米澤穂信(その29)
米澤穂信(その28)
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1643266829/
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured ■既刊作品
<古典部シリーズ>
2001/11 『氷菓』 角川スニーカー文庫/角川文庫
2002/08 『愚者のエンドロール』
2005/06 『クドリャフカの順番』 KADOKAWA/角川文庫
2007/10 『遠まわりする雛』
2010/06 『ふたりの距離の概算』
2016/11 『いまさら翼といわれても』
2017/10 『米澤穂信と古典部』 ムック KADOKAWA
<小市民シリーズ>
2004/12 『春期限定いちごタルト事件』 創元推理文庫
2006/04 『夏期限定トロピカルパフェ事件』
2009/02 『秋期限定栗きんとん事件〈上〉』
2009/03 『秋期限定栗きんとん事件〈下〉』
2020/01 『巴里マカロンの謎』
2024/04 『冬期限定ボンボンショコラ事件』
<図書委員シリーズ>
2018/12 『本と鍵の季節』 集英社/集英社文庫
2022/11 『栞と嘘の季節』 集英社
<ベルーフシリーズ>
2015/07 『王とサーカス』 東京創元社/創元推理文庫
2015/12 『真実の10メートル手前』 東京創元社/創元推理文庫 <ノンシリーズ>
2004/02 『さよなら妖精』 東京創元社/創元推理文庫
2005/07 『犬はどこだ』 東京創元社/創元推理文庫
2006/08 『ボトルネック』 新潮社/新潮文庫
2007/08 『インシテミル』 文藝春秋/文春文庫
2008/11 『儚い羊たちの祝宴』 新潮社/新潮文庫
2009/08 『追想五断章』 集英社/集英社文庫
2010/11 『折れた竜骨』 東京創元社/ミステリ・フロンティア/創元推理文庫
2013/01 『リカーシブル』 新潮社/新潮文庫
2014/03 『満願』 新潮社/新潮文庫
2019/09 『Iの悲劇』 文藝春秋/文春文庫
2021/06 『黒牢城』 KADOKAWA/角川文庫
2021/11 『米澤屋書店』 文藝春秋 エッセイ集
2023/07 『可燃物』 文藝春秋
(本人twitter)
ttp://twitter.com/honobu_yonezawa
https://twitter.com/thejimwatkins 冬期限定は葛警部だったら3日以内に解決しそうな事件を中高生が地味かつ非力な方法でがんばって捜査しているのを読むのがキツかった。そこが長いんだよな。
他の長編と違ってサスペンスや遊びがほぼないし。
むしろ小鳩くんの入院生活やリハビリの描写みたいなまぁリアルなんだけど、面白くない部分も長いし。 失敗したという結果が最初に提示されてる以上読み手としてはどうしても間違い探しをしていく趣向になるので気が抜けねぇ
その分解決編のカタルシスは大きいし裏のサスペンスも明らかになってこれまでのよねぽ作品で一番スッキリしたかな というか破滅に向かって突き進むのを見続けるのはそれ自体がサスペンスな気がする まぁそれはそうだな。
でも結局中学時代のエピソードは後付け設定なわけで、高校3年間を呑気に過ごせるぐらいには引きずる要素なかったんでしょ、って醒めた気持ちもあった。 そりゃおめぇあの時点では目欄だけと思ってたわけだしな… そもそも春期の時点で
>もったいぶっていたらまるで手遅れになって、逆恨みを買った。
>人様の幻を破って泣かせただけで、なに一つ好転しなかった。
>自信を持って開陳したら、圧倒的に上をいかれた。
って内容は提示されてんだよな >>6
作者がトシヲ取りすぎた
某島でモウ文体が変わった印象 小鳩くんの過去と現在のつながりがミステリーになっている物語の前提自体は面白いんだけどね
やっぱり過去編の捜査パートが地味で長いのと伏線張るためだけに存在している病院パートがね… 早く読みたいけどGW最終日まで注文出来ない
あんまり出来良くないのか... まあ正直自省的で盛り上がらない過去回想が長い上に最後のカタルシスも個人的にはあんまりだった
ミステリー的に面白い部分もあるし、なんだかんだ先が気になって一気に読み進められたけど 過去回想はあまり仲良くなってないから逆に素な反応を見せる小佐内さんが新鮮というか
逆にこれまでの小佐内さんがいろいろ煙に巻きすぎだったんだなって思いました よく考えたら小佐内さんが素直にバディやってくれるのって本当に冬期限定が初?
