【俳句】プレバトのお題で一句詠みましょう 11
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【俳句】プレバトのお題で一句詠みましょう 10
http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1525751150/ >>770
油照りって小学生にイメージわく?
炎帝をゲームとか漫画のイメージで想像する小学生のが多そう しまった。
sageてないと。
頭足りない人が反応しちゃうな。 >>773
自分は頭足りてるつもりかよ
笑えるから上げてやるわ >>774
取り合えず同じIDで一句読むなり、
上の炎帝戦の句でも、感想かいてみてよ。w 新盆やテープに若き母の声
いい句だとおもいます。下5を「母のを「声の母」にすると
季語との共鳴が強くなり存在感が立ち上がるかも。 発想も手法も凡庸の駄句
共鳴、存在感などの言葉で鑑賞した気になるやつもこれまた凡庸というかw >>772
小学生といっても、真面目に俳句を作ろうとする部類の奴だ。
(多分、志らくはこのタイプ)
炎帝と聞いてゲームを連想する772のような小学生はアウト。
俳句など作れません。
風死す、なんてなんのことやら、意味が分かりません。w
氷帝や奴に負けるな油照り 立秋ですよ。
暑かろうが、寒かろうが、夏至から秋分までの半分を過ぎたので、
秋なのです。 >>794
どうもありがとうございます。
去年もありましたね『帰省ラッシュ』 炎帝戦
志らくの句の下五が六音になっていたのが話題になっていたけど、あそこは落語家なら
「ラジカセだけに『ろくおん』にこだわりました。」って言って欲しかったな。 >>555
これ ええな。飲みが要らないと散々書かれてるが、自宅でもオフィスでもなく
教育費の件と合わせることで静かな喫茶店の雰囲気がよく出てるわ。 東国原さん俳句甲子園のエキシビションに出るみたいね 8月9日 炎帝戦
お題「ラジカセ」
番外:
ベイエリアから届く短波や処暑の風
最下位:
ラジカセに憑く幽霊の呻き声
ラジカセは呻く幽霊憑きしてふ
6位:
ラジカセの声ころがりて簀戸抜ける
簀戸抜けてラジカセの声ころがり来
ポイント
;立ち位置を明確に
5位:
夏の雲ぼくら日陰探検隊
夏の雲ぼくらは日陰探検隊
ポイント
;音数よりもリズム
4位:
ジャズを聴くモナリザに似た夜店の人
ジャズを聴くモナリザめける夜店のひと
3位:
短夜や付録ラジオの半田付け
添削なし
2位:
村祭ラジカセが笛担当す
添削なし
1位:
旱星ラジオは余震知らせおり
添削なし 門火の香 玉襷とく 小僧の汗(かどびのか たまだすきとく こぞうのあせ)
帰省ラッシュで忙しいお坊さん業界を詠ってみました
門火はお盆などに死者を迎えるために焚く火です
暑い中、修行僧が1日のお勤めを終え、襷を解いてホッとした瞬間です
汗以外にも表現パターンがありそうですが思い浮かばず... > 門火の香 玉襷とく 小僧の汗(かどびのか たまだすきとく こぞうのあせ)
ちなみに門火はお盆以外でも嫁に行く時などにも焚くのですが、お盆の季語だそうです
そして汗も夏の季語なので重なる...
回避策として門火ではなく迎え火や送り火も考えられますが、「かどびのか」というカ行の音のリズムが気に入ってるので、汗の方を変えたいところです
下五を「僧と空」にすれば、下五も音のリズムが出せるのですが、うーん悩ましい バス待ちの人いきれ初盆近し
バスタ新宿なう
三月に亡くなった祖母を思い詠みました >>808
たすきをしてるので偉い和尚さんではないと伝わりそうだから、音数合わせだけで修行僧に変えるのは、うーん...どうでしょう?
