>>98の続き

重傷を負い、病院に搬送された日村
手術は無事に成功し、いまは個室のベッドの上にいる
麻酔の影響か、日村は眠っている
その傍らには、妻の神田アナが泣いている

神田「一体、どうしてこんな事に・・」

すると、扉をノックする音がする

神田「はい、どうぞ」

病室に入ってきたのは、西野であった

西野「勇紀は、大丈夫ですか?」
神田「何なのよ、あなた。旦那をこんな目にあわせて。よく平気な顔で、ここに来られるわね!」
西野「ごめんなさい。でも、どうしても勇紀への想いを抑えきれなくて・・」
神田「この事は警察に相談して、あなたを傷害容疑で、逮捕してもらいます!」
西野「・・」

すると、ベッドの日村が目を覚ます
それに気付く、2人

神田「あなた、大丈夫?」
日村「ああ、俺は平気だ」
西野「良かった、無事で・・」
日村「何だ、西野も来てたのか?」
神田「この女のせいで、あなたは死ぬ所だったのよ!」
日村「えっ、何を言ってるんだ。俺は番組で使う小道具を、誤って使ってしまっただけだよ?」
西野「ゆ、勇紀・・」
神田「どうして、この女を庇うの?」
日村「とにかく、西野は何にも悪くないから!」

西野は、自分を庇ってくれた日村の優しさに涙する

西野「勇紀は優しいなぁ。やっぱり、ななは勇紀が好きや!」

すると西野は、神田を払いのける!

神田「キャッ!」

そしてベッドの上の日村に、熱い口づけをするのであった