マカロンはあまりバディ感はなかったような… 猫 萩原朔太郎
まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの家根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病気です』 マカロンとは小説としてもミステリとしてもジャンルが根本的に違うと思う
真逆な感じ
個人的にはそのどちらよりも古典部のほうが好きかな なんか全体的にネガティブな感想が多いな。個人的には目欄が残念 元からそんな目欄がいたのかと言われると難しい
古城さんは短編用にまだ出番あるっぽいし そもそも回想以外で小左内さん全然出てこないし小鳩もずっと動かないしおもんなかったわ
安楽椅子探偵みたいなのやりたかったのかね まぁ冬期まで書いてくれたことだけは良かったな
よく考えたら秋期の追補版ですでに読み返しすらしていなかったことを思い出した 読み終えたけど防犯カメラのトリックは
現実にはちょっと考えられないな 第2事件の方の犯人がラッキーすぎるのは気になった
(犯罪を実行するチャンスが天から降ってくるんだもの) そもそもが計画的な犯行じゃねぇんだからどうでもええやろ >>27
携帯がプリミティブな小鳩くんへの悪口かそれとも素で抜けてる小佐内さんへの悪口か? 長編なのにご都合主義にガバガバトリックとか米澤穂信らしくなかったな
無理やり過去の事件と同じような展開にしたのも良くなかった >>14
なぜか評判悪いけど俺はすごく面白かったよ
過去と現在の対比させながら2人の成長を描いているところが青春ミステリーとしてよくできている
犯行がご都合主義というのは他の人も指摘しているけど計画的犯行ではないので全く気にならなかった
全体的にシリーズの完結編として満足できる出来だったと思う 推理バトルさせるうえで知能犯出すと結局小佐内さんの二番煎じになるから趣向を変えたんだろ
これは因果応報的なものとのバトルよ 目欄なんだろうけど
緊急入院の若者の手術症例とか考えるとやる気のある若手に担当させるのは別段おかしかないね 読み終わったから来たけど、これは御都合主義というよりも現在進行形の犯行というべき 一般道で次の交差点まで9kmはいくらなんでも長すぎるだろう
別に1kmくらいにしたところでトリックに影響ないと思うのだが 年末シフトだからずっと同じ看護師が担当とかありえないんだが
あんな大きな総合病院でそんなシフトないわ毎日変わるぞ 当然のように9km歩いてるのおかしいよな
自転車ですらかなり遠いのに
なんか色々ガバガバすぎたし体調でも悪かったのか? 1.5mの視点から地上を見渡せる距離は4~5kmなので蛇行のレベルにも寄るが1kmじゃ無理だね
そもそも9km歩いたことがおかしいって言われてもミステリ的に問題ないでしょ >>41
でかいという割には標榜科少なすぎない?
