「●●君、今度は懲戒解雇だそうじゃないか。それは随分と大変だね〜ご家族も周りから犯罪者の目で見られてさぞかし大変だろ」
「何がおっしゃりたいのでしょうか」
「その処分を私の力で、なかったことにしてもいい」
「郵便局に残れるんですか?」
「君は何を勘違いしているんだ。私は君を金融コンサルティング部に戻すと言っているんだよ」
「!?」
「どこがいいかね、本社・支社、たしか入社当時の君は営業を希望していたそうだね」
「本当にできるんですか?そんなことが」
「できる」
「もう一度なってみないかね、かんぽのスターに」
「…よろしくお願いします」