそれを逆手に取った作品が出て来るのもパズラーの楽しさだけど >>175
戦後生まれでも昭和生まれは、親や爺ちゃんが語るのと
金田一耕助のドラマや映画をはじめ触れる機会から戦後の雰囲気は感じ取るが
核家族化で親がそもそも戦争知らんわって世代になって
一緒にアニメやゲームを見る家庭になって意識が変わった気がする まあ例えば戦国時代や三国志の世に生きてた人は今誰も居ないわけだけど
それでも戦国の世や三国志のドラマや小説(ゲームや漫画も)に触れて、その人間模様を好む人と
「古っ、つまらん」という人もいるだろうから
年齢ではなく個人差だろうけど
いずれにしても、平成生まれ以降の世代では「復員兵?ピンと来ないな」ってのが大半かな 並み程度の教養があれば時代背景なん年齢関係なく了解できるだろう 今58歳のカーチャンや60の叔父に聞いたら復員兵なんてピンと来ないって言ってるな >>180
その齢だと、物心ついた時にはもう戦後じゃなくなってるし
要は、金田一耕助ものをはじめ復員兵が登場するドラマや映画等、ほとんど見てなくて
(見てたとしてもまったく意味が理解できずに見てたのだろう)
そういう本もまるで読まずに生きてきたということだろうな 爺さん婆さんの世代でも、古典とか関係なしに本読まない奴はまったく読まないからな
例えば、「エドガーアランポーって知ってますか?」「モルグ街の殺人知ってますか?」って
爺さん婆さんに聞いても「知らん」ってのがほとんどだろうし
知識は若いか年取ってるかは関係ないのな ちなみに終戦が1945年なので、リアルで復員兵がいたのを覚えているのは80歳後半以上になるな どうせ古臭いからで鮎川哲也や都筑道夫も読まないとか勿体なさすぎるだろ 同意
いまのラノベもどきより数段面白いからガンガン読むべき 推理小説なんて昔からほとんどラノベもどきだろ 鮎川もそう
まあ面白いのは間違いないけどね なにも密室にする必要が無いのに、わざわざ密室犯罪を作り上げている。
言ってみれば作者が密室トリックを思いついたから、それを誇りたいために密室小説を書く >>186
少なくとも鮎川も都築も幼稚な文章は書かないぞ 本陣殺人事件のタイトルの殺人事件には意味がある
逆に、そのほかのミステリでのタイトルに
「~の殺人」や「殺人事件」とつくのは芸がなさすぎだと思う >>190
都筑はやぶにらみの時計以後しか知らないから
文章はきにならないが鮎川の初期はかなりひどいぞ
ペトロフ事件冒頭のオノマトペとか >>193
成長して下手な文章書かなくなったのならそれでいいだろ
少なくとも装飾過多なゴテゴテの独りよがりの文章を書く現代ミステリ作家より 難解な文章の中に叙述トリックを埋め込んで違和感を感じさせない
「木を隠すなら森の中」ブラウン神父も杖を捨てて逃げちゃう三津田先生の高等テクニック 伏線を伏線と思わせない文章書くのは泡坂妻夫
全ての伏線がそうという訳じゃないが、自然な描写の中に仕込んでいると思う 都筑道夫はSFのイメージが強いけど
二人称で書いてたのがあったな 都筑道夫はなんとなく推理小説と時代小説の人って思ってたわ
SFのイメージは山田正紀かな なんだかんだ言っても推理小説は面白いよね
古典を踏まえてあれかなって思って読んでいたらいや違うんかーいってなったりやっぱりあれなんかーいとなったり
新本格を読んで今更あれは無いだろあれを捻ったあれかなと思ったらいや捻ってないんかーいとなったりいくらなんでも捻り過ぎやろーとかなったり ミスオタにとって先行する作品はレッドヘリングでありミスリードでありダブルミーニングであり見立て元だよね 幻の女は超有名なのに読んでない
「そして誰もいなくなった」は楽しめたが今読んでも面白い? 殺人犯になった男がアリバイを証明してくれるはずの帽子をかぶった幻の女を探す話
