神戸高速線、7日に開通50年 全駅バリアフリー化へ
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201804/0011140813.shtml

神戸市の第三セクター神戸高速鉄道の神戸高速線が7日、開通50年を迎える。地下を走る同線6駅のうち、
ホームからのエレベーターが未設置の3駅でバリアフリー化を進めることが、関係者への取材で分かった。
親会社の阪急阪神ホールディングス(HD)は沿線のバリアフリー化に取り組んでおり、その一環という。
神戸高速線は戦後の「神戸市復興基本計画」の一環で事業化。
独自の車両を持たず、1968年4月7日、阪神、阪急、山陽、神戸電鉄の私鉄4社が乗り入れる方式で計7・6キロが開業した。
一時は年間約11万人が駅を利用したが、市営地下鉄の開業で次第に減少。
阪神・淡路大震災で駅が損壊するなど復旧費用も重くのしかかり、2009年4月に同HDの子会社となった。
関係者によると、神戸高速線では現在3駅にホームと改札を結ぶエレベーターがある。
残る3駅のうち花隈と西元町の2駅については設置が決まっており、大開駅についても「設置の検討を進めている」という。
阪急は管轄する87駅中79駅にエレベーターを設置。
阪神もエレベーターが必要な42駅のうち住吉駅を除く41駅でバリアフリー化に着手している。