JR西日本 モハ207 3500番台

管内に残存する103系の淘汰促進にあたり、阪和線では225系5000・5100番台、大阪環状線では323系を投入してきたが、
なおも残る103・105系について、運転台付き車両を多く有する207系を転活用して淘汰する方針を立てた。

転用は以下の要領で行われた。
・本線普通用として323系を新製し、321系を東西線へ捻出
・207系1000番台のうちサハ207 1100番台を含む4連に対し、他の1000番台4連・3連からモハ・サハを組み込んで7連化し、
 2連2本、3連1本を捻出
この組み換え過程で生じた単独3連を4連化するために製造したのが、モハ207 3500番台である。