JR九州BEC611系
JR九州では比較的短距離かつ電化区間と接続のある非電化区間はDENCHAで置換えていくこととした。
若松線に次いでDENCHA導入となったのは電化区間に挟まれ最長60kmとBEC819系の能力で対応可能かつ
一部駅での架線強化のみで導入可能だった大村線と長崎本線旧線(及び後藤寺線・原田線への拡大)で、
その次の導入となったのが香椎線と唐津線・筑肥(西)線となった。
運用の関係から西戸崎及び宇美・伊万里駅に市中電源を用いた充電設備を整備する必要があるのと
(烏山線烏山駅に設置されているものと同じ仕様;EV-E801系への技術提供の見返り)
唐津地区が直流電化であることから交直両用となった。

唐津車両センターに2連12編成24両、直方車両センターに2連15編成30両が配置され、
唐津車で唐津線・筑肥西線の全列車と筑肥東線の前原以西区間列車を、
直方車で香椎線全列車と出入庫の間合いで福北ゆたか線に充当される