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小田急2600の8連化は、91年の多摩線土砂崩れが由来。
2671Fが黒川〜永山間を走行中に土砂崩れに巻き込まれた。
その際2771・2871が現地撤去不能の為現地解体、残り4両が大野に回送されたが、2671F自体が編成単位では最終増備グループであったことと、
車体修理工事が施工済であったため、車体修理工事未施工の2654Fを休止して、2754・2854を2671Fの残りと組成した。
その際2654Fの残り4両が休車となってしまうが、この休車を有効活用するため、2604-2704-2804を東急車両に入場させ、2651Fから2751を抜いた5両に組み込み8連化、二代目2654Fが組成された。
(この際2654・2751は休車)
これに伴い、総編成数が1編成減少したため、1000の8連が1本(1081F)製造された。

最終的に2600は8連14本(うち3本がVVVF)になる見込みだった。
(2代目2653〜2663Fがカム車、2664〜2666FがVVVF車になる予定だったと思われる)

また、小田急が発表した1993年度の設備投資計画では1000形を8両新造と記されていたが、年度末になっても現車は登場しなかった。