推理物というよりサスペンスもの
上記の設定を面白そうと思えたら読んでみるべき 礎を築いた先人の作品ををツマラナイ、古いと切り捨てるのは好きじゃない
先人を邪険に扱う業界ってのは廃れる
先人がいなければ今のミステリなんて存在しないんだから評価せずとも尊敬の念くらいはもて ミステリって歴史とか古典を知っていたほうが面白いジャンルの1つじゃん
先行するトリックやロジックだけじゃなく後期クイーン問題とか
トリックとロジックに関しても佐野洋と都筑道夫の論争とか
色位言われる「黒い仏」もクロフツ読んでいた方が笑えるし
それでもって新しい小説から古典に遡ってもそれはそれで楽しいし >>206
いや、過去の巨匠は素晴らしいですとてもかないませんと
思ってる新人作家なんて用はないよ 読者には古典なんてくだらないと宣う不届きものが沢山いるけどな
このスレみたいに >>207
黒い仏はどっちかっていうとクトゥルー神話読んでたほうがいい気がします 占星術殺人事件みたいなトリック厨大満足の作品古今東西教えてくれ >>202
「幻の女」は途中までは凄く面白いよ
ただオチは賛否分かれると思う
まあ、ウィリアム・アイリッシュの小説ってそういうのが多いけど >>207
新本格の代表作である十角館なんて海外古典を読んでてこその作品だしな >>211
派手なやつなら二階堂の人狼城の恐怖とか柄刀の密室キングダムとかいいぞ
短編なら歌野の密室殺人ゲーム >>211
ジョン・ディクスン・カーの「三つの棺」
トリックがごちゃごちゃしすぎててるし、人によってはなんじゃこりゃ!?ってなりそうな真相なので
割と人を選ぶ作品だと思うが カーの「三つの棺」は新訳版を読むに限る
旧訳版はさすがに今は古すぎて読むのがさすがにしんどい
密室談義の文中でルルーの「黄色い部屋の秘密」のネタバレがあるので注意 >>220
カーは読む順番を気にしなくても大丈夫ですよ 始祖のポー読んでないけどミステリ好き名乗ってるわ😄 十角館に出てるキャラのうち
アガサ←読んでる
エラリイ←読んでる
カー←読んでる
コナン←短編だけ
ルルウ←読んだことない
ポウ←読んだことない
ヴァン←誰?
オルツィ←誰? 古典はその時代での最高値だからね
更新されていく可能性が高い ポーは黒猫は有名
その後のリスペクトが多いアッシャー家〜くらいは知識として読んでおいたほうがいい 別に時代が進むにつれてミステリが進化したとは思わないけどね
傾向に変化があるだけで トリックに依存しないハードボイルドや冒険小説は古典であるチャンドラーやマクリーンは現代の作品と比べても全く劣っていない
トリックやロジックに依拠する本格ミステリにしてもそこに注目しなくとも語り口何か見れば古典も現代の本格に劣っていないだろう そして誰もいなくなったの超有名なトリックも有名過ぎて手垢が付きまくったけどそれは劣っているとは違うしね
いつの時代にも名作凡作駄作があるだけ >そして誰もいなくなったの超有名なトリック
トリックあったっけ?と一瞬考えた
あれってトリックか どのジャンルも名作と言われてるものは普遍的な面白さがあるよ
むしろ読む時代によって面白さが減るってのがよくイメージできん 『そして誰もいなくなった』はトリックだけなら大した事ないし自分も読む前にトリックを知ってたが
犯人を誰か当てることができなくて真相で驚かされたな 過去に罪に問われずに済んだ、まったく関わり合いのない者たちを島に集める場合
それが可能なのは何者かを考えれば
わりと犯人の目星はついた 台詞が古臭いの無理かもしれん
そんな言葉遣いしてるやつ誰もいないだろっていう
金田一とかになると違和感ないんだが、一応現代(その時代での)の若者とかだと余計に気になる
特に本格モノに多い
不自然な喋り方するやつ >>1
