グリーン車女性乗務員を連続強姦容疑…34歳飲食店員逮捕(2008年7月4日・読売新聞)

JR東海道線の電車内でグリーン車専属の女性乗務員を相次いで暴行したとして、川崎市川崎区桜本、飲食店店員
今井卓哉被告(34)が 強姦 ( ごうかん ) と強姦致傷の疑いで神奈川県警戸部署に逮捕され、両罪で起訴されて
いたことがわかった。客がまばらな早朝の時間帯が狙われており、JR東日本は在来線車内にも監視カメラを増設、
車内を巡回する警備員増員などの措置を取った。
同署幹部や起訴状によると、今井被告は3月27日早朝、品川発の東海道線グリーン車近くのトイレに20歳代の
女性乗務員を押し込み、首を絞めるなどして「死にたくなければ言うことを聞け」と脅し、強姦しようとして、
首などにけがを負わせたとされる。また、4月2日早朝にも、別の20歳代の女性乗務員をトイレに押し込め、
強姦したとされる。
今井被告は東京・銀座や高田馬場のパブで明け方まで働いており、川崎の自宅に帰る際、東京駅から電車を利用していた。
「グリーン車に女性乗務員がいるので狙った。客が少ないのでばれないと思った」と供述しているという。
同署は2件目の事件発生翌日の4月3日、同様に東海道線で帰宅した今井被告を逮捕した。同署は被害女性の証言などを
もとに捜査していた。今井被告は3月中旬、川崎市内の駐車場で20歳代の女性を強姦したことも認めているという。
JR東日本では女性乗務員について、早朝、夜間の勤務を2人態勢にするなどの対策も始めた。