伊予鉄道2700系電車
郊外電車用の700系電車の更新を目的に東武20070系電車の譲渡改造を行ったもの。
走行機器は制御機器を3000系電車同様東洋電機製造製2レベルIGBTに更新し、750/600Vでの運用とするため2387x・2587x・2687xの
各車両を電装解除したほかは種車の機器を流用した。
種車車号2187x-2287x-2387xの3両で組むA編成3本、2687x-2787x-2887xの3両で組むB編成2本、2487x-2587xの2両で組むC編成2本が改造され、
2187x・2887x以外の先頭車は廃車となる20050系から運転台関係機器を移設した。
車号は以下のように整理されている。
東武時代2A87D→伊予鉄27AD 

また、今回の改造で不要となった電気品は整備の上610系のVVVF化に使用されている。
(その結果、伊予鉄郊外電車は京王・TXに次いで全車VVVFとなった)