東武2000系(2代目)
70000系の就役で余剰となった20000系の内、モハ238x0形〜モハ268x0形を流用された。
モハ238x0形とモハ268x0形は先頭車化されていて、霜取用のパンタグラフも搭載している。
主要機器はPMSM(0.5M方式)とSiCハイブリッドモジュールの主回路装置に一新されている。
パンタグラフのシングルアーム化(20070型ベース車体も換装)及び上昇検知装置の増設、
車外表示器のフルカラーLED化、増粘着材噴射装置の追加、冷暖房機能の強化、床材の張替、
TOBU FREE Wi-Fiへの対応、車内照明のLED化、パッとビジョンの設置等も実施された。
座席は、ドア間がシートピッチ1500mmのボックスシート(※窓側に折畳式テーブルとPC電源有り)、
車端部はハイバック仕様のヘッドレスト付きロングシート(※席間に肘掛とPC電源有り)となっている。
全車両に車椅子スペースが導入されており、先頭車にはバリアフリー対応トイレを備えている。
本形式の登場によって6050系の車体更新車は全廃されることになり、2020年に姿を消している。

東武2050系・2070系
70000系の就役で余剰となった20000系の内、
2050系はクハ21800形、モハ22800形、モハ27800形、クハ28800形、
2070系はクハ21870形、モハ22870形、モハ27870形、クハ28870形を流用している。
2000系のワンマン化仕様だが、全席がローバック仕様のロングシートでトイレも備えていない。
800系と850系の後継だが、久喜〜館林間でも運用される。