サム・ライミ監督が日本映画をチープだと批判

英専門誌から抜粋・翻訳
サム・ライミ
熱心なファンが多い国のひとつは日本人だ。彼らはコミックを大人になっても愛読する。
彼らは映画がとても好きです。しかし彼らはとても乾いている、映画について。
なぜなら日本には彼らを満足させるような映画が一本も無い。
我々が作り出す緻密な作品は日本人には作れない、映画については。

ある知人に勧められて日本の映画を何本か観た。それは低予算で作られた子供向けのシットコム(コントドラマ)のようだった。(時期的に考えて映画版踊る大捜査線の可能性あり)

それは極めてチープです。
照明は蛍光灯のオフィスの中にいるみたいでずっと同じ、演出を誤魔化すために日本の映画は笑い声の代わりにやかましい音楽が鳴り続ける。
私は頭がおかしくなりそうで、すぐに視聴をやめたかった。

だがもっと頭が狂いそうになったことがある。

驚いたことに我々が制作する映画と同じ場所、同じ時間で上映をしていて大人気なのだそうだ。

それを日本の友人に聞いた。

オーマイガー!
しかしこれが日本の文化レベルなのだと知り、世界は私が感じているよりずっと広いというと知った。
そして映画の世界もその世界と同じくらいずっと広い。私が勉強不足なだけなのかもしれない。