つづき
○コロラド州高速道路でのマリファナ摘発数は、
 〜平均摘発数242(2009年-2012年)から平均336発(2013-2017年)へと39%増加。

○米国の郵便システムにおいてコロラドマリファナの押収は、
 〜平均52件(2009-2012)から平均594件(2013-2017)に1,042%増加。

○マリファナの税収は、2017年度コロラド州予算の約0.9%
2014年  67,594,323ドル
2015年 130,411,173ドル 2016年 193,604,810ドル
2017年 247,368,473ドル 2018年 266,529,637ドル

○コロラド州では、2013年以降、暴力犯罪が18.6%、財産犯罪が8.3%増加。
コロラド州の犯罪件数(2008-2016)
http://or2.mobi/index.php?mode=image&;file=240797.jpg

○マリファナの価格
 ・2014年から2017年の平均成人用花穂価格は、1g当たりで14.05ドルから5.34ドルへ 62.0%減少。
 ・成人用濃縮液の価格は、1g当たり41.43ドルから21.57ドルへ 47.9%減少しました。
 ・濃縮エキス製品の平均THC含有量は、2014年の56.6%から2017年末の68.6%に着実に増加。

○アルコール消費
マリファナを合法化するとアルコール消費が減るとされていたが、これまでのデータによれば、その理論は支持されていない。

コロラド州のアルコール消費量(2010-2017)
http://or2.mobi/index.php?mode=image&;file=240796.jpg
治療入院のための薬物の種類、すべての年齢(2005-2017)
http://or2.mobi/index.php?mode=image&;file=240791.jpg

☆コロラド州大麻合法化後の状況をまとめると
・大麻関連の交通事故の増加・大麻使用率の増加ティーンは減少・高速道路や航空便での大麻摘発の増加・税収は予算の約0.9%
・暴力犯罪財産犯罪の増加・合法大麻価格の急落・アルコールの消費増加・覚醒剤ヘロインの治療の増加