今発表されても本ミスで5位に入るかどうかも怪しい作品しかないね まあ今の作品が昔の作品を参考にしているだから当然といえばそうなんだけど 本格ミステリをトリックとロジックでしか評価しないのならそうかもね
俺はそうは思わないけれど 俺は本格ミステリだろうがただのエンタメ小説でしかないと思っているから
小説として面白ければ評価するしトリックだのロジックだのはどうでも良いかな
だから一定の評価を下されて長い年月生き残っていふ古典が評価されふのも当然だと思う 古典は今発表されたら本ミスにランクインしないととうが論創社や国書刊行会あたりから出ているクラシックミステリとやらが
毎年のように本ミスの海外ランキングの上位に入っているのはどう整合性つけているのか気になる >>236
そし誰はギリ入るかねぇ🤔 微妙なラインだわな そして誰もいなくなったが今発表されたら余裕で1位だよ
本ミスはD・M・ディヴァインなんかが複数回1位を獲るくらいだし 屍人荘や城塚翡翠が1位取れるランキングなんだから、昔の名作なら普通に今出ても1位になるわ 個人的にパズルとして読むと屍人荘やmediumより面白い作品は>>1の中にないけどね パズルとして面白ければ良いのであれば出来の良い推理クイズがあればそれで満足するということか?
俺は面白い小説が読みたいから理解できない >>245
そうだね
どちらかというとパズルが優れた小説=面白い推理小説だと思っているから「屍人荘の殺人」は「そして誰もいなくなった」より面白い小説と考えてるね。これは個人的な思想だから理解されなくて当然だし、「そんなのより人間が描かれている方が大事だ」とか「パズルとしてもそして誰もいなくなったの方が上だろ」と言う人がいても批判はしないよ。 じゃあミステリ小説なんて無駄な部分が多いのだから推理クイズ読んでれば良いじゃん >>247
ミステリ小説でしか得られない成分みたいなのがある
ただたんに推理クイズを出されて答えるだけだと真相に辿り着いた時のカタルシスが少ないとかね >>246
ゾンビ出すなら何でもありになるじゃん?という意見も >>244
逆じゃないか
小説としては若い作者の作品のほうが読みやすいよ
中身も文体もラノベ化してるからね ラノベはあまり情景描写が無いから世界観捉えるのが難しいんだよな
まああまり長々あっても退屈になって挫折するんだけど >>241
「そして誰もいなくなった」に影響されて生まれたであろう「殺しの双曲線」「十角館」のような作品が生まれてない世界なら
現代で「そして誰もいなくなった」が発表されたなら1位になると思う
「そして誰もいなくなった」が生まれてなくても、似たような作品がたくさん生まれてる世界なら
「そして誰もいなくなった」は現代で発表されたら大して評価されないだろう >>241
後、D・M・ディヴァインって独自のアイディアで勝負してるわけじゃなくて
ミスリードの上手さとか伏線の張り方とかストーリーの良さとか基本技術の高さで評価されてる作家だから
現代でも通用してるんだと思う
まあ、クリスティも基本技術の高い作家だからオンリーワンなアイディアの無い作品でも評価が高いんだけどね ストーリーがいいと再読できるからね
そういえば屍人荘は未読でゾンビとか言ってたけど超常現象込みのミステリーはありなの? 屍人荘は設定からして変格と思いきや超真面目に本格やってるし、パズラー好きには超オススメよ >>257
ありがとう
気になってきたのでチェックしてみるわ >>254
そもそも「そして誰もいなくなった」が今発表されたならという仮定がアホらしすぎてまともに語る気にならないがね ゾンビの話なら屍人荘より先に、生きる屍の死を読むのをすすめるよ
昔の本読めないなら無理にとは言わんけど 殺人事件というタイトルそのものがトリックだが
