12月19日にリニア名駅着工 JR東海、駅直下部分
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名古屋駅の立体透視図
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二〇二七年に名古屋−東京・品川間の開業を目指すリニア中央新幹線計画で、
JR東海が現在の名古屋駅地下に設ける新駅について、来月十九日に着工することが分かった。

リニア新駅はJR名古屋駅と東西に交差する形で、地下三十メートルに設置する。
全長約一キロで、このうち今回着工するのは、用地買収を伴わない駅直下の二百二十メートル部分。

新駅建設では開削工法を採用し、地上から重機で直下に掘り進め、地下に新駅を造った後、
再び土をかぶせる。今回の工事は東西二つの工区に分け、西側を大林組などの
共同企業体(JV)が、東側をJR東海建設などのJVが担当する。
工期は一九年五月末まで。開削に入る前のくい打ちが中心で、掘削や駅本体の建設については、
あらためて契約を結ぶ。新駅の全工事を終えるのは開業直前の二七年の予定。

リニア建設を巡っては、愛知県内で初となる「名城非常口」(名古屋市中区)が今月七日に、
最難関とされる「南アルプストンネル」長野工区(長野県大鹿村)が同一日に着工された。
岐阜県でも、県内初となる「日吉トンネル」南垣外工区(瑞浪市)が来月十三日に着工される予定。