TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」
平手友梨奈 × 野田洋次郎


【今後のソロ活動や自分のダンスについて】

野田 「これからも(ソロで)歌ってくの?」

平手 「そうですねー・・・。でも、全然歌いたくないわけではないので...」

野田 「何だその後ろ向きな言い方は(笑)」

平手「(笑)でも結構、周りから『歌わないの?』『歌ってほしい』と言われることは多々あって、『あ、うーん、そうなんだなー』って...今はまだ...」

野田 「『歌いたい!』ってわけでもないんだ、じゃあ?」

平手 「うーん、そうですねー。でも、全てに対して...『踊りが好きなのかな』とか『得意なのかな』って思われてるのかもしれないですけど、そんな『得意』とか『好き』って思ってるわけでもなかったりするので...どちらかといったら、苦手意識とか自信がない方が勝っちゃうので...」

野田 「まあ、自分のゴールは自分にしか分からないからねー。いくら周りからいいって言われてもね」

平手 「毎回やっぱり何に対しても何かパフォーマンスをした後は反省というか、『ああ、もっとできたなあ』っていう感情になってしまいますね」


【自分のアイドル性について】

平手 「自分は特にSNSとかをやってないので、どういう方が見たり、どういう感想を抱いているのかも分からないので...」

野田 「え、でも、愛されてるのは分かってるんでしょ?」

平手 「いや、でも、そんなわたし愛されては...」

野田 「え、それも?それさえも?俺の層でさえ(平手ファンだって話を)聞くよ?平手友梨奈だよ?」

平手 「え、いやいやいや...自分は...」

野田 「だって、あの大所帯でど真ん中に立ってたんでしょ?それって人気なくてできるもんなんですか(笑)」

平手 「でも私は人気とかそういうのじゃないなって、自覚はしてたので...。なんかそれこそアイドルさんて、『顔』とか『可愛い』とか『愛されキャラ』とか、そういうのがある方がセンターに立つべきだと思うんですけど...自分はそうじゃないって分かってもいたし、秋元さんにも直接言われたこともあったので...」

野田 「え、何て?」

平手 「『(平手は)可愛いとか関係ないよね』みたいな(笑)」

野田 「いやいやいや、可愛いですよ。いや、ちょっとまって、絶対にこれは俺が言わなきゃいけないと思います。この部屋には俺一人しかいないから(笑)」

平手「いやいやいやいや、全然全然、ホントに。言わなくていいです(笑)」

野田 「これちょっと秋元さんに次あったら言っときます(笑)」

平手 「(笑)いやいやいや...でも私はそれで納得をしていたし、自分もそれ(可愛さ)だったら絶対に選ばれてないし...」

野田 「いや、でも圧倒的な何かが間違いなくあったよね。新しいアイドル像を作ってる感じがスゴいありましたけど」

平手 「いえ、全然...」

野田 「でも、そういうカリスマ性って培おうと思ってもなかなかできることではないし、本人が自覚がないくらいがちょうどいいのかもね。でも何しろ成功したじゃん(笑)」

平手 「いや、でも成功と言っていいのかも自分では分からないというか、評価をつけていい立場ではないと思うし...」

野田 「なるほどね...スゴいな面白いな、この人は(笑)」