リニアが開通すれば、名古屋は東京へも大阪へも1時間以内に行ける大都市になる。
大阪が魅力的な都市であり続けるなら、たとえば芸人であれば、
名古屋に拠点を置いて、東京に仕事に行ったり、大阪に仕事に行ったりという人が増加する(っていうか、それがメインになる)。
企業の場合も同様で、実際、世界的な戦略的コンサルで東大生が就職したい企業トップ3に必ずはいる
ボストンコンサルティンググループは、関西支店を、名古屋のツインタワーに置いた(正式には、BCG中部関西オフィス)。
名古屋は、東京・大阪の双方に行きやすく、住む拠点にも、商売の拠点にもなるようになる。
逆に、リニア開通以降、名古屋に拠点を置く必要がなくなる場合とは、名古屋よりも大阪が魅力のない都市になってしまった場合。
この場合は、従来どおり、人や企業は東京に拠点を置き、大阪に来ることはない。
なので、名古屋が拠点都市になる場合、なれない場合の、どっちに転んでも、大阪は名古屋に抜かれてしまうことを意味する。
このあまりにも、あまりにも大きな意味を何十年もの間、大阪財界は放っておき、今頃あせって注文つけようとしてるが遅すぎる。