JR7路線8区間「維持目指す」 道、優先度5段階で提示へ
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/159054?rct=n_jrhokkaido

道内鉄道網の在り方を集中審議している道の「鉄道ネットワークワーキングチーム(WT)」の
フォローアップ会議が2月3日にまとめる検討結果で、JR北海道が「単独では維持困難」とする
10路線13区間のうち、宗谷線や石北線など7路線8区間の維持を訴える方向で調整している
ことが24日分かった。守るべき路線の優先度を5段階に分けて提示する。道は各路線の位置づけ
を明確にし、公共交通を巡る地域での議論を加速させたい考えだ。

関係者によると、既に廃止で合意している石勝線新夕張―夕張間を除いた9路線12区間を、
路線存続の優先度から5段階にグループ分けし、優先度の高い3グループに分類する7路線8区間
の維持を目指す。7路線8区間は、JRが上下分離などによる地元負担を提案している。

路線維持への優先度

維持を訴える7路線8区間
1 宗谷線(名寄〜稚内)、石北線(新旭川〜網走)
2 釧網線(東釧路〜網走)、花咲線(釧路〜根室)
3 富良野線(富良野〜旭川)、室蘭線(沼ノ端〜岩見沢)、日高線(苫小牧〜鵡川)、根室線(滝川〜富良野)
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訴えない区間
4 留萌線(深川〜留萌)、日高線(鵡川〜様似)、根室線(富良野〜新得)
5 札沼線(北海道医療大学〜新十津川)
廃線確定