4月10日(火)読売新聞
本四架橋30年 光と影 
人・モノの流れ劇的変化
債務 全国の高速で負担。
@総事業費3兆円
「3本も必要なのか」という批判はかき消され99年のしななみ街道まで、約3兆円の
総事業費が投じられた。
A返済計画が頓挫
苦肉の策として国は2014年度に1兆4000億円の債務を東日本、中日本、西日本の
高速3社の債務と統合し、3社の料金収入を本四の返済に充てる救済格だ。
これに対し、利用者には「受益者負担の原則に反する」との不満がくすぶる。
14年度に3社は一部の割引を縮小。機構職員も「首都圏などのドライバーからすれば
納得しにくい仕組みだろう」と認める。