ペルーも北朝鮮大使追放=核・ミサイル開発理由

9/12(火) 7:02配信 
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 【リマ時事】ペルー政府は11日、北朝鮮の核・ミサイル開発を理由に、同国のキム・ハクチョル駐ペルー大使を「ペルソナ・ノン・グラータ」(好ましからざる人物)に指定し、5日以内に国外退去するよう求めた。

 最近の北朝鮮の挑発的な行動をめぐり大使が追放されるのは、メキシコに続き2例目。

 中南米主要2カ国が追放に動いたことで、ブラジル、チリなども足並みをそろえる公算が大きくなった。欧州などでも大使追放の動きが広がれば、北朝鮮の孤立は一層深まりそうだ。

 ペルー外務省は声明で「北朝鮮は安保理決議に繰り返し違反し、国際義務と国際法を守るよう求める国際社会の呼び掛けを無視し
ている」と非難。北朝鮮の核・ミサイル政策を「平和と国際安全保障、北東アジアと世界の安定にとっての許しがたい脅迫だ」と断じ、問題の平和的解決を促した。

 北朝鮮をめぐっては、ペンス米副大統領が南米歴訪中の先月中旬、メキシコ、ペルー、ブラジル、チリに対し「外交・経済面の関係をすべて断ち切るよう、強く促す」と要請
した。これに呼応する形で、メキシコは今月7日、北朝鮮の金炯吉大使を72時間以内に国外追放すると発表。ただ、メキシコ政府筋によると、ハリケーンや熱帯低気圧の影響で
飛行機が欠航したため、金大使は期限が過ぎた11日現在も国内にとどまっているという。

 ペルーは3月末、同様の理由で北朝鮮大使館員を6人から3人に削減するよう要求していた。 

東朝鮮ゴキブリチョンコ韓唐も国外追放な