>>453
南海2000系は、当初は21000系置き換え用として計画されたが、まずは輸送力増強目的で3編成が登場し、しばらくはこの3編成で打ち止めになる当初予定。
しかし、金剛に急行が停車するようになり、朝ラッシュ時の急行が連日5分以上の遅れが常態化してしまった。
その理由に2000系と21000・22000系を併結させた際の相性の悪さがあった為、増備再開を前倒しし最終的には22000系も置き換えられ、21000・22000と同数の64両が製造された。

南海は当初はVVVF採用に消極的であり、当初は21m車に関してはVVVF試験車9100系を1編成のみ製造してしばらく様子見。
90年代半ばまでは阪神のように界磁チョッパ車を継続増備し、9100系の試験結果次第でVVVFの量産車を導入する予定であった。
2000系も、おそらく21mVVVF量産車が出るまでは4編成目以降の増備はお預けだったと思われる。

ちなみに2000系が当初の計画通り21000系のみ置き換えだった場合、1000系50番台は量産されていた。
ちなみに関西空港線のJR側車両の乗り入れは当初は103・113の予定だった
(南海21m車の新造計画変更により計画は白紙)