来月廃止のJR三江線 JRと沿線自治体が代替バス等支援金等で合意  
2/15(木) 19:15配信 テレビ新広島

広島ニュースTSS

来月末で廃線となるJR三江線(広島県三次市〜島根県江津市)について、沿線の6市町がJRから総額17億5700万円の支援金を受け取ることで合意しました。

来月末で廃線となるJR三江線の代替バスの運行を巡っては、初期投資の費用をJR側が負担することは決まっていましたが、
運行費用を支援する期間や、駅などの『鉄道資産』の処理については未定のままでした。

きょう開かれた県議会の委員会で県は、JRがバスの初期投資8億5000万円に加えて、バス運行の10年分の赤字額にあたる8億円を支援。
さらに、安芸高田市にある式敷駅など沿線10駅をバスの乗り降りなどの運行に活用するとし、それぞれの自治体へ無償で譲った上、
整備費用など8700万円を負担することで、きのう合意したことを明らかにしました。

今後は代替バスの利用状況をみて2年後を目処にダイヤの見直しを行うほか、残る『鉄道資産』の活用も検討していくということです。

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