「イギリスが100年以上かけて計画的にアヘンの密売を清の侵略のために用意していた」という陰謀論に対しては全然違うんじゃないの、といいたいけど
アヘンで清がひどい被害を被ったことは全くイギリスを擁護は出来ない
アヘンの被害はアヘン戦争当時にはうすうすイギリス国内でもわかっていた
1820年代にフランスが禁止したのがヨーロッパでは最初の規制なのかな?
それでも1950年代までイギリス国内では酒と同じで使用が過ぎるのは個人の責任とされていたわけだが、50年近くにわたって清に強制的に売り続けた

また何のスレ?とかいわれそうだが、この「欧米列強にアヘン戦争を通じた国家侵略の計画があった」という妄想がアジアでの麻薬厳罰化に繋がっているので、アヘン戦争の話題はさけて通れないと思う
薬物を規制することで発生する害というのに着目されだしたのはつい最近の話で、アジアではいまだにこの陰謀論が解けてはいない
タイやマレーシアは解けたようだけれども

良くも悪くも中華思想が特殊すぎた
外からの品物は「外は劣っているから一切買わないし見ない」という思想は…なんというか悲劇にあうべくして悲劇になったとしかいいようがない