元句の「小僧」はハツラツとした夏との取り合わせが良さそうだし、小僧さんの人柄に焦点を当てた意図です
一方、改変後の「僧と空」は人柄へのフォーカスは薄れて、並列の助詞を使うことで玉襷を解いたのは僧侶だけでなく、カンカン照りの空にも係ります
(夏空も襷をかけたがごとく日中は照らしてたが、日暮れになって一段落ついた)
そして門火の香りが空まで昇ったという意味のカメラワークで、上五と下五のつながりも出せるかなと 満員の新幹線に汗だくで乗りこんで携帯開いたら母からの帰省を急かすラインのダッシュの絵文字にイラっと来る瞬間
みたいなものを17音にぶち込めないかとか考えちゃった。
無理過ぎる >>810
一見、美しいようだが、香りは嗅覚。なんでもかんでもカメラワーク、
視点の移動にもっていくのはどうかと思う。
若しくは、煙なら視覚的にも追えるが、作者の焦点は小僧に移っている。
嗅覚は古い記憶を呼び覚ましやすいというから、作者は小僧になにか
思い入れがあるように感じる。
(昔の自分の姿とか、あるいは昔と同じ光景に重ねたか)
”汗”は季語、それだけで十分にイメージを伝える言葉。
しかし、作者は汗に代わるの表現で迷っている。
玉襷は襷の美称とのこと。
小僧がそんないいものつけてどうする。
ただ、お坊さんの正装としての玉襷かもしない。
句の中に時間の情報がないので、襷をといた理由が分かりずらい。
ここは”夕”の一字を入れてもいいのではないか?
というわけで、二つ案の考えた。
門火の香玉襷とく僧の暮れ
門火の香小僧が襷とく夕べ >>812
文の”汗””帰省”とちょうど二つ季語があるし、
場面を二つに分けて句を作ればいいんでない?
とも思うが、無理と言われれば、考えてみたくなるもの。
風呂の中でひねってみました。
文の中に季語が二つとれるが、この場合より重要なのが”帰省”の方。
お題でもあるし。
帰省は、お金も時間もかかり面倒ではあるが、家族の絆を確かめる大切な行事。
わかってはいるが。暑い中、急かされればイラっとくる。
”(いろいろやりくりして)今、帰ってる途中じゃ〜”
で、一句
窮屈な列車母からの”帰省せよε=ε=ヘ(*゚∇゚)ノ”
(笑) >>811
のぞみに駆け込む 母のメールは「帰省せよ」 門火 迎え火 送り火
汗 汗拭き 汗疹 汗しらず
門火の香 玉襷とく 小僧の汗
季重なりですので汗が主体か
門火の香が主体なのかがはっ
きりしません。作者は汗を強
調したいとおもわれるので、
灯を焚きて僧襷解き汗拭きぬ >>817
汗を別の言葉に変えたいって書いてあるのに?
句を詠む前にレス読もうよw >>812
自分が悩んでた点を指摘ありがとうございます
実は門火の香(視覚ではなく嗅覚)にしたのは、既にお勤めを終えて門火は消した後だけど、香りだけ残ってる時間設定にしたかったからです
ただし「後香」だと死者の棺に入れる臭い消しの意味になってしまい適切な表現が分からず
夕べという直接的な言葉を使わず、時間表現できればベストなのですが...
門火は寺によって使用する木片の種類が違うらしく、どんな香りがするのだろうと興味をそそられます
また仏様はお香が食事代わりと言われ、また疲れを癒す効果もあるので、1日の終わりに僧もお天道さんもご褒美の香りを嗅いで物思いに耽りたいだろうと思って
玉襷は襷に魂が宿るという意味での美称なので、高僧だけでなく修行僧の使う襷も玉襷でOKのようです >>819
なんだか、811以上に言いたいことが盛りだくさんですね。(笑)
多くのことを五七五に縮約するのも、俳句の楽しみのひとつだと思います。
大胆に切り取り、むしろ切り取ったものを感じさせる。
菜の花や月は東に日は西に
菜の花が咲くころで、日が沈む頃にちょうど月が出る、
菜の花はそれなりの期間咲いてますし、日も月も西も東も一年中身近にあるもの。
しかし、菜の花の咲いている期間、かつ、満月、かつ、ちょうど日没、
句で詠んだ光景は、一年のうちほんの数日、天気も考えれば、
毎年もない短い時間しかありません。
それゆえ、逆に、句に詠まれて”いない”、相当な長い時間、広い空間を
感じることができるのだと、思うのです。
(低能な方々は感じられませんが。
目先のことで忙しく、かつ脳のスペックも低ければしょうがありません。(笑))
秀句を例にして、自拙句をだすのはなんともですが、
上記の考え方(縮約して切り取る)で、805さんの句(や句で思い描いていたこと)
をひねってみました。
朝からの勤行を終え門火跡
又は
小僧たちの勤行を終え門火跡
上句は、僧の立ち位置としての句です。業界の人なら”勤行”に
もっといい言葉があるのかもしれません。またそういう人なら、
”門火跡”にその宗派の匂いを想起できると思います。
下句は、立ち位置を変えないで、自分の目線の句です。 >>822
もうね
こんだけ書いちゃう時点で俳句向いてないね >>822
説明しすぎで改悪
タスキをほどいたとあれば読み手は勤行のあとだと想起できる
しかも終え と 跡 は意味の重複で言葉の効率性も悪い >>826
故郷を想うと言った時点で帰省できていないことは明白なので、言葉の無駄遣い
しかも発想が平凡なので手直しに限界があるが、せめて故郷の花とか親父の口癖とか、脳裏に浮かぶ具体的な描写がほしいところ >>798
作者です。ありがとう!!
