「正社員と賞与に5倍の格差」日本郵便で働く“非正規社員”も提訴【高知】

「ボーナスが正社員と5倍の差がある」高知中央郵便局で働く非正規社員が、日本郵便の待遇を巡り法廷で訴えました。
原告団
「大きな差がいろんな待遇にあるので、そこを縮めていきたい。」
日本郵便を訴えたのは、高知中央郵便局で働く30代から50代の非正規社員7人です。
訴状によりますと、非正規社員は正社員に比べボーナスが著しく低く、住居手当や勤務手当などがないのは労働契約法に違反するとして、およそ560万円の損害賠償を求めています。
第一回弁論で原告の47歳の男性は「非正規社員も正社員と同じ配達の仕事をしているのに、ボーナスは年間およそ5倍の差があり、生活が大変苦しい」と訴えました。
同様の裁判は日本郵便に勤める非正規社員154人が、全国7都道府県で一斉に起こしています。

https://www.fnn.jp/articles/KSS/59314