日本大学 アメリカンフットボール部廃止
大学アメリカンフットボールにおける脳震盪発生の実態調査と既往歴との関係
https://www.waseda.jp/sports/supoka/research/sotsuron2012/1K09A220.pdf
アメリカンフットボールは脳震盪の発生の多いスポーツである。
関東アメリカンフットボール連盟の統計によると、 脳震盪の発生率は
1試合当たり 0.9〜1.0 件であり、日本の大学アメリカンフットボールに
おける脳震盪の発生率はア メ リ カ の 10 〜 20 倍 に な る 。 元アメフト選手の9割で脳疾患 接触型スポーツで事例
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO22493880Q7A021C1000000/
引退したアメリカンフットボール選手から死後に提供された脳標本を分析した
ところ、およそ9割に「慢性外傷性脳症(CTE)」と呼ばれる病変が認められた
ことが、米国の研究で明らかになりました。
【慢性外傷性脳症(Chronic Traumatic Encephalopathy; CTE)とは】
ボクシングやアメリカンフットボールなどの激しいコンタクトスポーツにお
いて、脳振盪(のうしんとう)などの軽度の頭部外傷を繰り返し受けた人が発
症する進行性の疾患。数カ月から数年以上の期間を経て、精神症状(抑うつ、
攻撃性、自殺企図など)や認知機能の低下、パーキンソン病に似た症状などが
出現する。CT検査などでは見つからず、死後の病理解剖でしか正確な診断がで
きない。
アメリカンフットボールのように、プレーヤー間の接触が多いスポーツは、長
期的な神経障害、特に慢性外傷性脳症のリスクを上昇させる可能性があると考
えられてきました。
頭部に外から加えられた衝撃によって、頭皮や頭骨、脳などに損傷が起こる頭
部外傷(脳振盪を含む)を繰り返すと、慢性外傷性脳症を発症する危険性が高
まります。いったん発症すると、慢性外傷性脳症は徐々に進行して、神経障害
や認知症などの症状をもたらします。
米国では2008年に、コンタクトスポーツや、軍人としての任務の中で繰り返さ
れる頭部外傷が健康に及ぼす長期的な影響を調べるために、退役軍人医療シス
テムやボストン大学などの協力の下、脳バンクが設立されました。慢性外傷性
脳症を発症するリスクが高い生活を送っていた人々から、死後に脳の標本の提
供を受け、研究することが目的です。 今回ボストン大学医学部のJesse Mez氏らが報告したのは、死後に脳の標本を
提供した元アメリカンフットボール選手202人に関する分析の結果です。死亡
時の年齢の中央値は66歳で、フットボールをプレーしていた期間の平均は15.1年
でした。それらの選手一人ひとりについて、近しい親族を対象に、運動選手と
してのキャリアや、頭部外傷の経験、死亡するまでに見られた症状に関する聞
き取り調査を行いました。
レベルの高い選手ほど高率に慢性外傷性脳症と診断
202人中177人(87%)が、脳の変化の特徴に基づいて慢性外傷性脳症と診断さ
れました。その割合は、レベルの高い選手ほど高くなっていました(表1)。
生前に認められた症状に基づいて、慢性外傷性脳症患者を軽症(44人)と重症(133人)に分けると、軽症患者の死亡時の年齢の中央値は44歳で、プレー期
間の平均は13年、死因として最も多かったのは自殺(12人、27%)でした。
一方、重症患者の死亡時の年齢の中央値は71歳で、プレー期間の平均は15.8年
でした。主な死因は神経変性疾患(認知症、パーキンソン病など)で、62人(47%)でした。
脳組織の分析では、慢性外傷性脳症患者全員の大脳皮質に、リン酸化タウ蛋白
質(ptau)を含む神経原線維変化(NFT)が認められました。NFTの存在は、
重症患者ほど広範囲に見られました。一部の患者の脳にはアミロイドβも存在
していました。ptau、NFT、アミロイドβはすべて、アルツハイマー病患者の
脳に認められることで知られています。
111人の慢性外傷性脳症症例について、さまざまな臨床症状に関する情報が得
られました(表2)。症状が徐々に進行した患者が多く、軽症患者の23人(85%)
と重症患者の84人(100%)が進行性でした。 米アメフト選手の99%が脳障害 米国最大人気スポーツに再び衝撃
https://www.j-cast.com/2017/09/16308163.html?p=all
米のアメリカンフットボールリーグ「NFL」の選手が、プレー中の衝突や
タックルで受ける脳のダメージが社会問題になっているが、元NFL選手の
なんと99%が脳に重大な障害を負っていることがわかった。
米ボストン大学の研究チームが死亡した選手たちから提供された脳のサン
プルを分析、米医師会誌「JAMA」(電子版)の2017年7月25日号に発表した。
MRIやCTスキャンの脳画像では写らない病気
「JAMA」の論文要旨によると、研究チームは2014年以降に死亡したアメリカ
ンフットボールの現役選手・元選手の「脳献体プログラム」を使い、202人の
選手の脳サンプルを分析した。202人の平均年齢は67歳で、NFLの元選手から
高校生や大学生、カナダの選手らも含まれている。
その結果、次のことがわかった。 (1)202人のうち177人(86%)に「慢性外傷性脳症」の病変が見られた。
最高レベルの元NFLの選手111人では110人(99%)に慢性外傷性脳症の病変が
あった。慢性外傷性脳症は、ボクシングやアメフト、柔道の選手などに多い
病気だ。プレー中に脳への打撃が繰り返され、何度も脳しんとうを起こすと
発症する脳神経系の病気だ。記憶障害やめまい、うつ病、認知機能の低下な
ど認知症やパーキンソン病に似た症状が起こる。しかし、MRIやCTスキャンな
どの脳画像には病変が写りにくいため、診断がつきにくい厄介な病気だ。
死後に脳を解剖して初めてわかるが多いことから、この診断名がついた。
(2)高校生や大学生にも軽度の慢性外傷性脳症の病変が見られた。
(3)重度の慢性外傷性脳症の病変があった84人を調べると、80人(95%)
が認知症を発症していた。 この結果から研究チームは「アメフトの選手は、プレーを通じて度重なる
衝撃が脳に加えられた結果、慢性外傷性脳症になる危険性が非常に高いと
いえます。また、慢性外傷性脳症が認知症を引き起こしている可能性もあ
ります。慢性外傷性脳症の症状は、選手が引退してから何年もたってから
現れます」と警告している。
元選手の集団訴訟で1100億円を支払ったNFLだが...
NFL選手の脳の後遺症問題では、多くの元選手がアルツハイマー病などに
悩み、自殺も相次いだことから、元選手や家族ら約5000人が原告となって
NFLに対して集団訴訟を起こした。2015年4月、NFLが10億ドル(約1100億円)
の賠償金を支払うことで和解に達しているが、一部の元選手らは、NFLは
プレーの危険性を理解せず、安全策を講じていないと批判を続けている。
また、現役時代にNFL屈指のDT(ディフェンシブタックル)と絶賛され、
引退後はNFL殿堂入りも果たしたウォーレン・サップ氏(44)が2017年6月、
記憶障害を発症していることを米オンラインスポーツメディア「The Players'
Tribune」に告白して話題になったばかりだ。今回の研究結果が、米国最大
の人気スポーツを再び揺るがしそうだ。 アメリカ最大の人気スポーツ アメリカン・フットボールを巡る“脳震盪問題”
https://news.1242.com/article/127357
アメリカ最大の人気スポーツといえば、なんといってもアメリカン
フットボール、通称“アメフト”です。ちょうど今、トランプ大統領と
アメフトの選手たちが、国旗掲揚のありかたを巡ってモメにモメてますが、
こんなことが世界的なニュースになるのも「大人気スポーツ」である
ことの証左といえるでしょう。
アメフトのプロリーグ、NFL(National Football League)が創設され
たのは、約100年前(1920年)。以来、倍々ゲームのようにファンが増え
続けまして... 現在ではアメリカ国内だけでも、毎週1億人以上のファン
がテレビやスタジアムでアメフトに熱狂しています。
なにしろ、人気チームのシーズンチケットを購入しようと思ったら、
「10年以上」待たなきゃならない!NFLの優勝決定戦「スーパーボール」
の視聴率は、なんと「25年連続40%以上」を誇っているほど…まさに
アメフトこそは、アメリカの国技といっても過言ではないんです。 ところが… そんなアメリカの国技「アメフト」が、いま、存続の危機
を迎えているというんです。毎週1億人が観てくれて、NFLは大儲けの
ハズなのに… いったいなぜ?実は… いま、アメフト界では、「脳震盪」
が、業界を揺るがす大問題になっているんです!