自分も「飲み」は絶対いると思います。 >>824
タスキはお坊さんだけの道具ではない。
玉襷とくを勤行を終えに言い換えている、
それは、下五”門火跡”で視覚だけでなく、その残り香や時間的経過まで
思い至るように、わざと視覚の要素を外したものだ。
それと、門火の用意始末はお坊さんの仕事ではない。
元句と元句作者の想いを読んで、有名句で考え方を示し、
例として提示したもの。
添削しているつもりはないのと含めて
824の指摘はいろいろと短い全文に渡って的外れかな。
そうならないように、長文を書いたのだから、ちょっとは読んどくれ。w >>827
ご指摘ありがとうございます。
まなうらに浮かぶ母の背墓洗ふ >>832
まなうらに浮かばないものがあったら持ってこいって奴ですよ!って言われそうw
浮かぶを他の言葉に変えるといいんじゃないかな >>832
墓掃除の際に故人を思い出さない人はいないので、実質は「母の墓洗ふ」の8音だけで読み手に伝わる薄い内容
あえて母の背の印象を強調したいなら、眼裏に映る、瞼を閉じて浮かぶといった手垢のついた表現は逆効果
無駄な言葉は削って、母の背の様子(凛とした若き日なのか、咳き込んで丸くなった亡くなる前の母の背なのか等)を描写する方がまだいいかな
でもまぁ、発想が平凡なんだよね 母の背を洗う気分で墓洗う
ってことでしょ?作者の意図は >>836
こうした方が、
まなうらに浮かばぬ義母の墓洗う 夏の空ぼくら日陰探検隊 元
夏の空ぼくらは日陰探検隊 添削
夏の空ぼくらが日陰探検隊 ←
こっちの方が口語っぽくて且つもっともらしく造語を使ってるところもいいように思うのですがどうでしょうか
このスレの人の意見を聞いてみたいです >>840
俳句というより日本語の助詞の問題として。
僕らはと、僕らがの違いは、後者の方が他のグループではなく僕らこそが、の意味が強くなる
この場合は日陰探検隊は自分たち以外にはおらず、「いわば」日陰探検隊、というイメージを出すのだから、僕らはの方が正しいと思う 渋滞のニュース肴にビール飲む
これは笑点の円楽さんの挨拶です >>815
ちょっとリッチ、若い学生さんと違いますよね。
じゃあ、自分も、一句。
裏木戸を四十女の帰省かな
色々訳ありの時もあります。
墓洗うって秋の季語なんですね。
勉強になりました。
自分はぼーっと墓に水かけて、花を置いてくるだけですので。
墓洗う(ふ?)ぼんやり脳を五線譜に
下手な曲をたまに作ります。
幼稚な句ですみませぬ。 歌声、唸り声は演奏者が乗っているということでしょう。
キース・ジャレットも唸りますねえ。
ピアノは唄いません。 >>844
グールドと言えばバッハの演奏で有名なので、バッハはなくともいいのかも?
