0001君の名は(地震なし) (７級)
2017/11/11(土) 18:59:11.7701位は欅坂46の5枚目となるシングル「風に吹かれても」。
CDセールスもLook Up（ユーザーがCDをパソコンに取り込んだ際などにオンラインでCD情報を取得した回数）も1位となっており、彼女たちの楽曲そのものを聴こうという層が多いことが分かります。
（中略）
欅坂46、TWICE、米津玄師はほかの楽曲もランキングのトップ100内に多数入っており、まさに“2017年の顔”と言えそうです。
●楽曲で人気が高まる欅坂46
11月に入り、2017年を総括するメディアが増えてきましたが、今週のチャートはまさに今年を代表する顔ぶれが多数並びました。
1位「風に吹かれても」の欅坂46はまさにその例でしょう。
2016年4月のデビュー当初から10代のリアルな心の叫びを体現したアイドルとして注目され、今年7月のファーストアルバム『真っ白なものは汚したくなる』も累計約37万枚でロングヒット中。
そのアルバム発売後初のシングルとして注目された「風に吹かれても」は、2週間でCDが約77万枚のヒットとなり、現在までに自己最高の90万枚に届きそうな勢いになっています。
また、AKB48など秋元康プロデュースのグループの場合、CDが大量に買われても、購入者がLook Up、つまり楽曲をさまざまな手段で聴くためにパソコンに取り込むということが少ないと指摘されることが多いのですが、
欅坂46の場合はCDセールスだけでなくLook Upも2週連続1位、配信も先週が1位、今週でも4位と楽曲自体の人気が高いことが分かります。
●星野源「恋」のようなメガヒットの新曲はなかったけれど
今回トップ3に入った3組についてチャートを見直してみると
・欅坂46：23位にデビュー曲「サイレントマジョリティー」
・TWICE：5位に日本でのファーストシングル「One More Time」、13位に「TT」
・米津玄師：4位にDAOKOとのコラボ曲「打上花火」、17位に前シングル「ピースサイン」などトップ25までに6作
と、トップ5を3組で独占、トップ25までの4割以上の曲がこの3組がらみとなっています。
つまり、2017年は星野源「恋」のようなメガヒットの新曲はなかったけれど、複数の楽曲がランクインするほど、存在感を持ったアーティストが複数出てきたということ。
もはやアーティストは1曲のヒットで成り立つことはなく、複数の楽曲が多数上位に入って、みんなどれかは知っている、という状態になったところでようやく認知されるという時代に突入したのかもしれないと思いました。
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