地下案深さ30メートル想定 道新幹線札幌駅ホーム 検討を正式表明
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2030年度末の北海道新幹線札幌延伸に向けた札幌駅のホーム位置問題で、建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR北海道は10日、道庁内で記者会見し、駅地下にホームを造る「地下案」を検討対象に加えることを正式表明した。
設置場所については「北5条・手稲通」を有力候補地とし、札幌市営地下鉄東豊線から10メートル弱深い地下30メートル弱を想定しているとした。

機構の小島滋副理事長、JRの西野史尚副社長が札幌市、道にそれぞれ地下案検討を報告した後、記者会見した。

今後は地下案と機構が推す「現駅案」、JRが推す「東側案」の3案を検討する。
結論を出す時期について、両氏は「できるだけ迅速に結果を出したい」と述べるにとどめた。