大島優子や指原莉乃はもう出ない…? 乃木坂でも難しい「AKB・坂道系の卒業後」を考える

先月、元AKB48・増田有華の「ぶっちゃけ」が話題になった。10月21日放送の「アウト×デラックス」(フジテレビ系)のなかで、
同期の大島優子が結婚したことにショックを受けた話を披露。

「お酒を飲み始めて、号泣しながら、やばいなこれっていうのが最近ずっと続いてて。(略)やっぱ大所帯なんで、200人、300人
が結婚していくってなると、もう今後、お祝いして、私、死んでいくしかないんだな。それがもう、生きてらんないです」

と、激白したのだ。

たしかに、大島はAKB卒業生たちのなかでも勝ち組だ。林遣都との結婚はもとより、仕事も順調。怪演もこなせる女優として業界
内での評価も高い。

また、女優としては川栄李奈も成功している。卒業後にブレイクして、格下役者とのデキ婚で失速するかと思いきや、活動再開後
もオファーが途切れない。


さらに、松井玲奈も気を吐いている。「プロミス・シンデレラ」(TBS系)での悪女ぶりは女優としてひと皮むけたことを感じさ
せた。

この3人に共通するのは、NHKの朝ドラに何作も出ているという蜜月関係。大島は「スカーレット」のヒロイン友人役、松井は
「エール」でのヒロイン姉役をそれぞれ演じて人気と知名度を高めたし、川栄は始まったばかりの「カムカムエヴリバディ」に3
代目ヒロインとして登場する。

いわば、国民的アイドルグループから国民的ドラマへという、スムーズな展開もできているわけだ。

一方、バラエティータレントとして大成したのが指原莉乃だ。仕切りの能力を高く評価され、すでに冠番組を持つほか、この秋に
2本の新番組が始まった。

とはいえ、ここまで挙げた顔ぶれはほんの一部にすぎない。AKB系や坂道系のグループを卒業して芸能活動を続ける人たちの大半
は、もっと苦労している印象だ。いまやAKBを超える人気グループとなった乃木坂46のセンター経験者であっても、その印象は否
めないのである。

坂道組も卒業後はハジけられず

たとえば、西野七瀬。「au」のCMでは美人教師を演じてさすがの存在感を示しているものの、女優としてはまだ成長途上に思える。

一昨年の話題作「あなたの番です」(日本テレビ系)では、事件の黒幕でもあるヒロインを任されたが、演技力不足を指摘する声
も出た。企画・原案を手がけたのが、AKB・坂道系を束ねる秋元康だったことも、ゴリ推し的なイメージを生み、マイナスに働い
たのかもしれない。

また、白石麻衣も似た状況だ。今年は同じく秋元が手がけたドラマ「漂着者」(テレビ朝日系)でヒロインを務めたが、深夜枠
だったこともあって、大きな話題にはならなかった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5780e8eb85521394e09ce6db80f8ab46e2452f54