有栖川有栖42
海外だと発表済みの短編をその後、中編長編にふくらませることも多いけれど
本格とは違うが、皆川博子の短編集がどどんと数年前に出たが、
作家本人も出版社もまったく把握していなかったという。
とにかく長編を書いてください、でないと本にできません。時代によっては短編ってそんな扱いだったのね >>520
「オランダ靴」についてはあちこちで褒めた記憶あるけど、
「Yの悲劇」については、何か書いてたっけ?
(題材にした小説が複数あるから、好きなのは確かだと思うけど) 嫁がHuluで臨床犯罪学者火村英生の推理見てる
本は一切読んでないけどドラマは面白いようだ
俺は逆にドラマをチラッとだけ見てこれは無理と思ったが 女性の目線だと
火村がどうたらというより、斎藤工が好きとかじゃない? Audibleの岡部悟さんが読む火村は斎藤工の声に聞こえるんだよなぁ >>523
三島由紀夫が『yの悲劇』を評価しなかったエッセイ?に有栖川センセが憤慨してた 三島由紀夫が『Yの悲劇』に感じたこと
ふとした気まぐれからエラリー・クイーンの名作『Yの悲劇』を読みはじめ、
ついつい引きずられて読んでしまった。
面白く読むには読んだが、私の推理小説嫌いは治りそうもない。
犯人以外の人物についていろいろ性格描写がされるが、犯人が分かってしまうと、
彼等がいかにも余計な人物であったような感じがしてつまらない。
ハッター一家の説明の誇張した表現がイヤ。
探偵がキザでイヤである。どうして名探偵というやつは、こうまでキザなのであるか。
大体、知的強者というものには可愛げがない。
推理小説といものはポオの短編を除いて文学ではない。 敬愛する坂口安吾の一連の探偵小説は読んだのかな
三島も師匠川端も、日本の幻想文学に欠かせない作家。雰囲気だけの衒学趣味なんかは嫌いだろうなと思う
キザな探偵はお約束、ダメな人は現代でもまったくうけつけないだろうし
大衆小説に厳しい福田和也だが山口雅也は誉めていたから意外に思った
綾辻の名前も挙がったような気もするが、有栖川はどうだったか覚えてないや 福田和也は政治的な人だからな
作家の値うちでは文学賞の常連で過大評価されている老大家を批判し、
鈴木光司のようなまぐれのベストセラー作家の実力のなさを晒し、
その比較として当時の新本格やエンタメ系の作家が分不相応に持ち上げられている 政治的っつーか、あれは「敢えてやってる」みたいなスタイルに逃げてるんだよ
実際には単にエンタメ楽しむ知識も能力もないだけ
船戸与一をゴルゴ13みたいだからダメとか言ってたバカだし
いやそもそもゴルゴの原作書いてんだよって >>528
これ三島由紀夫の文章なのか。
「文学」に拘るのは三島らしいけど、その他は意外と砕けた書き方するんだな。 とりためてた相棒最新シーズン見てたら小説の登場人物に表札つけるネタあったけどこれって有栖先生のオリジナルネタではあるよね?
別にパクりいうつもりもないけど >>515
お笑い芸人が変な体勢で息絶えてた短編、オチのバカバカしさに笑ったw
たまにああいう脱力系があるのも有栖川有栖が好きな理由。 時代背景は昭和で月光ゲームを深夜ドラマ化とか…無理でしょうね そろそろ月光ゲームと孤島パズルを再読する季節がきたな
毎年再読してるから、もう20回以上は読んでる マジで作るなら噴火とかけっこうたいへん、CGでも使うか
人数自体が多いのも困るところで孤島のほうが相性はいいかと 何度も同じことを書いてるのだけど、月光と孤島の登場人物数は同じ(それぞれ17人)。双頭はそれより多く24人で、女王国に至っては30人もいる。
月光は学生ばかりでキャラ分けできてないし、おまけに本名とあだ名がそれぞれあって覚える情報が2倍だから軌道に乗るまで読みづらいというのはその通りだと思うけど、少なくとも「(学生シリーズの中で)登場人物が多い」というのは事実に反する。 ちょいちょい
開始時点で故人とか島に行かないのとかまでカウントはなしやで ああ、まあそうですね。
単純に登場人物数を数えてしまったのだけど、モチノブコンビはさておき英人を入れたのは確かにアンフェアか。
そういう意味では孤島の方が少ないというのはおっしゃる通り。 浜辺美波さんが双頭の悪魔を購入した模様(インスタのストーリーで紹介) 浜辺美波は「屍人荘の殺人」で探偵役の剣崎比留子を演じたが
その続編にあたる「魔眼の匣の殺人」が
まさに「双頭の悪魔」をかなりリスペクトした作品なんで
「魔眼の匣の殺人」の実写版でも比留子役だろうから
読もうとしたのかしら