アメフトの最大の魅力は、なんといっても、大男たちがフルスピード
で繰り広げる肉弾戦ですよね。フィールドの格闘技と言われるくらいで、
大男たちが、ドカーン!とぶつかり合うからこそ面白い!ところが…
最近のスポーツ医学の進歩により、恐ろしい「事実」が明らかとなって
きたんです。
ひとつ!
「アメフトの選手である以上、脳震盪のリスクを避けることはできない。
選手と衝突、あるいは激しく転倒した場合、ヘルメットの中で、脳が激
しく揺れてしまうからだ。」
ひとつ!
「繰り返して脳振盪を起こすと、過去の脳振盪から脳が回復しないうち
に脳に障害を与えることになるので、回復が遅れたり、障害が長期化
する可能性が高まる。」 そして、さらに、ひとつ! これが実に恐ろしい話なのですが…
「NFLを引退した約2万人のうち6千人が、脳震盪が遠因のアルツハイマー
病や認知症になる恐れがある。」
実際、ここ数年来、NFLの元スター選手たちが、引退後、精神に異常を
きたし、発砲事件を起こしたり、あるいは自殺を遂げたり… という例が、
後を絶ちませんでした。2013年には、NFLの元選手、約4500人が、
「現役時代のプレーで脳に健康被害が生じた」として、NFLに、損害賠償
を求める集団訴訟を起こしました。
そして… 一昨年(2015年)、ようやく和解。NFLは「総額で10億ドル
(約1,200億円)」にも上る巨額の賠償金を支払うことになったのです。
端的に言えば、NFLが事実上、「過失を認めた」ということなんです!
同じ年、2015年には、この問題を題材としたウィル・スミス主演の映画、「Concussion」(※コンカッション/「脳震盪」という意味)が公
開されまして、脳震盪問題への問題意識が、さらに高まることとなり
ました。 さぁ、そうなると… 気になるのは「その後」でありますよね。アメフト
は、莫大な資本が動く、超巨大産業です。おいそれと「アメフト廃止」
というわけにもいかない…NFLは、その後、対策を講じなかったので
しょうか?
いえいえ!
当然ではありますが、NFLは、今まさに、さまざまな対策を講じようと
しているんです!たとえば、アメフトの公式ルールに、「脳震盪に対
するガイドライン」を付け加えました。
いわく…
「選手が頭部にヒットされたら、適切な医療担当者が、脳振盪の徴候や
症状を確認する。選手に拒否させてはならない。脳振盪ではないと選手
は答えるものだからである。」
… というような具合に、さまざまな注意事項が明記されました。しかし、
それよりなにより、日本ではまるで知られていない、衝撃的な慣習が
加わったんです!
「選手としてプレーし始めたときからカウントして、3回、もしくは
4回目のコンカッション(脳震盪)があった時点で、選手は引退を勧告
される。」 …いかがでしょうか? 要するに、どんなに将来を嘱望された大型新人
であったとしても、脳震盪が3回、もしくは4回となれば、「引退を勧告
される」ということになっているんです!
脳震盪問題への、科学的なアプローチも進んでいます。たとえば、
GPS(全地球測位システム)が、アメフト選手のスピードとタックル回数
を正確に測定。タックルの回数を制限しようという取り組みが行われ
つつあります。
新たなスポーツ用品も開発されています。たとえば、スポーツメーカー
の「リーボック社」は、「CHECKLIGHT」(チェックライト)という、
センサー付きの帽子を販売しています。これをヘルメットの下にかぶる
と、頭部に大きな衝撃を受けた時に、ライトが点灯するようになってい
ます。このライトが光ると、『あっ!この選手は、ベンチに下げないと
マズイぞ!』というわけです。
いまや、アメフトの風景は、すっかり変わりつつあります。脳震盪を起
こしたときの手順も決まっていますし、フィールド上には必ず、チーム
専属の医者もいます。全試合に、NFLの専門スタッフが派遣されるよう
になり、脳震盪に繋がる激しいヒットを監視しています。それでも…
事故を完全に防ぐのは、事実上、不可能。もはや現在のアメリカでは、
子供たちにアメフトをやらせたがらない親が増えている… というんです。
アメリカ文化の象徴、アメフトが、脳震盪問題で大ピンチ!というお話…。
皆さんは、どう思いますか? 米国アメリカンフットボールのタックル禁止法案の行方
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/300b0bba0eb193ebae283ab60eedd245573a0734
今年の年明けから春先にかけて、アメリカンフットボールの本家とも
言える米国で、州の法律によって、一定の年齢になるまでアメリカンフットボールのタックルを禁止しようという動きがあった。
以下の州で次のような法案が提出された。
1月 ニューヨーク州 12歳以下のタックル禁止。
1月 イリノイ州 12歳以下のタックルを禁止。
2月 カリフォルニア州 タックルのあるアメリカンフットボールに
年齢制限。
2月 メリーランド州 14歳以下のタックル禁止とサッカーの
ヘディング制限。
3月 ニュージャージー州 12歳以下のタックル禁止。
5月時点では、法案取り下げ、否決した州もあり、まだ、成立した州はない。
イリノイ州 法案取り下げ。
カリフォルニア州 法案取り下げ。
メリーランド州 法案否決。
ニュージャージー州とニューヨーク州は、否決も可決も取り下げも
されていない。 法案が否決されたり、取り下げられたりしても、幼い子どもにタックル
をさせず、腰につけたフラッグを奪うことでタックルの代わりとする、
フラッグフットボールを推奨する流れは続いている。
なぜ、このような法案が提出されたのか。それは、NFL米国プロアメリカ
ンフットボール選手と慢性外傷性脳症(CTE)との関係が明らかになって
きたからだ。
アメリカンフットボールのプレー中に、脳震盪を含む頭部への衝撃を繰
り返し、受けることによって、慢性外傷性脳症を引き起こす可能性のあ
ることが分かってきた。慢性外傷性脳症は、記憶障害、気分障害、認知
症の症状が出る進行性の疾患だ。
アメリカンフットボールは米国で最も人気のあるスポーツ。激しいぶつ
かり合いで大観衆を沸かせ、倒れても立ち上がってファンを熱くした選
手が、引退後に慢性外傷性脳症に苦しんでいた。
良識ある大人ならば、子どもたちが数十年後に苦しむかもしれないリスク
をできるだけ避けたいと願うのは当然のこと。しかし、アメリカンフット
ボールのぶつかりあう魅力、作戦の妙、見ごたえある選手のパフォー
マンスなど、簡単には手放せない。子どもたちの脳にどのような影響を
与えるか、科学的に解明されていない面もあるとはいえ、いかに危険要
因を取り除くかが、アメリカンフットボールの今後にかかっている。 米国では、タックルを年齢で制限する法案が提出される以前から、法に
よって、スポーツ時の脳震盪と頭部衝撃から子どもを守ることは、なさ
れている。
各州の法で、学校や子どものスポーツ団体は、子どもと保護者に、脳震
盪の危険について啓蒙し、情報を提供しなければいけないと定めている。
また、スポーツ指導に携わる人にも脳震盪について学ぶよう義務付けて
いる。
脳震盪が疑われる場合は、ただちに練習や試合から退かせ、医療従事者
の診断を受けさせる。脳震盪と診断されたら、プロトコルに従って復帰
まで段階を踏んだトレーニングをしていくことも浸透してきた。
脳震盪の情報提供を義務付ける州法をさらに強化しようと踏み込んだ
議員たちの思いが、12歳以下、14歳以下のタックル禁止法案という
形になって表れたのだろう。 私は、脳震盪の情報提供の義務付けがあるので、法律でタックルを禁止
する必要はないと思っている。それに、タックルの代わりにフラッグ
