普通に考えて、今後採算が悪化するんだから、勧奨退職は無くならない。
この3月は不適正募集の逃げ切りを認めないために、いったん凍結もあり得るかと思ったけど、
かんぽがこんな状況になり、今までの営業推進管理が取れなくなる以上、人を減らさないとどっかで
経営の壁にぶち当たる。
かと言って公にリストラが出来るかと言うと、この会社は出来ない。
整理解雇の4要件を考えると、一般社員と同時に管理職も減らさないと整合性が取れないからな。
(管理職を減らす事は、ユニバの見直しを公に認める事なので、これもちょっと今の段階では可能性は無い)
また、環境を厳しくして、自然に辞めてもらうように持って行こうとする考えもあるけど、
これだけかんぽ問題で、パワハラや恫喝研修、圧力指導がマスコミで騒がれているのに、それを社是で
やろうとすると、下手すると会社も状況によっては、より対外的な評価と言う面で泥沼化するでしょう。

結局残る方策は勧奨退職が会社にとっても良いんだよ。
勧奨退職の上乗金額が勿体ない?
たかだか、300万円から600万円位だぞ。
年収500万円の主任が55歳で辞めて貰えば、その後の2500万円の賃金が浮いてくる。
単純に計算しても2000万円前後のキャッシュが生み出せるな。
何より大事なのは、勧奨退職は、自主的に納得して辞めてもらえるという事。
ココの重要性をあまり分かってない奴が、ココの会社には多いからな。
ましてやリテールの多い業務の金融機関で、社員もソコラへんの地域に多く住んでいる状況なので、
その社員の家族・親戚縁者・兄弟・友人知人がどのような関係性を持って行くのかなんて誰も分からない。
メガバンクですら、自然減でと言う方式でリストラを進めるのは、キチンと先を見ているからだよ。