JR西、28日の電車区公開イベント中止
作業員死亡事故受け

 JR西日本福知山支社は、10月28日に予定していた福知山市半田の福知山電車区の公開を中止すると、27日発表した。
今月20日に同電車区内で起きた男性作業員の死亡事故を踏まえ、同社は「事故原因は調査中だが、1人が亡くなった事故を重く考え、判断した」としている。

 電車区の公開は、JR発足30周年を記念した「福知山なるほど発見電車まつり」の一環。福知山線や山陰線を走る車両展示や、車内放送の体験、運転台での撮影会などを予定していた。
定員400人に対して450人の応募があり、応募者全員に中止とおわびの通知を郵送するという。

 事故は今月20日、同電車区内で発生。同社が発注した工事の準備作業で、京都府与謝野町の建設会社の男性作業員1人が自らが操作するショベルカーの下敷きになり死亡した。

2017年09月27日 22時49分配信
http://kyoto-np.jp/politics/article/20170927000143