フットボールや他のスポーツ種目を選ぶ自由は常に保護者と子どもに与
えられている。身体の小さいうちに、安全なタックルを身につけたほう
がよいという考え方もある。頭部に衝撃を受けやすいスポーツは
アメリカンフットボールだけではない。サッカー、スケートボード、
スノーボード、アイスホッケーなどの種目も当てはまる。アメリカン
フットボールのタックルだけを法で規制しても、全ての子どもを守る
ことにはならないと思う。
しかし、正直な気持ちを吐露すると、私にはコンタクトスポーツをする
子どもがおり、頭を打ったと聞けば、数十年後、子どもが後遺症に苦し
むのではないか、と不安を感じることもある。年少者のタックルが法で
禁止されれば、このような漠然とした不安から逃れられるのではと思わ
ないこともない。 今、米アメリカンフットボール界には、リスクを減らしていかなければ、
競技人口を維持し、ファンをつなぎとめていくことができないという
危機感がある。カリフォルニア州では州法で、高校アメリカンフット
ボールでのタックルの練習時間を制限。その他にも安全なタックルや
プレーを身につけるために、あえてヘルメットを外して練習する方法
などが研究されている。安全意識は高まっており、悪質な反則タックル
は、競技の存続にかかわってくる。だから、法によってタックルのある
アメリカンフットボールを制限するという法案の提出そのものは、
それほど、違和感は感じなかった。
違和感はなかったが、ひとつの疑問が浮かんできた。アメリカンフット
ボールと直接に関係ないことは重々承知のうえだが、州法でタックルを
禁止してまで、子どもを守ろうとするのに、なぜ、米国は銃の規制を
もっと強化して、子どもを守らないのだろうか、ということだ。
5月下旬、インディアナ州の中学校で発砲事件が起きたとき、アメリカン
フットボールの競技経験者である教員が銃を持った人間にタックルをして、
子どもたちを守ったという。4月にもワシントン州の高校で、高校生が
発砲したときに、社会科の教員がタックルをして、ケガ人を出さなかった
そうだ。
一定の年齢に達するまでタックルを禁止する法案を提出した議員の信念
は十分に理解できる。けれども、タックルのあるアメリカンフットボール
をしない選択肢は保護者と子どもに常に与えられている。学校で発生する
銃撃の被害は、個人の意思と選択で避けられるものではないのだから。 40代で認知症も…元ラグビー選手100人以上が「脳震盪で後遺症」訴え競技団体に法的措置
https://sakisiru.jp/32784
ラグビー強豪国、ニュージーランドの新聞社系ニュースサイト
「Stuff」によると、100人以上の元ラグビー選手がラグビーの
国際競技連盟「ワールドラグビー」や、イングランドラグビー協会、
ウェールズラグビー協会に対して、現役時代に脳震盪が繰り返された
ことによって、後遺症が発生したとして法的措置を講じているのだ。
40代で初期認知症、元スター選手の悲劇
訴えを起こした元選手の中には、ラグビーの2003年W杯を制した
イングランド代表のスティーブ・トンプソン氏や、ラグビー元
ニュージーランド代表のカール・ヘイマン氏といったスター選手も
含まれる。トンプソン氏は2020年に42歳の若さで初期の認知症と
診断されている。ヘイマン氏も昨年、41歳の時に若年性認知症と
診断されたと公表した。訴えを起こしたうちの1人、アリックス・
ポパム氏も2020年12月に早期の認知症と診断されている。 昨年、イギリスでプロのラグビー選手を対象に行われた調査によると、
たった1シーズンプレイしただけでも選手の脳に悪影響を与えること
が分かった。調査によると、脳への血流量の減少や認知機能の低下は、
ポジションにかかわらず、どの選手にもみられたという。研究チームは、
脳へのダメージは年々、累積していく可能性があるとしている。
日本では部活などで19年間に460人が突然死
体と体を激しくぶつけ合うラグビーは、スクラムの際など、選手の頭
と頭がぶつかり合う場面も少なくない。それだけに、日本の部活レベル
でも重傷事故が起こっていることが以前から問題視されてきた。
日本スポーツ振興センターが主催した講演会「学校でのスポーツ事故
を防ぐために」の中で、東京都市大学教授で、日本ラグビーフット
ボール協会理事(当時)の渡辺一郎氏は、学校でのラグビー事故の実態
を説明している。
それによると、1998年度から2016年度までの19年間で、体育の授業や
部活動といった学校体育のラグビーでの突然死は460人に上る。熱中症
による突然死の例もあるが、タックルなどによる頭部へのダメージに
よる死亡例の方が多い。渡辺氏は、死亡事故の一例を挙げ、その詳細
を次のように検証している。 他校との練習試合で、本人がボールを持って走っていた時、相手選手
のタックルを受け、左に回転しながら背中から前方に倒れた。その時に、
肩、後頭部の順にグランドに勢いよく打ちつけ、頭部を打撲した。
負傷後嘔吐、その後意識消失しドクターヘリで救急輸送された。治療を
受けるも約10日後に死亡した。
当該生徒は、練習試合中前半1回、後半4回タックルを受けている。
そのうち2回のタックルはダメージが大きく、特に最後の5回目の
タックルが致命傷となった可能性が高い。 サッカーはヘディング禁止、アメフトはルール改正
サッカーではヘディングによる脳震盪が問題視され、イングランド
サッカー協会(FA)は7月18日、12歳以下のヘディングを禁止すると
発表した。
また、脳疾患がある元アメフト選手ら約5000人が、アメリカの
ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)を訴えた裁判では、
NFL側が推定総額10億ドルを支払うことで、2016年に和解している。
NFLはその後、選手の安全を守るための新ルールを導入。たとえば、
タックルをする際やタックルを受ける際に、ヘルメットから当たり
に行くことは反則となった。その成果もあってか、2018年シーズン
では脳震盪を起こした選手が、前シーズン比で30%減少したという。
時には、頭と頭が衝突することも辞さないような、迫力のあるぶつか
り合いがラグビーの魅力の一つだが、ルール変更など、何らかの対策
が必要なのかもしれない。 法政大アメフト部員3人、大麻使用陽性疑いの反応…うち1人「合法な薬物使った」
https://news.yahoo.co.jp/articles/d601d35ce010bc4c7615e3fbfa011410107242e8
法政大学アメリカンフットボール部で大麻使用の疑いがあり、
大学側が尿検査を行ったところ部員3人から陽性と疑われる反応が
あったことが20日、分かった。警視庁の尿検査では陰性だったという。
3人のうち1人は大学側の聞き取りに「合法な薬物を使った」と話し、
ほかの2人は使用を否定している。
法政大広報課によると、アメフト部員が大麻を使用しているとの情報
を同部の指導陣が把握。大学側が今月17日、簡易検査キットで同部員
約100人を尿検査したところ、3人から陽性と疑われる反応が出た。
大学からの相談を受けた警視庁が19日、この3人の尿を検査したが
全員が陰性だったという。 日本大学
本学アメリカンフットボール部の廃止(廃部)について
https://www.nihon-u.ac.jp/information/2024/01/14357/
この度、学生等へのサポート体制が整いましたので、
令和6年1月23日に学長が決裁をし、正式に廃止(廃部)
の手続きが完了いたしました。 廃止(廃部)日は
令和5年12月15日となります。 併せて、同日付けで
同部指導陣4名も解任となります。 映画『コンカッション』冒頭一部公開!