グールドの自由奔放な性格、それまでのバッハの禁欲的なイメージを刷新した軽快さを句に足したい
盆の月との取り合わせだと静けさや荘厳さが出てしまい、グールドが否定したバッハ解釈に近い曲調を読み手はイメージしてしまうのでは? >>844
そうですね、バッハかグールドの唸りに絞るのも手ですね。
一般的にはバッハかな。
形式美、対位法、王朝風、好きです。
あのグールドの鼻歌って、一聴、曲と関係ない旋律、通奏低音ですよね。
あ、スレチになりそうなので、下手な句いきます。
盆の月 予定調和を バッハ聴き
ださい、観念句でした。 >>853
グールド初めて知りました。
ウィキペディアで概要を知って、ユーチューブでその特異な演奏をみることが
できる。いい時代ですねぇ。
盆の月はともかく、お盆は静かで荘厳な時間というだけでなく、
死者が帰ってくる期間でありながら、生きていくもののエネルギーを発揮する期間。
死ぬことと、生きていくこと、新しい命をつないでいくことは一つのことなんだと、
わりと実感できる期間です。
最初、グールドとバッハどちらかでいいと私も思いましたが、グールドの事を
多少でもわかると、グールドとバッハ、お盆の取り合わせはなかなか良いと思いました。
グールドの鼻歌 バッハと盂蘭盆
*添削のつもりはありません。あしからず。 元々帰省でしたっけ。
田舎で聴くバッハもよろし、そろそろ帰りますか。
・帰省子の雨を匂ひて荷をたたむ >> 854
ありがとうございます。
グールドの鼻歌 バッハと盂蘭盆
なるほど、両立できますね。
いやー、お見事です。
いえいえ、自分のはどんどん直してくださいませ。
うちはぼんやり家族やら、旧友やらで酒飲んでばかり。
現世の憂さを晴らしてばかりで、恥ずかしいです。
雨も降って帰り支度。
そんな句でした。 俳句で固有名詞は難しい。固有名詞の知名度が作品理解度を大きく左右する。
ならば誰でも知ってる固有名詞は与しやすいかというとそんな簡単な話ではない。
固有名詞と季語、主役級が並ぶことになる。だからこそ両者のバランスのとり方が難しい。
どうせその固有名詞を知らない人には伝わらないのだからと明るく諦めて詠むのも一手。
また、まったく知らない固有名詞でも字面や響きが面白いものもある。 夏井いつき わかります。
若くても子育ては大変。
ひょっとして奥さんは若くて、去った?妄想ww
みどりごちゃんもかわいそう。
夜鳴きとか、老父、がんばれ。
涼風の網戸から入り子は起きぬ ごめんなさい、嬰児→よしきちゃん、老夫→尾畠さん
でした^_^ >>859
本当に良かったですね。ボランティアの尾畠さん。尊敬の一言につきますね。
ニュースで知った人なら、この句が理解できるとおもいます。そだね以来の
明るい話題だとおもいます。 手の甲のシミひとつ増え盆の秋
唸るグールド盂蘭盆会のバッハ >>859
抱えてを「抱きて(いだきて)」ですかね >>866
抱く、抱える、
心情的なことであれば、抱くは大望や愛情などいい言葉、
抱えるは困難や問題などよくない言葉がつながるようです。
ですが、この句は実際に起こった光景。しかも、尾畠さんは
ボランティアとして他の事でもご活躍されている様子。
普通の人なら、”こうしたらいいな。”と思いを”抱いて”いることを
とっとと実行に移せる人なんだと思います。
なので、ここは敢えてより直接的に動作を表している”抱えて”の
方がよりこの出来事をよく記録しているのではないでしょうか。 嬰児を 抱えて老夫 夏戻る
今回の事件を知らない人は
この句を選んでも全く意味がわからないですね
捜索の嬰児戻りて夏戻る 戻るが2つあるのはどうなんだろ
あと、今回の事件と普通の帰省と両方の意味として読めるのは悪くなくない? 戻るが二つは多分韻を踏ませたんだと思うよ
それがいいかどうかは知らんけど
>>868 の方が想像の域は増える気がする
二つの意味として読めるのは
視点がぶれると言うと人と
それはそれでよしという人がいると思う
>>868の事件を知らないと意味が分からないには賛同 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています