しかし、9300系はバケットシートよりも6300系みたいな、
柔らかい段織のシートの方がしっくりくるな。
クロスシートに腰かけても座面のくぼみにケツが固定され、
窓側に座っている人は外側、通路側に座っている人は内側へ、
上半身の重力を向けないといけない。
アルミサッシが災いして、クロスシートに腰かけても、
ガラス面がボデー外板と面一(ツライチ)なくらい外側にあれば、
窓框に腕を置いたとしても肩回りがしっくりくるのに。
現状だと外の風景見るにせよ、ガラス面が近すぎて窮屈ではないか。
その辺の処理は京阪の新3000系やJR221、223、225系の方がうまいと思う。
おまけに窓框にはステンレスのリブというか淵があり、
ペットボトル、缶コーヒーを置くには都合がいいものの
Tシャツで腕を置くというか掛けると、腕に線が入ってしまう。
窓框こそ客船やフェリーのハンドレールのように、
木製、もしくは木目調の淵ではなく、角は丸みを帯びたような框にすべきである。
だから9300系はロングシートに座ってしまう。