〈ウィル・スミス主演!医師がアメフト界に禁断のメスを入れる。
事実に基づく緊迫の医療ドラマ!〉
https://www.youtube.com/watch?v=9hJeniLkxT8 脳はアメフトをプレイすることでここまで変わってしまう
https://gigazine.net/news/20171110-football-brain/
殺人事件で逮捕され2017年4月に刑務所内で自殺した元アメリカンフットボール選手の脳を切り開いて調査したところ、行動や意志決定をコントロールする部位を大きく損傷していたことが分かりました。
高校時代からアメリカンフットボールで目立つ選手だったアーロン・ヘルナンデスは、フロリダ大学在学中の2010年にNFLドラフトにエントリーし、ニューイングランド・ペイトリオッツに入団。タイトエンドとして活躍していましたが、2013年6月、婚約者の妹の恋人を射殺したとして逮捕され、終身刑の判決を受けました。そして2017年4月19日未明、刑務所内で自殺しました。27歳でした。
ボストン大学の医師らはヘルナンデスの脳をスキャンした画像を公開し、慢性外傷性脳症(CTE)の状態であったことを報告。これまでに報告されている同年代の患者の脳の中で最も深刻な症状であったことを発表しました。CTEは通常、死後に脳を切り開かないと診断することができないとされています。 医師らによるとヘルナンデスの脳は、よい行動の選択や意志決定に影響を与える前頭葉に大きなダメージを受けており、脳の萎縮やタウ・タンパク質に関連した影も見られたとのこと。ワシントンポストは、新しいスライドが表示されるとカンファレンスに出席していた医師らが息を飲む場面もあったと伝えています。
病理学・神経学の教授であるアン・マッキー医師は、「CTEの患者は衝動のコントロールや意志決定、攻撃を抑制すること、感情の移りかわり、怒りなどを制御するのが難しいのです」とカンファレスで語りました。
CTEの診断は4段階で行われ、ヘルナンデスはステージ3だと診断されています。医師によると、これまで46歳以下のステージ3患者は報告されていません。ボクサーやアメリカンフットボールのプロ選手が、フィールドでの脳しんとうを繰り返した後にCTEになると考えられており、NFLにおいてもCTEは大きな問題となっています。 すでに米国で議論されていた「アメフット」問題とは
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/8520623ee3017b3ee490d508449ebb115dc84017
日本大学アメリカンフットボール部の危険な反則問題は、すでに当事者の
手を離れて司直が裁定する段階に移ったようだ。日本では期せずして注目
を集めてしまったアメリカンフットボール(以下、アメフット)だが、実
は米国でも別の問題で議論になっていた。
息子にアメフットさせたがらない米国の親
筆者は先日、米国から来日したある政治学の女性研究者と会話する機会が
あったが、今回の日本の騒動に話題が移ったことで米国でもアメフットが
問題になっていることを知った。彼女は日本でアメフットのニュースが大
きく取り上げられていることに驚いていたが、米国でもアメフットを息子
にやらせたくないと考える母親が増えているといった。
2017年9月の『シカゴ・トリビューン』紙の記事によれば、ここ数年、アメ
フットをプレーする少年が少なくともシカゴ周辺で減ってきているようだ。
その理由はスマホゲームなどスポーツの他に趣味がたくさんできたり、サッ
カーやラクロスなどのスポーツ人気が盛んになってきていることなど様々
だが、やはり危険なスポーツの一つだということが周知されてきたことが大
きい。
スポーツに危険はつきものだ。特にアメフットやラグビーなどのように身体
が接触するフルコンタクトのスポーツはそうで、そうした危険を回避するた
めにルールがあり、ルールを遵守しなければ怪我をする可能性が高くなる。
また、プロアマ問わず、試合中の事故に備えた救急医療体制の整備なども求
められているが、こうしたサポートはなかなか充実しない。 脳しんとうとその後遺症について、スポーツの世界では近年、特に強く警告
されてきた。これはサッカーの例になるが、先日もUEFAチャンピオンズリーグ
(欧州CL)の決勝でゴールキーパーがミスを重ね、その原因が直前に起きた
コンタクトプレーによる脳しんとうだったのではないかと取りざたされている。
米国では年間約30万件のスポーツ関連の脳しんとう事故が起きており、これは
交通事故による脳しんとうに次いで第2位となっている。
全米の100高校と180大学のスポーツ選手を調べた研究によれば、高校8.9%、
大学5.8%がそれぞれスポーツ競技中の事故における脳しんとうの割合だった。
また、高校大学ともに脳しんとうを起こしたスポーツでは、アメフットとサッ
カーが多かったという。 脳しんとうとCTE
1999〜2001年の3年間、米国の25大学のアメフット部に所属するアメフット選
手2905人を追跡調査した研究(※3)によれば、一度、脳しんとうを起こした
選手は同じシーズンに繰り返し脳しんとう事故を起こす割合が高かった。繰り
返し脳しんとうを起こすとボクシングのパンチドランカー(Dementia Pugilistica、DP)と同じ慢性外傷性脳症(Chronic Traumatic Encephalopathy、
以下、CTE)になりやすい。CTEは死後、脳を解剖してみなければわかりにくい
症状とされる。
脳しんとうに次いで多いのが頸部(首)の捻挫で、アメフットに限らずレスリ
ング、ホッケー、ボクシング、バスケットボールなどでも起きる。頸部を損傷
することで一時的に痺れや痛み、筋力の低下などが起きる症状をバーナー症候
群(Burner Syndrome)とかスティンガー症候群(Stinger Syndrome)といい、
コンタクト時にヘルメットを相手の肩などにぶつけ合うアメフット選手に多い
ようだ(※4)。
米国には、全米の大学スポーツを統括するNCAA(National Collegiate Athletic
Association、全米大学体育協会)がある。2004年からNCAAは、死亡事故をなく
すキャンペーンを行ってきたが、2004〜2009年の間に行われた2500万回の試合と
練習で4万1000件以上の負傷事故が起き、そのうちの7.4%が脳しんとう、4.3%
が頭部・頸部・顔面への負傷事故だった。こうした頭部や頸部へのダメージによ
り、脳へ影響する損傷が甚大という報告もある。
NCAAの対策は奏功せず、アメフットの試合や練習中の負傷事故が絶えないまま、
2011年9月には東イリノイ大学のアメフット部の一人の選手が中心になり、NCAA
を相手取って集団訴訟を起こす。彼らは、NCAAが30年以上も選手を犠牲にしなが
ら利益最優先で大学スポーツを食い物にしてきたと批難した。 集団訴訟の中心となったこの選手は、脳しんとうを5回起こし、その結果、記憶
喪失や偏頭痛、うつ病、痙攣などに苦しんだと訴えた。こうした訴訟が続出した
こともあり、NCAAは大学のアメフット選手を守るために本腰で対策を講じざるを
得なくなる。
約2万人程度と日本では競技人口の少ないアメフットだが、米国でアメフットを
したことのある人は1年間に約1700万人もいる。アマプロを含め、本格的にプレ
ーする選手人口も多いので一概にいえないが、NFL(ナショナル・フットボール・
リーグ)の選手の場合、アルツハイマー病やパーキンソン病などの神経変性疾
患による死亡率が高いことがわかっている。
1959〜1988年にNFLでプレーした3439選手を2007年まで追跡調査した研究によれ
ば、全体の死亡リスクは全米平均の半分(0.53、標準化死亡比、Standardized
Mortality Ratio、SMR)だったが、神経変性疾患による死亡率は2.83倍であり、