しかも研修医もいねぇし
多分モデルよねぽ入院したことあるとこじゃね? 9マイルにかけたお遊びだし
そもそも原典だと14.4qぐらいスポーツマンや野外活動家なら平気で歩くやろ…って言われてるしな
ましてや小佐内さんならなおさらだ やっぱ父親がなくなってアニメまでに無理やり書いた感じだからこのクオリティかね 冬季限定良かった…(今は春だけど)
二人の結末も「らしい」感じでかつ未来に希望も持てるしとても良かった… >>41
俺は年始に入院して殆ど同じ看護婦さんだったぞ
無論、昼と夜は担当が変わってだけど ミステリーというかラブコメ要素が自分にとっては強く感じた >>47
良かったよな
青春ミステリーとして完成度が高い
不評意見が多いのが不思議 このまま都市短編を続けて最後に京都あぶり餅の謎
これね! 亡くなった小佐内さんが遺した小佐内スイーツコレクション・京都を巡り死の真相を解き明かす、とか
妖精ぐらいのよねぽスレなら出てた 今回で小佐内さんも生命の価値を思い知ったからいのちだいじにでいくだろ 自らが狼たることを忘れない小佐内さん
きらいじゃないです 青春ミステリーとして完成度が高いというのは夏とかだろう
夏のラストが傑出してただけのシリーズになっちゃったか 女の子に罵られるのは別に青春じゃねぇし…
やっぱりこう成長とか許しってのが必要だと思うよ わたしの・・・って付くのがポイントやろ
何気に独占欲出してるが可愛い 「この店のタルトやっぱりおいしいね」
「そうだね」
「子供たちも喜んでるし、こういうのを幸せっていうのかしら」
「そうだと思うよ」
「でも、好きとか愛してるとか、今でもわからないの」
「僕もだよ」 3年前に見た男の顔思い出していきなり轢いたって無理がありすぎるだろ 受験申請が勝手に京都に出されてるんだな
でも小佐内さんが行くところってどこだろう
同志社かな?やっぱ京大かな? >>62
小佐内さんはツンデレだけど小鳩は素で言ってそう 夏期と秋期の方がおもしろかったとは思うが、冬期も普通によかった
十一章まで謎を謎とも気付けなかったわ
ただ小山内さんの出番少ないし小鳩もずっと寝てるし過去編あんまワクワクしないしってのはあるな 中学校同級生はどんな人間関係に絶望したんだろう
彼女に振られたとかかな 途中まで「まさかここまでの話は全て小佐内さんから小鳩くんへの壮大な復讐劇だったんじゃないだろうな」という可能性を棄てきれなくてちょっと怖かった >>66
同志社って私文だと思うの
小鳩君は私のこと私文だと思うの?
>>72
さすがにそれは
復讐する理由がないよ 小佐内さんが文系か理系かはともかくとして
ミス研の類に入りそうな予感 ああやりそうやな
1人で京都のスイーツめぐりをしてレポート書きそう
今だと混んで入れないから外人観光客にブチ切れそうだけど >>78
自身の散策障壁を排斥するために日夜暗躍しそうだな 孤狼から狐狼になりたい
小鳩くん早くきて!って感じだな 一年の間に白馬の王子様に出会ってしまう可能性もあるのか…… >>83
頭の回転が早くて、自分の身を顧みず自分を助けてくれる白馬の王子?
あるかもしれんがほぼないやろ
特に後半の方はほぼ100%ない まず小佐内さんの性癖を受け入れるところからスタートしないといけないからなぁ… 最善見つけるのは難しいやろなあ…
今回もこのシーンで弟きたらスカッと復讐だろうなあと思いながら仕組んでそうだし 逆に一年間の間に小鳩くんの方に彼女が出来るかも... 冬期限定、微妙なトリックばっかだし偶然に左右されすぎだからあんまり評価できない
小左内さんとのいちゃいちゃシーンだけで満足する人からは高評価なのかもれないけど
個人的に巴里マカロン以降は駄作の部類やなぁ >>89
同意
20年前の作品を今頃書いてももう作風が合わなくなっているね
作者自身の能力も 季節も小市民も高校生メインだとミステリー部分が弱いんだよな
敢えてそうしてるんだろうけど 高校生とかじゃなくて短編と長編でミステリーの見せ方を変えてるんだと思うよ
栞と毒とか今回の冬期が顕著だけど長編はヒラリーウォーとかの捜査小説方向に舵を切ってるよね
それに探偵側との対決とか騙しとかを想定しないわけだからトリックをガチガチにしたらそれこそ嘘だろう むしろトリックを考えすぎてやられたパターンだよね今回は >>92
ミステリ的には小佐内さんが何をやらかすのか見るシリーズだな 今の浄化された小鳩君なら小佐内さんとかいうスリリングな相手じゃなくても大丈夫なのでは?
でもまあ、最後の一粒あげるとか言いながら口運ばれたら健全な男子なら誰でも追いかけるか