無心まんまこの世に突っ込んでみたとしても
意外と世界に対し、この身軽な自由の反射のみで対処できる
考えの備えなんて、本当はお荷物でしかない

時を味わうべきポイントの最高峰は
やっぱり瞬間のみ

瞬間のみに起きてゆく奇跡
鮮明に後に頭に残る最高峰は、その時にしかない

それを死ぬまで
いかにうまく刻んでゆけるかだけ

世界という全体の把握くらいでいい
どうせ宇宙から飛んで来る異物に対する対処なんて限られてるのだから
そんなのに振り回されるくらいなら
地球にちゃんと根付いておく術を探っておく方がやっぱり無難で
その考えの中心は、やっぱり自分自身の中心でしかないのだから

全てとは、ある意味でそれくらいの地球そのもの
そんな程度の地球としている全てとは、ある意味で大したことない、心の全部でしょう

見える景色に疑念を抱く境目よ
世界地図も、地球の輪郭も
本当の心を掘り返すなら
疑念の対象へと当然移行する
それくらい、大したものでもない

それでも、その先の宇宙は大切
心には、限界を越えさせた想像域も必要となってくる

無心がダメなときの備えなんて
心の願いを託した、心の中心
そのたった一つの理想だけで本当はいい

そのための現実、というのでいい

そんな理想が、唯一現実に潰されない術
それは、誰とも違う理想、という形のみに限るのかもしれない

自分の本心を探るという、この心の世界

どうして地表に植付けられてるようなものの重力内なのに
動力を操れる術を持った個体となったのか

羽すら無いくせに
空を向こうすら想像する
それほどまでの心を持ったからだと思ってしまっても、もういい