神経変性疾患とほかの病気との組み合わせで3.26倍、アルツハイマー病3.86、
ALS(筋萎縮性側索硬化症)4.31倍という。また、ランニングバック(RB)や
ワイドレシーバー(WR)などのオフェンス側で速く動く選手のほうが、ライン
バッカー(LB)のようなディフェンス側で動かないポジションの選手より死亡
率が高かった(3.29倍)。 アメフットの脳しんとう事故は、もちろん日本でも起きている。2014年3〜11月
に行われた日本の社会人アメフットリーグのXリーグ1部の10試合と64回の練習
における脳しんとうの発生率を調査した研究(※6)によれば、シーズン中に7件
(6名)の脳しんとうの発生があった。日本での同様の研究によれば、概して脳
しんとうの発生率は10〜30%程度と考えられる。
防具の改良とルールの厳守
米国では絶大な人気の影に隠れ、アメフットの危険性はこれまでそれほど注目
されてこなかった。だが、2017年に発表された論文(※7)で、亡くなったアメ
フット選手の献体202体(中央値66歳)の脳を調べたところ、NFLの選手では111人
中110人に慢性外傷性脳症(CTE)がみられた。また、高校や大学時代からの
選手177人(87%、中央値67歳、NFL選手含む)にもCTEがみられることがわかり、
関係者に大きな衝撃を与えた。
そもそもアメフットと脳しんとう、その結果としてのCTEの因果関係について、
米国のアメフット界はNFLも含め、ずっと否定してきた。ウィル・スミス主演の
映画『コンカッション(Concussion)』(2015年)は、あるNFL選手の死因がCTE
であることを明らかにしたナイジェリア人医師に対するアメフット界の妨害を
描いたが、この映画は2005年に起きた実話をベースにしている。 脳しんとうを起こした選手は、繰り返し同じような事故を起こしやすい。脳しん
とうによる脳の損傷が慢性化するとCTEになることもある。少なくとも脳しん
とうを起こした選手は、その試合には出さず、翌日以降、段階的に試合へ戻すこ
とが推奨され、画像診断などで異常が確認された場合、選手には酷だが現役復帰
をさせることは難しいとされる。
米国NFLでは、選手を守るためにヘルメットなどの技術的改良のために多額の研
究費を投じている(※9)。こうした防具の進化もあり、医療チームも充実させ、
万全を期した結果、選手の事故は少しずつ減っているが、フルコンタクトが魅力
のアメフットでどこまで選手を負傷から守れるかわからない。
故意による危険な反則は論外だ。ルールを逸脱すれば選手が怪我をしたり死亡し
たりすることもある。ルールの厳守は当然だが、米国ではすでにアメフットの危
険性に対し、少しずつ議論が白熱し始めているのも事実だ。 Ex-NFL player Aaron Hernandez suffered substantial brain damage from CTE, doctor says
https://abc13.com/football-new-england-patriots-aaron-hernandez-player/2632842/ 6人殺害の元NFL選手、慢性外傷性脳症が判明https://www.afpbb.com/articles/-/3380926
2021年12月15日 17:33 発信地:ロサンゼルス/米国
4月に6人を射殺し、自らも命を絶った米ナショナル・フットボール・
リーグ(NFL)の元選手フィリップ・アダムス(Phillip Adams)容疑者が、
脳の変性疾患である慢性外傷性脳症(CTE)を患っていたことが14日、明
らかになった。
ボストン大学(Boston University)の神経病理学者であるアン・マッキー
(Ann McKee)氏らが、アダムス容疑者の脳を検視したところ、「異常に深
刻な」損傷の兆候が見つかった。
CTEは、脳振とうなどの外的衝撃が頭部に繰り返し加わることで発症し、生前
に検査で発見することはできない。攻撃性や衝動的な行動の増加、気分の落ち
込み、不安障害、錯乱状態、自殺願望などのさまざまな行動障害、また記憶喪
失といった進行性の認知機能障害との関連が指摘されている。
CTEの研究が進んだことで、アメリカンフットボールやラグビーでは近年、脳
振とうが大きな問題になっており、NFLは2016年、推定10億ドル(当時約1090億円)
の補償金を支払うことで元選手らと和解している。 32歳だったアダムス容疑者は、学生時代からアメリカンフットボールをプレーし、
NFLでは2010年から2015年にかけて、サンフランシスコ・フォーティナイナーズ
(San Francisco 49ers)やオークランド・レイダース(Oakland Raiders、現ラ
スベガス・レイダース<Las Vegas Raiders>)、アトランタ・ファルコンズ
(Atlanta Falcons)などで6シーズンプレーした。
アダムス容疑者の家族から話を聞いたサウスカロライナ州ヨーク(York)郡の
検視官によれば、容疑者は「何度か脳振とう」を起こして「耐えがたい痛み」を
訴えていた他、記憶障害や不眠にも苦しんでいたという。
マッキー氏も「フットボールを20年続けてきたアダムス容疑者は、CTEの高い
リスクにさらされていた」とコメント。しかし一方で、CTEだけが殺人に及んだ
原因とは言い切れないとも話した。 アメフトなどの脳障害、関係物質を可視化
https://www.asahi.com/articles/ASM96640LM96ULBJ00N.html
ボクシングやアメリカンフットボール、交通事故などで頭に衝撃を受けると、
数年から数十年して認知機能が低下したり、手の震えのような運動障害が出
たりする――。これまで「ボクサー脳症」などとして経験的に知られていた
脳障害で、患者の脳に蓄積される異常なたんぱく質を可視化することに日米
のチームが相次いで成功した。脳障害を早期に診断できるようになると期待
される。
頭に繰り返し衝撃を受けるスポーツ選手は、引退して長い時間がたってから
脳障害の症状が出ることがある。患者が亡くなった後に脳を調べると、「タウ」
と呼ばれるたんぱく質が多くたまっていることがあったが、患者が生きてい
る間に調べることは難しかった。 ★アメフト選手、9割が引退後に脳疾患に苦しめられる地獄だった
引退したアメリカンフットボール選手から死後に提供された脳標本を分析し
たところ、およそ9割に「慢性外傷性脳症(CTE)」と呼ばれる病変が認めら
れたことが、米国の研究で明らかになりました。
【慢性外傷性脳症(Chronic Traumatic Encephalopathy; CTE)とは】
ボクシングやアメリカンフットボールなどの激しいコンタクトスポーツにお
いて、脳振盪(のうしんとう)などの軽度の頭部外傷を繰り返し受けた人が発
症する進行性の疾患。
数カ月から数年以上の期間を経て、精神症状(抑うつ、攻撃性、自殺企図など)
や認知機能の低下、パーキンソン病に似た症状などが出現する。CT検査などで
は見つからず、死後の病理解剖でしか正確な診断ができない。
アメリカンフットボールのように、プレーヤー間の接触が多いスポーツは、
長期的な神経障害、特に慢性外傷性脳症のリスクを上昇させる可能性がある
と考えられてきました。
頭部に外から加えられた衝撃によって、頭皮や頭骨、脳などに損傷が起こる
頭部外傷(脳振盪を含む)を繰り返すと、慢性外傷性脳症を発症する危険性
が高まります。いったん発症すると、慢性外傷性脳症は徐々に進行して、神
経障害や認知症などの症状をもたらします。 米国では2008年に、コンタクトスポーツや、軍人としての任務の中で繰り返
される頭部外傷が健康に及ぼす長期的な影響を調べるために、退役軍人医療
システムやボストン大学などの協力の下、脳バンクが設立されました。
慢性外傷性脳症を発症するリスクが高い生活を送っていた人々から、死後に
脳の標本の提供を受け、研究することが目的です。
今回ボストン大学医学部のJesse Mez氏らが報告したのは、死後に脳の標本を
提供した元アメリカンフットボール選手202人に関する分析の結果です。
死亡時の年齢の中央値は66歳で、フットボールをプレーしていた期間の平均は
15.1年でした。それらの選手一人ひとりについて、近しい親族を対象に、運動
選手としてのキャリアや、頭部外傷の経験、死亡するまでに見られた症状に関
する聞き取り調査を行いました。
https://www.nikkei.com/nstyle-article/DGXMZO22493880Q7A021C1000000/ アメフトでパーキンソン病リスク増加の可能性 米研究結果
https://forbesjapan.com/articles/detail/65236
アメリカンフットボールをプレーすることでパーキンソン病のリスクが高
まる可能性があるという研究結果が11日、発表された。ただし研究チームは、
データからはアメフトとパーキンソン病の関連性が示されているものの、
他の要因が寄与している可能性もあるとしている。
ボストン大学の研究チームが医学誌JAMAネットワークで発表した論文による
と、アメフトのプレー経験がある男性729人を含むスポーツ経験者1875人を対
象とした調査で、タックルを含む組織的フットボールをプレーしていた人は、
プレーしていない人に比べてパーキンソン病の診断リスクが61%高かったこと
が分かった。
選手としてのキャリアが長く、より高度なレベルの競技でプレーした人は、
ユースリーグや高校でしかプレーしなかった人に比べて、パーキンソン病の
診断を受ける確率が3倍近く高かった。研究チームは、アメフト経験者の大
多数は元アマチュア選手だと指摘している。アメフトを始めた年齢と、診断
確率の上昇との間に関係性は認められなかった。
研究チームは、調査が対面での評価ではなくオンラインでの自己申告に基づ
き行われたことから、今回の研究は限定的であり、アメフト以外にも「多く
の危険因子」が関与している可能性があると指摘した。 米国立神経疾患・脳卒中研究所によれば、現在パーキンソン病と診断されて
いる米国人は50万人。ただ、未診断や、他の疾患と誤診されるケースが多い
ことから、実際の患者数は100万人に上るとも推定される。
ボストン大学の研究チームによると、米プロアメフトリーグNFL元選手の90%
が、頻繁な脳震盪によって引き起こされる変性脳疾患である慢性外傷性脳症
(CTE)の兆候を示している。CTEに苦しんだ元選手には、ジュニア・セウ、
マイク・ウェブスター、ケン・ステイブラー、フランク・ギフォードらがいる。
アメフトで頻繁に起きる外傷性脳損傷は、これまでの研究でもパーキンソン
病やアルツハイマー病、CTEなどの神経変性疾患の診断との関連性が指摘され
てきた。NFLは脳震盪への対応方法を標準化し、東部への激しい打撃を減らす
ためにルールの変更も実施したが、それでも年間数百件の脳震盪が報告され
ている。
パーキンソン病は、米国ではアルツハイマー病に次いで 2 番目に多い神経変
性疾患であり、根本的な治療法はない。米国立神経疾患・脳卒中研究所による
と、患者の5%〜10%は50歳以上。主な対症療法は、歩行困難、動作障害、震え、
記憶喪失、嗅覚喪失、うつ病などの症状を抑制することを目的としており、
脳インプラントや薬が用いられる。
米国でアルツハイマー病の治療に費やされている額は年間約140億ドル
(約2兆円)に上ると推定されている。最近、パーキンソン病の画期的な診断
方法が見つかり、客観的で生物学的な方法でパーキンソン病をこの病気を見つ
けたり経過観察したりできるようになった。 33歳の元NFL選手が死後、治療法のない慢性外傷性脳症と診断されていたことを両親が告発:「息子は自分自身も感じられなくなっていました」
https://www.sportingnews.com/jp/nfl/news/Parents-of-Demaryius-Thomas-open-up-about-sons-CTE-diagnosis/ivu4qlw092zfthyuho0aunbt
元デンバー・ブロンコスのワイドレシーバー、デマリウス・トーマスは死亡し
たときに『慢性外傷性脳症(Chronic Traumatic Encephalopathy; CTE)』に
苦しんでいたことを、トーマスの両親が7月5日放送の人気テレビ報道番組
『グッド・モーニング・アメリカ』で明らかにした。
33歳のトーマスは、昨年12月に自宅のシャワー室で意識不明になっていたと
ころを発見された。両親によると、トーマスは心停止につながる発作のあとで
死亡した。ボストン大学の神経病理学部長を務めるアン・マッキー博士は、
トーマスの発作はフィールド外で起きた頭部の負傷が引き起こしたもので、
それには交通事故と石の階段で転倒したことが含まれると述べた。
「息子に起きたようなことを、彼ら(警察関係者)はすぐに心停止って呼びたが
るのです」とトーマスの父であるボビー・トーマスさんは『グッド・モーニング・
アメリカ』のインタビューで言った。
トーマスの家族は死後の脳をボストン大学に献体した。研究者らはトーマスが
ステージ2(訳者注:4段階のうち、2番目に軽い症状)の慢性外傷性脳症を患
っていたことを発見した。
トーマスの脳を調べたマッキー博士は「他の多くの34歳以下の選手たちに起き
たことがトーマス氏にも起きていました。前頭葉と側頭葉に複数の障害が認め
られ、脳のより深い部分にも異変が生じ始めています。 トーマス氏は慢性外
傷性脳症と診断されました。 ステージ2です」と述べた。 人格変化、抑うつ、記憶障害などを引き起こす慢性外傷性脳症
慢性外傷性脳症は、頭部への反復した衝撃と密接に関係がある変性脳疾患である。
この疾患はとくにアメフト選手に多い。2019年の米紙『The New York Times』
による特集では、315人を越える元NFL選手たちが死後に慢性外傷性脳症と診断
されたということだ。
慢性外傷性脳症は直接の死因にはならない。しかし、この疾患は人格変化、
抑うつ状態、そして記憶障害などの症状を引き起こすことがあるとマッキー博士
は言った。
トーマスの両親は、元々は陽気な性格だった彼らの息子が死に至るまでの数年
は妄想と孤独にさいなまれていた、と言った。
「デマリウスは気分が変わりやすくなって、ときには閉じこもってしまうこと
もありました。『ママ、僕の体がどうしてしまったか分からないよ。何とか
自分を取り戻さないと。もう自分自身を感じられなくなっている』みたいな
ことを言っていました」とトーマスの母親であるカティナ・スタッキー・スミス
さんは言った。 「研究者たちが慢性外傷性脳症の副作用や警告症状のことを説明してくれた
ときに、初めて腑に落ちました。デマリウスは確かにそのようなことをしてい
たって叫びたくなりました。もしあの頃に知っていたら、もっと彼のためにで
きることがあったはずです」と父のボビーさんは言った。
解剖によって判明する治療法がない慢性外傷性脳症
慢性外傷性脳症には現在でも治療法はなく、死後の解剖によってしか診断でき
ない。
「彼らは静かに苦しんでいます。これは目には見えない怪我なのです」と
マッキー博士は言った。
NFL公式サイトによると、2013年に4500人を越える元選手と家族がNFLに対して、
「脳しんとうの危険性を隠蔽し、故障した選手を急いでフィールドに戻し、
骨に衝撃を与えるようなシーンを褒めたたえて、それらをハイライト映像にし
たてることで不当な利益を得た」として訴えをおこした。
「最初はデマリウスの脳を献体なんてしたくありませんでした。でも彼が
『もし僕に何かが起きたら、僕は他の選手たちを助けられるようになりたい』
と言っていたのを思い出したのです」と母のカティナ・スタッキーさんは述べた。 40%が「子どもにアメフトさせたくない」 米、親は脳障害を懸念02/05/2014
https://www.dailysunny.com/2014/02/05/nynews0205-13/
NBCニュースと米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが共同で行った最新
の調査結果によると、米国民の40%が、けがによる脳障害を懸念して、自分の
子どもにはアメリカン・フットボール以外のスポーツをやって欲しいと答えた
ことが分かった。一方、57%は子どもがやりたいのならばやらせると回答して
いる。
アメフト選手は度重なる衝撃を頭部に受けるため、引退後、何年も経ってから
認知症などの脳障害を発症する例も確認されており、さらにここ数年、ナショ
ナル・フットボールリーグ(NFL)の元有名選手が病気を苦に自殺するとい
う事件が続いている。また、記憶障害などを発症したと表明する例も多い。
このため、元選手らはNFLに対し、脳への危険性の認知や障害に対する補償
を巡り、集団訴訟を起こしている。
これに対しNFL側は、問題を深刻に受け止め、けがのリスクを減らすため
ルールを改正したと釈明。その結果、昨年は試合や練習中の脳震盪が13%減少
したとしている。今回の調査では、41%がけがの防止と減少のためNFLは
適切に対処したと答えている。
この問題に関しては、元NFL選手だけでなく、オバマ大統領も「息子がいたら
フットボールはさせたくない」と発言し、世間の注目を集めた。 《慶應アメフト部で24人退部&部活動停止》
保護者向け説明会の音声データで判明した“飲酒事件の一部始終”と“活動続行の思惑”
https://bunshun.jp/articles/-/62506
2019年に部員による“露天風呂盗撮”事件が発生して活動自粛に追い込ま
れた慶應大アメフト部で、またしても巨大な“不祥事”が起きてしまった。
慶大アメフト部が4月16日から行っていた「関西遠征」の帰り道に、部員24
人が飲酒していたことが発覚。部の規則では部活動中の飲酒が禁止されてお
り、それに反したとして飲酒した部員全員が退部処分となった。また、当面
のあいだ部活動は停止となるという。これにより今週末の4月29日に予定され
ていた早稲田大学との早慶戦も中止が決定した。 慶應大アメフト部が無期限活動自粛
「複数部員が著しく不適切な行為があった」詳細は一切明かさず
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5da56aeee4b08f3654900db7
慶應義塾大学のアメリカンフットボール部は10月15日、活動を自粛すると
公式サイトで発表した。
慶應アメフト部は公式サイトで、「アメリカンフットボール部の活動自粛
について」と題して、コメントを発表。
同部は「部内において複数の部員による著しく不適切な行為があったこと
が認められたため、無期限で活動を自粛いたします」と説明し、「今回の件
を厳粛に受け止め、再発防止と部の再生に全力で努めてまいります」とした。 同志社大学アメフト部員性的暴行、男3人「間違いありません」起訴内容認める
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1035688#goog_rewarded
同志社大アメリカンフットボール部の男子部員4人が、酒に酔って抵抗で
きない状態の女性に性的暴行を加えたとされる事件で、準強制性交の罪に
問われた男3人の初公判が30日午後、京都地裁で始まった。罪状認否で3人
はいずれも「間違いはありません」と起訴内容を認めた。
準強制性交罪で起訴された4人うち1人の公判は分離して審理される。
4人はいずれも22歳で、事件当時は同大学のアメフト部に所属する4年生
だった。起訴状などによると、4人は共謀して昨年5月21日未明、京都市
中京区のバーで女子大学生=当時(20)=と飲酒した後、うちの1人の
自宅に連れ込み、酒に酔って意識がもうろうとした女子大生に性的暴行
を加えたとされる。 同志社大アメフト部が無期限で活動停止 性的暴行容疑で部員4人逮捕
https://www.asahi.com/articles/ASQ995W7VQ99PLZB00Q.html
同志社大学(本部・京都市上京区)のアメリカンフットボール部の4年
生部員4人が、泥酔した女性に性的暴行を加えたとして準強制性交等の
疑いで逮捕された事件で、同部は9日、部の活動を無期限で停止すると
発表した。
小宮弘明監督が部のホームページ上で「被害を受けられた方に対して
心からお見舞い申し上げるとともに、お騒がせしていることに対し深く
お詫(わ)びいたします」とのコメントを出した。開催中の関西学生
リーグ1部の試合も出場を辞退するという。
京都府警によると、逮捕された4人は共謀して5月21日未明、京都市内の
バーで大学生の女性と飲酒した後、部員宅で泥酔した女性に性的暴行を
加えた疑いがある。府警は9日、4人を同容疑で京都地検へ送検した。 法政大アメフト部 大学の検査で3人の部員から大麻の陽性反応 2024年2月20日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240220/k10014365661000.html
アメリカンフットボールの強豪、法政大学の部員が「大麻を使用している」
という情報が寄せられ、大学が検査を行ったところ、3人の部員から陽性
反応が出たことがわかりました。
その後、大学が警察に相談し、警察が改めて検査を行ったところ、
3人全員が陰性を示したということで大学が詳しい経緯を調べています。
関東学生アメリカンフットボール連盟によりますと、法政大学のアメリ
カンフットボール部の「部員が大麻を使用している」と情報が寄せられ、
大学が検査を行ったところ、3人の部員から大麻の陽性反応が出たという
ことです。大学の調査に、部員は「合法のリキッドを吸った」などと話し
ているということです。
その後大学が警察に相談し、警察が改めて検査を行ったところ、3人全員
が陰性を示したということで、大学が詳しい経緯を調べています。
法政大学のアメリカンフットボール部は、関東大学1部のリーグで上位
の「TOP8」に所属し、去年の大学日本一を決める「甲子園ボウル」にも
出場した強豪です。違法薬物をめぐっては、日本大学のアメリカンフット
ボール部や東京農業大学のボクシング部の部員が逮捕され、このうち、
日本大学はアメフト部の廃部を決めるなど大学の運動部で影響が広がっ
ています。 明大アメフト部が7月上旬から活動停止 20歳未満の部員飲酒
https://www.sankei.com/article/20230715-N3E3ANVNF5JT5NZSSSTJM4QYHI/
明大アメリカンフットボール部で20歳未満の部員による飲酒が判明し、
7月上旬から活動を停止していることが15日、分かった。同大広報課
は4月に起きた問題とし、「強要はなかった。再発防止に向けて指導
している。深くおわび申し上げる」とコメントした。
明大が所属する関東大学1部上位リーグ「TOP8」では慶大も20歳
未満の部員による飲酒が4月に発覚し、活動停止となっている。 神戸学院大アメフト部、4年が1年の顔殴り活動停止 服装や態度に腹立てる
https://www.kobe-np.co.jp/news/society/202311/0017031669.shtml
神戸学院大アメリカンフットボール部が、上級生による暴力行為が
あったとして、活動を停止していることが15日、分かった。同部は
関西学生リーグ2部に所属している。
大学によると、10月24日の少人数の自主練習時、4年生の男子部員
が1年生の男子部員の服装や態度に腹を立て、顔面を殴ったという。
1年生は打撲や脳振とうの症状で検査入院したが、既に退院した。
自主練習時、他の部員は短パン姿で、殴られた部員はスウェットを
はいていた。指導者は不在だった。
事態を受け、チームは同29日に活動を停止。リーグ側に「ハラスメント
があった」と報告し、今月5日と18日のリーグ戦2試合を棄権した。
現在は2部の最下位で、12月3日のリーグ最終戦や、同16日にある
3部との入れ替え戦の出場については未定という。大学は「重く受け止
めている。再発防止に努める」としている。 考え方はプロ並み、いやそれ以上だ
これで人生渡っていこうと言うんだから
マジで恐れ入谷した また日大アメフト部のOB6人が処分された
ヤフーに書いてあった 【日本大学】日大アメフト部違法薬物事件、警視庁が新たに6人を麻薬特例法違反容疑で書類送検へ
スポニチ[ 2024年2月26日 14:15 ]
https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2024/02/26/kiji/20240226s00040000356000c.html
日大のアメリカンフットボール部を巡る違法薬物事件で、警視庁
薬物銃器対策課は26日にも、アメフト部に所属していた3年生の学生
4人と卒業生2人を麻薬特例法違反(所持)の疑いで書類送検する
方針を固めた。一連の事件での逮捕・書類送検は計10人となる。
捜査関係者によると、6人は昨年2〜6月、大麻と認識して大麻のよう
なものを所持した疑いが持たれている。
同部を巡っては警視庁が昨年8月に東京都中野区にある寮を家宅捜
索して以降、3人を逮捕、1人を書類送検していた。逮捕された3人
のうち、麻薬取締法違反(所持)の罪に問われた3年生(21)は1月
に懲役1年4月、執行猶予3年の有罪判決が確定。公判で「部内で10人
程度が大麻を使っていた」と説明していた。他の2人は麻薬特例法
違反罪で罰金刑を受けた。同法違反容疑で書類送検された1人は不
起訴処分となった。
日大のアメフト部は今年1月に廃部の手続きが完了し、事件に関与
していない在学生と24年度新入生について新たな受け皿の設置を
検討している。関東学生アメリカンフットボール連盟は今月15日、
違法薬物事件で廃部となった日大が同日付で連盟から退会すること
になったと発表した。廃部の報告を正式に受けたもので、関東大学
リーグに再び参加するには改めて加盟申請が必要で24年度の新規
加盟は2月末が書類の提出期限。連盟の規定によると加盟が認めら
れても昇格できない「準加盟」として原則3部からスタートする。 【先進国】ドイツ、娯楽目的の大麻使用承認へ 合法化は9カ国目 4月にも施行 「闇市場を取り締まり、子供や若者の保護を高める」 ★2 [ごまカンパチ★]
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d8adbef92b8ff364ae69246816106794a0916f8
ドイツ連邦議会は23日、娯楽目的の大麻の使用と栽培を認める法案を可決した。
個人消費用に最大3株の栽培と、最大25グラムの所持が認められる。
ドイツは娯楽目的の大麻使用を合法化する9番目の国となる。
米国やオーストラリアの一部も合法化されており、鎮痛剤としての医療目的の使用はさらに多くの国が認めている。
より大規模な栽培については、会員数が500人以下の非営利の「大麻クラブ」の成人の会員だけが入手できるようにする。
未成年者の大麻使用、学校や遊び場近くでの摂取は引き続き違法となる。
ラウターバッハ保健相は、反対する野党に対して議論の開始時に「闇市場を取り締まり、子供や若者の保護を高めるという2つの目標がある」と訴えた。
ドイツでは約450万人が大麻を使用していると推定されている。
別ソース
嗜好品としての大麻所持など認める法案可決、早ければ4月にも施行 ドイツ連邦議会
https://news.yahoo.co.jp/articles/f31d70842d9dbe1ce2e59f70cfd96ede9870ddcb 日本大学っていうくらいだから日本の代表的な大学だけど 林真理子は田中前理事長の後始末に起用
されたのに、こんな麻薬事件が噴き出して
聞いてないよーと激オコだろうな。 枚方市小倉小、渚西中卒
宮下光太郎、宮下晴隆兄弟
人を苛め抜いた家族
冤罪を生み出したクソ家族
出てこいや
クソ残虐ゴミ家族
集団ストーカー家族がコラ
渚西中元教員 弘岡保史も1人の生徒を集団で虐めてたやろうが、犯罪者が出て来いやコラ アメフト部は廃部 樽商大飲酒 部員8人無期停学 教授会決定
小樽商科大のグラウンドで5月、アメリカンフットボール
部員が飲酒して9人が救急搬送され、 うち1年生の男子学生=当時
(19)=が死亡した問題で、同大は11日、教授会を開き、同部の
廃部を決定した。
また、同大の学生委員会がまとめた処分案を審議し、女子マネジャー1人
を含む部員8人を無期停学処分とし、 期限付きの停学と訓告を合わせ
部員50人の処分を決めた。いずれも12日付で公示する。
北海道新聞
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/386778.html 宇都宮大学アメリカンフットボール部は2019年度をもって廃部いたしました。
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om/
2020.02
宇都宮大学アメリカンフットボール部は、今年度をもって廃部する
ことが決定いたしました。
この度、部員数減少のため、今季のリーグ戦全戦を棄権することに
決定いたしました。
リーグ戦に向けて多くの方にサポートをしていただいたにも関わらず、
このような形になってしまい、大変悔しく申し訳なく思っております。
今後につきましては、決まり次第ご報告いたします。 慢性外傷性脳症
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A2%E6%80%A7%E5%A4%96%E5%82%B7%E6%80%A7%E8%84%B3%E7%97%87#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Chronic_Traumatic_Encephalopathy.png
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%85%A2%E6%80%A7%E5%A4%96%E5%82%B7%E6%80%A7%E8%84%B3%E7%97%87
慢性外傷性脳症(まんせいがいしょうせいのうしょう、
chronic traumatic encephalopathy; CTE)とは、頭部への衝撃から
生じる脳震盪などの脳への反復する傷害が原因となり、脳変性による
認知症に似た症状を持つ進行性の脳症をきたす神経変性疾患。
最初にボクサーで見出されたことから俗にパンチドランカー(和製英語)
と呼ばれており、他にもパンチドランク症候群(punch-drunk syndrome)、
拳闘家痴呆(dementia pugilistica; DP)、慢性ボクサー脳症、
外傷性ボクサー脳症、慢性ボクシング外傷性脳損傷などの別称がある。
しかしこの疾患は、アメリカンフットボール、アイスホッケー、サッカー、
プロレスリング、野球、剣道などの接触の多いスポーツ(コンタクトスポーツ)
の多くでみられているほか、脳震盪を繰り返した兵士にもみられている。 廃部決定後にも何人か追加で立件されてたが
もし廃部せず存続決定していたら更にダメージを
受けるところだった。ナイス判断w >>1
スポーツは公害
スポーツはカルト宗教
スポーツは暴力
スポーツは犯罪
スポーツは死ね🖕