それを詐欺だと立腹するか、良い意味で騙されたと思うかで賛否が別れるのだろうな 本陣はどっちかというと密室にする動機が希薄なのがダメやね 純和風の家屋で密室を作るのはかなり難しいのにそれをうまくこなしてるとは思う本陣 結局雪の中の密室だし純和風でもテニスコートでも竪穴式住居でも成立するんじゃない >>263
『本陣殺人事件』より角川文庫だと同時収録されてる『車井戸はなぜ軋る』の方が面白いと思う
まあ、トリックは某海外作家の応用だけど 本陣殺人事件とかで驚きがないのは
今はもうほとんど映画やドラマを見た後とか
どこかでネタバレ聞いてしまってから、オチまで知っていて読むからじゃね? >>272
それはあるかもね
藤原宰太郎の推理クイズ本でネタバレされてから読んだ本は俺もそんなに評価高くないし カナリヤ殺人事件とかも当時としては驚愕のトリックだったんだろうな 密室殺人トリックって現実の事件で使われたケースはあるのだろうか? 頭の中で建物の間取りやら窓の向きがとかドアの鍵の形状はとか考えて読んでないから密室てあんまり魅力感じないんだよな
絵でかいてあるのもあるけど想像ができない
限られた場所で限られたメンバーがってのも興味わかない
トリックで好きなのは叙述や倒叙かな、本格派多分向いてない 糸と針を使ったトリック→映像じゃないから微妙なことが多い
被害者が鍵をかけた→微妙
抜け穴がある→微妙
実は密室じゃなかった→微妙
実は自殺→微妙
鍵を後から置いた→微妙
現場に入った時実は犯人が中にいた→微妙
文字で読んでも分かりやすく、かつ大胆で斬新な密室殺人とか難しいよな ギャグだけど大雪で家が傾いで戸が開かなくなったてのあったな
ギャグと斬新は紙一重 被疑者が即死じゃない場合、たいがいは、被害者が自ら鍵かけ密室状況を作り上げた
ってのが一番多い気がする
理由は、犯人をかばうため? そのパターンで一番有名な作品はメ欄だけど犯人をかばうためじゃないし理由はいろいろ 岩文の英国古典推理
チェスタトンとオーモット氏のは他の違う作品にしてほしいかったな
他で四ドルけ アクロイド殺し再読の時のこんなもんか感
○○ミステリ多すぎてな 今読み終わったけどXの悲劇つまらなすぎて逆に笑えたわ
こんなのが古典の最高峰って終わってんなホント その見方に立つと肝心な最後が不出来なんで評価がさがる 最後の悲劇は凡作とまではいわないが、出来は確かにいまいち。
むしろZがもっと評価されていい。 ZはX、Yが特別評価高いせいで過小評価されてると思う
国名シリーズの下位よりは普通にデキが良い Zはもともと国名シリーズ用のプロットだったって聞いたことがある
なんにしても、名作
ロジックがよい Zの犯人指摘のあの場面で、あのシチュエーションで、あのロジックで犯人わすれるか? 黄色い部屋の謎ってトリック知ってて読んでも面白い?
なんとなく知恵袋見てたらネタバレされたわ トリック以前に、昔のだけど読みやすいし
探偵同士の推理合戦と
犯人をかばおうとする被害者の人間ドラマは面白いと思う たいていの密室ものって、実は密室ではなかったというオチが多くて
完全な密室内での殺人でしたって推理小説は意外と少ない 完全な密室だと機械トリックか自殺しかないからあまり面白くないんだよな
俺は心理的密室の方が好き >>301
すべFなんかはちゃんと犯人が密室で殺してから逃げてるケースだな ススキノラブホ殺人事件
盲腸手術の跡とはXの悲劇みたいだな 古典で足りてたら進歩がないってことだろう
いいことじゃん >>161
おれも硝子の塔は好きだ
雰囲気がなんとも言えん >>287
前半のサスペンス部分は好きだけどね
「これは『死そのもの』だよ」
みたいなセリフも
おれもニコチンには気を付けるようにしよう