ヨーロッパでは、在来線でも160〜200km/hでの運転が当たり前のように行われているけど、それはつまり「はくたか」が走っていた頃のほくほく線が在来線の標準モデルでなければならないということ。はっきり言って現実的とはいえない。

複線化や短絡線の建設、車体傾斜式車両の導入など、在来線の高速化は各地で行われてきたが、それでも「高速の新幹線と低速の在来線」という基本構造を変えるには至っていない。